みなさんこんにちは。前回からの続きです。
10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算23回目となった6月24日(火)の訪問記をお送りしています。


さっそくですが、今日はこちらから。
万博会場内では、実にたくさんのロボットを見かけます。最も身近なのはこの警備ロボット。カメラを内蔵し、移動しながら自動警備も出来るすぐれものです。会場内にて。
Robot Experience ロボットエクスペリエンス
“ロボットと人が共存できる環境”を会場内に構築し、ロボットによる施設内搬送、案内、清掃、警備といったサービス等を実施、展示することで、日々の生活の豊かさにロボットが寄与する未来の具体的なイメージを提供します。と、万博公式サイトでは紹介されています。

引き続きやって来たのは、ミャクミャクハウスからベトナムパビリオンをはさんで2つ隣の「ROBOT&MOBILITY STATION」です。
ROBOT&MOBILITY STATION
ロボットエクスペリエンスに参加するロボットを間近に見ながら、デモンストレーションを体験することのできる施設として「ロボット&モビリティステーション」を会場のリング内、エンパワーリングゾーンに設置しました。
大阪・関西万博の「未来社会の実験場」というコンセプトを踏まえ、生活の様々なシーンでロボットとの協働により社会を変革(トランスフォーメーション)し、人とロボットが共生する未来社会はどんな姿かをみんなで考え、共に創り出していく共創(co-create)を実現することを目指します。公式サイトより。
ということで、近未来の我々の生活に共生してくれるであろうロボットたちが集うというパビリオン。こちらを訪問してみようと思います。


まず目に留まったのはこちら。カートのよう。


姿勢制御技術に優れているという「WAKU MOBI」なるもの。でこぼこの道路などでも車輪が自在に動くことで、揺れを抑えるものと解説に見ました。これならば、高齢者の方のみならず、安全に移動が出来ますね。時速20km/h。


もちろん電気式ですから、充電だけで使用可能なもの。このようなものが街なかを行き来する世の中になるのでしょうか。



こちらは「自律移動ロボット」。自律、という名称はなんやろうと思うのですが、人間が完全に操作するのではなく、ロボットが自らの機能を活かして、自動で巡回出来るという意味合い。
こちらは、巡回することで混雑状況の把握や、迷子・落とし物などの捜索まですることを想定しているのだとのこと。



デモンストレーションをちょうどされていました。ミャクミャクは、点在する場所でそれぞれ後方のロボットがアームで回収してまわっていた、という。そちらの技術力もすごい!

さらに興味深かったのは、この色鮮やかなスーツケース。

こちらもロボットで、ナビ機能がついており、目的地までスーツケースが動いて誘導してくれる、というもの。解説にあるように、視覚障がいのある方を支援する目的なのだとのこと。


お、これは見たことがあります。今般の万博で実用化されているカートです。東ゲートを入ったところで借用出来るようになっています。

近くで観察しますと、思っていたよりも小ぶりです。


実際に乗ってよいとのことで、遠慮なく。乗り降りも楽でしたし、操作も簡単な様子です。



他にもさまざまなロボットがありました。これはハンズフリーで、座席だけのモビリティロボット。後は動いてくれるだけ!

ちょうど、パビリオンの外で実証実験をやっています、とスタッフの方から。さっそく見に行きましょう。


へえ!こちらも巡回型ロボットのようですが、傘をさしているのがなんともかわいらしい。
付き添われていたスタッフの方はなんらの操作もされていませんでしたから、自律型ロボットなんですね。おもしろい。
やはり、万博は近未来の技術を垣間見れる場所なのだなと、感心したのでした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。