2023年3月末、栃木&福島へ湯友との旅シリーズ。
泊まった日の晩御飯のお話を。
本編の前に、恒例のこれまで行程リンク集からどうぞ。
中華食堂 つなしま(食事)
泊まった「くつろぎ宿 新滝」は素泊まりで利用。
とはいえ実は夕食の店は事前に決めてなかったのでした(^^;
東山温泉の温泉街内ではちょっと適当な店が無さそうなことは当をつけており、一応観光案内へ顔を出してみてその状況を確認。
会津若松の盛り場までなら散歩がてら行けそうな気がしていたので、観光案内の酒が好きそうなおっちゃん(イメージです)に街中のオススメ店を2,3店聞き、結果的に行ったのがこちら、「鳥益」というお店。
温泉街からは徒歩で30分以上はかかったかも
最寄り駅は七日町駅らしいのでエリアとしても七日町ということになるのかもしれないけれども、ヨソ者なので会津若松で括らせてください。
料理居酒やという肩書?が、鳥料理以外も楽しめそう。
営業時間は17時~23時と夜営業のみ。
建物の老舗感もグッときます
料理居酒や 鳥益
2Fもある店内だけれども、基本的には予約をした方がよい人気店。
18時半過ぎに到着。
我々が予約なしでスッと入れたのはラッキーだったみたい。
広めのカウンターへ案内された。
よく歩いて喉が渇いているのでぼくはまずビールを。湯友は何かのサワー。
こちら↓はお通し。
もずく酢にとろろと、載せてあったのはイカだったか。
なおすべてにおいて基本的にメモを取ってないので写真から判断願います。
いずれにせよ、このお通しでここでは何を頼んでも間違いないと思ったことは覚えております
まずは乾杯~
グランドメニューの写真は一部しか撮っておらず、黒板や吊り下げ系のメニューから。
うなぎ系が並ぶ↑ものの、本日のおすすめ↓に注目。
会津なので海ものよりかは山ものが食べたい気分。海ものも美味しいんだろうけれどもね。
このおすすめからは、ふきのとうの天ぷらを注文。
他は一品メニュー(写真無)より、やはり会津とくれば馬刺しを。
それから何となく、焼き茄子も。
日本酒メニューにワクワク
地酒だけでかなりの種類があり、迷ってしまう。。。
途中からは何を選んだかはっきり覚えておりませぬ(^^;
鳥益ということで、焼き鳥は頼むでしょう
ねぎま、鳥皮焼き、砂肝を2本ずつ。砂肝のみ後から追加オーダー。
皮だけタレ、後は塩で。
まずは馬刺しが来ました。
想定よりもずいぶん量が多い
そして何とも美しいじゃありませんか
見るからに間違いない赤身。たまりませぬ。
いいタイミングで日本酒も1つめが来ましたよ。
会津美里町の「風がふく」特別純米。
こうやって付箋をつけてもらっていた分にはわかるのだけれども、途中から付箋がなくなった。
そして馬刺しのアップ。
いや~、今見ても垂涎。
そして付いていた味噌がまた美味い
にんにくが練りこんである味噌。
箸が止まらなくなるんですよ。
この味噌だけをアテにしていくらでも飲めます
よって日本酒その2も。
喜多方の「蔵太鼓」超辛特別純米。日本酒度+10。
焼き茄子が到着。
これもまた、実に美しい
そしてこの焼き茄子は最高
今まで食べた焼き茄子でたぶん一番美味しかったかも。
茄子そのものももちろんのこと、火の入り具合、皮を剥く仕事の美しさ、どれも最高レベルに思えてしまった。
秋茄子ではなくてこれなので、一番よい旬だとどんなんだろ。
600円だったと思うけど、会津の人、こんな美味い焼き茄子を普通に食べてるんですか!
満を持して焼き鳥、まずはねぎま。
うぅむ。うぅぅむ。
ねぎまってこんなに美味しいもんだったっけ。
いや~、参りました。
ねぎを挟む意味を初めてちゃんと理解したと言えるぐらいに、ネギと鶏肉の味わいの関係が完璧。
ネギの甘味、鶏のジューシーさ、このコラボが最高域。
火の入り方の見極めがこれ以上でも以下でもないという極点。
その焼き担当は、大女将みたいな年配の女性。
思わずぼくの聖地、赤羽のもつ焼き屋「米山」の引退したお母さん、その半焼きの火の入れ具合を思い出してしまった。
こちらは半焼きよりかはもちろん火が入っているのだけれども、大ベテラン女性による極点の見極め具合に共通項を感じたのでした。
皮ももちろん文句なし
焦がし方がまた、絶妙過ぎる。
これぐらい重ね刺して焼くのが皮の醍醐味。これがいい。
もちろん日本酒は枯渇。その3は何か忘れた。
メニューと片口の位置を見ると、廣戸川か会津娘か会津中将か、その辺りでしょう。
ここでようやくふきのとうの天ぷらが到着。
忘れられているかと思ったぐらいにこれは時間がかかった。
が立派なふきのとうに満足。
つゆ&おろしと岩塩の両方でいただける。
つゆもちゃんと美味しかった。
天ぷらは焼き鳥ほどの感動はなかったものの、もう少し他のものを頼んでもよかったかな。
日本酒その4も。
これはたぶん花泉だったはず。
花泉があると必ず頼んでしまうので。
最後に追加オーダーした砂肝が到着。
これもしっかり美味しい歯ごたえを楽しませてもらいました。
これだけのハイクオリティなものを食べて飲んで、2人で7600円。
いやぁ、安いでしょう、間違いなく。
良い店を教えてくれた観光協会のおっちゃん、ありがとう
料理居酒や 鳥益
福島県会津若松市宮町4‐17
0242-32-883
17時~23時(L.O.22時半)
定休日 日曜日
2023年3月入店
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ここからはオマケ。
〆のラーメンも食べたくなり、東山の温泉街までの途中にあるラーメン屋を検索。
行きにチェックしていた店は20時で閉店。
この時間(20時半過ぎ)に開いている店となれば、東日本ではお馴染みの幸楽苑がヒット。
幸楽苑は会津が発祥地。
本店はどこか知れないけれども(行ったのは花春店)寄って行こうってことで、中華そばを一杯。
中華そば290円時代は自宅から徒歩で行ける幸楽苑へ、飲んだ帰りによく寄ったものだった。
現在490円となり、ぼくの足も遠のき一般の客も減ってしまったようだけれども、それでも490円で食べられるラーメンとしてはよくできている方では。
とはいえよく比較される日高屋はまだ390円で頑張っていて、味わいもぼくの好みは日高屋だけれども。
帰りは幸楽苑でタクシーを呼んでもらい、楽して宿へ帰ったのでありました。