2022年8月半ばに行った3泊の旅のお話シリーズ。
宝塚泊から福井、金沢泊、そして岐阜の湯へ1つ立寄ったところまできてます。
まずはこれまでの行程リンク集から。
岐阜は白川村の大白川露天風呂の後はもうこの日の宿へ向かう。
山の中を進むためになかなか時間がかかる行程。
たどり着いたのは安房峠にある「中の湯温泉旅館」。
大白川露天風呂を出たのが14時頃で、こちらに着いたのが16時半頃。
2時間半もかかってしまった。
中の湯旅館は1915年、大正4年創業。
安房トンネル工事での水蒸気爆発により現在地へ移転したのが1998年。
なので建物はまだ新しさが残っている。
上高地エリアでは貴重な通年営業の宿。
駐車場から坂道をえっちら上がり、建物に着いたら玄関までがまた坂道。
まあ登山基地になるような宿なので、これぐらいの坂は何てことないようなお客が多いであろう。
なお写真が多くなったので、例によって何回かに分けておおくりします。
中の湯温泉旅館 <到着編>
玄関に立って振り返ると見えるのが日本アルプスの山々。
何山かはスミマセン、山は素人なので分かりません。
こちらは秘湯を守る会の宿だが、昔スタンプを集めていた頃には来れてなかった。
今回は一泊二食付きのスタンダードなプラン。
2人合わせて34,100円となかなかの料金だったが、特にハイシーズンの料金とかでもなさそう。
こちらからこの時期にあった信州割で10,000円バック。
さらに観光クーポンが計4,000円分ついたので、実質2人で約20,000円ほどとなった。
夏休み期間中なので、館内は家族連れなどでそれなりに賑わっていた。
売店ではお酒などをチェック(後ほど)。
ロビーには広い窓があり、穂高の連峰を臨むことができる。
ロビーの一角には囲炉裏が切ってあった。
夏に訪れたため火は熾してなかったが、寒い時期は活用しているのだろうか。
館内で購入できるドリンクはこんな感じ。
写真はないけど缶ビールを買って部屋で乾杯した。
他にはクラフトビールも売っていた。
こちらは少々お高いために飲まずじまい。
ここで館内の全体図を。
部屋は「穂高」といわれるエリアと「本館(かすみ)」、さらに「焼」がある。
穂高が一番スタンダードのようで、我々はもちろん穂高。
ちなみにWi-Fiはロビーのみで部屋では使えない。
ロビーから客室へ向かう廊下には写真や置物があり、一部吹き抜けになっていた。
階段の隣。
穂高専用エレベーターがある。
2Fなので階段を基本的に利用していた。
踊り場にも窓があり、浴室棟が見える。
なお中の湯旅館が移転する前の位置には売店と「卜伝の湯」が残っており、以前は卜伝の湯も入浴できたのだが、現在は卜伝の湯は階段部分が崩落したままになって使用できない。
分かっていたが、これは残念だった。
さて、我々の部屋へ。
部屋は穂高の214号室。
この部屋が狭い
山小屋ではなく旅館なので、とても一泊17,000円ほどの部屋には思えなかった。
広縁もなく、まさに6畳一間。商人宿の一人部屋みたい。
冷蔵庫もない。
そう、一人ならまあ問題ないけど、これが2人でこの値段(割引はあったけど)となると結構考えてしまう。
部屋にはWi-Fiも飛んでないし。
ただし窓からは景観のある方の部屋だった。
これはやや救いだった。
この景観がなければかなり息が詰まる部屋だと思う。
トイレはシャワートイレ。
ただし洗面所用のタオルはなかった。
アメニティの写真は例によって撮り忘れたけど、一般的な内容。
歯ブラシセット・バスタオル(レンタル)・ハンドタオル(新品)・浴衣・丹前。
次は温泉の話をば。
中の湯温泉旅館
長野県松本市安曇4467
0263-95-2407
一泊二食付き スタンダードプラン(穂高) 34,100円/2人
信州割で10,000円引き
観光クーポン4,000円分付き
2022年8月宿泊