自分史としての俳句
私にとって、俳句は自分史を記録するものでもある。
そこで、気になった俳句誌を取り寄せた。
特集の「俳句で綴る自分史」を読みたかったのだ。
我が結社の年次大会のゲストでもあった岸本尚樹さんも書かれている。
岸本さんは、東大卒で、MBM取得で猛勉強した26歳の時の句や、
奥様が病に伏された(その後全快)44歳の時の句などが紹介されていた。
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そこで、私は息子が父になったことを記念した1句を今日の句会で発表した。
「万緑や四十五歳の父になる」
何人かの方が票を入れてくださったが、先生の添削が入った。
↓
しじゅうご (歳は読まない。字余りになる)
「万緑や四十五歳にして父となる」
添削の理由は、「四十五歳の父になる」だと、
娘が四十五歳の男と結婚してその義理の父親になるとも読み取れるから(笑)
いのち燃えたつ「万緑」の季節に誕生したbabyを皆で祝福してくれた。
この句を息子に贈ろう。
同窓会
年に1度、楽しみにしている短大の同窓会。
基調講演は、元青山学院女子短大教授の後藤千織先生。
「戦後日本の高等教育とジェンダー」について。
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青山学院女子短大は1904年創設の「青山女学院」が源流。
その歴史ある母校は、2022年に閉校した。
閉校理由は「受験生の4年生大学志向が強まった社会背景を考慮した」。
青山学院女子短大は、偏差値が高かったから、
同じ偏差値なら4大を受験するのが女性としても当たり前のこととなった。
卒業生の多くは母校に誇りを持っているが、
後藤先生の聞き取り調査によると、
青短で学んで良かったこととして、次のような意見がまとめられていた。
●教員、カリキュラム、文化など「一流のもの」に触れる機会があった。
加藤楸邨、川瀬一馬、安東次男、平井照敏、掛井五郎先生など
その道の第一人者が教壇に立たれていた。
●教職員との近さが可能にした勇気づけ、育む雰囲気
●ロールモデルの提供:女性教職員の割合の高さ
●女性学、ジェンダー関連科目が早くから導入されていた
●卒業後の学びの機会の提供
私も納得できる環境だった。
加藤楸邨は俳句の第一人者、一度も受講しなかったのが悔やまれる。
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講演中、昨日babyが誕生した息子から何度もピンポーンとLINEが入る。
息子のお嫁さんのお母さんも、偶然ながら青短の卒業生、
そのことをテーブルの皆に話すと驚いていた。
この後、幹事の集まりがあり、終了後そのまま帰宅。
18時30分の便を予約していたが、「えきねっと」のチケットは変更不可。
19時55分旭川着。迎えに来てくれていた夫の車で帰宅。
スマホの機種変更
やっとスマホを変えた。
室内で落として表面のガラスにたくさんヒビが入ったのが、昨年のこと。
すぐにauのショップに行って機種変更手続きをしたが、
5Gか4Gかで、店員とのやりとりが長引き、
出直すことにして帰宅。
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そのまま表面のヒビ割れにテープを貼ったまま今日まで使用。
ほぼ1年。いささか長引いたが、明日から札幌滞在を機に変更することに。
もうauは嫌になり、Yモバイルへ。
こちらの希望する機能を伝え、候補のスマホを提示される。
その中で、6,900円のものと1円の機種があった。
最初は6,900円の機種を選んだが、機能的に1円スマホがぴったりと思い、
結局1円スマホにした。で、カバーフィルムは6,900円。笑っちゃう。
有料のデータ移行をお願いし、
これまでのスマホの全データを移行。
結局2時間近くかかったが、やりとりはスムーズで、
スタッフの女性に「すごく使いこなしていますね」なんて言われた。
操作もさほど変わらず、やれやれ。
取り替えるまでに随分時間がかかった。