金沢 うまいぞいや哲 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2020年10月後半に新幹線で行った北陸旅行のお話シリーズ。

金沢駅でレンタカーを借り、氷見、七尾、羽咋と移動し金沢市へ戻ってきた。

 

まいどのここまでの行程リンク集。

 

指崎温泉 民宿いけもり

氷見 魚市場食堂 (食事)

湯川温泉 龍王閣

Share金沢

 

金沢市内の福祉実験的な街「Share金沢」の温泉施設に立寄った後はレンタカーを返却。

市内の中心部にあるホテルにチェックインしたが、ホテルの話は次回ぐらいに。

まずは夕食の話だニコニコ

 

金沢の商業中心地、片町。

金沢在住の知人、たかのしさんと宿泊のホテルで待ち合わせ。

案内していただく形で3人で店に向かう。予約も頼んでいた。

 

片町の飲み屋エリアに新天地商店街があるが、さらにその奥。

昭和30年代からあるという「金沢中央味食街」へ。

 

 

お~、もうこの佇まいですでにテンションマックスビックリマークにひひ

 

 

長屋のように並ぶ20軒の店はどれも魅力的だが、我らが目的地は奥の方。

 

 

一番奥の左、うまいぞいや哲へ到着。

 

 

うまいぞいや哲

 

 

 

案内役を買ってくれたたかのしさん、2020年7月に石川県白山市の岩間温泉「山崎旅館」で開催したイベント「シンセ温泉」で知り合った。

たかのしさんは出演の他、県内の人ということイベント開催に向けて色々動いていただいたのだが、そのイベントに遊び&手伝いに来ていたのが、このお店のオーナー、哲さん。

先のイベント報告投稿の打ち上げ写真にも写っている。

金沢へ行ったらぜひとも哲さんの店へ行きたいと思い、店の常連であるたかのしさんに連絡してこの日を迎えた。

 

店はもちろん狭く、カウンター7席ぐらい。

なので特に2人以上で行く場合は予約をした方がよいであろう。

ぼくらは20時に予約していたが、先客もいればやってきて話してすぐ帰る客もいて、まあ皆さん常連。

哲さんは金沢市内の料亭で修行した後にこちらを開店したそうだが、料亭では絶対できなかった自分の趣味を最大限にこの狭い店にぶち込んでいる。

サブカル割烹、プログレ割烹とも呼ばれ、プログレ関係だけでなくアニメ、ホラー関係のソフトやフィギアなどが店の中にぎっしり。

ぼくらが入ったときも、比較的大きな音量でプログレがかかっており、苦手な人ならきっと居心地は悪いだろうにひひ

ぼくはプログレは正直それほど通ってきてないのだが、音楽として楽しむことはもちろんできるジャンル。

 

さてさて、飲食の話へ急ごう。

メニューは黒板。

 

 

ここはたかのしさんに基本的におまかせにした。

 

カウンターの上もカオスにひひ

 

 

店内全体の写真が撮れなかったが、まあすごいことになってますわ。

ヲタ部屋です、ええにひひ

 

朝から一杯も飲んでなかったので、まずは生ビールで乾杯。

 

 

もちろん銘柄はアレなんかではないニコニコ

 

お通しからして目を瞠る。

 

 

鯛の子であろうが、ポーションが大きい。

もちろん味わい、味付けも素晴らしく、この時点でもう何が出てきても美味しいに決まっていると確信ニコニコ

 

刺身の盛り合わせ

 

 

涼し気な器に盛られたのは、黒板メニューで確認すると、手前右が昆布〆

その左があおりいか

赤いのは生まぐろ

 

 

このクオリティ、伝わるだろうか。

 

そして白身がなめら

 

 

なめらはキジハタ、アコウとも呼ばれる貴重な魚。

実に美しい。

 

大皿を再度見ていただきたいが、左手前に冷奴も盛ってある。

このあたりが割烹っぽい。

 

感想は言うまでもない、ぼくには十分に極上。

3人での飲み食いなのでメモもとってないが、間違いなく極上の記憶。

昼に氷見で食べた刺身も極上だったが、夜のこちらも極上ニコニコ

 

ビールはいつの間にかなくなっており、ここもたかのしさんにまかせて宗玄の熱燗日本酒

 

 

宗玄は石川県の酒で、以前よりぼくも好きな酒だ。

以後、これを何度かリピートする。

 

焼き魚も頼んだ。

特大の柳八目

 

 

指の映り込み↑は気にせぬように。

 

八目はハチメと読み、メバルのことである。

柳八目はその中でウスメバルと呼ばれるもの。

金沢では祝い事などで出てくるポピュラーな魚だが、ノドグロよりこっちが美味いという人も多いらしい。

 

この焼き上がりビックリマーク

 

 

ノドグロよりずっと大きいが、確かに旨味が濃くて深い。

ノドグロより美味しいと言われるのもわかるにひひ

たまらん焼き魚だったニコニコ

 

盃も進んだところで、店内の音楽は先述のシンセ温泉のときのライブ映像へ。

プログレからテクノへ音譜

たかのしさんが撮った写真↓から拝借。

 

※photo by takanoshi

 

スンマセン、ぼくは顔パン状態で大概に出来上がってますにひひ

 

次は何を頼もうかって話になり、たかのしさん、哲が一番手間がかかりそうなのにしてやろうなんてニヤニヤしながら言い出すにひひ

そして頼んだのがかにクリームコロッケ

哲さんを見ればその場で丸めて衣を付けるところから始めている。

やがて美しいコロッケが出来上がった。

 

 

きめ細かな衣、形とも見た目から一級品。

 

 

カニの身もしっかり、そしてクリームがまた美味しい。

何もかけずにいただいた。

いやはや、このクオリティのかにクリームコロッケが、この小さな店であの刺身や焼き魚の後に食べられるとはビックリマーク

 

さらに盃を重ね、いよいよ〆へ。

どうしても食べたかったのが、最初から気になっていたさば棒寿司

これはさすがに作ってあったが、この美しさ、この充実さニコニコ

 

 

さばの身の何ともぶ厚いことよにひひ

 

 

このさば寿司だけ食べて帰っていく客もおり、これまた忘れられないさば寿司となった。

 

あ~、金沢に一人で住んでいたら毎晩のように通いそうだ!

ヲタ方向こそやや違うものの、ぼくは大変居心地もよかった。

今後も金沢に来たらマストな店、いやここに行くために金沢の予定を作りたいと思ったニコニコ

哲さん、たかのしさん、またよろしくですビックリマーク

 

 

 

うまいぞいや哲

 

石川県金沢市片町2-13-8中央味食街
090-9761-6660

18:00~26:00
日曜休み

 

2020年10月入店