ASAHIKAWA DESIGN WEEK
ADW(ASAHIKAWA DESIGN WEEK)の期間は
旭川および近郊の家具メーカーに、
国内外からデザイナーやバイヤーが訪れる。
そうした人たちや一般市民を迎えるため、家具メーカーでは
それぞれ趣向を凝らしてお迎えする。
私はお気に入りの「匠工芸」へ。
ここでは、前庭にテントを張り、蕎麦名人が蕎麦をふるまう。
「匠庵」で腕をふるうのは、知り合いの男性。(以前は会長自ら打っていたが)
すっかり名物になってファンが多い。
おいしいお蕎麦をお代わりし、アスパラや焼き鳥もいただいた。
お天気も良く、東京からのバイヤーかデザイナーだろうか、
見慣れない、おしゃれな中年男性がたくさん来場していた。
💙
ADWは23日まで続き、20日は世界的建築家の藤本壮介さんの講演会だが、
私は明日から札幌。
孫に食べさせる食材やおやつをどっさり買って帰宅した。
「
福岡伸一さん
旭川市は、6月15日から23日まで、「ASAHIKAWA DESIGN WEEK2024」
を開催中。
家具やフラフトをはじめとする地場産業や建築、食、観光などにかかわる団体や自治体が参加する、デザインに焦点を当てたイベントで
毎年開催されている。
今日は、その一貫として開催される講演会へ。
講師の福岡紳一さんは、以前、Eテレの「本の道しるべ」で
書斎を拝見して以来、関心が高まった。
著書の「生物と無生物の間」を読んだという友人、夫など
総勢4人で出かけた。
期待以上の面白さで、会場からの質問も相次いだ。
お話の仕方も上手で、理解しやすくさらに関心が高まった。
帰りは大雨と雷、家への途中にある「かつや」のカツを買って帰った。
ゴダールを語る
昨日句会を行なった同じ「まちなか文化小屋」で今日は「シネマ塾」。
ジャン・リュック・ゴダールの「ヒア&ゼア こことよそ」を上映し、
その後解説と意見交換。
解説を友人の映画好きが行うので、誘われた。
ゴダールは、なんたって我が青春のアイコンの一人。
喜んで参加した。
「ヒア&ゼア こことよそ」は1976年(昭和51年)の制作、
上映は1978年7月22日とある。
- 72年以後3年間いっさいの新作を発表しなかったジャン・リュック・ゴダールが
- 新しい同志であり、妻であるアンヌ・マリー・ミエヴィルと共に完成させた
- メッセージ映画。
- 55分と短いが、なかなかに分かりづらい。
「ここ」とはテレビをながめるフランス人家族。
「よそ」とはパレスチナ革命の画像。
そしてまた「ここ」は今日、騒音と夕食後宿題にとりかかる前にテレビを見ている子供であり、「よそ」は、昨日であり、イスラエル側の機銃射撃に身をさらして作戦を点検するパレスチナのフェダインたちなのだ。
💙
友人の元国語教師は筋金入りの映画好き。
様々な資料をもとに、分かりやすく解説してくれて、納得。
20人の参加者の多くは20代の若者。
ゴダールをリアルタイムで観てきた70代は私と解説の友人の他、一人のみ。
札幌から参加したという20代男性は、
なかなか生意気に語ったが、ピンと来ない。
「おい、高齢者をなめんなよ。こちとら観てきた映画の数はあんたらとは
比べ物にならんわい!」と言いたいのは、年取った証拠?
あーだめだ!消化不足。後日解説した友人としゃべり尽くしたい。
💙
ゴダールは、2022年9月13日、91歳で死去。
ゴダールは日常生活に支障を来す疾患を複数患っており、
居住しているスイスで合法化されている「自殺幇助」(安楽死)を選択。
医師から処方された薬物を使用し亡くなったと伝えられている。
こんな本も書かれている。
当ブログで、ゴダールは何度も登場している。