みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしていました。

 

今日は、その総括という意味合いで記事をお送りしたいと思います。

 

 

もともと、「今里(いまざと、大阪市東成区)」が終着駅となっている、市内東部を南北に路線を延ばす「OsakaMetro今里筋線」は、そもそもの路線計画区間として、「今里~湯里六丁目(同東住吉区)」までも建設が予定されていました。

 

 

ただし、その延伸区間(今里~湯里六丁目間)の旅客需要や、この区間のさらなる建設費の償還などの課題があり、現在では「延伸建設凍結」となっているのですが、この延伸予定区間の需要創出や、延伸した場合の旅客需要などを算出し、今後の延伸計画の判断材料とするため、今年4月から「BRT(Bus Rapid Transit)」という、いわゆる「急行バス」として、「今里駅」で「今里筋線」に接続する形(「今里筋線」をそのまま延伸させているという前提)で、「あべの橋ルート」・「長居ルート」という2系統の運行が開始されたのが「いまざとライナー」です。

 

 

運行開始から4カ月が経過しようとしているその「いまざとライナー」ですが、「OsakaMetro」の公式ホームページを見ていますと、かような記事が掲載されていました。

 

 

 

7月30日付けのプレスリリースなのですが、4月1日から「社会実験」として運行が開始された「いまざとライナー」の利用状況について、その暫定値が発表されていました。これを少し探って、このシリーズを締めくくりたいと思います。

 

 

先ほども触れましたが、「今里筋線」のそもそもの路線計画は、現在の終着駅「今里」からさらに南へ約7kmほど下った「湯里六丁目(大阪市東住吉区)」というところです。


「いまざとライナー」は、その路線計画の通り、「今里」から「湯里六丁目」を経由する「長居ルート」、そして、途中の「杭全(くまた、同)」から西へ折れ、沿線に最も近い一大繁華街「あべの・天王寺」に至る「あべの橋ルート」の2系統が運行されるに至りました。

 

 

それでは、公表された暫定値の集計を見て行きたいと思います。4月から6月までの値が掲載されていました。


まず「長居・あべの橋ルート」2系統合計のもの。両ルートとも「平日94便、土・休日70便」が運行されています。1日平均の利用客数は、平日と土休日ではばらつきがあるものの1200~1900人台、一便あたりの利用者数は8~10人ほど。

 

 

 

「長居ルート」のもの。平日の利用客数は1000人を超えるものの、休日の利用客数はそれを下回っているようです。

 

 

 

そして、一大繁華街「あべの・天王寺」を発着する「あべの橋ルート」のもの。


暫定値とは言え、ちょっと意外だったのは、繁華街を通らない「長居ルート」よりも、こちらの「あべの橋ルート」の方が、利用客数が少なかったということでしょうか。

「今里筋」沿線を経由して「杭全」から「あべの・天王寺」へ直通する系統のバスは「いまざとライナー」以外にはないので、個人的には「あべの橋ルート」のバスが走るようになって、利用客も増えていたのでは…と勝手に思っていましたので、繰り返し意外に感じられます。

 

 

暫定値については、平日については徐々に増加傾向にあるものの、土・休日については横ばいの状況であるとのこと。

 

 

ただし、「いまざとライナー」利用者数のカウントは、バスに乗車する際、リーダーにICカードをタッチする形で主に行われており、これが周知されていないのか、あるいは、記載にあるように、ICカード以外の乗車券類での乗車(今回、磁気式の「一日乗車券」を利用したわたしもそうでしたが)はカウントされていないようですので、実際には公表された値以上の利用がなされているものと思われます。

 

また旅客数の値は、利用区間の長短に関わらずトータルでカウントされているようですので「どの区間でどのくらいの利用があったのか」という、詳細な状況については今回は公表はされていませんでした。個人的には気になるものですが…

 

 

この「いまざとライナー」の社会実験は、3年後にいったん運行による効果の検証を行った後、向こう5年後までの運用が計画されています。

その後、再度の効果検証を行った後に「今里筋線」延伸についての、なにかしらの判断が行われることになりそうです。

 

 

開業から今年で13年経過するも、都心に直結していない路線であるがゆえ、思うように乗客数の増加が進んでいない「今里筋線」。

ただ、手をこまねいているだけではなく、本来の計画であった「湯里六丁目」を含む区間の他にも、近隣の主要駅までの連絡を図ることで、あらたな旅客流動の創出を目指す、画期的な社会実験である「いまざとライナー」の運行について取り上げて来ました。

 

個人的な感想ですが、正直、暫定値とは言え、計画通りに地下鉄を延伸するとなると、この利用客数では難しいのでは…と思ってしまったのが実際のところです。

ただし、先ほども触れましたが、「いまざとライナー」は一大繁華街の「あべの・天王寺」に直結している、という利点は結構大きなことだと感じます。認知度がもっと向上すれば、また状況も変わって来るのかな?と、ふと思った次第です。今後も続けられるこの社会実験、動向が大変気になります。

 

シリーズにおつきあいくださりありがとうございました。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

「地下鉄今里(大阪市東成区)」を出発し、途中の停留所で途中下車しながら、 2系統ある「いまざとライナー」の「長居ルート」と「あべの橋ルート」に乗車して来ました。

 

 

この日、最後に乗車した「あべの橋ルート」の便で「地下鉄今里」へと戻っているところです。

 

 

 

「あべの橋」から「今里筋」沿線の主要な停留所に停まって行きます。ただ、下車する乗客は居ても乗って来る乗客は、この便では見当たらず。車内はがらがらのまま、15分ほどで早くも次は「地下鉄今里」です。

 

 

 

車内の案内ディスプレイでは、バスの到着予定時刻に合わせ、接続する「OsakaMetro千日前線」の詳細な乗り換え時刻が写し出されます。

行きにも見かけたものですが、これは便利だなと感じます。大阪では、まだまだ設置例は少ないものだと思われます。 

 

 

続いては、この「いまざとライナー」運行の目的の大きな要素となっている「今里筋線」の発車案内が。 

 

 

記事の中でも度々触れておりますが、今日乗って来た「いまざとライナー」は、「今里駅」が終点となっている「今里筋線」の「湯里六丁目」(同東住吉区)までの南伸計画の可否を判断することを目的に、向こう5年間、「今里筋線を今里駅からそのまま延伸させている」という前提で運行がなされているものです。

 

そういったことで、このような案内サインひとつを取ってみても、既存の「今里筋線」と、この「いまざとライナー」との接続、というものは、今回の社会実験においては特に注力されているものだと、沿線をあちこちと巡ってそれを強く感じた次第です。

 

 

「あべの橋」から飛ばして15分ほどで、終着の「地下鉄今里」に到着。 

車内の様子を見ていましたが、始発から乗り通したのはわたしを含めてあと一名でした…

 

 

行きの記事で詳しく触れましたが、この「いまざとライナー」と「今里筋線」が接続する「OsakaMetro今里駅」は、地図左端を走る「JR大阪環状線」からは一駅分、外側(東側)に位置する駅です。 

駅近くには、大阪では「五叉路のロータリー」として有名な「今里交差点」があり、交通量は終日多いところですが、都心から外れていることもあり、「千日前線」「今里筋線」の2線が接続しているとは言え、地下鉄の乗降客はやはりそれと比べると少ないのが現状です。

 

 

 

 

「いまざとライナー」を下車しますと、反対側にはこれから「地下鉄長居・長居西二丁目」へ向かう便が、発車待ちをしているところでした。

しかし、このオレンジは目立ちます。 

 

 

それでは、「いまざとライナー」で到着してから「今里筋線」への乗り換え動線をたどってみることにします。 

バス降り場は、地下鉄出入口のすぐ目の前。

 

 

階段、エスカレーターを降りますと、行きに通った「いまざとライナー」の待合室の横に出て来ました。 ただ、待っている人は居らず。

 

 

その先には、すぐに「北改札」がありました。 

 

 

日中、「今里筋線」は10分おきの運転がなされています。ただし、ここで接続している肝心のこの「今里筋線」の列車も、近年では乗客が減少しているということで、7~8分おきからの減便となってしまいました。 

 

 

「北改札」を入ります。がらんとした構内、スムーズな乗り換えの工夫があれこれなされているせっかくの社会実験なのですが…

 

 

階段を降りると、すぐに「今里筋線」のホームに到着。ここまで、バスを降りてから3~4分ほどだったでしょうか。

動線としては、大変スムーズなものだったゆえ、この閑散とした現状というのはちょっと残念な感も受けます。

 

 

ここから「今里筋線」は、線名になっている「今里筋」を北上、「淀川」を越えて、摂津市(せっつし)との境に近い「井高野(いたかの、同東淀川区)」までを結んでいます。


途中、「中央線」・「長堀鶴見緑地線」・「谷町線」、そして「関目成育(せきめせいいく、同城東区)」で「京阪電車」と接続しています。連絡しているこれら路線はすべて大阪都心部へ向かう路線で、「今里筋線」はそういった路線を南北に連接する役割を果していることがわかります。

 

さて、「いまざとライナー」乗車記はここで終わりなのですが、次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

さて、本日の「いまざとライナー」沿線巡りもこれで最後。JRやOsakaMetro「天王寺駅」、近鉄「大阪阿倍野橋駅」に隣接する「あべの橋停留所(大阪市天王寺区)」を後に、「地下鉄今里(同東成区)」へと向かっています。

 

 

バスは東方向へ、「国道25号線」を進んで行きます。徐々に、「あべのハルカス」がどんどん遠ざかって行きます。

 

 

 

この「あべの橋~地下鉄今里」間を結んでいる「いまざとライナー」には、「あべの橋ルート」、系統番号には「BRT2」という名称が付けられています。始発の「あべの橋」を出ると「杭全(くまた、同東住吉区)」。

 

 

ここでも、各方面への一般系統のバスが連絡しています。

 

 

東へ「国道25号線」を進んでいた「いまざとライナー」は、その「杭全」で「JR大和路線 東部市場前駅」に接続。

 

 

 

JR線の高架をくぐる手前、交通量の多い「杭全」交差点を大きく左折。

 

 

ここからは、市の東部を南北に走る「今里筋」に入り、北上して進んで行きます。

 

 

ここからの「今里筋」の区間は、行きで詳しく触れましたのでここでは詳細は割愛しますが…

昼夜問わず交通量が多く、それにともなって多方面へのバス系統が設けられているという「地下鉄今里」までの区間です。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

さて、その沿線巡りの最後にやって来たのは「あべの橋(大阪市天王寺区)」です。

OsakaMetro・JR・近鉄・阪堺電車が乗り入れる、大阪の南の玄関口に当たります。 

 

 

 

この、一大ターミナル「あべの橋・天王寺」から「地下鉄今里(同東成区)」へ向けて、「いまざとライナー あべの橋ルート」の便が発着しています。 最後に、これに乗って「地下鉄今里(同東成区)」へと向かいたいと思います。

 

 

 

その「いまざとライナー 地下鉄今里ゆき」が発車するのは、JRと近鉄の駅を分かつ「あびこ筋」沿い、7番乗り場にありました。

 

接続している「OsakaMetro御堂筋線 天王寺駅」からは、ホームからは歩いて5分ほどだったでしょうか。

電車を下車してから、ここまではわかりやすく表示された案内サインがたくさんありましたので、乗り継ぎには不便はないように感じます。

 

 

地図で見ますと、この乗り場「JR天王寺駅」と「近鉄大阪阿部野橋駅」のすぐ真横です。

OsakaMetroの駅出入口にも近く、まさに「一等地」なのがわかります。

 

「あべの橋」バス停は、ターミナルのそれらしく、駅近くとは言え、系統によっては、おおよそ「駅前」とは言えない場所から発車しているものもあり、あちこちに分散されているので、なおのことこの立地条件の良さを感じるのですが、地下鉄からの乗り換えのわかりやすさを重視した場所設定と言ったところでしょうか。 

 

 

 

「いまざとライナー」は、訪問した平日の日中では20分おきの運行がなされています。

発車時刻も等間隔で、これもわかりやすいものだとあらためて感じます。

 

 

ここから「地下鉄今里」までは、標準所要時間は25分ほど。

「急行バス」の性格があるので、途中の小さな停留所は通過しての、この所要時間です。 

 

 

ところで、この同じ「7番乗り場」からは、別の一般系統のバスも発車していました。

6号系統、「住道矢田ゆき(同東住吉区)」。「すんじやた」と読ませる、なかなか難読な地名です。 

 

 

気になってその「住道矢田」の場所を調べてみますと、先ほど「いまざとライナー」で降り立った「湯里六丁目」停留所(同)から2つほど南に下ったところでした。

 

先ほど巡った「湯里六丁目」周辺についてはこちらもどうぞ↓

当ブログ

社会実験BRT「いまざとライナー」の沿線を巡る その13(2019年8月14日アップ)

https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12502243704.html

 

周辺は住宅街なのですが、そこから接続するバスはなく、行き止まりの終着停留所です。

さらに南へ少し行けば「大和川(やまとがわ)」、それを越えればもう「大阪府松原市」という、大阪市の南端に当たるところです。

 

どんな終着停留所か気になりますが、また別の機会があれば訪問してみたいと思います。

 

 

そうこうしている間に、最後の「いまざとライナー」がやって来ました。これで「地下鉄今里」へと一気に戻ることにします。 

 

 

ただ、乗車してみますと…がらがらでした。わたしを含めて乗客は4名ほど。

5分後にやって来る「住道矢田ゆき」を待っている人の方が多いという状況でしたので、ちょっと意外な感じを受けました。 

 

 

 

車内は、外の暑さを忘れさせてくれるような、海をイメージした内装でした。

ここまで幾本かの「いまざとライナー」に乗って来ましたが、それぞれに個性のあるさまざまな内装でしたので、個人的には大変楽しめました。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。  

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

沿線を巡って来ましたが、いよいよ最後に「あべの橋(大阪市天王寺区)」にやって来ました。「OsakaMetro」の他に、JRや近鉄電車、路面電車の阪堺電気軌道も乗り入れる、一大ターミナルがこの「あべの橋・天王寺」界隈です。


2系統あるライナーのうちのひとつ「あべの橋ルート(あべの橋~地下鉄今里間)」がここから出発しています。 

 

 

それでは、下車した「OsakaMetro御堂筋線 天王寺駅」ホームから、「いまざとライナー」乗り場までの動線の様子を見て行きたいと思います。 

 

 

案内サインは、構内のあちこちになされていました。階段を上がります。 

 

 

改札階へ上がって来ました。 

ここの駅に限りませんが、案内が頭上ではなく足元にあるというのは、ここまで沿線を巡って来て、従来よりわかりやすいものだなとあらためて感じます。

 

 

東改札の前にも、「いまざとライナー」含む一般系統の発車案内がありました。 平日の日中では、20分おきの運行がなされています。

一般系統のバスも、各方面に多数が発車しています。こちらは乗り慣れていないとなかなかわかりにくいですが… 

 

 

東改札を出ます。右へ行けば「近鉄大阪阿部野橋駅」、左が「いまざとライナー」乗り場、そして「JR天王寺駅」につながっています。 

 

 

工事中の連絡通路を先へ進みますと… 

 

 

ほどなく、目指す「1号出入口」にたどり着きました。ここまで、ホームから2~3分ほどだったでしょうか。案内もわかりやすく、個人的には動線としては良好だと感じます。

 

 

その「1号出入口」を地上に上がって来ました。おっ、天王寺に来ても、このあたりにはあまり来ないところです。

 

 

右手には駅ビルがありまして、そこを入ったところが「JR天王寺駅 東改札」でした。 

こちらもにぎわっています。 

 

 

JR東改札口の隣には、駅ビル「MIO」が入居しています。「あべのハルカス」や「近鉄百貨店」とともに「天王寺のランドマーク」として親しまれている、多数の専門店が入るショッピングモールです。わたしも天王寺に来た時にはいつも立ち寄るところでもあります。


余談ですが、「MIO」という名前は大阪市の市章「みおつくし」から取られたものです。

 

 

その「MIO」をはさんで、直下に「御堂筋線 天王寺駅」が設けられている「あびこ筋」の向こうには「近鉄大阪阿部野橋駅」があります。

道路を一本隔てたあちら側は「阿倍野区」になりまして、にぎわっています。

 


そして、その真上には「近鉄百貨店 あべの本店」と「あべのハルカス」。

普段は遠くからばかりですが、近くで見ると、やはり迫力があります。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

「あべの橋ルート」「長居ルート」の2系統が運行されている「いまざとライナー」ですが、

今度は前者が発着している「あべの橋ルート」について、始発点となっている現地の様子をちょっと探ってみたいと思います。 

 

 

「長居駅(大阪市住吉区)」から「OsakaMetro御堂筋線」でわずか3駅。大阪の南の玄関口、「天王寺駅(同天王寺区)」に到着しました。


さすがに「大阪の大動脈」と言われるだけある「御堂筋線」、車内も駅も混み合う「天王寺」です。 


 

さてこの「天王寺駅」には、 「OsakaMetro」路線では、この「御堂筋線」の他に「谷町線」も乗り入れています。

「JR天王寺駅」や、道路を一本はさんだ「阿倍野区」の側には「近鉄大阪阿部野橋駅」、大阪唯一の路面電車「阪堺電気軌道 天王寺駅前駅」があるなど、梅田・なんばと並ぶ、まさに一大ターミナルです。

 

 

 

実は、地下鉄で「天王寺駅」にやって来るのは結構久しぶりです。ホームの案内サインなどもあたらしいものに変わっていて、少し戸惑いますが…「東改札」の先に、くだんの「いまざとライナー」の文字を、無事に見つけました。 

 

 

数々の鉄道路線が乗り入れている「天王寺・阿部野橋」界隈ですが、大阪シティバスも同様、ここを拠点に、多数の系統が東西南北へ向けて走っています。ちなみに、駅前のバス停の名称はすべて「あべの橋」で統一されています。

 

 

 

大ターミナルらしく、乗り場もさまざまな場所に点在しているのがわかります。 

 

 

たくさんの案内の中に…見つけました!

「杭全(くまた、同東住吉区)・大池橋(同生野区)経由 地下鉄今里ゆき」の「いまざとライナー あべの橋ルート」乗り場、7番乗り場です。

 

 

行きの「地下鉄今里」での記事でも触れましたが「いまざとライナー」は「急行バス」としての役割も担っています。

「大阪シティバス」の停留所間の平均距離は約400mだそうですが、「いまざとライナー」のそれについては、その性格上、約1kmごとの設置がなされています。これは「OsakaMetro」の平均的な駅間距離と同一です。 

 

 

それでは、改札を出て「7番乗り場」へ向かいたいと思います。最寄りの出入口は「1号」。

地下鉄ホームから、「いまざとライナー」乗り場までの動線はどんなものでしょうか。


 

次回に続きます。

今日はこんなところです。 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

シリーズもいよいよ佳境に入って参りました。

やって来たのは、2系統運行されている「いまざとライナー」のひとつ、「長居ルート」の便が発着する「地下鉄長居(大阪市住吉区)」です。

 

 

前回の記事でも触れましたが、東西(左右)の「長居公園通」と、南北(上下)の「あびこ筋」とが交差するところに「長居交差点」が、その東側には、広大な「長居公園」があります。「あびこ筋」の直下には、大阪の大動脈「OsakaMetro御堂筋線 長居駅」が設けられています。

 

 

「いまざとライナー」がこの駅に発着しているのは、その「御堂筋線」との接続を図るという目的があるためです。

 

後ほど触れるのですが、ここから数駅北へ行ったターミナル駅「天王寺駅(同天王寺区)」でも、もうひとつの「いまざとライナー」の「あべの橋系統」と接続はしているのですが、市内中心部から外れた、この南部の「長居駅」周辺の地域でも、「いまざとライナー」から「御堂筋線」へどのような旅客流動があるのかということを調査する目的もあると思われます。

 

 

それでは、この「長居駅」での「いまざとライナー」と、「地下鉄駅」との接続について探索してみたいと思います。

ここは駅の「3番出口」を出たところですが、目の前に「いまざとライナー」と、一般系統のバス停が設置されています。

 

 

そこからさかのぼって見る形になります。

朝に訪問した「地下鉄今里駅(同東成区)」同様、駅構内から「いまざとライナー」乗り場への案内は大変わかりやすいように感じます。

 

 

 

続いては駅構内へ。「長居公園」の敷地内には、Jリーグ「セレッソ大阪」の本拠地、「ヤンマースタジアム長居」があるので、セレッソのラッピングが目に留まります。試合の時には大変混み合うコンコースです。

 

 

そこから1階居りたところが駅ホーム。それぞれの方面に1つずつホームのある「対面式」の構造です。

ホームにも「いまざとライナー」の案内がたくさんありまして、ここでもわかりやすいものだと感じました。

 

 

さて、ここからはその「御堂筋線」に乗り込みまして、「いまざとライナー」のもうひとつの系統である「あべの橋ルート」の発着駅、「天王寺(同天王寺区)」へと向かいます。

 

 

忠実に「いまざとライナー」で向かってもいいのですが、途中の「杭全(くまた、同東住吉区)」で乗り換えもありますし、なにぶん外は暑いですので(笑)

このショートカットする区間をたどりますと、「長居」からはわずか3駅で「天王寺」です。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」について取り上げています。

 

 

「いまざとライナー」沿線で途中下車しながら、降り立ったのは「地下鉄長居(大阪市住吉区)」です。

 

 

左右(東西)に走る「長居公園通」が、上下(南北)に走る「あびこ筋」と交差するところが、この「長居交差点」です。

その「あびこ筋」の直下には、「OsakaMetro御堂筋線 長居駅」があります。

この「御堂筋線」との連絡というのも、「いまざとライナー」が社会実験で運行されている大きな要素のひとつとも言えます。

 

 

交差点の「長居公園通」を西方向へ向いたところ。少し先には「JR阪和線」の高架も見えます。

この通りはさらに西へ進み、「四つ橋線」や、臨海部の南港方面へ向かう新交通システム「ニュートラム」の始発駅「住之江公園駅(同住之江区)」へと続いています。「大阪シティバス」では、ここまで乗車して来た「4号系統」がそれをトレースする形で運行されています。

 

 

さて、ここでも少し周辺を探索してみたいと思います。

「地下鉄長居」停留所を降りた目の前には、広大な「長居公園」がもうすぐそこにあります。

Jリーグ「セレッソ大阪」本拠地の「ヤンマースタジアム長居」の姿も見えまして、試合の開催時にはたくさんの人出でにぎわいます。

 

 

 

その「長居公園」の入り口、そして、地下鉄の出入り口の真ん前に、オレンジ色の「いまざとライナー」が発車待ちをしていました。

おそらくは、この駅ではいちばんいい場所に違いありません。

 

 

しかし、このオレンジの塗装というのは目立つものだなと感じます。

 

 

 

 

 

訪問したのは平日でしたので、日中は20分おきに発車するという「いまざとライナー」でした。

終点の「地下鉄今里(同東成区)」までは、所定の所要時間は37分という案内だったのですが、ディスプレイを見ますと「48分」と、ややかかっているようです。おそらくは、この「長居公園通」が混みあっていることからなのでしょうが、道路状況を加味したこまめな案内がなされているというのも便利なものだとも感じます。

 

それでは、この「いまざとライナー」から、接続している「地下鉄長居駅」へのアクセスについて、あれこれ観察してみたいと思います。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」について取り上げています。

 

 

さて、その「いまざとライナー」に乗って、その沿線をあちこち巡っています。

名称にある「今里筋」の南端、「湯里六丁目(大阪市東住吉区)」周辺にまつわる話題を、前回ではお送りしました。

 

 

ここからは「今里筋」を外れ、東西に接続している「長居公園通(ながいこうえんどおり)」を西方向へと進んで行きます。

「いまざとライナー」は20分おきの運転なので、ここからはそれより前にやって来た、一般バスの「4号系統 地下鉄住之江公園ゆき」に乗り込みます。運行されている本数も比較的にあり、「大阪シティバス」の中でも利用客が多い系統のひとつです。

 

 

「湯里六丁目」停留所を発車。ほどなく「近鉄南大阪線」の下をくぐります。ですが、近隣の駅からは少し離れているところをバスは走ります。

 

 

 

近鉄電車をくぐると、車窓の右手に、目に鮮やかな緑の木々が飛び込んで来ました。

この夏空の下ですので、なおのこと車窓からでも目に留まるものです。

 

 

市内でも有数の広さを誇る「長居公園」の南端に差し掛かって来ました。通りの名称は、もちろんこの公園から来ています。

このあたりまで来ますと、二車線のこの「長居公園通」も交通量がかなり増えて来ました。

 

 

 

「湯里六丁目」から10分ほど、公園の端を通り、西端に当たる「地下鉄長居(同住吉区)」に到着。

ここでは「OsakaMetro御堂筋線」、また「JR阪和線」に乗り換えが出来るので、半数以上の乗客が下車して行きました。

 

 

 

「地下鉄今里」から運行されている「いまざとライナー BRT1系統(長居ルート)」は、ここが終点になります。

ですが、折り返しの関係で、ひとつ先の「長居西二丁目(同)」までバスは運行されています。

 

 

このあたりまで来ると、「大阪シティバス」を日ごろから利用しているわたしでも、なかなかやって来る機会のないところです。

運行されている系統も、あまりなじみのないものなので新鮮に感じられます。

 

 

乗車して来た「4号系統」は、そのまま「長居公園通」を西へ、「地下鉄住之江公園(同住之江区)」まで運行されています。

時刻表を見てみますと、終日にわたって、割りに多くの本数が設定されていることがわかります。

 

 

せっかく一日乗車券を持っているので、このまま乗車してみたいところですが…

今日は「いまざとライナー」の沿線をたどるのがメインなので、ここで下車します。この先は、また別の機会にということで。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」について取り上げています。

 

 

「いまざとライナー」沿線をあちこち途中下車しながら巡って来ているのですが、その中間地点に入って来ました。

降り立ったのは「湯里六丁目(大阪市東住吉区)」停留所です。

 

 

「いまざとライナー・長居ルート」の便は、始発の「地下鉄今里(同東成区)」から走って来た「今里筋」からようやく離れ、右折して「長居公園通」に入り、終点の「地下鉄長居・長居西二丁目(同住吉区)」へと向かっています。次の「地下鉄長居」までは、ここからはノンストップです。

 

 

 

またこちらは、一般系統の「4号系統(出戸バスターミナル、同平野区⇔地下鉄住之江公園、同住之江区)」という、「大阪シティバス」でも主要な路線も経由しているところです。同じ停留所からの発着をしています。

 

 

ところで、この「湯里六丁目」という場所ですが…

 

前回の記事でも触れましたが、ここは現在は「今里駅」が終着となっている「OsakaMetro今里筋線」のそもそもの終着駅として計画されていたところです。路線延伸のための建設費用、あるいは旅客需要数などの課題があり、延伸は凍結されてしまっています。


ですが、仮にここまで「今里筋線」を延伸しても接続する他路線の駅もなく(バス停で東へ数個先には「谷町線」の「喜連瓜破駅、きれうりわりえき。同平野区」がありますが)、個人的にはどうしてここを終点に設定したのか?という疑問がありました。

 

 

それでは、そういった経緯を含めて、「湯里六丁目」停留所周辺を探索してみます。

バスを降車したのは、先ほども触れたように「長居公園通」、この目の前の道路です。

 

 

 

「湯里六丁目」の交差点、「今里筋」を北へ見たところ。


ここは「蒲生四丁目(がもうよんちょうめ、同城東区)」から「今里」や「杭全(くまた、同東住吉区)」を経て、市の東部を南北に結んでいる「今里筋」の終端部に当たります。ここで交差しているのが、その「長居公園通」です。

 

 

実はこの「長居公園通」沿いには、「仮称・敷津長吉線(しきつながよしせん)」という「大阪市営地下鉄9号線」を建設させるという構想がありました。

計画通りだと、地図では上下(南北)に延びて来る「今里筋線」と、左右(東西)の「地下鉄9号線」とが、ここ「湯里六丁目」で接続する…という目論見があったようです。

 

それでは、参考までにこちらをどうぞ。

いずれも、大阪市が作成した資料(「敷津長吉線[住之江公園~喜連瓜破]詳細版)からです↓

https://www.city.osaka.lg.jp/toshikotsu/cmsfiles/contents/0000433/433963/10-1_sanko_shiryo2-1.pdf#search='%E6%95%B7%E6%B4%A5%E9%95%B7%E5%90%89%E7%B7%9A'

 

 

大阪市営地下鉄 9号線は、大阪市住之江区の住之江公園駅から同市平野区の喜連瓜破駅までを結ぶ、大阪市交通局(2018年4月にOsakaMetroとして民営化)が計画した大阪市営地下鉄の鉄道路線(未成線)である。仮称は敷津長吉線という。

 

 

大阪市の「交通事業の設置等に関する条例」に定めている9路線153kmのうち未着手となっている部分の一つで、もし建設され、完成すれば2006年12月24日に開業した今里筋線とともにJR大阪環状線の内側を通らない地下鉄となる。

9号線が計画されている地域は、大阪市の南部(具体的には住之江区・住吉区・東住吉区・平野区)にあって長く東西の交通が他の大阪市域と比べてやや不便であったため、この9号線建設は該当地域の住民が長く切望し続けていた事業案である。


長居公園通の地下を通る計画で、途中駅の数・設置位置・名称は他の地下鉄路線との接続駅が設けられるとされるのみで未定である。

また、規格については南港ポートタウン線(注釈・住之江公園駅から南港方面へ路線を延ばす、ゴムタイヤ方式の「ニュートラム」)を延伸する形で案内軌条式の新交通システムとする案もあったが、立地条件の関係で見送られており、長堀鶴見緑地線や今里筋線と同じ鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄となると見られている。

 

1989年の運輸政策審議会答申第10号では「今後整備を検討すべき路線」として示されていたが、20004年10月に出された近畿地方交通審議会答申第8号の「中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」には含まれていない。

(出典・Wikipedia#大阪市営地下鉄9号線)

 

 

資料を拝見して行きますと、市の南部で東西の移動が不便なこの地域でのあらたな交通機関、という位置づけがなされていることがわかるのですが、ここ「湯里六丁目」で「今里筋線」、また、ここから少し西の「長居(同住吉区)」で「御堂筋線」や「JR阪和線」と接続が可能なものの、交差する他の既存の鉄道の多く(近鉄南大阪線、南海高野線、南海本線など)とは交差はしているものの、接続駅が設けられないという、見方によれば致命的な点があることも、同時にわかります。

 

 

さらに、西の終点「住之江公園」を経由し、臨海部・南港方面への連絡をも考慮した路線だということもわかるのですが、「事業採算性」という点で「今里筋線」よりもかなり旅客需要の数字が低く、路線単独での黒字転換はおろか、建設費の減価償却ですら相当な年月を要するようで、計画としては存在しているものの、実質的には「建設凍結」となってしまっています。

 

 

「長居公園通」には、先ほども触れたように、南北を走る「4号系統」のバスが運行されています。

全路線の中でも、利用客の多い主要な系統に当たるものですが、大阪市内中心部から数キロ離れていて、なおかつ都心へと向かわない路線…となると、これをわざわざ地下鉄に転換して、というのは、素人のわたしからしても、計画自体にはどうも無理があるように感じます。

 

「今里筋線」も実は、そういった要素に当てはまる部分もあったりするのですが、赤字のある路線をただ運営させるだけではなく、今後の方向性を見出すためにさまざまな工夫のされた「いまざとライナー」を走らせて将来の建設について判断するという試みは、結論はさておき地元民としては実に興味深いものがあります。

 

 

そのような、実は意味の込められた「湯里六丁目」について少し探ってみました。

ここからは「地下鉄長居」へと向かうのですが、停留所の発車案内を確認しますと、並行するその「4号系統」の方が早く来るようです。

 

 

「いまざとライナー」に乗れば、「地下鉄長居」まではノンストップなのですが、この区間では20分おきの運転なので少々待たなければなりません。せっかくやって来た同じ方向へのバスなので、これに乗ることにします。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。