「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



明日、10月13日(月)に閉幕する「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算27回目となった7月7日(月)の訪問記をお送りしています。



さて、スペインを出て大屋根リング北側、その内側の「コネクティングゾーン(Cゾーン)」のパビリオンを再訪しようという今日。

「モナコ公国パビリオン」にやって来ました。




エントランスホールで出迎えてくれたのは、パビリオンキャラクター「Leeloo(リールー)」。かわいらしい。


最初の展示。お国の紹介かたがた、イメージ映像を体感するというもの。豪華な建物が次々と映し出されるのに圧倒されます。



ところで、名前は知っているけれどもお国はどこにあるのか、というのがモナコ公国。ヨーロッパだということはわかるのですが。



ここでした。フランス南部、イタリアとの国境に近い、地中海に面するお国です。グーグル地図より。


これを拡大。え、と思うのですが、本当に小さなお国です。国土面積は約2.02km²。世界で2番目に小さいといいます。



2km²強、といってもピンと来ないのですが、大阪のシンボル・大阪城公園が約1.05km²、というので。いつも見慣れている、お城のあるこの公園の約2倍の国土。出典①。

大小がどうではないですが、世界には、さまざまなお国があるものだと感心します。



メイン建物に続いては、屋内展示が主です。


お国には立派な日本庭園が設えられていることでも知られているそう。これはそのイメージ。



そして、おもしろいのがこのクイズすごろく。




お国の自然をテーマにしているよう。国際的な高級リゾート地として知られていますが、それに豊かな自然が必ずあり、共生しようというのもヨーロッパらしい。


再び、小さな展示室に続きます。



なんとも、没入感のすごいこちらは海の自然をテーマにした展示。





先ほど訪問したスペインもそうでしたが、こちらも海洋環境の保全に力を入れていることがわかります。日本に居ると、煌びやかなカジノやF1のイメージばかりになるのですが。



再び外へ出ますと、最後にはハチの生態と、その役割についての展示。




わたしたちの食生活に、多大な影響を与えていることがイラストつきで詳しく解説されているというもの。前回は大雨で大変でしたから、これは興味深く拝見出来ました。


二巡目のパビリオン訪問というものは、また違った視点からの発見が実に大だと感じます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典① NHK関西ローカル「おはよう関西」2025年10月10日放送)

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


明日、10月13日(月)で閉幕する「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算27回目となった、7月7日(月)の訪問記をお送りしています。




西ゲート9時入場を果たしたこの日です。
限定ICOCAを思いがけず入手出来て、うきうきしながら大屋根リングに入って来ました。


さて、リングを時計回りに進みます。当日予約のパナソニック館まではまだまだ時間がありますし、まだ10時前ですから、パビリオン群はいずれも空いています。どこから入ろうか。


リング外側に移りますと「TECH WORLD」。
台湾にゆかりのあるIT企業が出展しているパビリオンで、最初の展示では、数百台の液晶パネルを駆使した美しい映像ショーが印象的です。


ところで、いまになって気づくのですが、この待ち列の短かさに、待ち時間目安45分という案内。なんでこの時に入らんかったのかと(汗)9月に入り「TECH WORLD」はものすごい人気になり、長蛇の待ち列にすら並べないような状況になっているからなのでした。

パビリオン展示のクオリティが高いのと、最後におみやげを頂けることもあるのでしょう。3カ月ほどタイムラグがあると、こうしたことに気づくことが増えて来たのでした。



どうやら、空いているので待つパビリオンは避けていたようなのでした。この日、最初の入場はスペインパビリオンから。待ちなしです。

スペインは2回目の入場です。2025年4月21日訪問、5月14日アップ。


パビリオンの入り口は、この緩い階段を上ったところ。一列になって登って行くさまはさながら巡礼者のようで、眺めていて興味深いもの。


最上段まで上がって来ますと、リング上の通路とさほど変わりません。パビリオン側からこのような眺めになるのは数少ないものです。



パビリオンに入りました。真っ暗な中に、海洋をテーマにした展示。2カ月か振りになりますが、そうやったなあと思い出します。




これは、前回にも拝見して感銘を受けたのですが。海流は、水、熱や食べものがすべての生き物に行きわたるようにするもの…


普段は、気にも留めない自然現象ではありますが、このような幾つもの奇跡が重なって我々は生きている。意義深いものを感じます。



海上が会場の万博ですのでそれはなおのこと。なるほどと学びの視点を得られるのは、やはり万博ならではです。



そして次室。こちらは一気に雰囲気が変わり、明るいお国のイメージです。



回廊になっている通路には、お国のレトロな絵はがきが所狭しと飾られています。



先ほどの展示は、海洋にまつわるもの。
そして、リゾートとして楽しむのも海。さまざまな関わり方があるのだなと感じるのでした。




しかし、このたくさんの絵はがきは本当にたくさんの種類、もっとじっくり観てみたいもの。訪れる度に発見があるのは楽しいことです。



最後はグッズショップに続いています。


さらにそうやったなと思い出すのは、オリジナルグッズの種類の多さに、垢抜けていること。




燦々と輝く太陽はお国のイメージそのものですが、波打つ帯は魚なんですね。




オリジナルグッズのみならず、お国の特産品の種類が多いのにあらためて気づきます。オリーブオイルに、見たことのないビール。



こないだには気づかなかったのは、グッズショップの奥にショットバーのようなものがあること。今日も幸い、駅までクルマではありませんので!スペインビールを頂くことにします。


店員さんによると、人気なのは「マオウ」というこの銘柄の生ビール(@990円)。


想像していたより飲み口が軽かったのですが、喉越しがとても良かったです。おいしかった!


エネルギーも蓄えることも出来ました。気持ち良くこの後も巡れそうです。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算27回目となった7月7日(月)の訪問記をお送りしています。




東ゲートに隣接する夢洲駅に到着したものの、東西シャトルバスでやって来たのは西ゲート。

ぼちぼち9時のゲートオープンですが、同じ時刻の東ゲートの様子と比べると、やはり並ぶ人の数は少ないように感じます。



ただし、ゲートは30分ほどかかり通過。これはその時になってみないと、わからないですね。


さて、当日予約に臨みます。「パナソニック館〜ノモの国(14:45〜)」の回が取れました。

やはり時間を要しても、9時入場は人気パビリオンの予約が取れるなあと感心するのですが、これ以降、そうも言えなくなって来るのでした。


さて、西ゲートから入りましたので、目の前にある公式グッズショップを覗くことにするのですが。JR西日本の一角だけえらい行列が。


「万博限定ICOCA」を先着順で販売していたのでした!噂には聞いていたのですが。


会場内に公式グッズショップを出店しているということで、JR西日本グループではさまざまなイベントや、商品の発売が次々となされています。WEST mall公式サイトより。



その目玉が、限定ICOCAと記念グッズのついた商品の数々。実に8種類あるというのですが、ゲートオープンからほどなくして完売になると以前、来店した折に店員さんから耳にしていたのでした。今日は3種類あるというのですが。


順番が来た時に残っていたのはミャクミャクと、ICOCAのキャラクター「カモノハシのイコカ」が肩を組むぬいぐるみ(@7600円)。


付属するICOCAは、ここに飾る(保管する?)よう。


朝一から思わぬ高い買い物になりましたが、駅員さんの格好で仲良く並ぶお二方。なかなかさまになっています。そういえば、ふたりともしっぽがあるんですね(汗)


そして、限定ICOCAはこのデザインのもの。
お好みにきつねうどん、串かつに豚まん、たこ焼き、ミックスジュース…大阪名物をこれから呼ばれよう!というところ。かわいらしい。


そういったことで、朝一西ゲート入場の恩恵に預かることが出来たのでした。いや、これは他の種類のものもほしくなります。

あらたな西ゲート入場の楽しみが増えました。



一方の近鉄百貨店にも立ち寄りました。こちらはまだこの時間ですので、待ちなし。


ただ、店内はすごい人出!といっても、夕方から夜かよりはまだましだという。


こちらの名物?は、タキシードで正装した巨大ミャクミャクのお出迎えでしょうか。普段とは随分と印象が違います。しかし大きいですね。



グッズショップを訪れる度に楽しみなのは、新商品があるかどうか。こののびミャクミャクはこないだ見かけました。

お笑い芸人やおばちゃん、果てはたこ焼きに扮したもの。ガチンコに大阪のイメージです(汗)




近鉄百貨店では、ぬいぐるみの種類が多いなと他と比べて感じます。しかし、さまざまなものがあります。



おっ、これは見たことのないやつです。押すとピコピコ鳴るやつ(正式にはなんというのか)。


形もさることながら、ミャクミャクの表情も加わりこれはおもしろい。子どもが喜びそう。



ふたつの公式グッズショップで思わぬ収穫でした。いや、これはテンションが上がります。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは通算27回目となった7月7日(月)の訪問記をお送りします。




七夕の日の万博訪問になったこの日。少々曇り空ですが連日気温は30度を超え、さらにむしむしとします。もうすっかり夏です。



さて、出発はいつもと同じおらが街「OsakaMetro中央線・近鉄けいはんな線 長田駅(大阪府東大阪市)」から。時刻は8時前。


通勤・通学客に加えて、途中から観客が乗り込み大混雑。約40分で「夢洲駅(大阪市此花区)」に到着しました。



改札から、東ゲートを目指すのは9時入場の人々。日を追うごとに人出は増えて来ました。



地上へと出て来たのですが、今日は普段のように、そのまま隣接する東ゲートに向かわず。駅舎側につくられた通路を目指します。



今日はここから、西ゲートへ向かう「東西シャトルバス」に乗り、前回同様、西ゲートから入場することにしていたのでした。



メトロに隣接する東ゲートの混雑が激しくなる一方、西ゲートは比較的入場枠に余裕がある、ということがこの頃からクローズアップされて来ました。OsakaMetro公式サイトより。

本来ならば、西ゲートへはシャトルバスやタクシーなどでしかアクセス出来なかったものを、東ゲート→西ゲート間のシャトルバスを運行することで、メトロ利用者の西ゲート利用を促そうと対策なのでした。



そういわれてみますと、確かに「東ゲート9時入場」の予約は取りにくくなっているようになりました。同じ行くのなら早い時間からの方が良いですし、西ゲートから可能なのであれば、そちらの利用もしてみたいもの。



駅舎の裏側までやって来ました。並んでいるのは50名くらい。ここで西ゲートの入場チケットを持っているのかを確認されましたので、シャトルバスの利用はしっかり限定されています。





運賃は西ゲート片道では400円、これに会場内を周回する「e Mover」の一日券がついたものが1000円。支払いはキャッシュレスのみ。



一回乗って400円ですから、わたしはこれに一日券のついたものにします。会場内を巡る「e Mover」は度々目にしていましたが、乗るのははじめてになります。こちらも楽しみです。



15分ほど待って乗車。満員になりました。



そして、ほどなく発車。
その会場内を巡る「e Mover」のルートをたどるというのですが。これまで見たことのないバックヤードを走るのがなかなか興味深いもの。

大屋根リングの北側を通っています。



見覚えのある…2億円トイレと、東隣の喫煙所。ということは、隣はマーケットプレイスです。



あくまでも?道路はリングの外側に沿っていることがわかります。ガスパビリオンに、飯田グループ×大阪公立大学共同出展館の赤い屋根。



給電設備の多いのが目に留まります。



ゆっくり走って、5分ほどで西ゲート手前のバスプール前に到着。後から知ったのですが、ここが会場内周回バス「e Mover」の「リング西ターミナル」停留所なのだとのこと。

円形の「ブルーオーシャンドーム」が右手に見えますので、ガンダムやよしもとのあるあたりだとわかりました。



ここからは、警備員の方々の誘導で徒歩です。



ほどなくして西ゲートが見えて来ました。手前で待っているのは、10時入場の人々。ここまで実にスムーズです。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算26回目となった、7月2日(水)の訪問記をお送りしています。




西ゲートからはじめての入退場を果たしたこの日。帰路の「桜島駅シャトルバス」に乗ること20分ほど、終着の「桜島駅バスターミナル(大阪市此花区)」に無事到着したところです。



細長い敷地にバス乗車用のパースは6つ。その手前は降車専用です。



後方(東側)には、シャトルバスの名称になっている「JR桜島駅(同)」はすぐそば。これならば相互の乗り継ぎは便利そうです。


周辺地図から。バスターミナルの真上を大きく跨ぐ斜張橋は「阪神高速5号湾岸線」。大阪市内から大阪湾岸に沿って、神戸方面まで延びる大幹線。神戸にクルマの時はいつも使いますが、桜島を通っていたのですね。

気になるのは道路と駅をはさんだすべてがUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)ということ。西の端ですから、アトラクションでいうと「ウォーターワールド」でしょうか。ギャグもおもろいあれです。万博公式サイトより。


シャトルバスは、車内では運賃収受はいっさい行わないと案内されていました。往路・復路ともに、桜島駅のこのレーンで決済することになっています。


わたしは「KANSAI MaaS」ですので①に。


②は「ICOCA」などの交通系ICカード。


そして、③は現金・クレジット。
完全キャッシュレスの今般の万博ですが、会場外ですから現金も可能になっているよう。幾つか決済方法があるのは安心ですね。



それでは、バスターミナルから道路を渡り、周辺を少し散策してみることにします。


警備員の方が多数詰められていて、しきりにシャトルバス乗り場の案内を丁寧にされているのが印象に残ります。これは会場内外でもそうですが…本当にお疲れさまです。


こちらが「JR桜島駅」。きれいな駅舎です。しかし、以前にこの駅に来たのはいつかいなと思い出すのですが、USJの開業(2001年3月)のために、JRの線路が切り替えられて以来に乗り鉄しに来ました。もう四半世紀前!


そして、駅前には立派な「リーベルホテル」。天然温泉もあるそうで、場所柄、USJ利用客が多いのだとのこと。今年は、このように万博シャトルバスの乗り場もすぐですから、いずれにも至便ですね。メトロの車内からも見えます。



駅の東端までやって来ますと、これはきれいな
大花壇。見事だと感じるのですが、国内外からの来阪者を花や緑でお出迎え!と。



しかし、花と緑で「EXPO」と彩られたオブジェというと、1990(平成2)年にやはり大阪で開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博、EXPO'90)」のことをどうしても想起してしまいます。

わたしが万博好きになったきっかけは花博ですが、あの時は、際立って街なかに花壇やら緑化やらされて、小学生ながら、えらい街がきれいになったなあと感じたのでした。余談でした。



それでは、駅構内に入ってみましょう。なにせ四半世紀ぶりですから、はじめて訪れるかのようです(汗)



万博の拠点駅だという雰囲気です。



駅を出ると、線路はすぐ半地下構造になります。真上の敷地はUSJです。


この駅からは万博閉幕日まで、臨時快速「エキスポライナー」なる列車が発着しています。隣のユニバーサルシティを出ると次は大阪(うめきた新駅)、新大阪のみ停車するというもの。

ただ経路が大変特殊で、環状線と接続する桜島線の終着「西九条駅(同)」はホームがない部分を通過。うめきた新駅に直通させるため、駅の手前から貨物線を経由するためという理由ですが、これは乗ってみたい。また次回に。



ホームに降りて来ました。
島式1面、線路は2線の行き止まり式。どこにでもありそうな構造ですが、ホーム奥には臨時改札が設けられています。朝から14時半まで、シャトルバスに乗り換える利便を図ったもの。



ちょうど、環状線に直通する天王寺ゆきが先発に発車待ちしていました。これですと、西九条で乗り換えなしで帰れます。やったあ!

それでは、今日のまとめです。

京橋12:54→中之島13:04
普通中之島ゆきR1205B列車④13093
中之島13:30→万博会場(夢洲第1交通ターミナル)14:00 
京阪バス万博シャトルバス万博会場(夢洲第1ターミナル)ゆき(明星観光バス担当)

14:20 西ゲート並ぶ
14:25 西ゲート通過
14:35 公式グッズショップ JR西日本グループ入店
14:55 公式グッズショップ JR西日本グループ退店
15:00 公式グッズショップ 近鉄百貨店入店
15:15 公式グッズショップ 近鉄百貨店退店
15:20 WASSE「アニメ×フードフェス」入場
15:35 WASSE「アニメ×フードフェス」退出
15:40 WASSE「日本国際芸術祭」入場
16:00 WASSE「日本国際芸術祭」退出
16:05 バルトパビリオン並ぶ
16:10 バルトパビリオン入場
16:35 バルトパビリオン退出
16:45 西ゲート退出

万博会場(夢洲第1交通ターミナル)17:05→桜島駅バスターミナル17:25 
大阪シティバス万博シャトルバス桜島駅バスターミナルゆき
桜島17:49→京橋18:14
普通天王寺ゆき2488E列車⑧クモハ323-7

7月2日(水)
81日目/26回目入場 総入場者∶113,877人
(一般∶96,020人 関係者∶17,857人)


わたしの方は「京橋駅(同都島区)」でこれを下車。後は地元路線でゆっくり帰れたのでした。

はじめての西ゲート入退場でしたが、JRで行くのにしてもこれは便利やなあと感じました。特にシャトルバスからの大阪湾岸の眺め、なかなかのものでした。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算26回目となった、7月2日(水)の訪問記をお送りしています。




さて、日は高いのですが今日はこのあたりで会場を後にすることにしました。はじめて西ゲートから入場したこの日、帰路も西ゲートから。



先日記事でも触れましたが、西ゲートには「夢洲第1交通ターミナル」という、各地へ向かうシャトルバスとタクシーが発着する拠点が隣接しています。



その中でも、発着便数が群を抜いて多いのが「桜島駅万博シャトルバス」。鉄道と組み合わせた西ゲートへのアクセスの一端を担う、今般の万博ではなくてはならない路線です。



「JRゆめ咲線(桜島線)桜島駅(大阪市此花区)」との間を、所要時間約20分で結びます。万博公式サイトより。



このバスも、関西の私鉄やJRの企画乗車券などをデジタル形態で取り扱う「KANSAI MaaS(カンサイマース)」の利用が推奨されています。行きしなにすでにインストールしておきました。


これですね。最短で5分おき、ピークには続行運転も行われるとのこと。東ゲートのメトロとはやはり輸送力の差があるものの、かなりの頻発具合だとわかります。

9月以降は、20時以降の乗車はあらかじめ予約しておかないと、いっさい乗車出来ないようになっています。駆け込み入場の余波ですね。


運賃は大人片道350円。大阪シティバスの運営ですが、エンジョイエコカードなど一日券の類では乗車は出来ません。


スタッフの方に誘導され乗車。シティバスの次世代車両です。狭いながらも、従来のそれとは雰囲気や設えがだいぶ違います。



座席自体も個別に独立している形状。さらに、壁面にはUSBポート。


なかなかこれは、発車前ですが快適な様子。


まだ街なかでこれを見かける機会はないですが近年のうちに、日常の光景になるのでしょう。
シャトルバスは、ほどなく発車。




しかし、さまざまな会社のバスがいっぱい。バスには詳しくないのですが、これほどが勢ぞろいするとは。万博という催事ならではです。


JR桜島駅に向けて、万博会場を後にします。



バスターミナルを出ますと、大屋根リングを背景にしてクレーンが幾つも林立する風景が目に留まります。夢洲の北側、あのIR(統合型リゾート)はここに出来ることになっています。


カジノが出来る、と一時期には新聞やテレビでよく見聞しましたが、どうやらそれだけではなく、国際会議場やリゾートホテルなどアミューズメント施設も併設されるとのこと。

確かに、たくさんの人が訪れてくれる万博が終わってしまうと、ですし。
大阪のあらたな観光名所になるのでしょうか。



バスは、夢洲の北側・舞洲を通過。順調に進みます。なかなか快適です。海の向こうは、咲洲のWTCコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)。大阪ベイエリアのランドマークです。



さて、バスターミナルを出て15分ほどだったでしょうか。大阪北港、つまり本土へと戻って来ました。ホテルが立ち並ぶので、もうUSJの近くまで来ていることに気づきます。


これを右折。半地下の「JRゆめ咲線」が近づいて来ました。まもなく、桜島駅です。

次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算26回目となった、7月2日(水)の訪問記をお送りしています。



西ゲートからはじめて入場を果たしたこの日。大規模展示場「WASSE」と、バルトパビリオンなどを観て、大屋根リング沿いをぶらぶらとしています。

気が付きましたら、西陣織が特徴ある「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」の前まで来ていました。いつ見ても鮮やかな朱、です。


その前に色とりどりの短冊。国内パビリオンが七夕に合わせて共同でイベントを行なっているもの。背景の朱色と映えます。



そして、隣の「TECH WORLD」にも。これはかわいらしいですね。


「TECH WORLD」は別名「台湾パビリオン」とも呼ばれるようですが、出展しているのは、台湾で事業展開している、国内に本社のあるIT企業。万博ですから、境はありません。




台湾にも七夕に関する伝説がいろいろとあるのですね。「恋人たちのバレンタインデー」とは。


さて、わたしの方はちょっとリングに上ってみることにしました。

先ほど訪問した、バルトパビリオンあたりまで戻った「セービングゾーン(Sゾーン)」から。回れ右すると、西ゲート方面です。




リングには、立ち止まって記念撮影する人に、ぶらぶらと散策する人。みなさん思い思いのようですが、閉幕直前のいまからすると、こんなに空いていたのがウソのよう。


通路をはさんだこちらは「コネクティングゾーン(Cゾーン)」です。古代建築のようなウズベキスタン。



角のセビリアも、外壁の緑はだいぶ育って来たなと感じます。


お国で開催予定の「ベオグラード万博」までは
あと681日。近ければ行ってみたいですが(汗)



Sゾーンを望む。手前からベルギー、イタリア、シンガポールにブルガリア、オランダと並びます。人気パビリオンが居並びますので、会場随一のにぎわいです。

たまには、ぼ〜っと会場の様子を眺めるのも良いものです。少なくとも、この時期までは…



リングを降り、西ゲートゾーンにやって来ました。パソナパビリオンの前にも華やかな短冊。



西方向ですので、少しずつ落ちかけた陽が眩しく感じます。



まだ日はあるのですが、今日はこのあたりでおしまい。やはり、西ゲートから退出します。




さて、メトロの駅がない西ゲートから出ましたので、帰路もシャトルバス。楽しみです。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算26回目となった、7月2日(水)の訪問記をお送りしています。




WASSEでのふたつの展示をじっくり拝見してまいりました。特殊ねじのそれがなかなか興味深く、えらい時間が経っていたのでした。

大屋根リングに戻り、これを少し反時計回りに戻ります。ここは「セービングゾーン(Sゾーン)」の北端。角はベルギーです。



リングを抜けてぶらぶら歩いていますと、バルトパビリオンに少しく入っていないなと思い出します。列も短いので、並ぶことに。



5分ほどの待ちで入場出来ました。スタッフの方々が大変フレンドリーで、こちらまで楽しい気分になります。




実は、パビリオンの名前になっている「バルト」というお国はありません。北欧のバルト海に面するラトビア、リトアニア、エストニアを合わせた「バルト3国」から来ています。

そのうちのエストニアは、さまざまな事情で参加していないのだとのことですが、古くからつながりの強い3国だといいます。


なるほど、豊かな自然を愛するところ、四季のはっきりしているところ。このあたりは我が国と似ているのですね。遠いお国たちですが、そうなると親近感が湧きます。



そのような自然豊かなお国だということで、バルトパビリオンは、自生している草花の展示、約300種類がその中心になっています。


前回、訪問した時にも印象に残ったのですが、これらを指した「天然の薬局」という言葉。


身近にあるものや、聞いたことも見たこともないものもたくさんです。



今日の日本ではあまり聞きませんが、解説を拝見していますと、煎じて飲用したり塗布したりと使い方はさまざまです。へぇっと感心するのですが、ただ、それぞれの効能を知るのにも、昔の人は時間を要したはず。




しかし、いずれもきれいな標本になっています。各々さまざまな葉や枝の広がりに見入ってしまうのですが、この貴重なコレクション、閉幕した後はどうなるんやろかと、勝手に心配してしまいます。



コリアンダーがありました。香味がたまりません。食べる話しになってしまいます(苦笑)



パビリオンのキャラクターは「パラビちゃん」。キノコなんですね。かわいらしい。



さて、奥に進みますとこちらもパビリオンの名物、水滴の浮かぶ緑の壁があります。メッセージやイラストなど、各々自由に記してよいというもの。


記してはあたらしい水滴でまた消え、また記して…諸行無常のようやなあとふと感じます。わたしは、ふと思いついたこれを。


折り返しの通路にも、貴重な展示は続きます。




サンザシ(山査子)は身近ですね。葉っぱがきれいな形やなあと見るたび感じます。


お国では心臓の健康に資すのと、フルーツティーになる!どのような味がするのでしょうか。



再び、あらたな発見が出来たバルトでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算26回目となった、7月2日(水)の訪問記をお送りしています。



西ゲートから初入場したこの日。すでに真夏を思わせるような暑さになりました。



大屋根リング沿いのよしもとパビリオンまでやって来たのですが、4月の半ばにはじまった万博ももう七夕。国内パビリオンが揃って七夕イベントを行なっているのだとのこと。

他のパビリオンはどんなものかも見に行こう。



さて、よしもとのすぐ南側には、大規模展示場「EXPO WASSE」があります。期間限定のさまざまなイベントが入れ替わり行われているので来る度に立ち寄ることが多いです。



この日、行われていたのは「アニメ×フードフェス」なるイベントでした。


アニメの世界観やキャラクターにちなんだメニューの食事を、ここで味わえるのだとのこと。



アニメには疎いのですが、どのようなものか、ちょっと覗いてみましょう。



とある街、オフィス街に近い商店街の一角にある洋食屋「洋食のねこや」は平日は普通の食堂であるが、土曜日だけは扉が異世界につながる不思議な店だった。

土曜日になると異世界の各所からさまざまな人々が食事を求めて来訪し、彼らからいつしか「異世界食堂」と呼ばれるようになった「ねこや」を舞台に、時には店員と客、時には客同士の群像劇を描く。はじめて見聞する作品ですが、なにやら、おもしろそうです。出典①。



他のブースにも、なかなか独特なメニューがたくさん。作品の好きな方にすればたまらんに違いありません。



アニメはアニメでも、ライトノベルやゲーム化されているものが多いよう。




お、「Re:ゼロから始める異世界生活」です。これは知っています。テレビ大阪でやっていたアニメ版を、JD長女が小学生の頃に見ていたのを覚えています。少しはついて行けました(汗)




どのような話しかは知らずとも、こういったグッズは見ていて楽しいもの。


さて、アニメフェスを観終わって外に出て来たのですが…


WASSEの北側の方でも他のイベントを行なっているよう。ただ、どこかで見たことのあるキャラクターが居ます。ヘッドギアを被った…


おらが街・東大阪市のキャラクター「トライくん」。市のイベントでは必ず登場する彼ですが、万博にもデビューだとは。地元民としてはうれしくなります。記念撮影してくれました。

ただ、ねじをかぶったお兄さんふたりが気になるのですが。



トライくんが居たWASSEの北側ホールで行われていたのは「日本国際芸術祭」というイベントでした。




しかし、出展しているのがお寺さんや絵画・工芸、人材育成事業やヘルスケアなど、えらいすそ野の広いもの。

日本国際芸術祭は2025年日本国際博覧会を契機に開催する、新しい国際的な芸術祭です。大阪や全国が繋がり、世界が繋がっていく形を目指します。 文化芸術立国日本といのち輝くWell-beingな日本の未来創りに貢献します。能楽や神楽等の日本の伝統芸能を現代の作家が創作し、日本の美と心を世界に発信します。なるほど、ならばさまざまな分野になるはず。出典②。



先ほどトライくんが居た理由がわかりました。市内に本社を置いている、ねじメーカーが出展されていたのでした。自宅からチャリンコで行けるところに工場があるのを知っています。


今般の万博では、おらが街は積極的に市内の企業が中心となり出展をしています。中小企業、町工場の数が日本一ともいわれ、その技術力の高さを万博でもPRしようというもの。出典③。

出展されているサンコーインダストリーさんも特殊ねじの製造、開発をされている会社です。



こちらで展示されていたのは、それら特殊ねじをふんだんに用いた「万博会場」のオブジェ!


リングはきちんとねじ留めされているのがわかります。立てかけてあるのはエスカレーター。そのまわりには、さまざまな形のパビリオン。中央のこんもりしたものは「静けさの森」だと社員さんから解説。すごい…

WASSEでの展示は終了していますが、市役所のロビーに移されて展示されています(こないだ見に行きました)。よろしければどうぞ!



やはり、さまざまな展示やイベントが目白押しでした。お坊さんの読経ステージ。




次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「フリー百科事典Wikipedia#異世界食堂」)
(出典②)

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算26回目となった、7月2日(水)の訪問記をお送りしています。



中之島駅からシャトルバスに乗り、はじめての西ゲート入場をしたというところです。


感動の?西ゲート初入場を果たして直行したのは、ゲート前にあるJR西日本の公式グッズショップ。そのラインナップを楽しんで来ました。


ところで、ここにはとある名物があります。壁一面に張り巡らされたパイプに数々の鉄道部品。これをじっくり見てみたかったのでした。


お、特急雷鳥号のヘッドマークを発見。いまは「サンダーバード」になり、敦賀から先は新幹線へと変わってしまいました。

福井や金沢、富山などに旅する時には随分お世話になったことを思い出しますが、時間がかかっても乗り換えなしで北陸方面にアクセス出来たのは、便利なことだったのですが。



そして「エキスポ」の表記のある愛称板。
この「エキスポ」は今回の万博ではなく、35年前に大阪・鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博、EXPO'90)」を指します。遠方からの観客輸送で用いられたもの。

会場へ向かうリニア地下鉄(現在のOsakaMetro長堀鶴見緑地線)が発着する「京橋駅(大阪市都島区)」まで運行されていた臨時列車に取り付けられていました。懐かしいです。


さて、本題のパイプです。なにやら特徴のある形に配管されているのですが…


実はこれ、JR西日本の路線を模したもの!
西から、順に見て行きましょう。






へえ〜っと感心するのですが、よく考えついたものです。なにげないオブジェですが、なにかと分かればわたしのような人間にはたまりません。地元路線もしっかりありました。



引き続いては、隣の近鉄百貨店へ。こちらもすぐに入れました。




JR西に比べますと、ぬいぐるみの種類が多いのはこちら。東ゲートのMARUZEN&JUNKUDOもぬいぐるみは豊富でしたが、公式グッズショップでも取り扱う品の違いは結構あります。

いまひとつの大丸松坂屋は、ガチャガチャやキーホルダー、トレーディンググッズなどが揃っている印象を受けます。




しかし、居並ぶミャクミャクには圧倒されます(汗)


次回に続きます。

今日はこんなところです。