Chajinの 徒然フォトブログ -59ページ目

Chajinの 徒然フォトブログ

「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

松尾芭蕉が1689年(元禄2年)に2400kmに及ぶ奥の細道を終えて大垣で一週間程の
旅を癒す滞在中、「そのままよ 月もたのまし伊吹山」の句を詠みました。
伊吹山は月の力を借りなくてもそのままで素晴らしい山だよ、と伊吹山の素晴らしさを
讃えた名句と言われます。

梅雨の晴れ間、我が家から伊吹山を望み、何とか雲の無いことを確認して出かけました。

山の気候は気まぐれ、山頂手前のドライブウェイは雲に包まれていました。

 



山頂駐車場に着くと西登山道はなんとか雲が消えていました。

 



登山道沿いの花々を楽しみながら頂上へ向かいます。


「山アジサイ」

 



伊吹山にしか見られない希少種、「ルリトラノオ」




「イブキトラノオ」

 



「オオバギボウシ」


 



「ミヤマコアザミ」

 



「ウツボグサ」





頂上手前   右下はイノシシが土浴びをした跡、ワレモコウなども掘り返されていました。
鹿やイノシシなどによりお花畑の花々が失われています。

 



少しガスッテいますが3合目から伊吹山登山道。

 



「シモツケソウ」は満開前

 




「メタカラコウ」





伊吹山頂上、1377mの日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像。

 



「キバナノカワラマツバ(黄花河原松葉)」

 


「イブキジャコウソウ」

 

今回はほんの一輪しか見つけられなかった「イブキフウロ」





「キンバイソウ」

 



 



「カワラナデシコ」

 




伊吹山頂上の主のような方で週2度は訪れておられ、85歳とか言われる方に、花の写真を撮っている
方を見ると嬉しくなると、わざわざ案内頂いて教えて頂いた「スズムシソウ」。 (蘭の仲間)
初めての出会いですし、7,8センチの小さい花ですので自分では気付くはずもありません。





「シシウド」

 








野鳥には詳しくありませんが、ウグイスの鳴き声が絶えないほか、下の画像はホオジロですか、
っとさえずっていました。

 



駐車場へ戻った頃には青空が覗いていました。

 





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新型コロナウィールス感染状況は第二波に至ったのでしょうか。
我が大垣のような田舎街でも陽性者が出始めるなど、ひたひたと押し寄せて来て
いるようで、高齢者が多い我が街の方々は恐怖を感じ始めておられるところです。
私共一般市民は感染拡大の収まるのを祈りながら見ているほかありませんが
大勢の不特定多数のお客様に接する商売に従事しているだけに社員が陽性に
ならないことは絶対命題です。

奈良の興福寺様から早期感染終息祈願のお札をお送り頂きました。
皆様も無事にお過ごし頂きますように。




更に長い梅雨が続き、九州で、岐阜でも災害が起きてお気の毒としか申し上げようがありませんが
岐阜県ということで他地域の方々からお見舞いの電話やメールを頂いたりしておりますが、
おかげさまで大垣は全く被害を受けておりません。


梅雨の雨の中ですが今年も店先のハスが開花しました。



少し小ぶりで可憐な花です。




十数年前から近所で毎年見事なハスを育てておられるお寺さんに種レンコンを分けて頂くなど
ご指導頂き育てています。
 
毎年4鉢ほどの水鉢に植え付けますが、今年は今のところ花芽は2本のみ。
多い時で10輪ほど見られることもありますし、4,5輪しか出ないこともあります。
一年を通じて鉢の水を切らすことなく保ち、ゴールデンウィークごろ、種芋をすべて掘り出して
新しく頂いた芋を足して土を入れ替えます。連作が出来ません。 
全く芋レンコンの入れ替えをしなかった各所でハスが絶滅しました。
近くでは羽島の大賀ハス田、アクアワールド水郷パークセンターなど。
 


毎年のように愛知県愛西市立田へハスの花を楽しみに出かけます。
旧立田村は子供の頃、岐阜県でも立田レンコンで有名でした。
レンコンの生産量は、茨城48%、徳島11%、佐賀10%、愛知は6%ほどですが
4位を誇っています。

ハス、レンコンのプロです。毎年美しいハスの花を楽しませて頂けます。












早朝に花開き、お昼には閉じます。それを繰り返して3日か4日目にひらひらと散ります。


















仏教では泥水の中から生え、清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ
仏像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、極楽浄土にはハスの花が咲き乱れていると
されます。



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山県市美山町富永の三光寺の山アジサイはおよそ1万株、200種が境内を彩っています。
小ぶりで日本古来の種が中心、可憐な花々を楽しませて頂けます。

度々記載しておりますので恐縮ですが、寺院は古来お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」に使う
甘茶を境内に栽培し、自園自作しておりましたが、甘茶が栽培農家などから供給されるように
なり、見た目華やかなボンボン洋アジサイに植え替えて、紫陽花寺と言われるようになりました。

私共の店でも日本中の寺院様、仏教系学校様等から甘茶のご注文を頂いてお送りしておりますが、
今年はコロナ禍で花まつり行事は中止になり、近年にない静かな3,4月を過ごしました。




宝永10年(1710)ごろ中興の真言宗の寺院で、美山のお薬師様と信仰されてきました。



















新緑に包まれた仏像


境内の池













次いで名高い「モネの池」を2年ぶりに訪れました。
5年ほど前、人ひとりいない、モネの池と名が広まる前、あじさいの花を求めてたまたま訪れた際に
別世界と思われるように目を見張った池底を覆う藻の緑の美しさ、ゆったり鯉が泳ぐ透き通る水の
美しさが今ではありません。
この池の根道神社の神主さんも池の周りに大勢の観光客が押し寄せ(私もその一人です)、
土砂が池の中に流れ込んで池底を痛めてしまったのではないかとのことでした。















コウホネ






板取を訪れますと、やはり板取川沿いのヤナで鮎料理を楽しみ、板取温泉にゆったり浸かるのが
恒例となっています。


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岐阜県揖斐川町から新緑に包まれた冠山林道を福井県池田町へ向かい、その後かねてから
一度はと思いながらも訪れるのを躊躇っていた一乗谷を訪れました。

日本のポンペイとも名付けられ、朝倉氏滅亡後、土に埋もれ、田畑の下から発掘された一乗谷
遺跡です。
「麒麟がくる」のストーリーではありますが、光秀が明智城を斉藤義龍に攻め落とされて
一乗谷へ逃れて暮らすことになりました。

朝倉孝景の代、応仁元年(1467)、応仁の乱での活躍をきっかけに一乗谷に本拠地を移し、
斯波氏、甲斐氏を追放して越前国を平定しました。
以後5代103年間にわたって越前国の中心として繁栄し、この間、京都や奈良の貴族・僧侶
などの文化人が訪れ、北陸の小京都とも呼ばれました。しかし天下統一の戦いの中で
天正元年(元亀4年、1573)織田信長に敗れ、朝倉氏は滅び、城下町も焼き尽くされました。
また、一向一揆が蜂起し、天正3年、信長により「死骸ばかり」といわれるように
文字どおり掃滅、 天正3年は名高い 長篠の戦の年でもありました。



一乗谷は先に訪れた足羽川(その後九頭竜川へ)の支流で一乗谷川が中央に流れ、奥行き
1,7km程、山の間が4~500mと言う狭い土地です。
谷の入り口の最も狭い地点に土塁が巨大石で築かれ、城門とされました。



一乗谷川







右岸の朝倉館跡。

入口の唐門は、義景の菩提を弔うため、慶長3年(1598)に建立された松雲院の寺門。
現在の門は江戸中期に建てられたもの。



「三つ盛り木瓜」と呼ばれる朝倉家家紋。






江戸時代の初めに造られたと言われる石造りの墓。









2,30m山の中腹にはいくつかの館と庭園跡が残っています。






















一乗谷川左岸、越前の国を支配した城下町跡。武家屋敷・寺院・町屋・職人屋敷や道路に至るまで町並がほぼ完全な姿で発掘され、国の重要文化財・特別史跡・特別名勝に指定されています。













左、井戸跡、右の穴、便所跡。






10数年程前に一度訪れたいと思ったこともありましたが、町並みなど全て復元された建物ですので
躊躇いがありました。

柴田勝家が天正3年(1575)に福井城を築き越前を平定する以前にはこのような狭い土地が
越前の中心地であったことにも驚かされます。
遺跡資料館には2千数百点の重要文化財の出土品が展示され、一万人余りとされる一乗谷に
住んだ人々の生活に思いをはせることができます。



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揖斐川町徳山ダムの最上流部から福井県池田町へ通じる冠山林道を訪ねました。
6月から11月頃までのみ通行可能で、崖崩れなどで期間中もしばしば通行止めになります。

山道には石がごろごろ、山水が流れる箇所があったりして自己責任で通行下さいとの記載あり。

日本一の貯水量を誇る徳山ダムの上流部。



ニッコウキスゲの群生地がありました。




  ニッコウキスゲにウマオイ。



道端のモリアオガエルの巣。



山アジサイ



オオバギボウシ。







  アカショウマ




ミヤマアザミ



冠山

標高1257m、烏帽子形の冠山、揖斐川、九頭竜川支流の足羽川(あすわがわ)の源流です。





冠山登山



 岐阜、福井県境の冠山峠碑。  冠山登山用の駐車場があり6台ほど車がとめてありました。
 







県境を下ってすぐ林道を子熊が横切りました。
1m程離れた草むらの可愛い子熊。親がいると怖いので車の窓を開けて1度シャッターを押したのみで
すぐ逃げられました。  冠山登山も要注意です。




池田町へ入って足羽川に架かるかずら橋。










通ると揺れるし橋には隙間がありますが、かずらは鋼鉄線の上に巻かれていますので安心です。







二度目ですが、かずら橋の隣のそば道場のザルそば。NHKアナウンサーの刈谷富士夫氏(初任地が
福井でスポーツアナウンサーとして名高い)が池田のそばが一番と語っていることで知られます。





少し離れていますが同じ池田町の日本の滝百選の「龍双ケ滝」へ向かいました。

高さ60mの岩肌を流れ落ち、滝つぼがないので真下から望むことができる、新緑に包まれた
美しい滝でした。












この後、一乗谷の朝倉氏遺跡へ向かいます。


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