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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算24回目となった、6月27日(金)の訪問記をお送りしています。




大規模展示場「EXPO WASSE」を後に、再び大屋根リング沿いをぶらぶらすることにしたのですが、歩き過ぎたのか少々足が痛くなってしまいました。万博でははじめてのことです。



確か東ゲート入ってすぐ右側の、団体休憩所が開放されていたことを思い出しました。がらがらでしたので、足を伸ばして休むことに。助かりました。



だいぶ楽になったのは、1時間くらいしたところ。休めましたから、再びリングに戻ることにします。もう、陽も傾いて来た頃。


時刻は5時半を過ぎたところ。会場も少しは空いて来たように感じます。まったりとした雰囲気が実にゆとりあります。



それでは、リング沿いに再び南下することにします。ここからは、ギャラリー風に。






リングから離れ、内側に入ったところにあるのはルーマニア。重厚な建物が特徴で、内部ではショーの体験型でした。これを右側に。


ルーマニアの裏には英国。こちらも人気パビリオンですので、この時間でも長い行列。



この先には「ウォータープラザ」があります。夜には水上ショーが行われ、行き来にも難儀するくらいの人出になるのですが。早くもショーの場所取りをする人、休む人。さまざまです。



先ほど散策して来たリングからはこのように。


夕方になり、ようやく日中からの暑さも和らいで来ましたが、海に面したここは海風が心地良いものです。いつまでも居れそうですが、目指すパビリオンに向かいます。アンゴラです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算24回目となった、6月27日(金)の訪問記をお送りしています。



はじめて大屋根リング、海側を散策して来ました。時折吹き抜ける海風がさわやかなのに加えて、やはり会場の遠景は素晴らしいものがありました。また歩いてみよう。


そのリングから階段を降りますと、セルビアやウズベキスタン、西側にはよしもとパビリオンのあるセービングゾーン(Sゾーン)南端でした。そこには、延々と続く長い行列が。


イタリアパビリオンのフリー入場の待ち列でした。国宝級の逸品が複数展示され、ものすごい人気を博していると、この頃からニュースなどでさかんに報じられるようになりましたが。

9月に入ってからは、5・6時間待ちが当たり前になるほどだという。わたしはこの時点では、まだ入場出来ていませんが、ちょっと秘策があるのでした。また後日項にて。



そのイタリアを目指す行列からリングの西側には、大規模展示場の「EXPO WASSE」があります。定期的に出展内容が替わるので、訪問するたびに楽しみにしているのですが。



この日、行われていたのは「HEALTH DESIGN〜輝き、生きる。Live Brighter」という展示。これを訪問したいと思っていたのでした。



高齢化社会の到来が叫ばれて久しいですが、それにとどまらず、近未来のヘルスケアや社会福祉について、さまざまな視点からの取り組みの出展が多数なされているというもの。

奇しくも介護福祉に関わるはしくれとしては、万博のこの機会をお借りして、ちょっと勉強してみようというところです。




さて、わたしが訪問したかったのはこれ。「新しい認知症観」を未来へ!というブースでした。



ここからは、ちょっと真面目なお話しです。高齢化社会の到来が現実になるいま、認知症を患う方々の著しい増加というものも、避けて通れない課題になっています。

これは普段から、仕事していても感じます。


だからこそ、これまでのケア方法に囚われず、どのような介護が出来るのか考えることは、喫緊の課題だと身に沁みて感じます。

ブースの中央部には、本題の認知症についての歴史が一覧になっていました。


人間のことですから、古代から認知症が存在していたことは当然といえば当然ではあります。気にかかったのは中世期に、認知症になることは祖霊になるための準備期間、と捉えられていたという解説。これははじめて知りました。


高齢になることの、いち表現だったのやも知れません。


そして、近世から近代へ。


オランダ医学を学び「解体新書」を著した、蘭学者・杉田玄白(1733-1817)も、晩年は認知症の症状が生じるに至り、随筆にそのありのままを記していたという。知られざる一面です。




近代に入ると、西洋医学の観点から認知症の研究は進みます。

認知症は脳の病気だということが実証され、その種類にアルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性型とあることもわかって来たのでした。同じ認知症でも、それぞれまったく特徴は異なります。



そして我が国では、1972(昭和47)年に作家・有吉佐和子さんによる小説「恍惚の人」が発表されます。認知症になった義父を巡る家族の話しですが、幾度も映画化もされています。

はじめて文庫本を読んだ時には、ものすごい衝撃を受けたのですが。認知症のある家族は家庭だけ、身内だけで看取ることが当たり前の時代背景の中ででも、作を受け、それを共有しようという動きも出始める嚆矢になったのでした。


家庭内の、どちらかというと恥ずべきことだった認識から、社会全体でケアし支えようという流れは、近年になってようやくにして国レベルでも進められ、今日に至ります。


「パーソンセンタードケア」という考え方があります。その人に関わること、持つことを中心に主役にし、ケアの支援をすることです。

これを飛躍させると、これまでが「あの人=認知症」というだけの、レッテルのようなくくりだったのを「あの人=お花が好き・社交的・おしゃべりが好き・料理が上手・歌が上手…認知症も、そういえばある」、というように。


「認知症になったことだけ」にフォーカスを当てるのではなく、趣味や性格、特技など、その人が持っている、人としての多彩な面を広くクローズアップする。その中に認知症も患っている、という支援の考え方になりましょうか。

どのような状況になっても、人として尊厳が保たれるのはとても大事なことだと思います。



ところで、ブースでは「認知症VR体験」なるものがありました。これはやってみたい。



この万博では、他のパビリオンでも見慣れたVRゴーグルをかけてです。スタッフの方に撮影して頂きました。


日常生活の中に潜む、実に不思議な体験でした。説明が難しいのですが、なにやら足元が覚束なかったり、ぽや〜んとして幻視状態になったり。これは、貴重な体験が出来ました。


これからは、認知症も他の疾患と同じ、ありふれたことなのだという認識を持って、まずは正しい知識を持つこと。それが社会全体で支えることにつながるのだろうと、感じたのでした。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算24回目となった、6月27日(金)の訪問記をお送りしています。





当日予約の取れていたシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」まではまだまだ時間があります。さて、どうしようかと大屋根リングの下を散策していましたら…



中国雑技団の方々!目に鮮やかな衣装に目が行きます。演舞をどちらかで終えられたところなのか、これからなのか。黙々と移動されて行きます。


みなさんについて行きますと、リングの右下、ポルトガルパビリオンの角を曲がり、エンパワーリングゾーン(Pゾーン)に入って行かれました。ちなみに、この奥には中国パビリオンがあります。演舞やらはるのかな?



わたしの方は、そのポルトガルの前にあるエスカレーターを上ることに。



リング上にやって来ました。時計でいうと5のあたりになりましょうか。



そういえば、リングには幾度も上ってはいながら、ここから先の、海にはみ出す部分にはまだ足を踏み入れていません。


せっかくですので、そこを散策してみようかと思います。万博公式サイトより。


まず、右手に見えて来たのは「ウォータープラザ」。リングを隔てて、大阪湾から海が引き込まれているところ。夜には水上ショーでにぎわいます。


この海に張り出したところから眺める会場というのも、その全景が見られるあたり、なかなかに見応えがあります。重厚なトルクメニスタンに、バーレーン王国。


左隣には、ログハウス風の北欧パビリオンに、ガラス張りのチェコ。各々、趣向を凝らしているのだなとあらためて感じます。



ところでこのあたり、リングの真下には道路が設けられていて、入場者は入れません。

これを経由すると西ゲート付近に到達するので会場内の巡回バスや、業務用車両が引きも切らすです。



北半分のリング下に人がごった返す印象とはまったく違います。興味深いものです。


海側リングは途中から、さらに一段上がることの出来る通路が設けられています。こちらに行ってみましょう。



おお〜、さらに眺めはいいですね。このあたりは「シグネチャーゾーン(Xゾーン)」。
シグネチャーパビリオンが集うあたりです。


ま銀色に光る「null²」に、左向こうには茅葺きの「EARTH MART」と、廃校舎をパビリオンとして移築した「Dialogue Theater-いのちのあかし」。


そして、手前から「いのち動的平衡館」に「いのちめぐる冒険」。再訪したいパビリオンばかりです。





振り返りますと、東方向には咲洲(さきしま、大阪市住之江区)の「WTCコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)」と「ATC(アジア太平洋トレードセンター)」。

こんなにはっきりと見えるのですね。



では、ここからはギャラリー風にどうぞ。



奥は六甲山、手前は六甲アイランド(神戸市東灘区)。今日はちょっとけぶっています。



続いては「セービングゾーン(Sゾーン)」が見えて来ました。こちらにもたくさんのパビリオン。






ここでリングの、海に張り出した部分はおしまい。しかし、結構な面積なんですね。



歩道をさらに進むと、左側に西ゲートの全景が見えて来ました。こんな景色が見られるとは。




Sゾーンの中央部に入って来ました。左はセルビア、右にチェコ。奥は共同館のコモンズA・B。




そして、西陣織の「飯田グループ×大阪公立大学共同館」が見えて来ました。このパビリオン、上からでも本当に目立ちます。


ここまで、歩いたのはこのような感じ。ちょうどリング半周になりましょうか。


普段、パビリオンや展示館が立ち並ぶ中ばかりでしたから、この視点はとても新鮮。いや、なかなかの絶景でした。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算24回目となった、6月27日(金)の訪問記をお送りしています。



いよいよ、10月に入りました。

万博の会期も残すところ2週間を切り、駆け込みの激しさで入場自体が困難な状況になるとは、春先には想像もしなかったことでした。


ブログの訪問記は、まだ7月にもなっていません(汗)閉幕までにはまったく間に合わないでしょうが、引き続きおつきあいください。



ところで、閉幕が近づく今般の万博に対し、次の万博の話題をちらほら見かけるようになりました。2年後の2027年、横浜市郊外で開催される園芸博「GREEN×EXPO2027(横浜花博)」。

その公式キャラクター「トゥンクトゥンク」が「ミャクミャク」とそろい踏みし、大阪にも横浜花博のポップアップストアがオープンした、というニュース。朝日大阪朝刊 2025(令和7)年9月28日付け 29面(社会面)より。


先日、そのポップアップストアがある梅田・茶屋町のMARUZEN&JUNKUDOに立ち寄って来ましたら、ぬいぐるみが売られていました(1890円)。さっそく入手してまいりました。


地球を模したキャラクターです。かわいらしい。真ん中には笑顔のハート。実際には、広げた手が延びるのだそうです。


園芸博ということで、緑や花などがいっぱい。夢があります。



ミャクミャクも、その主役に抜擢された万博でのお役目もいましばらく。次の横浜での「トゥンクトゥンク」の活躍を楽しみにしたいもの。といいますか、必ず行くと思いますよ!


ドイツパビリオン併設のビアレストランで、念願のご当地ビールを満喫してまいりました。

余韻が残りますが、大屋根リング下の近鉄百貨店のサテライトショップは、オープンしたところ。店員さんに声をかけて撮影。



おみやげ、お菓子の類も種類が増えたなあと感じます。選ぶのに迷いそう。


そして、くだんのミャクミャクのぬいぐるみ!



これだけ並んでいると、えらい迫力があるのですが。ぬいぐるみも大小さまざまです。


よだれをこいて気持ち良さそうに眠っているのは、先日に見つけたもの。ちゃんと?閉眼しているのがかわいらしい。


お、これは新商品でしょうか。居眠りとは大違いで、正装のタキシードでキメたミャクミャク(4400円)。これは印象が随分違います。

やはり、新商品を見つけるのは楽しいです。



さて、ショップからリング内側に入ったところドイツパビリオンの隣、韓国パビリオンはなんと待ち時間なし。こんなことはじめてですが、これならば、入場しない手はありません。




女子高生のスヨンたちが、急逝したおじいちゃんの遺したつくりかけの楽曲を、未来で創作する映像観覧。K-POPがキレキレで、さすがエンタメ大国やなあと感じるのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは通算24回目となった、6月27日(金)の訪問記をお送りします。





今年の大阪では、6月でも梅雨はどこへやらという天気が続きました。今日も、すでに真夏のようなカンカン照り。



出発はいつもと同じおらが街「OsakaMetro中央線・近鉄けいはんな線 長田駅(大阪府東大阪市)」からです。座席はさらっと埋まる感じ。



約40分ほどで、終着の「夢洲駅(大阪市此花区)」に到着。時刻は9時を回ったところです。



暑くはなってはいるものの、ここ数回の訪問から、電車に乗り合わせたり東ゲートに並ぶ人々の数は見た目にも増えて来ているように感じます。ですので、会場には早めに着くように出発しようと心がけるようにしたのでした。



日傘を差す人々の姿も目立つようになって来ました。もうすぐ7月、どのような夏万博になるのでしょうか。


しかしながら、10時の待機列に並んでいたのにも関わらず、誘導の早いこと。10時前に入場することが出来ました。早く入れるのはありがたいことですが(汗)

そのおかげでしょうか、入場後の当日予約ではなんと、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being(19:15〜)」が取れました!


会場中央に8つあるシグネチャーパビリオン。各界著名人がプロデューサーを務め、「いのち」をテーマにしています。万博公式サイトより。

「Better Co-Being」は北に隣接する「静けさの森」の中にある、体験型施設。とあるアイテムを用いて散策するという、超がつく人気パビリオンです。ぜひ入場したくも事前予約で幾度も跳ね返されていましたので、これはうれしい!



やったあと独り言ちながら、大屋根リングに沿って反時計回りに進みます。ルクセンブルクは待ち列が短いよう。気になるのですが、今日はます、朝一に向かいたいところがありました。



前回も訪問した、隣のドイツパビリオンです。



ただ、目指すのは併設しているビアレストラン。そう、朝から念願のドイツビールを味わいたいと、今日は駅までクルマではありません。(チャリンコを押して歩いて帰りますよ!)

ありがたいことに、5分ほどの待ちで入店出来ました。



いや、うれしいですね。幾度となく、朝から本場のドイツビールを愉しむ人々を横目にしていましたので(汗)ドスンと置かれるフォークやナイフ類も雰囲気あります。

さて、なにを頼みましょうか。
注文は、テーブルに貼られたQRコードから。

まずはやはりビールから。白ビールもあるんやなあと思うのですが、驚いたのは「ラードラー」という、ビールとレモネードを混ぜたもの。どのような味がするのでしょうか。

そして料理。もちろん?焼きソーセージに!



注文してほどなく「ホフブロイラガービール(500ml、2000円)」が到着。いい色合い!


隣のカウンターのサーバーで注いだばかり。泡は実にきめこまやかなのですが、泡にさえしっかり味わいがあります。


うわ〜おいしい。ラガービールですので、我が国でも主流ではあるのですが。喉越しに後味が実にさわやか。なんぼでも行けそうです。



そして「ニュルンベルク風焼きソーセージ(1900円)」が続いて到着。



ソーセージ。こちらもいい焼き具合です。


パリッとしたのを想像していたのですが、意外にもしっとりした食感。しかしながら、ソーセージに込められた風味が実に深みがあります。 

スパイスの効果もあるのでしょうが、お肉自体の味が香ばしいなと感じます。



そして、パンに乗せたたまねぎ。こちらは酢が効いていて、実においしい。日本人向け?

いや、大満足の朝からドイツビールでした。おいしいものものをごちそうさまでしたm(_ _)m



すっかり気持ち良くなったところで、会計を済ませてグッズショップの方を観てまわることにします。前回が3日前の訪問でしたので、それほど品揃えは変わっていないようでしたが。



レジ付近には、人気を博しているパビリオンのキャラクター「サーキュラー」のグッズについて。こちらは品切れなんですね。


ぬいぐるみやキーホルダーがあるというのですが、まだ見たことがありません。このかわいらしいデフォルメですから、ひとつはほしいなあと感じます。また、再訪せねばです。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算23回目となった6月24日(火)の訪問記をお送りしています。




おばけのミッチーが活躍する「ガスパビリオン おばけワンダーランド」を観てまいりました。

もう8時過ぎといい時間になってはいますが、東ゲートに向かう道すがらのトルコパビリオンに待ち列が殆どありません。これは入らねば。

トルコパビリオンは2回目の入場です。2025(令和7)年4月21日訪問、5月13日アップ。奇遇ですが、この時も「ガスパビリオン→トルコ」の順で入場していました。


パビリオン内に入って来ました。太陽と月との光輝く大きなオブジェが、なんとも眩い。




そして、トルコが親日のお国だといわれるゆえんになった、オスマントルコ帝国時代の軍艦「エルトゥールル号」が大迫力です。

1890(明治23)年9月、日本からトルコへ帰還途中のこの艦が和歌山・串本沖で座礁・沈没。多数の死傷者を出す大事故を起こしますが、現地住民の献身的な救援が行われたことから、以降、トルコと日本との友好関係はいまに続いています。



特徴的なオブジェたちを拝見して、行きたかったのはその奥の、こちらの洞穴のような先。



トルコパビリオンのグッズショップがここにあるのでした。しかし、色鮮やかなものばかり。

一気に、異国へと迷い込んだかのようです。



前回に訪問した時に、すんごいなあとたまげたのが、この豪華な絨毯。今日は人が少ないのでゆっくり拝見出来ます。



へえ!人間国宝さん(すいません、関西では平日朝の番組みたいですがw)が拵えたという作品。もうこれは、芸術品ですね。

今般の万博では、イタリアやフランスの国宝級の展示物が注目を浴びていますが、お国で活躍されている人々の、こういったものがきちんと展示されていて、それを拝見出来ることは、貴重な機会に違いありません。



他にも、トルコ以外では見られないアクセサリーがたくさんです。惜しむらくは、どのようなものをモチーフにして、どのような意味があるのかがわからぬということ。



そんな中、このガラス製のアクセサリーを見つけました。見たことがあります。お国では、確か有名なものですね。ミャクミャクの目ん玉ではないのは確かでしょうが(苦笑)



「ナザール・ボンジュウ」というそうです。
邪視、いわば他人からの恨みや妬み、厄災から守ってくれるというもの。興味深いのは、万が一割れたとしても、それは身代わりになってくれた証、という伝承。

はじめて知りましたが、日本にも身代わりのお守りがあったりしますから、なにやら通じるものを感じます。グーグル先生ありがとう!



しかし、ぜひヨメハンを連れて来たいですね。人の好み、特に女性のアクセサリー類となるとチョイスが難しいですし…独り言でした(汗)


さて、気づけばもう真っ暗です。
会場内を行き交う人も減って来ましたが、大屋根リングはやはり夜景が素晴らしいなと、あらためて感じます。



今日は、このあたりで退出することにします。時刻は8時半前。いや、長い一日でした。




それでは、今日のまとめです。

長田08:50→夢洲09:26
普通夢洲ゆき⑥32860

09:40 東ゲート並ぶ
10:00 東ゲート通過
10:05「ガスパビリオン おばけワンダーランド」当日予約(18:50〜)取れる
10:10 大屋根リング下近鉄百貨店サテライトショップ立ち寄る
10:15 ドイツパビリオン並ぶ
10:20 ドイツパビリオン入場
11:00 ドイツパビリオン退出
11:05 ドイツパビリオングッズショップ入店
11:15 ドイツパビリオングッズショップ退出
11:20 韓国パビリオン並ぶ
11:25 韓国パビリオン入場
11:55 韓国パビリオン退出
12:05 三菱未来館並ぶ
12:15 三菱未来館入場
12:40 三菱未来館退出
12:45 昼食
13:00 フェスティバルステーション入場
13:15 フェスティバルステーション退出
13:20 ロボット&モビリティステーション入場
14:00 ロボット&モビリティステーション退出
14:20 ミャクミャクハウス並ぶ
15:30 ミャクミャクハウス入場
16:00 ミャクミャクハウス退出
16:20 フランスパビリオン並ぶ
16:40 フランスパビリオン入場
17:35 フランスパビリオン退出
17:40 コモンズAパビリオン入場
18:30 コモンズAパビリオン退出
18:50「ガスパビリオン おばけワンダーランド」予約列並ぶ
18:55「ガスパビリオン おばけワンダーランド」入場
19:30「ガスパビリオン おばけワンダーランド」退出
19:35 パビリオン併設の「おばけストア」入店
19:45「おばけストア」退出
19:50 トルコパビリオン入場
20:15 トルコパビリオン退出
20:20 東ゲート退出

夢洲20:34→長田21:10
普通長田ゆき⑥32855

6月24日(火)
開幕73日目/23回目訪問
総入場者∶12万5851人
(一般:10万8370人 関係者:1万7481人)


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算23回目となった6月24日(火)の訪問記をお送りしています。




共同館「コモンズAパビリオン」でついつい長居している間に、まわりはすっかり薄暮の時間になっていました。

ここは、西ゲートへつながる大屋根リングの右上付近。ガンダムが空に手を突き上げる、会場の中でも屈指の撮影スポットです。


ここから、リング外側に沿って時計回りに進みます。



お、飯田グループ×大阪公立大学パビリオンは待ち15分。これならと思ったりしたのですが。



その隣にある「ガスパビリオン おばけワンダーランド」にやって来ました。

入場後に当日予約の取れたパビリオンです。



おばけが主役ということで「化ける」がテーマになっているこのパビリオン。さまざまなキャラクターが登場します。


XRゴーグルを使うことで入場者がおばけに化けて、案内役のキャラクター「ミッチー」とともに活躍する、というもの。なかなか楽しかったのを覚えています。



それでは、予約待ち列に並びます。入るまでに待ち時間を感じさせない工夫がなされているのが、こちらの良いところ。



スモーク立ち込める前室に誘導されます。



お、主役のミッチー登場です。見た目通りおばけですが、おもちゃやら食べ物やら欲しいものが山ほどあって、どれにしようかしらと夢中なところに、我々がお邪魔するという設定。





言い方はあれですが、なかなか欲が深いおばけのようです(汗)ただ、地球上のみなが欲しいものを欲しいだけ得ようとすると、地球環境のバランスがおかしくなってしまう。



人気を博している、XRゴーグルを用いた体験型ゾーンを過ぎると、最後の展示です。いちばん良い場面のそちらは、前回に詳しく取り上げましたので過去記事でどうぞ(^_^;)



あれもこれもと欲しがっているミッチー(とわたしたち)が、未来の環境保全のためになにが出来るのか、ということを紹介する展示がこちらでは並んでいるのでした。






地球環境の維持と保全、というと難しいことのように感じます。しかしながら、我々の日常生活の中でも出来ることが、それに資している。


そして、ゴールは「みんなが思いやりを持てる世界に」。自分のことばかり考えていたらあかんということなんでしょうね。楽しいパビリオンですが、メッセージ性はとても強いなとあらためて感じさせられます。



さて、パビリオンの中央付近には、入場者以外でも入れるグッズショップ「おばけストア」があります。こないだは混んでいたのでゆっくり観られませんでした。



へえっと感心するのが、このパビリオンの外装と同じ素材を使ったという傘(@16500円)。



「SPACECOOL」という素材だそうで、パビリオンを出展しているひとつ、大阪ガスが開発したという、高耐久の光学フィルムだとのこと。

見本を触らせて頂きましたが、想像していたよりも軽いのと、遮光性がとても高いなということ。外気より低温に保てる、という解説には納得が行くもの。見たことのないものでした。



さて、おばけストアの中には、キャラクターのミッチーグッズがたくさん。



しかし、今回2度目でしたが、実に憎めないキャラクターでした。個人的には、もっと知られたら人気になるのではなかろうか、とも思うのですが。



さらに、次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算23回目となった6月24日(火)の訪問記をお送りしています。



多数の国々が出展している「コモンズAパビリオン」を楽しみながら拝見しています。


さて、独特な雰囲気を醸し出す出展国の中でも目に留まったのが、このキルギスでした。



お国の詳しい解説があるのはありがたいなと感じます。なにせ、馴染みがありませんので…東に中国と、北にカザフスタン、南にタジキスタンに接する、中央アジアのお国です。

周辺の国々には単独館で出展しているものもあることに気づきます。



ブースに入りますと、もう別世界。天井からぶら下がっているのは、生活道具やら民族楽器やら、彫刻品やら。なかなか、にぎやかです。


国土の9割が山岳地帯だというお国。豊かな自然が広がり、冬山登山など人気を博しているといいますが、古くはシルクロードの交易路だったそう。なるほど、豪華な設えのはずです。



いま一度、天井からぶら下がっているさまざまなものを観察。不思議なものがたくさん。


そして、かわいらしかったのが壁に掲げられていた人形たち!




いや、服装もさることながら、表情がとても柔和で。癒やされます。お母さんのものなど、子どもをさぞかし愛しているのだろうか、としみじみ感じます。こういったものは大好きです。



続いては「パラオ」。
こちらにはぜひ訪問したいと思っていました。



パラオは南太平洋の諸島から成るお国です。
国土の大部分はバベルダオブ島が占めており、橋でつながるコロール島、さらに南のペリリュー島やアンガウル島などを中心に、小さな島々を有しているといいます。



我が国からは遠いところ、というイメージがある南洋のお国ですが、成田からですと、10月末から就航が予定されている週2便の直行便で、所要時間は4時間程度になるとのこと。

小笠原諸島やサイパンから少し南にある、という地理条件です。意外にも近いのですね。




パラオの魅力というのは、まさに手つかずの豊かな自然だと写真からわかります。南国の楽園という表現がぴったり。



名産はタロイモ。大きいですね。粘り気のある食感が特徴で、蒸したり魚のスープに入れたりと、お国の代表的な主食なのだそうです。




そしてやはりといいますか、海洋文化が生活に根付いていることが、続いて展示されている彫刻品からはよくわかります。海とともに生きることは、海を大切な存在として崇敬している。お国の特色が窺えます。



展示を拝見していると、この古い地図を見つけました。「パラオ諸島兵要地誌資料図」。




お国最大の島、バベルダオブ島(図では「パラオ本島」となっている)の詳細な地図に、なにやら注釈がいっぱい。野戦を想定してのもののようですが、それにしても日本語で、です。


戦前の日本(大日本帝国)は現在の国土の他、いわゆる「外地」にも広大な領土を有していました。特に、朝鮮・台湾・南樺太などが知られていますが、南洋諸島と呼ばれる南太平洋の国々もそうでした。出典①。


ミクロネシア諸島と呼ばれる、小さな島々で構成された地域がそれでした。

連合国側として参戦した第一次世界大戦の勝利で、もともとドイツが領有していたこれら諸島は、国際連盟(現在の国際連合の前身。日本は当時、常任理事国だった)から日本に委任統治させる形で、その宗主国が移ったのでした。


その西端にあったのが、パラオ諸島でした。



本島の、バベルダオブ島に関する概説もありました。本文から1943(昭和18)年頃のもののよう。これは貴重なものです。



本島の人口は、約1万1千人。しかしながら、以前からの島民が約3700人なのに対して、邦人(日本人)は約7400人。本土から日本人が大挙して移住して来たことがわかります。






委任統治がはじまって以来、パラオはじめ南洋諸島には「南洋庁」が置かれ、日本は近代的な生活インフラ整備のために莫大な予算を投じました。これは他の外地でも同様のことでした。



殊に学校・病院などの整備は、当時の住民にとってみれば大きな出来事だったようです。


先の大戦で南洋諸島はアメリカ軍との激しい戦闘の地となり、多数の死傷者を出します。戦後はアメリカの信託統治に変わり、後年になり、独立国家になったのでした。



しかしながら、日本が委任統治されていた頃から住民の対日感情は良いそうで、戦後70年の節目に当たる2015(平成27)年には、天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后陛下)が慰霊のために訪問されました。現地で両陛下が大歓迎されていたニュースは覚えています。


先ほども触れましたが、パラオ諸島を構成するひとつ、ペリリュー島でも先の大戦では激しい戦闘が繰り広げられました。

今冬に、この島をテーマにした映画も上映予定とのこと。これは、観に行かねばです。


戦後80年を迎える今年ですが、いまなお我が国に対して好感を持ち続けてくださっている、南国のパラオ。万博を期に、さらに交流が深まればと願います。

といいますか、実際に行ってみたい!


さて、出口付近には、宝飾品やアクセサリーを扱うというイエメンのショップがありました。値引き交渉含め、このコモンズAの名物だというのですが。なにやらすごい迫力で、どのようなものがあるのか近づけませんでした(汗)

次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「昭和9年版 復刻版地図帳」帝国書院編 平成18年11月発行)

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算23回目となった6月24日(火)の訪問記をお送りしています。夢洲駅にて。


今日は、東ゲートに近い「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」のパビリオンや展示館を巡っています。万博公式サイトより。



次に訪問しようというのは、ゾーン北端にある「コモンズAパビリオン」。単独でパビリオン出展をしていない国々が集う共同館です。


待ちなしで入場出来ました。コモンズは他にも複数あるのですが、いずれもありがたいのは、冷房ががんがん効いていること(苦笑)


というのは冗談で、地域も特色もまるで違うお国のブースが所狭しですのでわくわくします。

最初に訪れたのはボリビア。南米の中央部にあるお国です。


南米大陸の背骨に当たる土地柄、ということで国土全体に標高があるといいます。飾られている衣装もスカーフのように感じるのは、寒さ対策なんでしょうね。




こちらは、催事用のそれでしょうか。




中南米のお国のパビリオンは幾つか観て来ましたが、こちらも、木彫りの彫刻が印象的やなあと感じます。イケメン!



そして、これはなんやろう。特産品のよう。




グーグル先生によると、チャーク(チャルケ)という干し肉。保存食だとのこと。


原料になっている「リャマ」は「ラマ」とも呼ばれるラクダの仲間。農作物の生育しにくい高地ならではの文化といえましょう。どのような味がするのでしょうか。



他には、おっ、ワインも名産なんですね。



展示には、アワのような粒のこまかい農産物も見つけました。


キヌア!日本でも、キヌア茶などというものを見かけますね。

我が家では、ヨメハンが飲んでいたのを思い出しました(苦笑)スーパーフードという解説がえらい気にかかります。健康食品なんですね。


なかなかに興味深いボリビアでした。



続いては、南太平洋のサモアです。打って変わって、なんとも目に鮮やかな衣装がたくさん。



びっくりしたのは、おらが街の「東大阪市花園ラグビー場」をバックに写るみなさん。そうでした、ラグビーワールドカップでもサモア代表の活躍は注目されていました。



サモア然り、周辺の国々ではラグビーの強豪国が活躍しています。なにかつながりがあるのかも知れませんね。



ところで、展示の奥に進みますと、いかにも南国のリゾート、という設えになっています。


そしてカーテンの奥では、お国のイメージ映像を観ながらチェアで寛げるというスペースが。夢のようです(汗)


少し待ちまして、体験してみました。



いや、これは心地良かったです。きれいな景色をぼや〜っと眺めているだけで、別世界に誘われているかのよう。動きたくありません(笑)


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算23回目となった6月24日(火)の訪問記をお送りしています。




東ゲートから近い「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」北端周辺のパビリオンや展示館を巡る今日です。万博公式サイトより。



ぶらぶらしていますと、すっかりこのあたりの名物?と化した、フランス・アメリカ両パビリオンの行列に突き当たります。

しかしながら、いまなら20分くらいですよ!とフランスパビリオン列の警備員のおねえさん。

そういえば、こないだもこれと似たようなことがありました。同じ方かは忘れましたが…2025(令和7)年6月24日訪問、9月14日アップ。



ただ、いつも見るような、つづら折れの行列ではなく、パビリオンまでまっすぐの列のみ。

これはひょっとしてひょっとしたらと、並ぶとなんと15分でパビリオンの敷地内に入れたではありませんか。ありがとうございます(^o^)



そういったことで、期せずしてフランス2回目の入場をすることが出来たのでした。いや、ありがたいこと。朝一ではなく、すでに夕方頃で入場者がいちばん多い時間帯ですから、タイミングもあるのでしょうか。


では、さっそく観てまいりたいと思います。



3階から入場すると、最初の展示は眩いばかりのイルミネーション。前回、入場した時にもですが、あまりに描写がこまかいので、いつまでも眺めていられます。しかし、すごい。


こないだよりも人が少なく感じます。美しいパリ市内を背景に踊る、ダンサーのみなさんの踊りもゆっくり拝見出来ます。



パビリオンの各所には、ロダンの作品がさまざま置かれているのですが。やはり、ゆっくり拝見出来るとなると、見方が違うような気がします。指の曲がり方が上手いな〜などと。



パビリオンの中央付近でいったん外に出ます。池のほとりには、樹齢1000年以上という「生命の樹」が堂々と。前回は日暮れてからでしたから、やはり見え方が違います。



複雑な樹の伸び方、葉っぱの茂り方。


あらためて、効能を祈願することが出来たのでした。大病せえへんように…





再び館内に戻りますと、やはり圧倒されるのはディオールのドレス。



これはアラフィフのおっさんのわたしにしても見入ってしまいます。幻想的で、きれいです。




そして、1階に降りると先ほどのイルミネーションを見上げる形に。没入感という点では、実に卓越したパビリオンやなあと感心しきりです。



いや、思わぬところでいいものを再び観られました。前回もですが、好判断の警備員のおねえさんには感謝です。


次回に続きます。
今日はこんなところです。