2020年10月後半に行った2泊3日の北陸旅行、最終回。
最終日も金沢の街を歩き倒し、金沢駅へ。
この旅行話の投稿リンク集から。
<初日>
<2日目>
金沢散策2 文化と芸術に触れよう ~ 鈴木大拙館、KAMU kanazawa、金沢21世紀美術館
<3日目>
オリエンタルブルーイング - Oriental Brewing -
3日目の後半は金沢駅界隈を歩き回っていた。
偶然見つけてテイクアウトしたワタナベヤ!のパンをワインでいただいた後もしばらく散策。
帰りの新幹線に乗る前に駅施設の中で、金沢の最後の晩餐を
ここまでの投稿を通じて寿司屋の候補をいくつか外していた状況はお分かりいただけると思うが、やはり最後の最後はお寿司
そこは金沢、駅隣接施設の中でもイケてる寿司屋があるらしいのだ。
最初にチェックしたのは白山で一度行った「まいもん寿司」の金沢駅店だが、この日は臨時休業。
ならばと向かったのが、まいもん寿司より少し上のクラスっぽい「鮨 歴々」の金沢駅店。
駅にある金沢百番街にあり、人通りも多く、店構えはご覧の感じ。
ホテルでもらった地域振興クーポンも使えるし、値段も明朗会計っぽいので決定
鮨 歴々 金沢駅店
上記の人がいない写真は実は荷物を置きに来た夕方前の時間だっためお客が見えないが、食べに訪れたときは少し並んだ。
並びながら店外でメニューチェック。
右ページ、料理長の厳選握りにしようかなと思ったのだが、美味しいパンを食べてからあまり時間が経ってない(^-^;
というわけで、左ページの「10貫+オリジナル手巻き(汁物)」にしよう。
なになに、+200円で手巻きがのどぐろになるとな…ではその仕様で。
ドリンクページ。
ビールもワインも飲んだし、ここは日本酒にしたい…次ページだった。
写真が不鮮明で分かりづらいけど、富山の銘酒、なかなか出会えない勝駒がある
石川県の酒ではないが、飲む店で勝駒があると最優先で頼むことにしているぐらい好きな酒
本醸造だが気にしない、酒は勝駒で決定
店内に入るともちろん大盛況。
駅隣接だけにスーツケースを置くコーナーもしっかり。
我々はカウンターへ。
お好みで握ってもらえるスタイルも当然できる。
刺し盛頼んで、何やかんや頼んで、そのあとに好きな握りを、あるいはおまかせ握ってみたいなこともやりたいが、時間も雰囲気も厳しい。
当初の予定通り、決めていたものをオーダー。
まずはお酒。
ああ、美味しい。
純米でなくてもこの旨味はなんだ!
コクのある甘味が一本通っているが、辛口のキレはしっかり。
勝駒、やっぱり好きだ~
では「鮨セット」、開始~
なめら。
なめらは一般でいうきじはた。
最初に出てくるだけあって、間違いない美味しさ。
シャリはわりと塩気がある。
やなぎさわら。
しっかり仕事がしてあって美味しい。
水だこ。
やはり少しシャリの塩気が多い気がするが、ネタ自体は歯ごたえよく美味しい。
ぶり。
とろける旨味
上品な部分のみで提供。
あじ。
軽く檸檬を絞って。
間違いネタで脂は上品。
やはり少しシャリの塩気を強めに感じるが、これがこちらのスタイルなのだろう。
好みのレベル。
赤身。
質のいいところだけ。
間違いない美味しさ。
ばい貝。
クサみ皆無のコリコリ感。
塩でいただいて、バッチリ。
ここでお椀。
具材はわかめ、豆腐、ねぎと普通だが、出汁が素晴らしい。
あおりいか。
これもよいコリコリ食感で美味しい
甘えび。
尻尾を取った状態で提供。
ねっとり甘味に仕事がプラスされ、これまた美味しい
かます炙り。
ああ、これはたまらん
炙りが実に香ばしく、脂の旨味が膨らんだ。
ここで握りは終了。
変更した、のどぐろ手巻き。
まずは海苔が間違いない美味しさ
のどぐろの身と共に、大根のスライスみたいなのが入っていた。
程よくコントロールされた美味しさ。
十分に美味しかったが、哲さんとこの焼いた柳八目の凄みを思い出した。
ごちそうさんでした
駅施設でこのレベルのお寿司がいただけるとは、さすが金沢。
シャリの塩気は好みのレベルだと思うし、ネタはぼくには十分素晴らしかった。
帰り際にもまだ並んでいる人がいたが、我々はもう少しお酒とアテを買い、ロッカーから荷物を取り出して、新幹線ホームへ向かった。
歩き疲れて新幹線ではほとんど寝ていたな(^-^;
これにて2020年10月後半の北陸旅行2泊3日の旅話は終了。
お付き合いありがとうございました。
例によって少し最近の食べ飲みネタなどを挟み、次の温泉シリーズは10月末から11月頭にかけて仕事で行った熊本の湯話。
仕事で行ったついでネタなので、湯数やバラエティにはあまり期待されぬように(^-^;
鮨 歴々 金沢駅店
石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢駅金沢百番街あんと
076-254-5539
11:00~22:00
定休日は金沢百番街に準ずる
2020年10月入店