敦賀きらめき温泉 リラ・ポート | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2022年8月に訪れた北陸から長野へ向けての旅のお話シリーズ。

相方と共に敦賀市にある氣比神宮に参拝したのち、そこから山の方、東南方面へ2~3kmのところにある複合施設「リラ・ポート」へ向かった。

 

 

小高い場所に聳えるユニークな形の施設で、近づくとかなり大きいことがわかった。

温泉やプールだけでなく、ゴルフ場まである。

 

駐車場から海側を見た光景。

 

 

真ん中右手の方↑に少しだけ敦賀港あたりが見える。

この景色は館内からも見えるだろう。

 

 

こちら正式名称は「敦賀きらめき温泉 リラ・ポート」。

あくまで温泉がメインの施設であり、なんと2源泉にそれぞれ別浴槽で入ることができるのだニコ

 

 

こちらは2002年に敦賀市整備でオープン。

総工費の2/3があの物議を醸した高速増殖炉もんじゅの交付金で賄われているらしい。

2020年2月から休業していたが(コロナかな)、2022年4月から再開した。

 

 

我々は11時迄に到着。

 

 

敦賀きらめき温泉 リラ・ポート

 

 

 

営業時間は10時~22時(最終受付21時45分)で基本は火曜が定休日

 

 

夏休み期間とあって、平日でもファミリー客が多い。

 

 

プール利用の方が多いかもしれないが、温泉もそれなりに混んでそうと半ばあきらめる。

というのも撮影禁止だろうから焦っても仕方ないだろうし(実際そうだった)。

 

入浴料は650円。市内も市外も関係なし。

 

 

なお土日祝日は100円アップする。

 

さて、こちらは3F建て。

大きな建物はユニークな形をしており飛行船のようにも思えたが、豪華客船のイメージなんだそうだ。

 

※イラストはオフィシャルサイトより拝借

 

1Fには受付とリラ・マルシェという喫茶コーナー。

 

 

夏の甲子園のTV中継をやっていた。

 

螺旋階段で階上へ。

 

 

もちろんエレベーターもあるのでご心配なく。

2Fはロビー、レストラン、宴会場などがある。

 

 

さすがにお昼前でまだ利用している人はほとんど見かけなかった。

 

 

浴場はもう一つ上の3F。

 

 

浴場は向きによって山側と海側があり、毎週男女が入れ替わる。

この日の男湯は山側だったかな。

 

 

なお先述通り、脱衣所から撮影禁止。

 

 

脱衣所はプールへの更衣室とも繋がっており、子供も多く、まあ仕方ないのでしょう。

というわけで以後の浴室写真は全てオフィシャルサイトより拝借したものとなりますm(__)m

 

先述したように2つの源泉が別々の浴槽に注がれている。

湯口は手前側にまとめた構造。

この日の男湯はこちら↓の並びで、女湯はシンメトリな配置になっている。

この浴場、向かって右側のジェットが無い方の浴槽から。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

無色透明な湯は源泉名が「敦賀トンネル温泉」。

国鉄が北陸トンネルを掘削する際、昭和35年に湧出した源泉。

源泉の掘削ではないので、そういう意味では自然湧出になるのか。この源泉が湧出した影響で近所の源泉が枯渇したらしい。

源泉は敦賀市が管理している。

ちなみにこの源泉はこちら「リラ・ポート」の他、北国グランドホテルなどでも入浴が可能。

源泉温度25.5度pH9.8アルカリ性単純温泉

成分総計0.1308g/kg

この湯を加温・循環して使用している。

消毒もしているとのことだが、嫌な塩素臭、消毒臭はなかった

浴槽での温度は40~41度。

オーバーフローは窓側で回収。

しっかりとしたツルスベ感が心地よい。

陰イオンで炭酸水素や硫酸、塩化物よりも炭酸イオンの28.8mgが多いのと高いアルカリ性によりものであろう。

循環でもなかなか楽しめる。

 

ジェットがある方の浴槽。この写真↓手前にジェットのない浴槽もある。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

こちらも無色透明で、源泉名が「敦賀市民温泉1号源泉」。こちらの自家源泉

敷地内で1500m掘削し、源泉温度28.8度、pH不明(アルカリ性)の、ナトリウム-炭酸水素塩泉

純重曹泉となる。

成分総計1.139g/kg

この湯をやはり加温・循環にて使用。

浴槽で36~7度とぬるめの設定だった。

同じくオーバーフローは窓側で回収。

そして消毒ありだがこちらも嫌な塩素臭や消毒臭はしない

淡いゴム臭があり、僅かなゴム味と甘味があった。

こちらはさらにとろみを帯びたツルスベ感がしっかりあり、循環だがこれまたなかなか楽しめる。

この源泉の陰イオンでは炭酸水素が700.4mgある他、炭酸も45.1mgあり、これがとろみの要因だと思われる。

 

一応洗い場の写真も拝借。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

カランチェックはメモがなく、ということは真湯・真水使用なんだったと思う。

 

それでは露天風呂。

山側の岩風呂の方だった。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

こちらの使用源泉は「敦賀トンネル温泉」の方。

使用状況も同じく加温・循環だが、写真のように湯口からの投入は相当に多い。

循環湯だとは思うけど。

やはり塩素などの消毒臭はなく、これも心地よいツルスベ感だ楽しめた。

 

写真拝借ついでにこの日の女湯、海側の露天風呂の写真も。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

使用状況は未体験なので何ともいえないけど、まあ同じだと思われる。

一応海側の内湯の写真も拝借ついでに。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

強いツルスベな2源泉は違いも楽しめ、湯使いは完璧には遠いもののそれでも思っていたのより良かった。

撮影禁止と加温循環の壁はあるが、温泉自体がさほど多くない福井県の施設として貴重なところだと思った。

 

次は予約をしていたお昼ご飯のお話。

 

 

 

敦賀きらめき温泉 リラ・ポート

 

福井県敦賀市高野91-9-3
0770-24-1126

入浴料 650円(土日祝は750円)

10時~22時 (最終受付 21時45分)
火曜日定休 (特別日、祝日を除く)

 

【内湯の手前浴槽と露天風呂】

<源泉名:敦賀トンネル温泉>

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)

25.5度
pH9.8
成分総計 0.1308g/kg

自然湧出(北陸トンネル掘削時に湧出)

無色透明

ほぼ無臭

甘味あり

しっかりとしたツルスベ感あり

加温循環

 

【内湯の奥の浴槽(ジェット)】

<源泉名:敦賀市民温泉1号源泉>

ナトリウム・炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・低温泉)

28.8度
pH不明(アルカリ性)
成分総計 1.139g/kg

1500m掘削

無色透明

淡ゴム臭あり

微ゴム味、甘味あり

とろみを帯びたツルスベ感がしっかりあり

加温循環


2022年8月入湯
※数値はH28,H24の分析書より