凛として - 富士フイルム FinePix F40fd - | 衝動買いはやめられない!デジタルカメラ販売員奮闘記
2007年05月22日(火)

凛として - 富士フイルム FinePix F40fd -

テーマ:デジカメ

ひまわり 富士フイルム FinePix F40fdにて


ISO400 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/45 / 絞り F/2.8


 銀座ソニービル 前を彩る約4000本もの「ヒマワリ」(※2007年5月31日まで)。


 夜23時を過ぎていたのにたくさんの人だかり。


 そんな銀座の夜、kuwa77が手にした機器とは・・・


 「富士フイルム FinePix F40fd」


 実写レビューではおそらく初のメーカーです。


 病み上がり後ではございますが、いってみましょうか!。


富士フイルム
FUJIFILM デジタルカメラFinePix (ファインピックス) F40 シルバー FX-F40FDS

 コンパクトデジタルカメラで「光学式手ぶれ補整」がまだまだ一般的でなかった時期


 「高感度撮影」で且つ「高画質」を両立、そしてバッテリーの持ち時間を大幅に向上させた


 「FinePix F10 」と「FinePix F11 」は個人的に名機だと思いますが、その系譜を受け継ぐこの製品、どのような進化がなされたのでしょうか?


富士フイルム FinePix FXF40fd

キヤノン  IXY DIGITAL 900IS  にて撮影


 ボディ前面より。最近のコンパクトカメラの趨勢から考えると、やや大振りな印象はありますが


 ホールド感は極めて良好です。やわらかな曲線の中に黒のワンポイント。なかなか精悍な面構えと言えます。



SDメモリ 装着 富士フイルム FinePix F40fd

キヤノン  IXY DIGITAL 900IS  にて撮影


 そして数年前では考えられなかった「SDメモリ xD-Picture Card 両対応」という大英断。


 ユーザーの利便性を考慮した大英断といえますが、こうした改良点は大歓迎ですね。


 「カード、xDでしょう・・・?。結構です。」と過去何度もお客様に敬遠されたことがあっただけに・・・。

 



 さて、今回の撮影条件はと言うと・・・

 画像サイズ     8M Fine

 撮影モード     マニュアル

 FinePixカラー    F-スタンダード

 露出補正      なし

 測光モード     マルチ
 フォーカス     センター固定

 ホワイトバランス  AUTO

 

 と最高画質で特に画像に脚色は一切加えず、フォトショップでリサイズしたものを掲載いたします。



東京駅構内


ISO200 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/320 / 絞り F/2.8


 ちなみにここは大幅改装中のJR東京駅構内です。


 この後東京駅→有楽町へと電車で向かったのですが、


 「歩いてもいけたんじゃない?」と思えるほど、実は東京国際フォーラムまで近くてややガックリ・・・。


■感度別画像比較


定点撮影 ISO100 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO100 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/4 / 絞り F/2.8



定点撮影 ISO200 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO200 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/7 / 絞り F/2.8



定点撮影 ISO400 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO400 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/13 / 絞り F/2.8


定点撮影 ISO800 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO800 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/20 / 絞り F/2.8


 ・・・とこうしていつもの定点撮影を比較してみますと、画面右側の鉄骨の描写も、ノイズでさほど画像が荒れるわけでもなく好印象と言えます。


 しかし、この定点撮影は手すりに乗せて、セルフタイマーを利用しての撮影ですので、もし手持ちの場合1/20のシャッタースピードは少々厳しいかな・・・。



定点撮影 ISO1600 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO1600 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/45 / 絞り F/2.8


 色が浅くなり始めたサイバーショット「DSC-W80 」と比較すると、ノイズはまま載りつつも雰囲気も残した絵作りですね。



酒場 鍛冶屋 文蔵


ISO200 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/110 / 絞り F/2.8


裏道 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO1600 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/10 / 絞り F/2.8


 ISO1600もこうした被写体ですと、逆に生々しさが出るような気がします。


 シャッタースピード1/10でギリギリぶれていないとはいえ


 「光学式手ぶれ補整」が恋しく思える一枚とも。



屋台 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO1600 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/12 / 絞り F/2.8



電話ボックス内 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO400 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/15 / 絞り F/2.8



数寄屋橋 富士フイルム FinePix F40fd にて にて


ISO1600 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/42 / 絞り F/2.8

露出補整 +2.0EV


 撮影シーンの一部に強い光源があると、そこに引きづられて少しアンダー目に写る傾向を多々感じましたので、この写真では露出補整を利用しました。


COACH 銀座店前 富士フイルム FinePix F40fd にて


ISO200 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/300 / 絞り F/2.8



銀座 和光本館前 富士フイルム FinePix F40fdにて


ISO1600 / ストロボモード 発光禁止

焦点距離 36mm相当 / シャッタースピード 1/50 / 絞り F/2.8



 今まで、低感度+光学式手ぶれ補整という機種に慣れていただけに、こまめに感度調節を行いつつ手ぶれしない、自分自身のシャッタースピードの限界を試された貴重な機会といえました。


 この高感度画質が許容できるか、できないかで大きく評価が割れる機種かもしれませんが、この「わが道を行く」姿勢。なんだか強く惹かれます。


 ■URL


富士フイルム

http://fujifilm.jp/index.html


FUJIFILM パーソナル製品 デジタルカメラ 製品ラインアップ FinePix F40fd

http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf40fd/index.html



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