下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【34】
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mixi日記2024年11月04日から。
大先輩の校正者が、「とりあえずChatGPTにはまだ校正はできないようだ」といったことを書いていたのはいつだったろうか。そのときに「現状の問題は、ChatGPTが書いた文章をどう校正するか」といったことも書いていらっしゃった気がする。
うーん。どう考えたらいいのか見当もつかなかった。
少し前に下記を見てイヤーな気持ちになった。
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発見はふたつかな。
ひとつは、「AIチェッカー」なんてものがあること。
もうひとつは、そういうものが必要になるような不心得者がすでに出はじめたこと。
そういう時代なのかね。
この「AIチェッカー」って、どの程度の精度なんだろう。
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試しに、過去にChatGPT君と遊んだ文例を判定してもらった。
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===========引用開始
「東京は浅草に来ています」と「東京の浅草に来ています」にはニュアンスの違いがあります。
「東京は浅草に来ています」
この言い方では、「東京」というエリアや地域の一部として浅草があることを、少し距離を取って紹介しているような印象があります。「東京という広いエリアの中にある浅草」というニュアンスが強調され、リポーターが視聴者に対して「今、東京の中でも浅草に焦点を当てて紹介しています」というような感じを出しているとも言えます。
「東京の浅草に来ています」
一方で、「東京の浅草」という言い方では、より地名としての浅草が「東京の一部分」であることを自然に表しています。「東京の中にある浅草」というニュアンスで、少し親しみやすく、直接的に場所を示しています。
どちらも正しい表現ですが、少しだけ聞こえ方に違いがあります。
===========引用終了
判定結果。
人によって書かれたテキストである可能性が高い(80%)です
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===========引用開始
「関係」と「関係性」は似た意味を持つ言葉ですが、微妙に異なるニュアンスがあります。
関係(かんけい)
一般的に、具体的なつながりや影響を指します。
二者間のつながりそのものを表すことが多く、客観的で事実的なものを意味する場合が多いです。例えば、「彼と彼女の関係」や「会社と顧客の関係」というように使われます。
例:「その事件と私は関係がありません。」
関係性(かんけいせい)
「関係」の質や特性に焦点を当てます。
関係がどのようなものであるか、どのような性質や性格を持つのかを含んで、より主観的・心理的な意味合いが強いです。人間関係や社会的なつながりの深さや強さ、信頼性などを表現したい時に使われることが多いです。
例:「二人の関係性はとても複雑だ。」
まとめ
**「関係」**は、二者間の客観的なつながりそのもの。
**「関係性」**は、そのつながりの質や特性を表す言葉。
ニュアンスが異なるため、使い分けることでより正確に意図を伝えられます。
===========引用終了
判定結果。
AIによって生成されたテキストである可能性が高い(80%)です
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===========引用開始
こちらのやり取りは、「しか~ない」の用法に関する言語学的な議論です。具体的には、「しか」を含む表現がどのように意味を形成し、何を否定しているのかについての説明が中心となっています。以下に要約と解説をします。
要約
問題提起: 「100円しかない」という文は、「ない」と言っているのに実際には「ある」と表現している点に疑問がある。辞書や一般的な言語論はこの点を明確にしていない。
辞書の説明: 「しか」は打ち消しの語を伴い、特定の事柄以外のものを全く否定する意味を持つとされているが、実際には特定の事柄(100円)が存在しているので完全に否定しているわけではない。
観念的な否定: 「しか」は話者の持っている前提や期待(例:数百円あると思った)が現実と一致しない場合に使われる。つまり、「100円しかない」は「数百円あると思ったが100円しかなかった」という期待の否定を示している。
言語理論の限界: 現在の形式主義的な言語論では、この「しか~ない」の構造を十分に説明できていない。形式だけでなく、観念的な要素(話者の期待や前提)を考慮する必要がある。
詳細解説
「しか」の機能:
辞書による説明では、「しか」は打ち消しの語とともに使われ、特定の事柄以外を否定する助詞とされています。しかし、これだけでは「100円しかない」が実際に100円が存在していることをどう説明するかが不十分です。
観念的な前提の否定:
「しか」は話者の期待や観念(例:数百円あると思っていた)を否定する役割を持ちます。つまり、「100円しかない」は「数百円あると思っていたが、実際には100円しかなかった」という話者の期待を否定しているわけです。
現実と観念のギャップ:
「しか~ない」の構造は、現実の状況(100円がある)が話者の期待(数百円ある)が裏切られたことを示しています。このため、「ない」は期待や前提の否定を意味します。
形式主義言語論の限界:
形式主義的な言語論は、言葉の形式や構造に重きを置くため、話者の主観や期待を十分に捉えることができないという限界があります。このため、形式だけでなく、観念的な前提や期待を含めた言語理解が必要です。
例文の解釈
(数万円あると思ったが)千円【しか】ない:
期待(数万円ある)が現実(千円しかない)によって否定されている。
(誰も知っているという話だが)私【しか】真相を知らない:
一般的な認識(誰もが知っている)が現実(私だけが知っている)によって否定されている。
このように、「しか~ない」は現実の状況と話者の期待や認識のギャップを表現するための構造であり、このギャップを理解することで「しか~ない」の使い方や意味が明確になります。
===========引用終了
判定結果。
当ツールで表示する確率は、入力された文章から「生成AIらしさ」を判定するもので
文章中に含まれる生成AIが書いた割合を判定するものではありません
意味不明。「文章中に含まれる生成AIが書いた割合を判定」なんてできるわけないでしょうに。
AIの可能性45%。
3例ともChatGPT君の作文なんだけど……。
現段階の結論……「チェッカーはアテにならない」。
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とってもうれしいです。
※やはり「うれしいです」は美しくない。
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12282289501.html
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