2023年5月半ばに2泊で巡った福島と山形の温泉旅シリーズ。
行程はいよいよ大詰めになってまいりました。
本編前に、まいどのここまで行程リンク集がこちら↓。
<初日>
かこい食堂(食事)
<二日目>
大内宿(観光)
天国茶屋(食事)
おしょうし処 しげ坊(食事)
<三日目>
つけものと手打ちそばの伊澤(食事)
赤湯温泉の宿の立ち寄りは結局2湯で終了。
赤湯温泉エリアを離れる前に、今回こそ行こうと思っていたのが全国的に名が知られる有名なラーメン店。
烏帽子公園の近く、県道246号と146号が合流するあたり。
「赤湯ラーメン」の名を冠する「龍上海」の本店へ。
これまで2度、定休日や時間外でフラれてしまっていた。
山形県内に本店以外もあるのだけれども、そこは本店にこだわってみたかったし
平日でも食事時はかなり並ぶと聞いていたその本店。
ただし通し営業なのが狙い目。
15時前という中途半端な時間はさすがに駐車場に空きがある!
10年以上越しの名物ラーメン、ようやくいただきましょう
3時間前に蕎麦をいただいていたので、小食の相方はパスするとのこと。せっかくだったのですがラーメンにはあまり興味がない人なんですよ。
赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店
これはすんなり入れるかなと思ったら、入口入ってすぐのところに2人座って待っている人がいる。
店内にはテーブルの空きが結構あったのだけれども、半端な時間は回転も遅くなるのでしょうかねぇ。
手前で待つ間に壁にあったメニューをチェック。
最近値段が改訂されたのか、それぞれ上から新たな価格が貼ってあった。
詳しくは後ほど。
この状態で10分弱待ち、店内のカウンターへ着席。
そこにあった味変要員は胡椒のみ。使用せず。
では改めてメニューを。写真の色味が少し出てませんm(__)m
ここはやはり最初なので名物メニュー「赤湯からみそラーメン」950円一択。
ちなみに2024年現在も価格はこのまま。
メニュー裏側には夏季限定の冷やし系や他店舗情報など。
こちら↑には3店舗の紹介があるけれども、実際は山形県内に6店舗ある(2024年現在)。
※6店舗の他に山形駅前店というのがあったそうだけれども、除名されたとのこと。
山形県以外には新横浜のラーメン博物館内のみ。
個人的には山形県のみで展開した方が潔くて好きだな~。
食べたい人は山形へ行く。それでよし。
ちなみに龍上海は昭和33年創業。
世の中に札幌ラーメンの味噌ラーメンが知られる10年以上前から山形系の味噌ラーメンをやっていたらしい。
その辺のことはオフィシャルサイト↓に詳しいのでどうぞ。
オーダーしてから約10分で「赤湯からみそらーめん」が到着。
パッと見でスープの油分が結構あり、最後まで熱々で食べられそう。
真ん中の辛みそはしばらく触らずに進めますか。
散らされた青のりが珍しい。
スープはこの時点で確かに味噌系なのだけれども、味噌の味よりもスープの素材の風味が前に出ていてイイ感じ。
鶏や豚、魚介も感じるよいバランス。
青のりが結構主張してくるので、最初の内はかかってないところから進めた方がよいでしょう。
麺も相当に特徴的。
太くて縮れており、モチプヨとした感じ。艶があった。
自家製麺で、この本店から道路を挟んだところに製麺所がある。
チャーシューはやや薄めだけれども美味しかった。すでに青のり風味があるが、全然悪くない。
寄り写真はないけれどもメンマは細くて歯ごたえ系。
それではそろそろ辛みそを溶かし始めましょうか
ほほぉ、この味変は素晴らしい
溶かしつつのグラデーションも溶かしきっての味わいも、どちらもバランスがあって辛味が尖ってない。
この辛みそ、別皿もできるそうな。
でも日の丸弁当みたいに真ん中に乗ったビジュアルがやはり好きかも。
ごちそうさんでした!
歴史を感じる個性があり、ぼくは大変気に入りました。
ぜひまた食べたい!
最後に一つ、たまに店内にかかる龍上海の歌が気になり続けました
次でこのシリーズのラストとなります。
帰宅方面へ移動しつつ、入りこぼしていた共同浴場へ。
赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店
山形県南陽市二色根6-18
0238-43-2952
11時半~19時
水曜定休
2023年5月入店