Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る) -8ページ目

2025シーズンのグローブ(春秋用)を入手した。猛暑期用のメッシュグローブは既に持っているので、それ以外で常用するものとして。計り知れないほどの製品があるであろうグローブの中から何をチョイスしようかと思案したが、最終的には「良いモノを長く使い込む」という方向性に落ち着き、クシタニ製のオールレザーなグローブに目を付けた。

 

そんな折、ちょうど名古屋に行く用事ができたので「これ幸いに…」と名古屋市内にあるプロショップを訪問。目を付けていた複数の製品を各々試着した上でその中の一つを購入するに至る。

 

 

KUSHITANI製 K-5375 RAVEN GLOVES(レイヴングローブ)/ カラー:グレー

 

 

店舗には、K-5350 レイヴングローブⅢK-5365 レイヴングローブⅣ 、そして2025年春夏モデルの K-5375 レイブングローブ が全サイズ並んでいた。Ⅲ → Ⅳ → 数字ナシの順に改良が施されてきた製品とのことだが、なぜか最新版はⅤではないらしい(原点回帰?)。3世代のレイヴングローブが揃っていた訳だが、これらには当然のことながら世代が進むにつれて所々の改良が施されているのが見て取れる。電導人工皮革の位置やパームスライダーやフィンガープロテクターのサイズや素材、見た目などなど。

 

 

 

 

Ⅲ・Ⅳとこの2025年春夏モデルのそれは以下の通り。

 

 

ナックルプロテクター部のパンチング加工と言った見た目、親指部分やパームスライダー等プロテクションの追加&変更、そして親指の電導人工皮革が腹から先に変更されるなどの利便性向上などという変更点があったが、この2025年春夏モデルを購入するに至った最大の要因は上記の点ではなく、指部(人差し指~小指)の縫製方法の違い だ。

 

 

親指部分は前作からの変更はなかったが、人差し指~小指の縫製が前作までの「内縫い」から「外縫い」に変更されていた。当然のことながら、グリップを握った際の感触は雲泥の差だ。縫い目を感じることなく、握り心地がすこぶる良い。この変更点のみでコレに決めても良いと言ってもいいくらいのポイントだと個人的には感じた(あくまでも私個人の意見)。

 

シューズもそうだが、グローブも “絶対に” 試着するに限る。今回の様に、実際に手に取って見ることで、こう言った違いを実際に確認することができる。サイズ感に関しても同様で、実際に私もMかLで迷いに迷った。フィット感と言うものは、個々人によって大きく変わってくるものだろうから、各製品の全サイズが置いてあるプロショップに行ってよかったと思っている。

 

本革なので使い込んでいくにしたがって馴染んできて、より使い易くなってくるだろう。そういった楽しみも含め…で、この買い物は満足感が高いものだったと思っている。

異常な程に雪が少なく暖かな冬か…と思ったら、一時的な寒波襲来で車庫での冬眠に入りそびれた我がシヴァ(R1250GS-A)だが、今日までの間では、近場も含めて乗られることはなかった。乗れるほどの陽気な日もあったが、冬用装備(とくにグローブ)を持っていないがために、時折エンジンをかけたついでに駐車場内をグルグルする程度…な状態。

 

幸いなことに、その際も一発でエンジンに火は入ってくれた。が、スターターのその息遣いはすこぶる弱い。当然と言えば当然、この寒さの中で放電のみしかしていないのだから(来冬は冬用グローブを調達して乗ってあげよう…)。バッテリーが完全に息絶える前に…ということで、充電&メンテナンスを行うことにした。

 

 

使用したバッテリーチャージャーは、おなじみの オプティメイト4 デュアルプログラム だ。

今更説明するまでもないことだが、通常充電の他にCAN-Bus対応なので、車輛の12Vヘラーソケットからの充電も可能だ。

 

 

今回もヘラーソケット経由で充電をしようかとも思ったが、以下の2つの理由からバッテリーを外して充電することに。

 

・ヘラーソケット経由の充電方法では、高電圧でのアドバンス回復充電が作動しないため

・シヴァのバッテリーを外したことがなかったため

 

ヘラーソケット経由の充電でも低電圧パルス回復充電は作動するので、それだけでも良かった。しかし、さすがにサルフェーションが起こっているとは思っていないが、念のためそのテストも含めて…と言うのがひとつ目の理由で、もう一つは、ただ単純にシヴァのバッテリーを外したことが無かったので、その作業の確認のため。

 

充電作業に伴う診断の結果、サルフェーション化していた際に行われるアドバンス回復充電になることなく通常充電がおこなわれ、充電後のテストでも問題はなく、そのままメンテナンス充電モードに移行してくれた。

 

バッテリーも高価なものだし、メンテナンスするだけで長持ちしてくれるのなら、しない理由はない。冬眠させない(今年のような)冬も、メンテナンスは怠らないようにしたい。

 

昨日は建国記念日で祝日ではあったものの、何かと時間を取られてやりたかった “耐久走” を実施する時間の捻出に失敗した。

 

夕方の合間時間でGROWTAC GT-ROLLER F3.2を回し始めたが、ここ数回はワークアウトメニューを行っていたので、ターゲットはSSTではあるがワークアウトメニューではなくグループライドを選択した(気分転換の意味を込めて)。

 

チョイチョイとお世話になっている Cycle Nationグループライド(1.6w/kg - 2.4w/kg) がほんの数分前にスタートしていたのでそこにジョイン。

 

 

中途半端な時間帯だったがゆえに、エントリーも10名以下。個人的にはこのくらいの規模のグループライドも好きだ。リーダーがいないグループライドだったが、強度を変に引き上げようとする人も居なかった(韓国人が一人抜け出て単独で行ってしまったけれども…)ので、求めていた範囲に収まっていたし。

 

まあ1時間しか回せなかったが、0(ゼロ)よりはマシということで。

一昨日に引き続き昨日もGT-ROLLER F3.2でバーチャルワールドにトリップした。Z4ターゲットのワークアウトはもう少し後になってから…と思っているがゆえに、昨日も一昨日同様に “SSTワークアウト” をチョイスする。

 

数値的にまだまだなのは仕方ないと分かっていながらも、自分の現状に何とも言えない不甲斐なさを感じてしまう。だが、コツコツと小さなものを積み上げていくしか方法はないし、もうしばらく頑張っていけば、自分のパフォーマンスが上がってきたことが実感できるようになるはず。そうなると、パフォーマンス成長曲線もより上向きになり、一緒に精神面も上向きになってくれるだろう。そうなれば、言うことなしだ。

 

 

そんな期待を込めつつ、いまは地道な半歩前進を積み重ねることに集中する。今後の自転車で楽しむフィールドは、クリテリウムやロードレースではなくブルぺを狙っているので、どちらかというとベースを高いレベルに持って行く必要がある思っている。そういう観点からしても、いまは高強度をやる時期ではないと。それに、こんなベースが貧弱なヘッポコオヤジがこの段階で高強度やりはじめても身体壊すだけだとおもうから…オヤジの身体なんてそんなもんだ。

身長は183cmあり、シヴァ(R1250GS-A)はハイシートポジションで乗っている。視界も高いし概ね良好なのだが、致命的ではないものの “できれば改善したい” こととして認識していることがある。それは、フロントウィンドからの風がヘルメットのバイザー辺りの高さに流れてきており、それによる風切り音と風圧でヘルメットが持って行かれそうになる(実際には持って行かれないが…)ときがあるということ。

 

それに対しては、ちょっと顎を引くことで風はバイザーの上を流れていき、現象はかなり軽減されるので、そう対応している。今後もそうすればいいと言えばそうなのだが、それもどうなの?と思ったりもする。

 

そんな中で、その辺の解決策はないか?と軽い気持ちで検索をしていたら “スポイラー” なるものを知ることになる(呼称は色々あるみたいだが)。ウィンドスクリーンをロングタイプのものに交換するという手もあるが、コスト面を考えると「この問題を解決するための投資費用としてはちょっと掛け過ぎかな?」という印象を持ってしまう。もう少しコストを抑えた方法は?と調べていた時に見つけたのが上述のものだ。

 

 

コスト的には、ロングタイプウィンドスクリーンへの交換と比べて約半分の1.5万円程度とお手頃(逆にこの小ささでこのコストは割高感がある?)、見た目も個人的には嫌いではないし、MRA(若かりし頃に乗っていたSSの全てにおいてMRA製スクリーンを使っていたので馴染みがあるメーカー)にも、この手の製品がラインナップされている。

 

X-cleen Touing ( MRAのHPより )

 

大陸製品も至る所に溢れかえっているが、製品精度や品質でちょっと不安がある。ただでさえエンジン由来の振動が多い車種ゆえに、緩んで走行中にぶっ飛んでいく…という状況にはなりたくない(そうなると他人にも迷惑かけるし)。

 

とりあえず純正フロントウィンドに取付した場合、どんな感じなのか?をサイズから検証してみた。まさかないとは思うが、物理的に取付けできなかった…となってしまっては、元も子もない。

 

 

 ・270mm以上のスクリーン幅が必要 → ○(純正ウインドスクリーン幅 = 430mm)

 ・厚み7mm以下 → ○(純正ウィンドスクリーン厚 = 4mm)

 ・湾曲幅が46mm → △(純正ウィンドスクリーン湾曲幅 = 65mm)

 

湾曲幅が数値的にはあれだが、少し浮く感じでの取付になるので特に問題にはならないだろう。これ調達してしまうか…?いやいや、カラーが「クリア」と「スモーク」があり、かつ取付方法も「直接固定(純正スクリーンに穴をあけて固定)」と「クランプ固定(要別途購入)」がある。その辺の検討も必要だ。

 

クランプ固定時には別途購入が必要なクランプキット

 

取付方法についてだが、個人的には純正スクリーンに穴をあけることへの抵抗感は皆無だ。逆に固定力や設置位置の(主に高さでの)自由度を考えれば、クランプ固定よりもメリットは大きいと感じる。唯一のデメリットといえば、取り外して運用しなければならなくなった際には、穴あきシールドになってしまうということのみ。ただ、その状況に陥るということは、実走してみた際に “どうしても取り外したくなるくらいに不具合があった” という場合のみだろう。それが具体的にどんな状況なのかの想像はつかないが、100%そうならないという保証もない。幸いなことにクランプキット自体はそんなに高くないので、とりあえず試しにクランプ固定で使ってみて、問題なければ直接固定に…ということもありかと思う。

 

まあ、結論を出すのは(ポチるのは)もう少し考えてみてから…かな。