文化の違いを肌で感じた娘。
日本にいながら娘をバイリンガルに、、、
旅する英語講師坂谷小百合です。
先日、娘の学校に行きました。
娘は寮に入っています。
そして、今月下旬に1週間ほどタイへボランティアに行きます。
現地の英語を学ぶ環境下にない小学生に英語を教え、
娘たちは、その子どもたちの価値観を学んでくるそうです。
娘に会いにいくと、
「タイの国王が亡くなって、喪に服すから、
黒や落ち着いた色の服を買ってほしい」
と。
娘は柄の入った服や、色がついた服がほとんどで、
着ることができないのです。
暑いタイで着る半袖の黒いTシャツなど、この季節、店頭にはなく、
代用できそうなものを購入しました。
娘の学校にいるタイ出身の子どもたちは、
国王が亡くなったときは、涙をながし(というより、泣き)
喪に服すために黒い服を着ています。
お父さんみたいな存在だったそうです。
娘は、
「私たちなら誰かな? 天皇陛下でもないし、総理大臣でもないし、、、」
と。
これが文化の違いですね。
日本にいると
「タイの国王が亡くなった」という事実を知るだけで、
「タイの国民の悲しみ」まで感じることができません。
ありがたいことに、娘にはタイのお友達がいます。
今回の出来事で文化の違い、国民性の違いを肌で感じたようです。