「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算33回目となった7月30日(水)の訪問記をお送りしています。




西ゲートから入出場の際には、鉄道とシャトルバスとの乗り換え拠点。朝夕には大変な混雑になった「JR桜島駅(大阪市此花区)」にて。



WASSEで「大阪ウィーク夏」の展示を拝見してまいりました。ちょっとぶらぶらしてみましょう。



そのWASSEの北隣にあるのが、よしもとパビリオンのステージ。朝夕は芸人さんたちのステージに、夜はカラオケ大会と、終日歓声の上がるにぎわいでした。


お、ちょうどピン芸人さんの演目。市川こいくちさん…はじめて拝見します。



ん?急に寝転がって…




お尻で、夜店でよく見かける息を吹くとピーピーいうやつ(正式な名前は知らない)を吹きはじめるネタ!わろてしまいましたが。

そういえば昔、江頭2:50さんも同じ、いや、さらに進化したお尻ネタをされていたことを思い出しました。内容はよう言いませんが(汗)


ところで、やはりよしもとのパビリオンにステージですので、芸人さんや芸能人の方々を見る機会も時折あったのでした。最終日に撮影。



この時にはチュートリアルの福田さんに、西川かの子さん。ファーストサマーウイカさんらも居られました。番組の収録のようですが、実際に拝見すると、かの子さんはホンマにきよしさんにそっくりやなあなどと感じたのでした(汗)



よしもとステージを拝見した後、暑さをしのごうと、いったん海べりにあるこちらの休憩所に立ち寄ります。日傘のよう。

ところで今日はこの後に、一大イベントが控えていたのでした。



それは、イタリアパビリオンへの入場。
世界史の教科書に登場する、国宝級の芸術品が次々と展示に加わるなど、すでにこの7月末の時点で、大変な人気を博していました。


もちろんぜひに入場してみたいと思っていたのですが。万博で最後の未入場パビリオンになったイタリアをこの日まで待っていたのでした。

5月のゴールデンウィークあたりだったでしょうか、見つけたのはこのアプリでした。


イタリアパビリオンが独自に運営している万博のアプリ。マスコットのイタリアちゃんが、パビリオン展示や万博について紹介するなどしていたもの。万博に際しての旅行者に向けた内容のようでした。


ここで取り扱われていたのが、イタリアパビリオンへ入場するためのファストパスなのでした。見つけた時には思わず声を上げてしまうほどだったのですが。



そういったことで、これの予約を最短で取れたのが、7月30日の16:16〜。つまり、今日の4時を回ったところなのでした。


なかなか入場する機会を得られなかった、万博でも三指に入る人気を誇ったイタリアパビリオン。これにいよいよ入場することが出来ます。大変楽しみにしていたのでした。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算33回目となった7月30日(水)の訪問記をお送りしています。




昼過ぎからゆっくりの出発で、さらに桜島駅からシャトルバスで西ゲートからの入場になったというこの日。時刻は1時を回ったところ。


昼入場の開始もだいぶ過ぎた頃。西ゲートはさすがに待ちなしでスムーズに入場出来ました。 



しかし暑い!海に近い西ゲートのはずなのですが、風はそよとも吹かず。すっかり真夏です。


大屋根リングに入るとほっとします。



さて、まずやって来たのは大規模展示場「EXPO WASSE」。先日記事でマツケンサンバの話題をお送りしましたが、ホスト都市である「大阪ウィーク・夏」にまつわるイベントがすでにスタートしています。こちらでもです。



ところで、あれ、どこかで見たことのあるキャラクターがWASSEの前で記念撮影に勤しんでいるではないですか。


おらが街・東大阪の公式キャラクター「トライくん」!万博の場で出会うのは2度目ですが、地元民としてはうれしいもの。

しかし、いつもの白と水色のラガーシャツではありません。スタッフの方に伺うと、万博仕様ユニフォームだとのこと。なるほど、ミャクミャクに合わせた、赤と青になっています。



それでは、さっそく入場してみましょう。



府内43の市町村が、特産・名産品などをいっせいに出展しているというこのイベント。長年大阪府民をしていますが、狭いようで南北に広い大阪。地域ごとに特徴はまったく違います。


まずは岸和田から。



岸和田といえばだんじりですが、これ、そのコマなんですね。このような精密な構造をしていたとは。猛スピードで爆走しているイメージですから、頑丈にしておかねばならないのでしょうね。



そして柏原(かしわら)。おらが街とは同じ、奈良と接する中河内(なかがわち)地域の街ですが、有名なのは「河内ワイン」。




JRや近鉄の車窓からも、柏原を過ぎる頃にはぶどう畑がたくさん見られます。飲んだことがありますが、やはりおいしかったですね。



そして、おらが街も出展していました。



電気工具や家具類の展示でした。中小企業の数は日本一と言われるおらが街ですが、そこから編み出されるアイデアも斬新なものが多くあります。



ありそうでなさそうな、十字に挿せるコンセントプラグ。これは便利そう。



さらに、このネットの張られたものは…


ネットベンチなるもの。金網フェンス、というと学校くらいしか思いつきませんが、なるほど網目をこまかくも出来ますから、ちょっとしたベンチに応用が出来る。うまいアイデアです。

地元民として感じるのは、そういった秀でたアイデアを活用した商品を、実際に手に取って見てみたいこと。そういった機会なかなかないんですよね。



ステージに飲食ブースに、大変にぎわっていたWASSEでした。



1時間ほど会場を観て回っていましたが、トライくんは外で元気に記念撮影を続けます。この暑さですから、どうか気をつけて!

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは通算33回目となった7月30日(水)の訪問記をお送りします。



さて、今日は「JR西九条駅(大阪市此花区)」からスタート。時間も昼を回ったところでゆっくりです。


ところでこの日の朝、ロシア・カムチャツカ半島東方沖で巨大地震が発生。太平洋沿岸の広い範囲に大津波警報が発令されて、騒然となりました。



こちらでは、海沿いを走る阪和線やきのくに線(紀勢本線)が運休になるなどし、運転再開にかなりの時間を要する事態になったのでした。


さらに、連日の猛暑もピークに。福知山(京都)で40.6℃を観測するなど、自然の猛威にさらされることが続いたのでした。



海上の万博ですので大丈夫かと思ったのですが会場は平常通りの営業をしているということで予定通り向かいます。

西九条で「JRゆめ咲線(桜島線)」に乗り換え、10分弱で終着の「桜島駅(同)」到着。


この桜島は、夢洲の万博会場に向かう主要ルートのひとつです。東ゲートに駅が隣接する「OsakaMetro中央線」からやや北側を経由。

JR環状線・ゆめ咲線でやって来た観客は、ここ桜島で、西ゲート前に直通するシャトルバスに乗り換えます。グーグル地図を加工。



普段はメトロ利用ですので、桜島経由は久しぶり。ちょっと詳しく観察して行きましょう。

ホームの行き止まりにはシャトルバスへの乗り換えに至便なように、臨時の専用出口が設けられていました。




コミャク(小さなミャクミャク、の意)がいっぱいの改札口!


これは、なかなか雰囲気が上がって来ます。


専用出口を出ました。左側には、天保山の大観覧車。安治川(あじがわ)の向こう、海遊館の脇にありますので、所在地は此花区ではなく港区になります。


シャトルバス乗り場への動線は、大型荷物のありなしで分けられています。会場には、期待以上の大きな荷物は持ち込めないので、ここでコインロッカーに預けてください、といいます。




わたしは身軽ですので、右側をそのまま北上。



ここで興味深いものを見つけました。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のJRゲートなるもの。従業員の方の専用出入り口です。


USJの最寄り駅はひとつ手前の「ユニバーサルシティ駅(同)」ですが、キャストやスタッフの方々が出入りするのは、ひとつ先の桜島駅からだった、という。

駅の北側はあまねくUSJですから広いパーク、便利が良いのでしょう。万博公式サイトより。


フェンスの隙間を覗いてみますと、これ、ジェットコースターの躯体でしょうか。レールが宙づりになっているように見えるので「フライング・ダイナソー」?

意外にも?絶叫系のコースターは大好きなのでこれにも乗ったのですが、結構恐ろしかったです。また乗りたいですが(笑)余談でした。


200mほど進みますと、横断歩道を左折。



そこが「桜島駅バスターミナル」の入り口でした。真上に高々と「阪神高速5号湾岸線」が走ります。大阪湾岸をぎりぎりに走り、神戸方面に延びる大幹線です。



シャトルバスの乗車は、キャッシュレス決済が推奨されています。KANSAI MaaSというアプリ乗車券で予約をしておきました。

万博が開幕するまで、この手のものには馴染みがなかったのですが。使う頻度が増えたので、もうだいぶ慣れました(汗)



バスプールには2台が待機。ピーク時には3、4台続行ということも多いのだそうです。


夜間入場でもない時間でしたから、バスはがらがらでした。快適な電気バスです。



乗車すること20分ほど。西ゲートに隣接する「夢洲交通第1ターミナル」に無事到着。




さまさまな会社の、たくさんのバスが留め置かれているのを眺めるのは、楽しいもの。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。




時刻は5時半を回ったところ。やはり味わいの深い見応えある「TECH WORLD館」を後に、今度は西エリアへと踵を返します。西日が映えます。



そうでした、ホスト都市「大阪ウィーク・夏」の開始のメインイベント「マツケンサンバ」が西エリアのアリーナ「Matsuri」でまもなく開演。朝に必死にゲットした入場整理券が、いよいよ役立ちます。



長蛇の列からアリーナ「Matsuri」に入ってまいりました。すでにえらい人!櫓の方は熱心なファンの方でいっぱい。やはりすごい人気です。

開演からは写真の類はいっさい禁止でしたのでここからはウェブニュースから。




上様の歌声もさることながら、何人居るのかわからぬほどの腰元ダンサーズの多さに圧倒されました。吉村府知事や横山大阪市長らも登場、一緒に歌い踊るなど、お祭り騒ぎでした。

しかし、あの「マツケンサンバ」を生で聴けた!という感動がいちばんですが、上様がその前に歌われていたのは「暴れん坊将軍のテーマ曲」。ちゃんと歌詞が付けられていることをはじめて知りました。びっくりしました。



ショーは1時間ほどで終了。いや、いいものを観させて頂きました。余韻に浸りながらリング方向へと戻ることにします。



時刻は7時を過ぎたところ。さすがに日中の暑さも和らぎ、リング下は涼しいくらい。



夏は日暮れの頃がいちばん良いなあということを万博でも感じます。


さて、Matsuriから雰囲気を味わいながら、ぶらぶら歩く間にすっかりまわりは暗くなります。気がつけば、東ゲートに近い「大阪ヘルスケアパビリオン」までやって来ていました。



お、万博消防隊の特殊車両が。市の消防局がイベントをされていたのでした。こないだも拝見したのですが、ナンバープレートはちゃんと?20-25。市内ですからなにわナンバーです。



リングから離れてさらにぶらぶら。東ゲートの目の前、三菱未来館の前までやって来ました。ひょっとして、というのですが。



読みが当たりました。この時間は予約なしフリー入場を受け入れてくれていたのでした。なぜか待ち時間の表記はありませんが。



深海から火星までのツアーを体験する「JOURNEY TO LIFE」。

大迫力の映像ショーと、キャラクターのビビ・ナナには毎回楽しませて頂いているのですが、今日は客席が最前列のど真ん中。いちばん良席なんでしょうが、あまりのすごさに酔いそうになるという、5回目入場でした(汗)


この後は、すぐ隣の公式グッズショップを覗いてみます。普段は混み合う夜ですが、両方ともがらがら。ありがたいこと。ゆっくり店内を見られました。

限定ICOCAも入手出来ましたし、マツケンサンバも観られましたし。今日はなんだかうまいこと行っています。



そのような一日でしたが、ぼちぼちと帰路に就くことにします。ドローンショーが終わり、激混みになる前でしたので、割にスムーズ。




では、今日のまとめです。

長田07:20→夢洲07:56
普通夢洲ゆき⑥408-17

08:05 東ゲート並ぶ
09:00 東ゲート入場・西エリアに向かう
09:10 当日予約「シグネチャーパビリオン いのちめぐる冒険 超時空シアター(12:30〜)」取れる
09:15 公式グッズショップ JR西日本グループ店限定ICOCA販売並ぶ
09:25 限定ICOCA購入・退店
09:35「大阪ウィーク・夏」イベント「マツケンサンバ」入場整理券列並ぶ
10:20「マツケンサンバ」入場整理券入手
10:25 団体休憩所西到着・過去一番の大阪湾の絶景を楽しむ
10:40 団体休憩所西退出
10:45「未来の都市」パビリオン並ぶ
10:50「未来の都市」パビリオン入場
11:20「未来の都市」パビリオン退出
11:25 EXPO WASSE「鳥人間コンテスト展」入場
11:55「鳥人間コンテスト展」退出
12:00「外食パビリオン宴」入場・万博限定「とらふぐ飯弁当」購入
12:05 リング下で「とらふぐ飯弁当」昼食
12:25「静けさの森」を散策
12:35 シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険 超時空シアター」予約列並ぶ
12:40「いのちめぐる冒険 超時空シアター」入場
13:00「いのちめぐる冒険 超時空シアター」退出
13:10 以降「セービングゾーン(Sゾーン)」付近を散策・休憩
14:00 公式グッズショップ 近鉄百貨店並ぶ
14:20 近鉄百貨店入店
14:45 近鉄百貨店退店
15:00 リングを時計回りに入る
15:15「TECH WORLD館」並ぶ
16:00「TECH WORLD館」入場
16:55「TECH WORLD館」退出
17:10 リング下の公式グッズサテライトショップを複数巡る
17:30 EXPOアリーナ「Matsuri」入場列に並ぶ
17:50「Matsuri」入場
18:00「大阪ウィーク夏・マツケンサンバ」観覧
19:00「Matsuri」退出
19:15「大阪ヘルスケアパビリオン」前で万博消防隊緊急車両を拝見
19:25「三菱未来館」並ぶ
19:40「三菱未来館」入場
20:05「三菱未来館」退出
20:10 公式グッズショップ「大丸松坂屋百貨店」入店
20:20「大丸松坂屋百貨店」退出
20:25 公式グッズショップ「MARUZEN&JUNKUDO」入店
20:40「MARUZEN&JUNKUDO」退店
20:45 東ゲート退出

夢洲20:54→長田21:30
普通長田ゆき⑥408-05

7月25日(金)
開幕104日目/32回目入場
総入場者∶131,194 人
(一般∶112,592人 関係者∶18,602 人)


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。




大規模展示場「EXPO WASSE」から再び大屋根リングに入り、これを時計回りに。

ちょうど真上に当たるところまでやって来ました。そこにあるのは「TECH WORLD館」。


実質の「台湾パビリオン」と言われ人気を博しているように、リング下にまで待ち列は出来ていました。待ち時間は約75分ということですが、並ぶことにします。




結局、40分ほどでフリー入場が出来ました。前室は、ディズニーランドのスペースマウンテンを思わせるような、近未来の設え。





最初の展示室には、2階にまで延びる大きな木が待ち構えています。これに、お国の自然をイメージした映像が流されるのですが。



それを際立たせるのが、床面にずらっと並べられた液晶パネル。500台以上あるそうですが、これにいっせいに映し出される映像も本当にうまい演出です。





映像展示で見せるパビリオンは今般の万博では数多いですが、これほど手の込んでいて、なおかつストーリー性のある美しいものは随一、といえるもの。見事です。


巨木に投影される、美しい映像劇場を観覧した後は、エレベーターで2階へ。こちらでは、お国の豊かな自然のイメージ映像へと続きます。



前回、最初の訪問の際もだったのですが、移り変わるさまざまな自然の表情、息を飲むほど。



パビリオンの名前は「TECH WORLD」ですが、これを略すると「TW」。そう、台湾です。近年ではIT産業で独壇場のお国ですが、通路に咲き誇る胡蝶蘭も、世界一なのだとのこと。



ちゃんと「TECH WORLD」のロゴが入れられているあたり、技術力の高さを感じます。花びらを傷つけないように、特殊なスプレーで入れられた模様なのでした。すごい技術。



IT技術の未来と、お国の美しい自然とが絶妙に魅せられるパビリオン。これはまた訪問したくなりました。



さて、TECH WORLD館では最後におみやげを頂けることが人気のひとつになっています。スタッフの方から手渡されたのは、すいかのイラストがかわいらしいこちら。



折り畳めるハットでした。色がいいですね。普段使い出来そう。もったいなくてよう使いませんが(汗)


時刻は早くも5時を回っていました。
いよいよ本日のメインイベント、夏の大阪ウィーク「マツケンサンバ」に向かいます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。今日の二本目です。




「大阪・関西万博」開幕500日前から「JR大阪環状線・ゆめ咲線(桜島線)」などを走って来た万博ラッピング列車。


これが昨日ラストランを迎えた、というニュースがありました。NHK大阪ローカル「ほっと関西」2025(令和7)年10月29日放送より。




このラッピング列車は、環状線で幾度となく見かけ、乗車することが出来たもの。登場は開幕500日前から、とのことですが、最初見た時にはええっ、これホンマに出たんか…などと思ったのですが(汗)



人間というのは不思議な?もので、そうはいえどこれを見る度に段々と慣れて来たのでした。そして開幕。日に日に人気を増す初春頃から、大団円で閉幕した万博。そら寂しくもなります。わたしも勝手なものです(苦笑)


この後はラッピングを剥がされ、もとの車両に戻されることになっています。



ただ、あの万博にまつわるものが次々と姿を消す、というニュースに接すると、実にさみしくなります。これが「万博ロス」なんでしょうね。朝日大阪朝刊 2025年10月30日付け 30面(社会面)より。




ところで、昨日の夕刊にも気になる記事を見つけました。映画監督の河瀨直美さんがプロデューサーを務めた、シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater-いのちのあかし」の、その後について。

奈良、京都で廃校になった校舎を万博会場の夢洲に移築し改装の上、対話型シアターとして再生。まったく初対面のふたりが、テーマに沿って対話するという、万博では人気のパビリオンでした。朝日大阪夕刊 2025年10月29日付け6面(社会・総合面)より。


しかしながら、一時は決まりかけていた再移設計画が頓挫。このままだと、他パビリオン同様に取り壊しになってしまう、というのです。

わたしはここまで、2回入場することが出来ました。2025年5月9日訪問、7月5日アップ。

6月13日訪問、9月14日アップ。





「いのちのあかし」は、対話型シアターの良さもさることながら、なにより、パビリオンとして大阪の地で生まれ変わった古い校舎は、万博がなければ解体されていたはずのもの。




木の温かさに抱かれ、多くの児童や生徒たちが学び舎として親しんだ思い出の残る校舎。この黒板に残されたメッセージなどを見ると、胸が熱くなります。



しかし…そう知ると大変心配になります。せっかく再生して、それも万博ではたくさんの人々に触れられ、懐かしがられたはず。


ノスタルジー、だけでどうにかなることではないのでしょうが、これがこのままなくなる、というのは万博の理念から鑑みるとするならば…などと感じます。難しい局面なのでしょうが、大変もどかしい気持ちになります。




今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。




大規模展示場「EXPO WASSE」から再び大屋根リングに入り、これを時計回りに。その左下に当たる「コネクティングゾーン(Cゾーン)」の大通路までやって来ました。


アゼルバイジャンの、さながら芸術品のようなパビリオンが目印。万博公式サイトより。


さらにこの通りを南に直進しますと、会場中央の「静けさの森」に差し掛かります。

メイン通りには人通りが絶えないのですが、時間があるので少し脇道に入ってみましょう。万博公式サイトより。


「静けさの森」には小径が幾つかあるのですが、そこはまるで別世界のよう。府内から木々や花の株を集めてつくられた森だといいます。



なでしこに、デイジーでしょうか。会場の喧騒がまったくないので、ほっとします。



その「静けさの森」を南北に抜けますと、再びたくさんの人々が行き交う広場に出ます。ここはシグネチャーパビリオンの集う「シグネチャーゾーン(Xゾーン)」。




一気に現実に引き戻されたようですが、その角の「いのちめぐる冒険 超時空シアター」の当日予約が取れていたのでした。


予約列に10分ほど並び入場。シアターに入る前に渡される、さながら高級レストランのメニューのような案内冊子には、特別感を覚えます。


https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12917865982.html


「いのちめぐる冒険 超時空シアター」は3回目の訪問。VRゴーグルを付けて体験する映像シアターですが、個人的には、万博で三指に入るクオリティの高いパビリオンだと思えます。2025(令和7)5月14日訪問、7月26日アップ。


超時空シアターの上映は10分ほど。しかし、それを感じさせないような、実に濃密な映像ショーでした。これは病みつきになります。



さて、Xゾーンから西隣の「セービングゾーン(Sゾーン)」へと入って来ました。リングの左下に当たるところ。大阪湾はすぐ向こうです。



Sゾーンとリングとの角にはオランダパビリオンがあるのですが、なにやらイベントのあるよう。カーペットなどが敷かれて、スタッフの方々も慌ただしくされています。



偉い方が来られるんかな?と思ったのですが、開幕から100万人目の記念式典だとのこと。居合わせた人々が拍手を送る光景に立ち会っていますと、これがまさに万博というイベントなんやなあと感慨に耽ってしまいます。



この後は、ぶらぶらとSゾーンを散策します。




セルビアパビリオンの、お国で2年後に開催される「ベオグラード万博」、あと658日あまり。


セルビアは東欧の遠いお国で、失礼ながらイメージが湧かなかったのですが、残り日時のカウンターを見かける度、身近に感じるようになったのでした。万博が大阪であってこそです。

ちびっ子次女を連れて行った折、えらく満喫させて頂いたこともありましょうか。会期も折り返しを過ぎ、少しずつ思い出が出来つつあります。2025年5月17日訪問、7月30日アップ。



次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。

東ゲート9時入場の後、すぐに移動した西エリアで過ごしたこの日。昼前になり、ようやく大屋根リングのある中心部に戻って来ました。



さて、この日は目当てにしているものがいまひとつあったのでした。西エリアから足を運んだのは、リング沿いの「外食パビリオン宴」。にぎやかな看板が目印ですが、いつ通っても呼び込みの仕方のにぎやかなこと。



大阪みやげや、大阪や関西に由来のある食べものを取り扱う店舗が集うのですが、その一角は期間限定で出展が入れ替わるお店。



この日は、ふぐがメインになっていました。

ふぐといえば山口・下関ですが、大阪は古くからその一大消費地として知られています。ただいち地元民でも、お店やさんなどで食べた記憶などないのですが。



期間限定で出展されていたのは、関西では人気を博す有名な駅弁メーカー「淡路屋」さん。公式サイトより。

ユニークな駅弁を次々と編み出す人気弁当屋さんですが、本場のふぐ料理屋さんとコラボした万博限定駅弁を発売していたのでした。これはJR貨物とコラボした、神戸牛すきやきコンテナ弁当。2022(令和4)年2月16日アップ。


そういったことでせっかくの機会、めったに見ないようなこれをぜひに食べてみたかったのでした。リング下のベンチで昼食にします。



弁当はふぐの姿形をしたもの。かわいらしい。


弁当は開封の儀がいちばん楽しいものです。



ごろっと転がるのは、ふぐの唐揚げ。これ、タレが大変染みていて、実に美味。



そして、傍らには焼きふぐでした。こちらはもろみ醤油ベースだというのですが、味もさることながら、噛み応えがたまらんものでした。




さらに食べ進めて行きますと、底からは練りかまぼこまで登場。しかし、とらふぐというものは実に味の濃いこと、と驚かされます。

いくら大阪が一大産地とはいえ、食べられる機会などそうそうありませんし(汗)


しかし、店頭に並んでいたうな丼も気になって仕方がありません(苦笑)おいしそう…
楽しい体験をしていると、普段が嘘のように食欲が旺盛になるのは、旅している時とおんなじやなあなどと感じるのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。




東ゲートに9時入場した後は、西エリアに移動した今日。昼にかかるところでようやく?大屋根リングにまで戻って来ました。笑顔が印象的なよしもとパビリオンの前を過ぎます。


さて、そのよしもとから大屋根リングを反時計回りに少し。大規模展示場「EXPO WASSE」がそこにはあります。



この日、こちらで開催されていたのは「鳥人間コンテスト展」。そう、あの恒例イベントの展示です。これは訪問して行きましょう。



毎年、夏に行われている「鳥人間コンテスト」。こちらでは読売テレビで放送されますが、今年で48回目を迎えるといいますから、歴史あるものです。


あまりにも有名ですのでいまさらですが、大学などのグループが精魂込めて製作した人力飛行機を飛ばし、その飛距離を競うというもの。


部門はふたつ。滑空機と呼ばれる、機体を風に乗せて空を飛ぶもの。


いまひとつは、人力でプロペラを回して飛ぶ人力プロペラ機部門。かっこいい。


大会が行われるのはびわ湖。スタート地点は高さ10mもあるのですね。

テレビで観ていても、えらい高いところからなんやなあと思っていたのですが。これくらいでないと、うまく飛ばないのでしょうか。



会場内を観て回っていますと、人力プロペラ機の実物!画像ではわかりにくいのですが、下から見るとこれがものすごく大きいものでした。



展示されていた機体は、全長約7.5m・プロペラを含めると高さは3.5m、機幅は約30mも。

図面からも精密に設計されていることがわかりますが、風の抵抗や浮力などもありますから工業学だけでなく、物理学の部門にもなります。そのあたりの知識もなくてはならないとは。



とかくすごいもんやなあと感心するばかりですが、この機体を製作されたのは「大阪公立大学 堺・風車の会」という団体。やはり学生さんの手によるもの。

しかし「バードマン」という愛称を見て、どこかで見聞したことを思い出します。


これでした。NHK朝ドラ「舞いあがれ!」(2022年度後期放送)。空を飛ぶことに憧れたおらが街・東大阪に住む主人公、岩倉舞(福原遥さん)が学生時代、人力飛行機での滑空に青春をかけるドラマでした(舞は後に航空機パイロットの道を志す)。

舞ちゃんが所属していた、浪速大学の学生サークル「なにわバードマン」は、こちらの団体がモデルになっていたのでした。



ドラマでは、ザ・青春の若さと、仲間の絆とが溢れるエピソードが印象に残っています。2022(令和4)年11月6日アップ。



詰めて居られた学生の方とも話しをさせて頂いたのですが、とかく空を飛ぶという夢のような経験に携われることに魅力があって、と熱心に語って居られました。



青春のすべてを注いで実現させようという熱い思い。本当に清々しいものだと感じます。おっさんが美しく締めてみました(苦笑)






ちなみに、昨年度には最長飛行記録645.15mを樹立したのだとのこと。どのような景色だったのか。本当に鳥になったような気分だったのでしょうか。気になって仕方ありません。


実に胸が空くような「鳥人間コンテスト展」でした。青春って、本当に尊いですね(泣)

次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。




東ゲートから9時入場したこの日。その足で西エリアまでやって来ました。

せっかく西の最果てまで足を運んでいますのでこのエリアの目玉パビリオン「未来の都市」を訪問して行こうと思います。4回目になります。

前回はちびっ子次女とやって来ました。2025(令和7)年6月21日訪問、9月23日アップ。



10分ほどの待ちで入場。前室には、やはりこちらも名物になっている、アバターのおねえちゃんが今日も居られました。

どこからか見ているので、手を振ったりするとお手振りありがとう、そういえばその帽子かっこいいですね、などと十中八九、反応してくれます。それに毎回、癒されるのですが。



「未来の都市」は単立パビリオンではなく、万博の理念に共鳴する企業体が出展する、万博協会のパビリオンです。



名称の通り、近未来の我々の生活をイメージしたコンセプトではあるのですが、高度な文明を築くに至った今日までの人類のあゆみを辿る、というのが最初の展示。もう何回も拝見しましたが、このエリア大好きです。


特に何度も見てしまうのが、近代社会に発達した19世紀に入ってからのイメージ映像。



そして、回廊の最後に掲げられているこのメッセージ。心に染み渡るパビリオン前半です。



次室に移ります。お、総来館数は95万人超。



1カ月前、ちびっ子次女と訪問した時にはこうでしたから、だいぶ入場者は増えています。

ここは西エリアということで、会場中心部の大屋根リングからはかなり離れているのにも関わらずです。やはり、見た目以上に人が増えて来たことが窺えます。6月21日撮影。


最後には、出展各企業による最先端技術を体験出来るスペースが並びます。



こちらの、水に関するおにいさんのショーははじめて見ました。アクロバットがすごかった!

しかし、個人的にはここがいちばん「万博らしい」と思えるパビリオン。まだ体験していないものもありますし、再訪してみたくなります。



パビリオンを出ますと、ここが一般入場者が立ち入れる本当の最果て。

空飛ぶクルマの離発着場がありますが、今日は姿がなし。なかなか見られないのが却って見たくなる仕掛け?なのやも知れません。


やはり、見どころの詰まった西エリアでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。