JR貨物 車両基地 数か所が浸水想定エリアに~川そばの避難所は浸水 高台の避難所には鍵 宮城 | Just One of Those Things

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巡回等がしきれず、誠に申し訳ない脳ですが、溜まっていますので・・・

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。
 
 
11月13日。JR貨物は全国にある貨物列車の車両基地のうち、数か所が洪水による浸水想定エリアにあるとして、浸水に備えた対応を検討し、マニュアルの整備を急ぐことになりました。
 
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JR貨物 車両基地 数か所が浸水想定エリアに 対応検討へ
2019年11月13日 18時41分 NHK
 
©NHK

JR貨物は全国にある貨物列車の車両基地のうち、数か所が洪水による浸水想定エリアにあるとして、浸水に備えた対応を検討し、マニュアルの整備を急ぐことになりました。

先月の台風19号で北陸新幹線の車両センターに甚大な浸水被害があったことを受け、JR貨物は全国26か所にある貨物列車の車両基地と、貨物の積み降ろしなどを行う241か所の駅について浸水のリスクを調査しています。
 
JR貨物の真貝康一社長は13日の記者会見で、車両基地のうち、数か所が洪水による浸水想定エリアにあることを明らかにしました。
 
そのうえで真貝社長は「浸水が予測される時に車両の避難をどういう形でやるのかなど事前、事後の対応を考えたい」と述べ、今後、浸水に備えた対応を検討し、マニュアルの整備を急ぐ考えを示しました。
 
またJR貨物は、台風19号の影響について、先月29日にすべての区間で運転を再開するまでに、東北や関東などを走る貨物列車全体の3割にあたる1196本が運休し、39万3000トンの荷物の輸送が減ったことを明らかにしました。
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11月14日。台風19号による浸水被害を受けた宮城県丸森町で、氾濫した川のそばにある避難所が浸水して住民が危険にさらされた一方、高台にある避難所には鍵がかけられ、住民が車中泊を余儀なくされていたことが町への取材でわかりました。防災計画では川のそばの避難所を優先的に開設することになっていたということで、町は今後、計画を見直すことにしています。
 
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川そばの避難所は浸水 高台の避難所には鍵 宮城 丸森町
2019年11月14日 4時46分 NHK
 
©NHK

台風19号による浸水被害を受けた宮城県丸森町で、氾濫した川のそばにある避難所が浸水して住民が危険にさらされた一方、高台にある避難所には鍵がかけられ、住民が車中泊を余儀なくされていたことが町への取材でわかりました。防災計画では川のそばの避難所を優先的に開設することになっていたということで、町は今後、計画を見直すことにしています。
 
©NHK
 
町などによりますと、先月の台風19号で、丸森町金山地区では氾濫した雉子尾川から100メートルほどの場所にある避難所「金山まちづくりセンター」の1階が水につかり、避難していたおよそ20人が一時、危険にさらされました。
 
一方、住民の一部は地区の高台にある別の避難所に向かったものの鍵がかけられて入れなかったことが町への取材でわかりました。
 
住民たちは結局、駐車場での車中泊を余儀なくされたということです。
 
町では雉子尾川などの中小河川の氾濫を想定していなかったため、防災計画で地区の中心部にある「金山まちづくりセンター」を優先的に開設する1次避難所に指定し、避難者が多くなった場合にほかの避難所を開設することになっていたということです。
 
住民からは今回の対応に不満が出ていて、町は今後、高台の避難所を優先的に開けるなど防災計画を見直すことにしています。

■高台で車中泊の住民「トイレもなく大変だった」
 
©NHK
 
町の防災計画に基づく判断が引き起こした今回の事態。
 
当時、高台の避難所が使えず、車中泊を余儀なくされた住民からは疑問の声が挙がっています。
 
丸森町金山地区の齋藤米子さん(69)は雉子尾川からおよそ300メートル離れた自宅に住んでいます。
 
齋藤さんは、災害時には「金山まちづくりセンター」に避難するよう町の担当者から伝えられていましたが、施設は自宅よりも川に近く、ふだんから不安を感じていたといいます。
 
台風19号で自宅が浸水するおそれがあると感じた齋藤さんは避難することを決めましたが、「金山まちづくりセンター」は危険だと判断し、当日の午後7時すぎ、中学生の孫とともに車で高台にある「旧丸森東中学校体育館」へ向かいました。
 
町の防災計画ではこの施設も避難所に指定されています。
 
ところが、齋藤さんが中に入ろうとしたところ鍵がかかっており、町の職員もいなかったということです。
 
施設には被害が大きくなるにつれて住民たちが車で次々に避難してきましたが、中に入れないため、少なくとも20人ほどが駐車場での車中泊を余儀なくされたということです。
 
これについて齋藤さんは「避難してきた人たちはみんな『川が怖くて高台に来た』と話していましたが、避難所が開かず、トイレもない中でひと晩過ごして大変でした。丸森町は川が多く危険なところもあると思うので、今回の台風をきっかけに水害の時は高台の避難所を優先的に開けるようにしてほしい」と話していました。

■浸水想定なく 川のそばに1次避難所
 
©NHK
 
自治体が防災計画を作る際の前提となるのが国や県が作成する河川の浸水想定区域図です。
 
最大規模の大雨が降って川が氾濫した場合に備えて、浸水が想定される範囲を地図上に示したもので、自治体はこれをもとに避難場所や避難経路を検討し、防災計画に記載することが決められています。
 
さらに、丸森町を含む全国の一部の自治体では、避難所のうち洪水が起きた際、優先的に開設する1次避難所をあらかじめ指定しているということです。
 
一方、洪水などへの備えを定めた水防法では、浸水想定区域図を作成する対象は流域面積が広い河川や洪水が起きた場合に影響が大きい河川とされています。
 
このため、阿武隈川の支流で規模が小さい雉子尾川などは作成の対象にはなっていませんでした。
 
その結果、町の防災計画では雉子尾川の氾濫が想定されず、川のそばにある施設が1次避難所に指定される事態になっていたということです。
 
これについて丸森町総務課の山本勝宏危機管理専門官は「1次避難所の指定にあたって氾濫や浸水のリスクが考慮されていなかったのは事実であり、今後は専門家などの支援も受けながら防災計画を見直すとともに、支流を管理する県にも浸水想定区域図の作成を働きかけていきたい」と話しています。
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検証シリーズは少しずつ取り上げております。ご了承くださいませ。最新情報を知りたい方は、下記をご覧くださいませ。今後も続きます・・・。
 
≪NHKのコンテンツ≫
「台風19号 支援」-NHK NEWS WEB
「台風19号 検証」-NHK NEWS WEB
「台風19号」-NHK NEWS WEB
「台風19号 被害」-NHK NEWS WEB
「台風19号 影響」-NHK NEWS WEB
「台風19号 交通」-NHK NEWS WEB
気象・災害ニュース一覧-NHK NEWS WEB
 
≪NHKのスペシャルコンテンツ≫
ニュース特設 大雨・台風19号 豪雨災害
「台風19号 93人死亡 3人不明 71河川で決壊 8万棟余で住宅被害」となりました。
※「台風 大雨の農林水産関係の被害額 3300億円超」となりました。
※その後、「台風と大雨 農林水産関係の被害3600億円 西日本豪雨上回る」となりました。
※その後、「台風19号とその後の大雨 農林水産被害額 3000億円超える」となりました。
※「JR東日本 台風19号の被害 478億円の見通し」となりました。
 
※今後に役立てるために、昨年の豪雨と同じく、データを取りあげつくして、後でまとめてデータベース化します。
 

≪これからの家族のペットのために考えて≫
※別記事で立てる予定でしたが、先に取り上げます。
ももこひめさんより。
避難所にペット 千葉県内、対応に差 千葉市「ケージやリードを」市原市「場所ない、屋外で」
『避難所への「ペット同行」どうすれば 「断られた」報告も』-に思うこと。
豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは
台風19号 ペットの同行避難問題について
ペット同伴避難が認められず自宅に留まる~筆者の台風襲来時の体験記~
避難所でペットの飼い主苦悩 福島県内は受け入れ認めず
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
※落ち着いたころ、ペットを守るための防災対策の記事でこれらの記事を取り上げます
 

※度重なる治療で、休み休み巡回等行っております。巡回しきれていない方は申し訳ございません。たまりにたまっているので、取り急ぎ取り上げました。
 
 
 
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