クシタニ レイヴングローブ(K-5375) | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

2025シーズンのグローブ(春秋用)を入手した。猛暑期用のメッシュグローブは既に持っているので、それ以外で常用するものとして。計り知れないほどの製品があるであろうグローブの中から何をチョイスしようかと思案したが、最終的には「良いモノを長く使い込む」という方向性に落ち着き、クシタニ製のオールレザーなグローブに目を付けた。

 

そんな折、ちょうど名古屋に行く用事ができたので「これ幸いに…」と名古屋市内にあるプロショップを訪問。目を付けていた複数の製品を各々試着した上でその中の一つを購入するに至る。

 

 

KUSHITANI製 K-5375 RAVEN GLOVES(レイヴングローブ)/ カラー:グレー

 

 

店舗には、K-5350 レイヴングローブⅢK-5365 レイヴングローブⅣ 、そして2025年春夏モデルの K-5375 レイブングローブ が全サイズ並んでいた。Ⅲ → Ⅳ → 数字ナシの順に改良が施されてきた製品とのことだが、なぜか最新版はⅤではないらしい(原点回帰?)。3世代のレイヴングローブが揃っていた訳だが、これらには当然のことながら世代が進むにつれて所々の改良が施されているのが見て取れる。電導人工皮革の位置やパームスライダーやフィンガープロテクターのサイズや素材、見た目などなど。

 

 

 

 

Ⅲ・Ⅳとこの2025年春夏モデルのそれは以下の通り。

 

 

ナックルプロテクター部のパンチング加工と言った見た目、親指部分やパームスライダー等プロテクションの追加&変更、そして親指の電導人工皮革が腹から先に変更されるなどの利便性向上などという変更点があったが、この2025年春夏モデルを購入するに至った最大の要因は上記の点ではなく、指部(人差し指~小指)の縫製方法の違い だ。

 

 

親指部分は前作からの変更はなかったが、人差し指~小指の縫製が前作までの「内縫い」から「外縫い」に変更されていた。当然のことながら、グリップを握った際の感触は雲泥の差だ。縫い目を感じることなく、握り心地がすこぶる良い。この変更点のみでコレに決めても良いと言ってもいいくらいのポイントだと個人的には感じた(あくまでも私個人の意見)。

 

シューズもそうだが、グローブも “絶対に” 試着するに限る。今回の様に、実際に手に取って見ることで、こう言った違いを実際に確認することができる。サイズ感に関しても同様で、実際に私もMかLで迷いに迷った。フィット感と言うものは、個々人によって大きく変わってくるものだろうから、各製品の全サイズが置いてあるプロショップに行ってよかったと思っている。

 

本革なので使い込んでいくにしたがって馴染んできて、より使い易くなってくるだろう。そういった楽しみも含め…で、この買い物は満足感が高いものだったと思っている。