先ほど、それでもと思い、「ヤフー画面」で「Agent   i  」に「無理題に遊ぶ」を訊ねました。ところが、ますます、私の理解と隔たってきているので驚きました。

 簡単に言えば、「無理題」とは、「根拠のはっきりしない、正解のない」問題のことです。私が勝手に作ったので、辞書にはないでしょう。私は、「無理難題」という言葉に注目し、「無理」と「難題」を分け、「無理題こそ難題」という言葉を勝手に本の表題に決めました。そこで、使った言葉が「無理題」です。この言葉が中世の和歌などにつかわれていたかどうか確認はいたしませんでした。念のために書いておきます。

 

 昨日の「設問」の私なりの答えを書いておきます。

 ❶ 「国境」の「読み」は「こっきょう」と「くにざかい」とあります。川端康成本人は「こっきょう」と読んでいたのではないかと思われますが、この二つの読みについては、飯間浩明「遊ぶ日本語 不思議な日本語」岩波アクティブ新書155頁にくわしく説明されています。

 ❷ この「女ひとり」を最初に歌ったのはデュークエイセスというグループだったらしいのですが、初めは「みずも」と歌い、終わり頃には「みなも」と歌ったそうです。私は勝手に「みなも」と歌っていますが、全国どこかに「『みずも』を守る会」というのもあるそうです。

 ❸ これはもう何回もこのブログで書きました。「は」は間違いで、「の」または「二文」にするのがよいとは故大野晋さんのご指摘ですが、相変わらず私の住む県の高校の卒業証書は「は」です。「は」が変だとどうして思わないのかわかりません。

 ❹ これは、先週の土曜日、テレビ朝日の「美しい日本の歌」で某歌手が歌った「この道」の四番は「も」でした。ところが、ダークダックス、喜早哲の「日本の抒情歌」では「は」と歌ってくれと御子息に頼まれたと書いています。

 たしかに、最初に掲載された「赤い鳥」には、「あの くもは」とあったようです。

 

 ここまで、「正解の決められないー無理題」の例をあげましたが、最後の一つは、何度も電話などで指摘しながら、直していない、誤った表記の例です。日本テレビの「フォレスタ」が歌った「荒城の月」のテロップです。

 ❺ 勿論、「植うるつるぎに照りそいし」で「い」が正解でしょう。ただ、「植うる」と「文語体」の歌詞だから「そひ」でよかろうと考えているのでしょうか。これは「無理題」ではありません。

 

 以上、長いお付き合い、有り難うございました。

 

 

 福山図書館に寄贈した「第9学区 福山五校総選 12年の記録」という本が受納されたかどうかが気になって、ヤフー画面で「Agent  i」に訊ねたところ、私のブログ「無理題に遊ぶ」から引用されたものがほとんどでした。

 そこで、重ねて「無理題に遊ぶ」を訊ねたところ、冒頭、 「ことばとしては少し古風で、文脈しだいで解釈が分かれる言い方ですね」とありました。

 

 これでは、何のことかさっぱり分からないので、今夜は、「無理題に遊ぶ」例をいくつか紹介することにいたします。

 

❶ 設問 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の傍線部の読みを書きなさい。

❷ 設問 「結城に塩瀬の素描の帯が 池の水面に揺れていた」の傍線部の読みを書きなさい。

❸ 設問 次の空欄には、助詞「の」と「は」のどちらが入るのが適当ですか。

     「あなた( )、頭書の課程を修了したことを証します。」

❹ 設問 次の空欄には、助詞「は」と「も」のどちらが入るのが適当ですか。」

     「あのくも( )、いつがみたくも、ああそうだよ、さんざしのえだもたれてる」   

❺ 設問 次の空欄には、仮名「い」と「ひ」のどちらが入るのが適当ですか。

     「植うるつるぎに照りそ( )し、むかしの光いまいずこ

 

 「Agent  i」は私にとって、またこんな的外れな説明もしています。

 「無理に作られたお題で、歌や文を作って楽しむこと」

 

 設問の答えはまたの機会に。

 

 今日、この本を、福山図書館に寄付致しました。厳しい図書館の審査があり、受け入れてもらえるかどうかわかりませんが、私としては、必要に応じて、教育関係の記録、資料として、扱ってもらえば有り難いと思っています。

 

 殆どが「福山五校総選」の資料であり、記録ですが、終わりの部分、「パソコン導入について」(259頁~263頁)と、「あとがき」が私のこの本をまとめた率直な感想であり、「松岡義晃」という著者名もそっと書いた次第です。

 

 ただ、今改めて、この本を開いてみて、後に書いた「無理題こそ難題」などよりも、はるかに本気だったなということを実感したと、報告しておきます。