平成29年tw
「仕事人IV」で勇次が鼠小僧と間違えられた。しかし次郎吉が処刑されたのは1832年、「IV」のメンバーが香港に行ったのがアヘン戦争終結の年で1842年。松岡昌宏主演主演の「遠山の金四郎」に登場した鼠小僧もどういう設定かよくわからない。
「仕事人IV」のスペシャル版「仕事人アヘン戦争へ行く」（1983年12月30日放送）は1842年（天保13年、道光22年）当時の話。 「仕事人IV」第12話は「勇次 鼠小僧と間違えられる」（1984年1月20日）。鼠小僧次郎吉は1832年9月13日（天保3年8月19日）没。 時代が10年以上、「逆流」していた。
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＞鼠小僧出現！しかし鼠小僧次郎吉は与力服部によって先年獄門台送りになったはず。
『仕事人IV』第12話の本放送は昭和59年（1984年、甲子）1月20日。
鼠小僧の没年は天保3年（1832年）、壬辰の年。その次は癸巳の年。
しかし、この回のラストシーンで、劇中の時代が鼠の年になっていた。
鼠小僧没後の最初の子年（ねずみどし）は没後8年の天保11年（1840年、庚子）。時間がすぎとも思えるが、1840年はアヘン戦争が始まった年なので、「仕事人アヘン戦争へ行く」との整合性がわかりやすくなる。
『江戸を斬る』では天保12年（1841年）以降も鼠小僧が生きていたことになっている。
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〔2021年（令和3年）12月〕
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