Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る) -8ページ目

身長は183cmあり、シヴァ(R1250GS-A)はハイシートポジションで乗っている。視界も高いし概ね良好なのだが、致命的ではないものの “できれば改善したい” こととして認識していることがある。それは、フロントウィンドからの風がヘルメットのバイザー辺りの高さに流れてきており、それによる風切り音と風圧でヘルメットが持って行かれそうになる(実際には持って行かれないが…)ときがあるということ。

 

それに対しては、ちょっと顎を引くことで風はバイザーの上を流れていき、現象はかなり軽減されるので、そう対応している。今後もそうすればいいと言えばそうなのだが、それもどうなの?と思ったりもする。

 

そんな中で、その辺の解決策はないか?と軽い気持ちで検索をしていたら “スポイラー” なるものを知ることになる(呼称は色々あるみたいだが)。ウィンドスクリーンをロングタイプのものに交換するという手もあるが、コスト面を考えると「この問題を解決するための投資費用としてはちょっと掛け過ぎかな?」という印象を持ってしまう。もう少しコストを抑えた方法は?と調べていた時に見つけたのが上述のものだ。

 

 

コスト的には、ロングタイプウィンドスクリーンへの交換と比べて約半分の1.5万円程度とお手頃(逆にこの小ささでこのコストは割高感がある?)、見た目も個人的には嫌いではないし、MRA(若かりし頃に乗っていたSSの全てにおいてMRA製スクリーンを使っていたので馴染みがあるメーカー)にも、この手の製品がラインナップされている。

 

X-cleen Touing ( MRAのHPより )

 

大陸製品も至る所に溢れかえっているが、製品精度や品質でちょっと不安がある。ただでさえエンジン由来の振動が多い車種ゆえに、緩んで走行中にぶっ飛んでいく…という状況にはなりたくない(そうなると他人にも迷惑かけるし)。

 

とりあえず純正フロントウィンドに取付した場合、どんな感じなのか?をサイズから検証してみた。まさかないとは思うが、物理的に取付けできなかった…となってしまっては、元も子もない。

 

 

 ・270mm以上のスクリーン幅が必要 → ○(純正ウインドスクリーン幅 = 430mm)

 ・厚み7mm以下 → ○(純正ウィンドスクリーン厚 = 4mm)

 ・湾曲幅が46mm → △(純正ウィンドスクリーン湾曲幅 = 65mm)

 

湾曲幅が数値的にはあれだが、少し浮く感じでの取付になるので特に問題にはならないだろう。これ調達してしまうか…?いやいや、カラーが「クリア」と「スモーク」があり、かつ取付方法も「直接固定(純正スクリーンに穴をあけて固定)」と「クランプ固定(要別途購入)」がある。その辺の検討も必要だ。

 

クランプ固定時には別途購入が必要なクランプキット

 

取付方法についてだが、個人的には純正スクリーンに穴をあけることへの抵抗感は皆無だ。逆に固定力や設置位置の(主に高さでの)自由度を考えれば、クランプ固定よりもメリットは大きいと感じる。唯一のデメリットといえば、取り外して運用しなければならなくなった際には、穴あきシールドになってしまうということのみ。ただ、その状況に陥るということは、実走してみた際に “どうしても取り外したくなるくらいに不具合があった” という場合のみだろう。それが具体的にどんな状況なのかの想像はつかないが、100%そうならないという保証もない。幸いなことにクランプキット自体はそんなに高くないので、とりあえず試しにクランプ固定で使ってみて、問題なければ直接固定に…ということもありかと思う。

 

まあ、結論を出すのは(ポチるのは)もう少し考えてみてから…かな。

今年(2025年)は、本腰を入れてロードバイク復帰を成し遂げる年にすると決めた以上、やらない訳にはいかないし、是非やり遂げたいと思っている。そこで、効率よく成長するため、そして成長度合いを確認するために、久々に FTPテスト をやることにした(身体検査)。

 

パフォーマンス向上の為には、ただ闇雲にトレーニングをするのでは効率が悪い。若い頃ならいざ知らず、50歳越えのオッサンにはそんな時間も体力もないので “効率よく” というのは結構重要な要素だ。その効率的なパフォーマンスの向上を求める為には “必要な強度” で “必要な量” をこなすトレーニングが大切だと教えられた。伸ばしたい能力ごとにそれはあり、伸ばしたい能力が違えば、自ずとそれらは変わってくると。エンデュランス能力を伸ばしたいのか?スプリント力を伸ばしたいのか?で、取り組まなければならないトレーニングの内容(強度と量)も変わってくるということだ。

 

ただ、どちらのトレーニングを行うにしても、その判断基準となるモノが分かっていなければ、これまた非効率的なものになってしまうので、その判断基準となるモノ= FTP値を調べるのが、FTPテストという訳だ。基準値としてFTPを用いることについては、今では賛否があるのではないかと思われる(勉強してないから現状がどうなのか知らない…浦島太郎状態)。昔ならとにかく「FTPをあげろ!」で済んだが、現在は他の統計データを用いてるのかどうかなどは分からない。がしかし、私はシリアルレーサーでもなんでもない(ただのオジサンな)ので、とりあえずFTPで自分の成長度合いを確認していこうと思っている。

 

 

ZWIFTワークアウトの中のFTPテスト関連のものはこの4つがある。今回選んだのは「ランプテスト」で、1分毎に20wずつ上がっていき、力尽きるまでペダルを回しやがれ!というドSな内容。この4つのワークアウトのどれを選んでも “力尽きるまで” という条件は変わらないので、結局は “死ぬほどキツい” ということには変わりない。ただ、私のような “ひ弱” なサイクリストは、その “死ぬほどキツい時間” が比較的短く済むのが「ランプテスト」だと思われるので、これを選んだ(再度言うが、結局最後は力尽きて死ぬ)。

 

 

心地よい強度から始まりキツい強度に移行していく。そのキツさも何とか耐えていると突如としてその瞬間が訪れる…気持ちは踏みたくても身体は踏めなくなるその瞬間が。本当の意味での “身体的限界” まで追い込む・出し切ることは難しい(先に精神的にドロップアウトしてしまうことが多い)ので、その辺の緩さはあると思う。だが、それも含め(身体的限界+精神的限界)でのいまの限界値と捉えている。

 

 

これが現時点での私の結果だが、FTP=198w(2.3w/kg) という数値のようだ。ハッキリ言ってショボい数値だが、見えを張ってもしょうがない。ここからどれだけ向上できるか?の方が重要だ。今後はこの数値を基準としてトレーニングしていくが、これからどのような曲線を描いていくのかが楽しみでならない(いまやってるFF14でのレベ上げみたいな感じ)。

 

でも、このFTPテストを定期的にやらなければならないというのが、唯一の憂鬱材料となっている。こればかりは仕方ないのだが… 嫌なものは嫌なのだよ。

ローラー(GT-ROLLER F3.2 / GROWTAC社製)に載せられっぱなしになっている我が思い出の弐号機 MERIDA REACTO 8000E 。リアスプロケットがそろそろ引退させてあげても良いのでは?という状態になってきたので、新品(CS-R7000 11-30T)に交換した。ローラー用なので、コスト重視の105グレードで。

 

 

その際、軽いクリーニング作業も一緒にしたのだが、お世話になっているSHOPのBLOGに「シマノ製クランク 無償点検プログラム」のことがポストされていたな…と思い出し、自分のものが該当しているのかどうかを確認してみた。

 

 

REACTOにインストールされているクランクのそれは「FC-R8000 / QD」 で、みごとに対象品ときたもんだ。SHOPにて点検して貰ってもし補償対象となった場合は、新型クランクに交換してくれるそうなので、近々持って行こうかなと思ったが、一つ気になる点がある。

 

その気になる点とは、対象品がシマノ製パワーメーター付クランクの場合は、新型のパワーメーター付クランクとの交換になる様だが、社外パワーメーターが付いてるものに関してはどうなるのだろうか?

 

REACTOにインストールされているクランクにはパイオニア製パワーメーターが付いている。パイオニア製パワーメーターの付け替えなんて聞いたことないし、確かできないはず(しかも既に絶版の品だ)。となると…まさかのシマノ製パワーメーター付クランクへ交換をして貰えたりすのだろうか?んなことある訳がないだろうな。

 

だとしたら、クランク自体は新型に交換して貰ってもパワーメーターはなくなり、必要なら自費で購入しなければならないことになる。そこそこの出費を覚悟しなくてはならない。ローラー用とはいえ、ZWIFTをやるうえでパワーメーターがなくてもできない訳ではないが、必要な装備の一つであることには変わりない。

 

補償対象品になって新型クランクに交換して貰ったとしても諸手を挙げて喜ぶことができないこの状況。さて、どうしたら良いものか…

いま使用しているサイクルジャージが、さすがにもう限界に近づいてきているので、新しいジャージを作ろうと思い立ち、いまデザインを考えているところだ。2025年はロードバイク復帰の年にすると決めたし、それを後押しする意味合いもある。

 

現在は、2019年にSUNVOLT社で作成したセパレートワンピを使用している。ツール・ド・おきなわにエントリーする為に作成したのだが、もう6年も経つのか…と時が経つ早さに驚きを隠せないでいる。そんなことはさておき、デザインを考える前に今回はどのメーカーで作ろうか?を考えなければならない。とはいえ、選択肢は前回同様「SUNVOLT」か、初めて仲間内でジャージを作ったときの「WAVE ONE」かのどちらかになるだろう。

 

 

 

ともに作成したことのある2社だが、どちらも製品的には全く問題なく “快適な使用感” を享受できるので、それ以外の要因での選考ということになるが、その点においては少々の違いがある。

 

注文可能枚数

 SUNVOLT:3着~

 WAVE ONE:3着~(海外生産のZEE LINEは5着~)

 

色見本(実際の生地にメインとなる色が各種印刷されたもの)

 SUNVOLT:なし(2019年の作成時は対応してくれなかった)

 WAVE ONE:あり(無料)

 

試着サンプル

 SUNVOLT:あり(有料:2,200円/1回 返却送料も負担)

 WAVE ONE:あり(無料 返却送料は負担)

 

先行プリント(実際の生地に印刷された生産前の本物をチェックできるサービス)

 SUNVOLT:あり(有料:3,300円(税込))

 WAVE ONE:あり(無料)*ZEE LINEはサービス対象外

 

どのグレードの製品を選ぶのかによって価格は当然変わってくるが、どれを選んだとしても変わらないものとしては上記のような項目がある。その中で違いがあるものは?と見ると3点ほどあり、それを抜き出すと下記のようになる。

 

SUNVOLT

 ・色見本 → 無

 ・試着サンプル → 有料(2,200円/1回 返却送料負担あり)

 ・先行プリント → 有料(3,300円)

 *実際の生地に印刷したときの色の確認は、先行プリント(有料)を依頼するしかない。

 

WAVE ONE

 ・色見本 → 有(無料)*生地に50色程度が印刷されたものが3枚届いた。

 ・試着サンプル → 無料(返却送料負担あり)

 ・先行プリント → 無料

 

と、SUNVOLT社の方が、余計なコストが必要となる感じだ(さすが “大阪商人” とでもいうところか…)。私の場合、SUNVOTLユーザーなのでサイズ確認が必要ないため試着サンプルのコストは不要となるので問題ないが、色の確認のために3,300円支払わなければならないのはちょっとなぁ…といったところ。いま使ってるジャージも、濃紺(藍色)指定でオーダーしたのだが、生地に印刷されると色合いが微妙にかわり、ちょっと紫がかった色で仕上がってきて、ギリ許容範囲内ではあったものの思っていた色ではなく少々残念だった思いがある。

 

上記のような違いがあり、何を優先するかによって作成依頼先は各々で変わってくるだろう。私の場合は、一人で作るので発注最小単位数が少ないところであること、総費用が安く作れるところが決定要件となり、その要件で選定するとSUNVOLT社となる。

 

フルオーダー最小発注枚数の3枚で発注すると、SUNVOLTのTEAM(ミドルグレード/旧COMP)なら 22,000円/1枚(発注枚数:3-4枚) なので、WAVE ONEよりも安く上がる。PRO(ハイエンド)までは要らないし、STANDARD(エントリーグレード)のものはいま使用してるが、やはり着心地が上位グレードのモノと格段に違う。ちなみに、WAVE ONEの方は、スピードデュアルスーツ(ハイエンド)とZ SPEED DUALSUIT(エントリーグレード)の2タイプあり、スピードデュアルスーツ(ハイエンド)は 26,400円/1枚で3枚から発注可能で、Z SPEED DUALSUIT(エントリーグレード)は 19,800円/1枚だが最小発注枚数は5着となっている。

 

サイズも分かるし、色見本も必要ないとなれば、総額で10,000円以上の違いが出てくる。ということで、今回もSUNVOLT社に発注先を決めた。

 

次は、デザイン作業に進むわけだが、既にザックリとした方向性は持っているので、メーカーHPからDLしたテンプレートに Inkscape でデザインを起こしていく。

 

 

もうレースに出る訳ではないので、どちらかというと “Simple & Cool” で。使用する色については、基本的に日本の伝統色(和色)を使おうと思っている。大好きな 勝色(かついろ)をベースに、差し色として 深紅(しんく)を使う。色以外でも “日本” を意識したものを使おうと思っている。ザックリとしたものは作ったので、これから各部詰めの作業に入るが、ここからが少し時間のかかるところだ。

昨日のトレーニングログ。

 

強度を上げたら耐えられるのか?この疑問の回答を得るためにL4にちょっとだけ入る強度のワークアウト(L4&L3を交互に5min×4set)を選択した結果は、散々たるもので終わった。

 

 

先ずはケイデンス。90rpm以上で!との指示があったので、対応しようとしたが1set目で維持できなくなる。それ以降は筋力の問題。L4は全く踏めない。そのセッションをスキップしてL3は何とか頑張るも、当然次のL4は全くダメ…。最終のL4は何とか食らいつき60%程度の時間は滞在できたものの、その後は続かず…という目も当てられない状況。

 

 

・90rpmを30分間維持することが困難な心肺機能。

・2.4w/kgのパワーを5分もたせることができない筋力。

 

これは “土台” からキチンと作り上げないとダメな状態にあるということを認識するに至った。内容は散々たるものだったが、やって良かったと思う。現実を直視することができたのだから。

 

やる前に考えていたことを少々修正して、とにかくL2で時間を走りこみ、そこまで時間がない時には強度を1段階上げたL3を。筋力UPは、週4でやっている自重トレーニングに任せるにして、GT-ROLLERではケイデンスを意識して行うように。