自分史としての俳句
私にとって、俳句は自分史を記録するものでもある。
そこで、気になった俳句誌を取り寄せた。
特集の「俳句で綴る自分史」を読みたかったのだ。
我が結社の年次大会のゲストでもあった岸本尚樹さんも書かれている。
岸本さんは、東大卒で、MBM取得で猛勉強した26歳の時の句や、
奥様が病に伏された(その後全快)44歳の時の句などが紹介されていた。
💙
そこで、私は息子が父になったことを記念した1句を今日の句会で発表した。
「万緑や四十五歳の父になる」
何人かの方が票を入れてくださったが、先生の添削が入った。
↓
しじゅうご (歳は読まない。字余りになる)
「万緑や四十五歳にして父となる」
添削の理由は、「四十五歳の父になる」だと、
娘が四十五歳の男と結婚してその義理の父親になるとも読み取れるから(笑)
いのち燃えたつ「万緑」の季節に誕生したbabyを皆で祝福してくれた。
この句を息子に贈ろう。