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時代劇などで語られる鼠小僧次郎吉は、非合法な手段で富裕層の富を貧困層に分配していた。日本ではこういう行為が英雄視されるが、こういう「義賊」の行為は、今であれば、ある程度金を貯めた高齢者を狙うひったくりや振り込め詐欺のような犯罪と同種である。
以前見た時代劇「水戸黄門」では、名医と言われる女医が金持ちから高額の治療費を取りたて、貧乏な患者からは治療費を取らないだけでなく、ただで薬を与え、生活費まで惠んでいた。これは富裕層増税と貧困層への生活保護に相当するのであろうか。
鼠小僧次郎吉のしていた犯罪を政府公認でやるとバラマキになり、もっとまともな政策にすると富裕層増税になるだろう。
/一切空也(@issai_kuya)さん / X (twitter.com)/
いまやってる眠狂四郎無頼剣で「城や大名屋敷札差の蔵が焼けようが知ったことではないが無辜の民の家が焼け生計の道を絶たれた八十万の庶民はどうなる」みたいなことを言ってて、いくら金を持ってるからって差別しないでください!彼らも一生懸命生きてるんですよ!とか思った。
返信先:@issai_kuya/
時代劇を見ていると例えば鼠小僧のように泥棒が金持ちや権力者から金銭を盗んで貧乏人にばらまくのが「正義」という価値観が共通していて、それを喜んで受け取る庶民は、左門豊作の言った「渇しても盗泉の水を飲まず」などどこ吹く風なのでしょう。
返信先:@issai_kuya/
日本の時代劇は、第三者が貧乏人の借金をぼうびきにしてやるのが「善行」であるような価値観で貫かれています。「あさきゆめみし」の八百屋七の話も、お七の親が気の毒でお七に共感できません。
遠山金四郎と鼠小僧の「共演」は時代劇によくあるアイデアで「江戸を斬る」の「II」以降でも見られた。しかし金四郎が北町奉行になったのは1840年で、1832年の鼠小僧処刑から8年後であった。 2015年4月7日18:56tw
そこで、鼠小僧処刑時の北町奉行・榊原忠之が主人公になったのが「八百八町夢日記」。あるいは奉行になる前の金四郎と鼠小僧が会っていたのが「夢と承知で 鼠小僧」だろう。第2の鼠小僧が出た話が「名奉行遠山の金さんVS女ねずみ」。
鼠小僧は英雄視されるが、假にオレオレ詐欺やヒッタクリの犯人が盗んだ金を被災地に寄付したところで、被災者は喜ぶだろうか?窃盗は窃盗である。
/鼠、江戸を疾る2/ - teacup.ブログ“AutoPage”
└→【鼠、江戸を疾る2 - gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史】
鼠小僧が処刑されたのは1832年。当時の北町奉行は榊原忠之で、「八百八町夢日記」で里見浩太朗が演じた夢之介である。遠山金四郎は1840年から1843年まで北町奉行、大目付を経て1845年から1852年まで南町奉行。「江戸を斬る」シリーズでは西郷輝彦と里見浩太朗が遠山金四郎を演じた。
BS-TBS #水戸黄門 第13部第5話(清水)
ここで老公、助、格が代官所で自分たちの「違法行為」を正当化した理屈は、韓国人が日本から佛像を盗んで、「これはもともと倭寇に盗まれたもの」だと辯解したのと同じで、東アジアの王朝や武家政権の時代はともかく、近代国家では通用しないだろう
「江戸を斬る」と同様、この作品にも「鼠小僧」が登場するようだが、これは処刑されなかったという設定か、それとも2代目か。
/橋本琴絵(@HashimotoKotoe)さん / X (twitter.com)/
私が自転車を盗まれて被害届を出す→1ヶ月後に夫が駅前で私の自転車を発見→自宅に持ち帰る途中に警察官の職質→被害届が出されていた自転車だと判明→夫逮捕→私が身元引受で夫釈放
【雷神⚡️(@CqoRf4TdP3goBWl)さん / X (twitter.com)】
例え盗まれたものでも、自力救済禁止という規定があり、遺失物横領罪や占有離脱物横領罪になるようですね🙄
発見したら警察に通報するしかなさそうです。
鼠小僧はただの泥棒。
韓国人は日本から盗んだ佛像を日本に返さず、「倭寇によって奪われたものを取り返しただけ」と主張するようだ。これは鼠小僧次郎吉を義賊として英雄視する日本人の倫理観と同じ論法であるから、日本人が驚くのはおかしい。
1832年9月13日、鼠小僧が処刑されました。
— RekiShock(レキショック)@日本史情報発信中 (@Reki_Shock_) September 12, 2023
大名屋敷のみを狙って盗みを行い、それを貧しい人に施したことから義賊と讃えられています。
捕まった時は財産はほとんどなく、処刑前の市中引き回しでは有名人の鼠小僧がみすぼらしい格好だと反発を買うことから、奉行所が豪華な着物を用意したといいます。 pic.twitter.com/39mqAsIC3b
9月13日は「世界法の日」(1965)であると同時に「鼠小僧次郎吉」の命日(1832年、天保3年)でもあった。 犯罪者を「義賊」として英雄視する傾向は昔からあった。だから犯罪はなくならない。 「はだしのゲン」も「尾崎豊の有名な歌2つ」も今では理解されづらいか。
【Knight@ tokyo(@Knight_tokyo1)さん / X (twitter.com)】
実際は義賊でもなんでもないらしい。 貧乏人に金配った事実は無いし、大名屋敷とか狙ったのも女中部屋とか抵抗が余り無さそうなところだからと思われるし。
『だましゑ歌麿』は寛政の改革(1787~1793)の時代の話なのに、シリーズが続くと1780年(安永時代)に獄死したはずの平賀源内や1797年(寛政9年)に生まれたはずの鼠小僧が出てきて、時代考証が滅茶苦茶になっていた。
「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980)の冒頭の夢のシーンは「ねずみ小僧(鼠小僧)寅吉」の話。松竹による往年の時代劇のパロディのようだった。
【寅さん“冒頭の夢シーン”映画祭! 全34作品中、栄えあるグランプリは?|さんたつ by 散歩の達人 (san-tatsu.jp)】
「からくり人」第1話「鼠小僧に死化粧をどうぞ」(1976年放送)→1832年(天保3年)、鼠小僧処刑直前の救出劇?
「仕事人・激突!」第1話「ねずみ小僧の恋人」(1991年、平成3年放送)→鼠小僧処刑から28年後の1860年(安政7年または万延元年)、次郎吉の罪が冤罪だったと判明?
『男はつらいよ』の冒頭の夢で寅次郎が「鼠小僧寅吉」になったことがある。寅吉によると富裕層の財産は貧困層から搾取したもので、窃盗はそれを取り返しただけ。犯罪を正当化する理論。こういう考えがまかり通っているから強盗や特殊詐欺が後を絶たないのだろう。 9月13日は世界法の日。
「江戸を斬るII」で遠山金四郎(演:西郷輝彦)の密偵が鼠小僧(演:松山英太郎)だったが、時代考証に無理があった。「八百八町夢日記」では奉行が榊原忠之(演:里見浩太朗)で鼠小僧役が風間杜夫。松方弘樹主演「遠山の金さんVS女ねずみ」では古手川祐子が女ねずみ小僧を演じた。
韓国側の主張は鼠小僧次郎吉と同じ論理だった。
「14世紀に倭寇に盗まれた」 対馬の仏像返さない韓国の根拠💻
「14世紀に倭寇に盗まれた」 對馬の佛像返さない韓國の根據(平成29年1月27日)
鼠小僧次郎吉はただの泥棒、犯罪者だということ。
長崎の盗難仏像 韓国の寺側の所有権認めず 韓国高裁が逆転判決 | NHK
長崎の盗難佛像 韓國の寺側の所有權認めず 韓國高裁が逆轉判決 | NHK(令和5年2月1日
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/2023年09月11日 - Twilog (togetter.com)/
/2023年09月12日 - Twilog (togetter.com)/
【2023年09月13日 - Twilog (togetter.com)】
関連語句
【@kyojitsurekishi 1832年 - 検索 / X (twitter.com)】
参照
【▲赤胴鈴之助、鼠小僧次郎吉 - gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史】
2008-02-28 15:36:00
〔榊原忠之【人物】〕
〔『必殺からくり人』『新必殺からくり人』『必殺!主水死す』の時代設定と放送時期対照〕
【主水シリーズと非主水シリーズ - gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史】
2014-07-29 07:28:00
BS日テレで『八百八町夢日記』再放送…『八百八町夢日記』『銭形平次』『忠臣蔵』の出演者比較】
【鼠、江戸を疾る2 - gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史】
2016-04-03 21:43:00
【TeaCupより>中村主水シリーズと非主水シリーズ・補足(2019年tw) - gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史】
2022-06-23 01:52:55
【TeaCupより>中村主水シリーズと非主水シリーズ・補足(2017~2018年tw) - gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史】
2022-06-23 01:55:36