異常な程に雪が少なく暖かな冬か…と思ったら、一時的な寒波襲来で車庫での冬眠に入りそびれた我がシヴァ(R1250GS-A)だが、今日までの間では、近場も含めて乗られることはなかった。乗れるほどの陽気な日もあったが、冬用装備(とくにグローブ)を持っていないがために、時折エンジンをかけたついでに駐車場内をグルグルする程度…な状態。
幸いなことに、その際も一発でエンジンに火は入ってくれた。が、スターターのその息遣いはすこぶる弱い。当然と言えば当然、この寒さの中で放電のみしかしていないのだから(来冬は冬用グローブを調達して乗ってあげよう…)。バッテリーが完全に息絶える前に…ということで、充電&メンテナンスを行うことにした。
使用したバッテリーチャージャーは、おなじみの オプティメイト4 デュアルプログラム だ。
今更説明するまでもないことだが、通常充電の他にCAN-Bus対応なので、車輛の12Vヘラーソケットからの充電も可能だ。
今回もヘラーソケット経由で充電をしようかとも思ったが、以下の2つの理由からバッテリーを外して充電することに。
・ヘラーソケット経由の充電方法では、高電圧でのアドバンス回復充電が作動しないため
・シヴァのバッテリーを外したことがなかったため
ヘラーソケット経由の充電でも低電圧パルス回復充電は作動するので、それだけでも良かった。しかし、さすがにサルフェーションが起こっているとは思っていないが、念のためそのテストも含めて…と言うのがひとつ目の理由で、もう一つは、ただ単純にシヴァのバッテリーを外したことが無かったので、その作業の確認のため。
充電作業に伴う診断の結果、サルフェーション化していた際に行われるアドバンス回復充電になることなく通常充電がおこなわれ、充電後のテストでも問題はなく、そのままメンテナンス充電モードに移行してくれた。
バッテリーも高価なものだし、メンテナンスするだけで長持ちしてくれるのなら、しない理由はない。冬眠させない(今年のような)冬も、メンテナンスは怠らないようにしたい。