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釧路市の水道水問題なし/放射性検査

釧路市は21日、水道水の放射性物質濃度の検査結果を市ホームページで公表した。放射性ヨウ素131と放射性セシウム134、同136、137の4項目を測定したところ、いずれも検出されなかった。市独自で実施したもので、東京の検査機関に委託。水道水は愛国浄水場から比較的近い地区を選定し、14日に昭和地区の民間施設から取水した。今後は釧路総合振興局が測定している大気中の放射線量の動向をみながら、変化があれば検査を検討する。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110422/201104221.html

東日本大震災:福島第1原発事故 原発近くの夫妻、釧路の住宅に入居 /北海道

福島第1原発から約8キロの距離に住んでいた福島県浪江町の横山茂夫さん(63)、孝子さん(62)夫妻が20日、釧路市の民間借り上げ住宅に入居した。自宅が津波で流されたうえ、原発事故の収束までは長い時間がかかると見込まれ、いつ故郷に帰れるかまったく分からない。不安を抱えながらも「ありがたい。お世話になります」と周囲への感謝を口にした。

横山さん夫妻にあるのは、避難に使った車だけ。自宅のあった場所には、避難指示で戻ることすらできない。避難所や親類宅を転々としたが「仮設住宅の入居手続きをしても、夫婦2人だけだから条件が悪い」と考え、釧路在住の孝子さんの妹の元へ。釧路に着いて、無料で被災者用の住宅に入れることを知った。家具や家電も、市や業者有志から中古品がもらえる予定だ。

東京電力が17日に示した原発事故収束までの期間は最短6~9カ月。茂夫さんは「福島に帰れるまで、たぶん1年はかかるだろう」と厳しい口調で語る。だが釧路では、車のナンバープレートにある「いわき」の文字を見た人から何度も親切にされたといい、孝子さんも「受けた被害の大きさには泣けなくても、かけてもらう温かい言葉に泣けてしまう」。避難生活も「せっかくだから、観光地でもある釧路近郊を見て回ろうか」と前向きに受け止める。

市は被災者向けに、民間の共同住宅や市営住宅など計274戸を期限付きで無償提供している。問い合わせは総務課行政担当(0154・23・5184)。【山田泰雄】

毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110421ddlk01040274000c.html

道内ホテル・旅館、国内からの集客に活路 避暑や道内客

東日本大震災の影響で外国人を中心に観光客が激減するなか、道内のホテル・旅館が首都圏からの避暑需要取り込みや道内客の掘り起こしに力を入れている。各社は割安な連泊プランの販売で首都圏から長期滞在客を呼び込む一方で、道内客向けには穴場の名所を巡るバスツアーなどを発売。底堅い需要が見込める首都圏や道内の客を取り込み、低迷する稼働率の底上げを目指す。

鶴雅グループ(釧路市、大西雅之社長)は6月から10月中旬まで、食事を省いた割安な連泊プランを提供する。阿寒湖温泉(釧路市)や支笏湖温泉(千歳市)など6施設で導入し、首都圏から避暑目的で来道する家族客が手軽に長期滞在できる環境を整える。

従来は一人あたりの料金に宿泊代と食事代を含めていたが、連泊プランでは客室単位で課金する。4連泊以上で1部屋1泊あたり1万3000~3万円に設定し、家族で泊まると一人あたりの料金が割安になるようにする。

ホテルにあるレストランの食事では料金がかさむため、6施設で計50の客室を改装して自炊できるキッチンを備える。レストランでも長期滞在客向けに割安な食事メニューを提供していく。

首都圏では節電対策で夏場に長期休暇をとる企業が増える一方、商業施設や家庭で冷房を抑える傾向が強まる見通し。

避暑を求めて「冷涼な気候の北海道に長期滞在する人が増える」(鶴雅の大西社長)と期待する道内観光業者は多い。トーホウリゾート(札幌市、唐神昌子社長)は登別温泉(登別市)など6施設で連泊プランを導入する計画。7泊8日の3食付きで1人あたり合計6万円弱を想定し、通常より2割ほど安くする。野口観光(登別市)も長期滞在客向けの宿泊プランを検討している。

一方で北海道の観光客の約9割を占める道内客の需要を掘り起こす動きも活発化している。ホテル運営のアンビックス(札幌市、前川二郎社長)はバス会社と組んで、自社ホテル周辺にある穴場の観光地を巡るバスツアーを用意した。日帰りと宿泊を合わせて、年内に約2万人の利用を見込む。

旅行会社のシィービーツアーズ(同、戎谷侑男社長)も大型連休中に道内客向けのバスツアーを催行する。

日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E0E2E2E2E78DE0E2E2E6E0E2E3E39EE6E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0

重機に挟まれ31歳男性死亡

【釧路】20日午前11時半ごろ、釧路市南浜町2の倉庫内で、肥料の運搬作業をしていた同市昭和南5、会社員武藤周平さん(31)がショベルカーのバケットと倉庫の壁に挟まれているのを同僚が見つけ、119番通報した。武藤さんは搬送先の病院で死亡が確認された。死因は失血死とみられる。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/287404.html

シカ肉調理法に高い関心 釧路

【釧路】釧路短大は、3月5日に開催したエゾシカの有効活用を探るシンポジウム「みんなでエゾシ会議inくしろ」の報告書をまとめた。アンケート結果ではシカ肉の栄養価について認知度が進み、調理法への関心が高いことが分かった。

参加した200人のうち160人からアンケートを回収。シカ肉が低脂質で、低エネルギーという点は9割以上(149人)が知っており、鉄分が豊富なことは8割(134人)が認識。さらに参加者の関心は「調理方法」が最も高く、スーパーで流通すれば消費が増えるといった意見もあった。

同短大講師でエゾシカ肉の研究を続ける岡本匡代さんは「特に女性のエゾシカ肉への関心が強くなってきている。家庭で料理を作るようになればもっと活用が進む」と話している。報告書は釧路短大ホームページで公開している。(桜井則彦)

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/287530.html

来月チャリティー演奏会/釧路の市民団体

東日本大震災の被災地への義援金を募ろうと、釧路骨髄バンク推進協会(川合隆俊会長)と釧路を拠点に活動するミュージシャンが企画したチャリティーコンサートとライブが5月1日、釧路市内で昼と夜に開かれる。被災地への励ましと元気を取り戻してもらおうと、「届け!元気」をテーマに道内の音楽家が、被災地復興へ向けて〝勇気〟を奏でる。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110421/201104211.html

「クルミの嫁入り物語」発刊/釧路

釧路市動物園で飼育されているホッキョクグマのクルミ(雌、14歳)が秋田県の男鹿水族館GAOへ嫁入りすることを受け、釧路市の市民グループ「ツヨシプロジェクト」(田村悦子代表)は、記念誌「クルミの嫁入り物語」を発刊した。田村代表は「秋田県民にクルミを知ってもらい、秋田と釧路が一緒に祈願することで繁殖という夢を実現させたい」と話している。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110421/201104214.html

釧路と経済交流を/在札サハリン知事事務所

サハリン州政府と日本との交流拠点となる在札幌サハリン州知事代表事務所のA・A・クトヴォイ代表が20日、小畑保則道議の案内で釧路を訪れ、「これから釧路とサハリンとの文化交流を進め、さらに水産物の増養殖事業を含めた経済交流を実現したい」と相互交流のさらなる発展に意欲を示した。クトヴォイ氏は「2005年にサハリン総合大学と釧路公立大学は学生交流の調印をしている。今後は青少年交流から文化・芸術交流、さらに経済的なプロジェクトを成功させたい」と述べた。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110421/201104215.html

震災余波、漁場に廃材 サケ・マス漁初水揚げ 厚岸

【厚岸】太平洋の日本200カイリ水域で操業を始めた小型サケ・マス流し網漁船9隻が19日、釧路管内厚岸町の厚岸漁港にトキシラズ(回遊中のシロザケ)を初水揚げした。各漁船は、東日本大震災の被災地から流出したとみられる廃材などに苦慮し、水揚げ量が低迷する滑り出しとなった。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/287176.html

春の高校野球・釧根予選/来月16日開幕

高校野球シーズンの幕開けとなる第50回春季全道高校野球釧根支部予選(道高野連など主催)は19日、組み合わせ抽選会を釧路プリンスホテルで行い、全道代表1枠を懸けた対戦カードが決まった。大会には部員不足のため欠場の根室西を除く21校が出場。釧路市民球場を会場に5月16日から22日までの7日間にわたって熱戦を繰り広げ、代表校は30日から札幌市円山球場で開かれる全道大会に出場する。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110420/201104202.html