子育てはいい加減が良い加減　in 上海→2021年日本へ帰国 -2ページ目

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22Jan
- オンライン妊活セミナー開催しました
  上海在住の方から妊活セミナー開催してほしいと依頼があり、オンラインで開催しました。コロナのため、国を跨ぐことが難しい現在。現地で不妊治療をする方がほとんどです。いつもは「ご夫婦」か「女性お一人」の参加ですが、今回は「男性お一人」の参加も数名いらして男性の意識が変わっていることを感じました。30年ほど前は「不妊」といえば女性側の問題と言われていて、友達がいつも婦人科に1人で受診していたことを思い出しました。また他の友達はご主人の精子の数が少ないことが不妊の原因とわかって、親や家族には言えないと遠く離れた土地で治療を受けていました。セミナーでは参加した方が今後のことを考えるきっかけになればと話をさせてもらっています。妊活セミナーは2016年からスタート。セミナーを受けた方から妊娠の報告を受けたり、セミナー受講した後に妊娠・マタニティクラスに参加してくださる方もいらっしゃいます日本からできることをできる形で・・・ボチボチやってます
03Dec
- 突然の帰国！
  久しぶりにブログを書いています。私事ですが、7月に帰国しました。主人に突然辞令が・・・「あと数年は上海にいる予定」と言われていたのでほんとびっくりでした。上海でこれからもいろんなことにチャレンジしたいと思っていたのでかなりショックでした。2011年東京から香港へ。2014年香港から上海へ。上海駐在が一番長く7年過ごしました。10年経ったのでそろそろ帰国しなさい！というメッセージですねこの10年間に子供たちは親元を離れました。駐在生活や子育てを振り返ってみようと思います。成田空港に到着時。夕焼けが綺麗でした。
17May
- 上海で妊活　上海嘉会国際医院　生殖医学中心
  上海嘉会国际医院の生殖医学中心を見学してきました！桂平路にある私立の総合病院です。嘉会国际医院の情報はこちら↓『上海嘉会国际医院』見学してみたいと思っていた「上海嘉会国际医院」に行って来ました！所在地は徐汇区桂平路689号地下鉄9号線漕河泾开发区駅から徒歩7、8分ほど。日本人が多く住む古…ameblo.jp今回は2020年12月にスタートした嘉会生殖医学中心を見学してきました。中国では生殖医学のライセンス取得が難しく、生殖医療を行える医療機関は限られています。生殖医学中心は外来棟６階にあります。エレベーター降りて左側が外来、右側に手術室などがあります。このフロアで婦人科と泌尿器科、一緒にフォローできる体制になっています。↑受付です。落ち着いた雰囲気。治療をスタートする時には最初にご夫婦で登録をします。パスポート、結婚証明、指紋、顔認証のための手続きなどが行われるそうです。中国で生殖医療を受けられるのは結婚している夫婦のみです。↑身長や体重、血圧などを検査するお部屋です。診察室。広めな空間となっています。エコー室①エコー室②壁に画面が設置されていて、検査を受けながら説明が受けられます。取精室①　入り口から撮影取精室②　室内を撮影。診察室待合室顔が見えないように背が高い椅子となっていました。嘉会生殖医学中心の特徴について担当者に話を伺ったこと&いただいた資料からまとめてみました。＊採卵室　２室＊移植室　２室＊１００m2を超える胚培養室胚培養に適した状態にするためにはクリーンな空気が大切で、こちらは国際的に広く使用されているLife Aire超純化システムがサポート。光源が胚に与える影響を軽減するために、光源には特別なイエローカラーフィルターが設置。＊エンブリオスコープ・プラスという胚培養するための特別なキャビネットを導入。このキャビネットは通常の培養槽と実体顕微鏡、ライカのレンズカメラを一台にまとめたもので、高品質の写真を撮ることができるそう。さらに「タイムラプス」という技術で胚の発育過程をモニター出来るので、胚の発育に影響を与えることなく胚の成長を追跡できるそうです。＊日本語通訳がいる＊採卵時は麻酔使用＊基本的に同じ医師が対応するようにしている＊培養士　３名（2021年4月現在）治療について＊患者さんとコミュニケーションを図りながら治療を進める＊排卵誘発については、年齢やAMH、体の状態に合わせて決めていく。＊胚移植については中国では1回目は一つ、2回目については最大二つの胚を移植できるとのことでした。病院の様子がわかるようにパンフレットから写真を抜粋してみました。こちらの特徴は・設備が整っていること・プライバシーへの配慮があること・日本語の通訳がいること上海の他の病院で治療を受けた方から話を伺うと、プライバシーへの配慮がないことと言葉の問題が挙げられるのでそれらの点から考えて、日本人の方が治療を受けやすい環境が整っているかと思います。検査費や治療費の多くはパッケージになっています。「早鸟价」アーリーバード価格も設定されていました（2021年4月時点で）また「Body&Soul」という中医クリニックと提携しているので、必要な方は中医学的な治療も併用できるそうです。上海で妊活を考えている方にまた一つ病院の選択肢が増えたのではないかと思います。必要な人に情報が届きますように。
03Mar
- 上海嘉会国际医院
  見学してみたいと思っていた「上海嘉会国际医院」に行って来ました！所在地は徐汇区桂平路689号地下鉄9号線漕河泾开发区駅から徒歩7、8分ほど。日本人が多く住む古北、虹橋、威宁路、徐家汇辺りからもタクシーで15分〜20分ほどの距離。外観は落ち着いた雰囲気で病院というよりホテルのような感じです。そして大きい！病院全体を撮りたかったのですが想像以上の大きさで一枚の写真に収まりきれません😅病院の特徴としては＊設備が充実している。＊救急外来があり24時間対応＊発熱外来に指定されている＊狂犬病センターとして予防接種や処置が受けられる＊小児科とは別に乳幼児ウェルネスセンターがある＊乳房センターに力を入れているなど見学した2021年2月の時点で勤務している医師は約190名、パートタイマーの医師約100名とのこと勤務している医師は母国語プラス英語を話せるそうです。・日本人医師救急外来に武田医師が勤務されています。マタニティクラスや妊活のサポート、上海すくすく広場などの活動をご一緒している産婦人科医の松本医師も昨年からこちらの病院に勤務されています。他に日本語が話せる医師も数名いらっしゃるそうです。必要な時には通訳をつけることも出来るので安心です！病床は約250床、今後さらに増え500床できる予定だそうです。静安寺と杨浦にもクリニックがあります。静安寺のクリニックは常熟路にあった日本料理屋「うまや」の隣にあります。今回は主に救急外来と産婦人科を見学しました。病院の玄関を入ると広いロビーがあります。床が✨！ロビーを左側に進むと救急外来があります。↓↓救急外来の医師&看護師、クラークの顔写真も貼ってあります。日本の病院にこんなのあるかな？救急外来には診察や処置をするための→のような個室が２０数部屋ありました。広い！↓こちらは子供用の診察&処置室。可愛いベッドが準備されてました踏み台や絵本など細やかな配慮がなされてますね。↓こちらは発熱外来。PCR検査が受けられます。移動して、今度は出産のフロア見学です。まるで高級マンションのレセプションみたいです✨↓こちらは出産のためのお部屋です。陣痛から出産までをここで過ごします。茶系でまとめられた素敵なお部屋で落ち着いた雰囲気。私もこんなところで出産してみたかった！と思います。このようなお部屋がいくつもありました。出産のための機械類が準備してしてあります。医療者の動線も考慮された部屋作りになっています。出産後は、産後専門病棟に移動になります。出産後赤ちゃんと一緒に過ごすお部屋（スタンダードタイプ）です。家族が泊まれるようにソファベッドが準備されています。病棟にも廊下に病棟勤務の助産師や看護師の写真が貼ってあります。↓こちらは産婦人科外来です。奥に診察室が並んでいます。広くゆったりした外来です。昨年から不妊治療専門外来もできています。こちらも近いうちに見学に行く予定なので、またアップしたいと思います。２４時間救急外来が対応していること、発熱外来もあるのでいざという時に頼りになる存在ですね！最近嘉会医院の救急外来を利用したり、受診している知り合いが増えてきました。またこちらで出産される方、今後出産予定の方も増えているようです！【連絡先】日本語ホットライン138-1610-7121上海嘉会国际医院の見学報告でした😊
26Jan
- 中国での習い事　カンフーの魅力
  中国での習い事で一番長く続けているのは「中国武術」1999年北京で太極拳を習い、2回目の北京で太極拳とカンフーを、香港でカンフー、上海でもカンフーを教わっていて合計すると12年ほど続けてます。帰国してもカンフーを続けたいと東京でクラスを探したのですが本格的なカンフーは見つけられず中国に住んでいるからこそ習えるカンフーなので、今は貴重な体験が出来ています。練習内容は、準備運動、走ったり、片足跳び、基本の足の動きや、キック、パンチなどの基礎練習が半分以上で、まるで学生の部活みたい。キツいです。後半にカンフーの多様な型（動作の流れ）を練習。はっきり言ってかなり地味な習い事です😅私が今まで習ってきたカンフーの先生は発表会や大会に出ることはなく、「自分のために練習する」ことに重点を置いているタイプ。おかげで自分のペースで練習出来ます。カンフーの魅力は★体幹が鍛えられる★自分の体の軸がわかるようになる★関節の可動域が広がるなど体に良いことに加え、自分の体と心を見つめる時間でもあります。心がザワザワしていると重心がブレます。呼吸を整え、自分の軸を確認していくと安定してきます。これが面白い。かなりオタクですね😆30歳台の身体能力と比べると落ちていますが、カンフー続けているので体力もあるし、病気もあまりしません。健康のためにも続けたいと思います。↑2019年に少林寺に修行の旅に行ってきました。朝5時半からランニングして、少林寺の門の前で練習。書道したり、カンフーの演舞を観たりしました。私はこんなことはできません！現在通っている「无尚功夫馆」商業ビルの一階にあるとは思えない入り口。茅台路✖️水城路にあります。幼少期から少林寺で修行して来た館長。彼のカンフーは本当に美しいです。武術だけでなく、書、茶、絵などもたしなむ文化人。カンフーは中国語で教わります。また中国人や他の国や地域の人とも一緒に練習できるのも魅力です。今回はカンフーの魅力について書いてみました！
24Jan
- 上海サンテック病院（上海申德医院）
  上海動物園近くにある総合病院　サンテック病院（上海申德医院）に見学に行ってきました所在地は长宁区虹桥路2281号地下鉄10号線「龙溪路站」から徒歩で7、8分ほど。日本人が多く住む古北や虹桥地区からも便利な場所に位置してます。外から見ると、「ここ病院⁉️」と思ってしまうほど立派な建物です。外来玄関から入ると受付があります。日本語通訳の方もいました。病院の案内をしてくださった国際部マネージャーの程さん。診察科については写真を参照ください。各科の診察に加えこちらの病院の特徴は★内視鏡検査★健康診断や人間ドック★腹腔鏡などの手術★皮膚科&医療美容と病院のパンフレットに記載されています。また、サンテック病院に他の病院の専門医を呼んで診察することも可能なので、ご相談くださいとのことでした。一階に歯科があります。日本人歯科医師が勤務しています。小児歯科もあります。小児用診察室がありました。歯科のレントゲン室。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊一階の奥に進むと、健診センターがあります。日本人向けの健診パッケージも準備されています。（オプションも各種用意されています）病院の連絡先を最後にお知らせしていますので、詳細は問い合わせください。乳房のエコー。アジア人の乳房（高濃度乳腺など）に対応したエコーだそう！上海市内でも数台しかないそうです。地下にレントゲン室、CT室、MRI室があります。最新のマンモグラフィとのこと。この機械での検査は痛くないそうですMRI室CT室＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊次は各科の診察室がある一階、二階へ。こちらは眼科の検査室。検査機器が充実してました。眼科の隣にはメガネ屋さんが常駐！日本のメガネShop のJINSも入ってました。小児科。現在小児科医は3人勤務されているそうです。☆新生児〜14歳までの発達が専門の医師☆心臓の専門☆呼吸器の専門外来は診察エリアと予防接種のエリアが分かれています。（予防接種については現在認可の申請中とのこと）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊5階の内視鏡室へ麻酔下の胃カメラ、大腸ファイバーが受けられます。日本語が話せる医師もいます。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊入院病棟へ。入院病棟は独立しています。病棟と外来やオペ室、検査室とは地下で繋がっていました。新しい病院は動線がちゃんと考えられていますね！こちらは個室。シャワールーム、洗面台、トイレ付き。日当たりが良いお部屋でした。個室料は1日2,000元リハビリも行っています。日本人の理学療法士も勤務しているそうです。心理科では日本語が話せる中国人医師が勤務されています。オープンして一年ちょっと、新しい病院です。少しずつ日本人向けのサービスを充実させている病院ですので、これからさらに利用しやすくなりそうです。〈外来診察時間〉月曜日〜土曜日9:00〜18:00＊夜間の救急は現在のところ対応していません。【病院の連絡先】021-5330-8008【健診日本語専用】159-5017-8317【外来日本語専用】159-2154-1319
26Dec
- 2021年1月2月オンラインマタニティクラスのご案内
  2021年も引き続きオンラインマタニティクラスを開催します。上海や中国などで出産予定での方に必要な情報が届きますように😊
12Nov
- １１月１２月のマタニティクラス & 両親クラスのご案内
  案内するのが遅くなりました１１月１２月のマタニティクラスと両親クラスのスケジュールができました。オンラインでの開催です。詳しくはポスターをご覧ください。オフラインでの両親クラス（赤ちゃんのお世話などの実技編）もスタートしています。こちらは問い合わせください。
11Oct
- 上海での活動　マタニティクラス & 両親クラス　クラスの案内
  こんにちは。久しぶりに自分の活動について。上海でマタニティクラス、両親クラスを始めたのは2015年から。上海は時の流れが日本の２、３倍な印象・・・変化が激しいので、場所や形式、スタッフもその時々に合わせて変更してます。やめないで続けています。なぜ続けているのか・・・人と出会うことが好きだからかな。深い理由はありませんね。楽しい、それだけですコロナ禍、４月からオンラインでのマタニティクラス&両親クラスに変更しました。上海で出産予定だった方々がコロナの影響で一時帰国されて、その後上海に戻れず日本で出産することになったけれど、日本のマタニティクラスが開催されない状況だったこと。上海在住の妊婦さんも感染のリスク回避のため、オンラインで受けたいという希望がありました。オンラインでは講師も受講者も自宅から参加でき、受講者は好きなスタイルで参加でき気軽です。また資料も見やすいですし、オンラインの良さをたくさん発見できました。上海では感染が落ち着いているので、妊婦さんからオフラインクラスやお茶会をして開催してほしいと連絡があり、妊婦さん同士のランチ会と情報交換会を開催。両親クラスをオフラインで開催してほしいと希望があり、９月からオフライン両親クラス・実技編をスタートしました。オンラインの両親クラス受講した後にオフラインクラスに参加してもらっています。抱っこの仕方、赤ちゃんのあやし方、おむつ交換、沐浴など少人数で実技のみのクラスです。プレパパ達ほんと真面目！海外では夫婦で協力するしかないので頑張って次回は１０月３１日にオンライン両親クラス、１１月にオフライン両親クラスの開催が決まっています。興味がある方はポスターで詳細を確認くださいね！
06Oct
- 上海新瑞医疗中心百汇医院パークウェイヘルス
  こんにちは！今は国慶節の長期お休み中です。過ごしやすい季節になりました。先日、上海救命処置ボランティアの会（SAVER）で一緒に活動している麻酔科医・友成医師の新しい勤務先「上海新瑞医疗中心（パークウェイヘルス）」に見学に行って来ました。パークウェイヘルスの病院、クリニックは上海市内に6ヶ所あります。私は麻酔下での胃カメラや他の検査のため、他の３つのクリニックに行ったことがありますが、医師、ナース、受付などスタッフの対応は丁寧ですし、設備が整っている印象があります。また日本人医師が勤務されているのでサポートしてもらいました。人民広場のこちらの病院はオープンしたばかり。上海の中心地、人民広場のオフィスビルの一角にある見た感じコンパクトな病院なんですが、中に入って驚いたのはオペ室、分娩室（現在申請中）、個室の病室と環境が揃っていたこと！では早速紹介していきます。人民広場のオフィスやショッピングモールが集まっているところに位置しています。↓↓↓最近上海の病院ではwechat公式アカウントから予約するようになっています。私はそれを把握してなくてちょっと困りました💦😅今年7月にパークウェイヘルスの他のクリニックに検査予約したくて電話してもなかなか繋がらず。いろいろ調べたら公式アカウントから予約できることがわかり、そちらに連絡して予約出来ました。日進月歩❗️コロナを機にさらに進歩したように思います。一階に受付や小児科、薬局があります。2階に診察室と検査室が揃っています。待合室。写真には写ってませんが、他にも待合室があります。こちらは産婦人科の診察室CT室。オペ室の入り口。見学はここまで。オペ室の写真は後日友成医師から送ってもらいました。こちらでは、（整形外科）骨折、関節鏡を使った手術など（外科）痔の手術、腹腔鏡を使った手術、乳腺の手術など（婦人科）子宮内膜掻爬術、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮鏡を使った手術、流産手術など（耳鼻科）扁桃腺摘出術、鼻中隔の手術など（泌尿器科）子供の包茎手術など様々な手術が行われているそうです。窓から光が入って来て明るいお部屋です。ソファベッドです。病室の様子です。個室で、ベット、ソファ、シャワーとトイレがあります。分娩については現在申請中とのとこで、許可が取れたら出産も出来るようになるそうです。麻酔科医の友成医師は一般の外来に加えて「痛みの外来」も担当されています。痛みで悩んでいる方、専門外来が上海にもあります。以上、上海新瑞医疗中心の紹介でした！
09Aug
- コロナで変化した生活③
  コロナで変化した生活①で書きましたが、３月に上海に戻ってきたのは娘の高校卒業と大学進学のためでした。コロナ禍、娘の学校と受験について書いておきます。娘はG12年生で日本で言うと高校3年生。上海のとある民办学校に通っていて、IBDP(国際バカロレア)というカリキュラムで勉強していました。上海の民办学校では海外のカリキュラムで授業をしている学校が少なくありません。娘の同級生の多くは中国人で、小さな頃から英語を学び、幼稚園や小学校から英語での授業を受けています。上海のインターナショナルスクールは外国籍がないと入れなかったので（現在一部緩和されている様子）海外の大学を目指す中国人の多くは民办学校に通わせています。本当に教育熱心です。５月に世界中で行われるIBDPのテストを受けないと卒業の資格と大学の合否に影響があるため、娘は上海に戻ってテスト準備をしていました。３月の時点ではテストを開催する方向とのことでしたが、その後ヨーロッパにコロナ感染が広がりテストは中止が決定。まさか中止になるとは想像もしていませんでした。IBDPの最終的な評価は学校が提出した成績といくつかのレポートなどの課題で総合的に国際バカロレア機構が判断することになりました。（例年はテストの結果が一番重要視され、プラスして学校が提出した成績と課題で評価）日本でいうとセンター試験や大学ごとのテストがなくなって、高校が提出した成績と過去のテストで大学の合否が決まるような出来事です。テストで大逆転を目指していた学生にとっては大ショック！果たして国際バカロレア機構が出す評価が公平なのか？？？いろいろいっても仕方ない、結果が出るまで待つしかありません。学校再開されるのもずっと待っていました。上海ではコロナ感染は落ち着いていたのですが、学校再開に関してはとても慎重でした。（２月からオンライン授業が行われていました）学校の再開は４月２７日から、それも高校3年生と中学3年生からスタート。中国では７月に高考・中考という大学、高校入試が行われることが決まっていたので、受験生からスタートしました。その後高校２年生、中学２年生がスタート。次に高校１年生、中学１年生と順番に学校が再開されました。元々娘の学年は４月末で学校の授業は終了予定でしたので、４月２７日から登校したのは４日間のみ。テストも無くなっていたので授業らしい授業はなく卒業。あとは７月のIBDPの結果を待つのみ。そして７月、その結果は様々なドラマを生みました。公平だったのか？？？娘も結果を見て複雑な思いだったようですが、とりあえず希望の大学に合格。娘の学校では全体的に低めな点数が出たようで、再採点を依頼したり、大学合格が取り消しになったりで、学校として国際バカロレア機構に意見書を出したようでした。ネットにも世界中から採点は公平だったのか？という意見がたくさん出てました。IBDPの成績は「人」が付けるものですので、１００%公平ということは難しい。でも一発勝負のテストが公平かと言われると？？？これから日本の大学入試も変わっていく予定ですが、どうなるか？注目したいです。娘が進む大学は９月から学校再開の予定で、それに向けての準備のため娘は先日上海を離れました。アメリカの大学に進む娘の同級生はgap yearを選択したり、上海に残ってオンライン授業を受けるようです。カナダの大学もオンライン授業。日本の大学の多くもオンライン授業ですね。コロナの感染拡大は教育分野にも大きな影響を及ぼしています。
06Aug
- コロナで変化した生活②
  コロナで変化した生活①からの続きです。隔離中窓から見える街の様子しかわからず、隔離が終わったら上海の街がどうなっているのか知りたいと思いました。でも最初地下鉄に乗るのも怖くて、近所の様子を歩いて見て回ることから始めました。3月下旬、私の自宅周辺はオフィスビル、学校や大学もあるのですが、休校ですし、リモート勤務になっているようで、道ゆく人がコロナ前よりかなり少なく、皆マスク着用それもN95をつけている人が多いのに驚きました。バスや電車などの公共交通機関を避けているようで、以前にも増してバイクが増えていました。ワイマイのバイクもかなり増えていて、ワイマイの配達員が忙しそうに食べ物を運んでいました。ワイマイがあるおかげで皆助かっていました。隔離が終わって数日後、地下鉄にも乗ってみました。荷物検査の前に検温されます（これは現在も継続中）乗車率は普段の３０%くらいでしょうか。私は空席でも椅子にも座らず、つり革にも触らず、感染予防のために注意しながら乗車。3月下旬、上海の街はまだ緊張感がありました。そして世界中に感染が広がっているため、中国は３月２８日から外国人の入国を禁止しました。上海に戻ろうと思っていた友達の多くが戻って来れなくなりました。こんな状況下、上海で出産された方がいらっしゃると連絡が来ました。実家のお母様がお手伝いに来る予定が、感染拡大で上海に来れなくなってご夫婦での育児がスタートしたばかり。こんなところにもコロナの影響が出ています。沐浴や赤ちゃんのお世話にも不安があるとのことで、訪問して沐浴や授乳の方法を伝えに行きました。久しぶりに赤ちゃんを抱っこさせてもらってとても幸せな気持ちになりました。他にも出産された方、小さなお子さんがいる方で上海に残っている方も少なくないことがわかりました。厳しい管理下で外出できず、自宅で赤ちゃんとずっと一緒なのはストレス溜まります。上海に戻ってきた私ができることは何か・・・隔離中から考えていました。まず、情報収集。ママたちがどうしているのか知りたくて①訪問育児相談会（無料）を期間限定で始めました。感染予防にかなり気をつけて訪問。訪問して赤ちゃんの身長体重などの測定、育児相談やコロナ禍での生活がどうだったか、話を聞かせてもらいました。皆さんほんと大変だったようで、買い物も出かけにくく、出かけても物が不足していた時期もあったとのこと。２ヶ月ほどご主人以外の人と会ってなかったそうで、「人と話せて嬉しい！！」とのことで喜んでもらえました。また希望者にはリンパセラピーを受けてもらって、ちょっとですが心身のリフレッシュになったかと思います。②当時室内での集まりは禁止されていて、子供連れで出かける場所がない状況でした。ずっと家にいると親子でストレスが溜まります。そんな中、公園はオープンになっているので、「公園で集合」を企画！ただ、公園で集まるだけの企画ですが・・・「上海すくすく広場」のグルチャに声かけしました。上海すくすく広場についてはこちら→https://shanghai-sukusuku.theblog.me 1回目は新虹橋中心花園４ヶ月の赤ちゃんから小学生まで参加して、みんなで虫捕まえたり、枝や葉っぱで遊び、ママたちは情報交換や、隔離生活がどうだったとかの話で盛り上がりました。 2回目は虹橋河滨公園遊具が充実していて、しっかり歩けるお友達は楽しそうに駆け回っていました。 3回目は浦東の世紀公園浦東の参加者は少なめでしたが、芝生が広くてそこでレジャーシート敷いてのんびり過ごしました。世紀公園は広くて、整備されていて、お散歩にお勧めでした。 4回目はまた新虹橋中心花園芝生でボール遊びや飛行機を飛ばしたり、走って回ったり・・・楽しく遊びました。公園で久しぶりに思いっきり遊べた、新しい公園が知れた、新しいお友達ができたとメッセージが届きました。暑くなってきたので、「公園で集合」は一旦お休み中。秋になったらまた企画します。③今まで定期的に開催していたマタニティクラスと両親クラス。４月初旬、上海では室内での集まりが禁止されていること、またコロナの影響で急遽日本で出産することになった妊婦さんがいらしてその方達は日本の産院がコロナの影響でマタニティクラスを中止して困っている状況でした。それでマタニティクラスと両親クラスのオンライン化！を考えていました。一緒にマタニティクラスの講師をしている助産師・看護師・保健師が上海に戻れてなくて、上海にいるスタッフも小さなお子さんが自宅にいるので、最初自分1人でスタートさせようかと思っていましたが、みんな協力してくれると言ってくれて（本当に嬉しかった）一緒に準備を始めました。zoomの契約をして、使い方を友達に教えてもらってスタッフでオンラインで練習して・・・４月２５日に第一回目を開催、その後も定期開催しています。最初は不慣れで時間もかかってしまいましたが、回を重ねるごとに修正して良くなってきました。上海、日本、台湾、タイからも参加してもらっています。オンラインならではの出会いもあります一応ポスターを添付しておきます。このクラスは定期開催しています。中国各地、日本、そのほかの地域からでも参加可能です。④自分で主催している卒乳クラス、怪我と病気のホームケアのクラスもオンラインで開催中です。⑤７月に妊活セミナーもオンラインで開催しました。今回は上海で不妊治療を経験した方から体験談も伺いました。セミナー開催後にもポスターを見た方から上海での不妊治療についての問い合わせが数件来ています。日本との行き来ができないので、上海での治療を検討する方が増えている印象です。その他にも予防接種セミナーをオンラインで開催、またオンラインでお茶会、オンラインで週末飲み会したり！やっぱり直接会いたい！！と思ったので、妊婦さんと上海で出産したママとの交流会も開催しました。私が仲間と一緒にやっていることはどれも小さな活動ですが、（自分も含めて）元気になったり、人と人を繋げたり、小さな変化を生んでいるようです。コロナで生活様式も環境も変わりました。変化の中いいことばかりではありませんが、小さな喜びや幸せを感じながら笑って過ごしたいと思います。
27Jun
- コロナで変化した生活①
  1月下旬に武漢がロックダウンになってから５ヶ月経ちました。いろんなことが起きました。ロックダウンになった当時私は上海にいました。あの時は世界中に感染拡大するとは想像出来なかった。ロックダウンになった時中国は春節休み直前で、上海の街は赤色の春節飾りでカラフルでしたが、道路に車がほとんど通らずほんとに静かでした。春節休み前、私は普段通り乳腺炎や卒乳で母乳ケアの訪問に出かけていたのですが、ロックダウン直後からマンションによってはフロントで訪問者は熱を測り「武漢に行ってないか」など細かく書類に書いて最後にサインしてからやっと中に入れるように変わっていきました。1月26日から日本に一時帰国で１週間の滞在予定でしたが、中国の感染拡大によってはしばらく上海に戻れないかもしれないと思いながら飛行機に搭乗しました。そしてすぐにそれが現実になりました。上海市から上海市内の学校は春節休みが延期になると連絡が来たこと、主人の会社から上海に戻らず日本に待機と指示が出ました。もともと１週間の東京滞在予定でホテルを予約していましたが、滞在を延期することになりウィークリーマンションを探してそちらに移動しました。中国から戻っていたこともあり、両親や兄に迷惑をかけるので実家には戻りませんでした。東京での生活は久しぶりで楽しみでもあったのですが、日本の感染予防の意識が低いことに驚き（中国の徹底ぶりを少し体験したので）日本で感染するのが怖くて、買い物と人気が少ない場所を散歩するだけの毎日。娘と私は日本が緊急事態宣言するずいぶん前から自主外出自粛してました。日本に一緒に戻っていた娘は現地校国際部のG12年生で、5月に行われるIBDPのテストを受けないと卒業と大学進学ができなくなる状況でした。父親の都合で中学１年生で突然上海の現地校に転校することになり苦労してきた娘。なんとしてでも学校が始まる前に上海に戻らなければ・・・と思っていました。3月初旬に海外に散らばっていた娘の学校の先生たちが上海に戻り始めたので、近いうちに学校が再開するかもしれない。しかし、当時外務省から中国への渡航中止勧告が出ていたので戻るのも難しい状況でした。でもここで戻らないと後悔する、各方面にお願いして娘と上海に戻ることを決めました。上海入りしたら２週間隔離は決まっていました。隔離先が自宅か政府が準備した施設になるか、どちらの可能性もあることを前日までに上海入りした方から情報を得ていたので、どちらになっても２週間乗り越える覚悟をして飛行機に乗りました。上海の空港に着いた途端私たちは汚染者となり、防護服を着たスタッフが飛行機に乗り込んできて、書類作成して、検疫で細かく質問され、区が準備してくれたバスに乗り、自宅到着。検疫を終えて外に出ると、防護服を着たボランティアの学生がたくさんいて荷物を運んでくれました。同じバスに乗っていた方がお住まいのマンションについてバスから荷物を下ろしたら、マンションスタッフがその荷物に消毒液をかけ始めました。空港でもスーツケース達、散々消毒されたのですが…各区がバスを手配していて、住んでいるマンションまで一人一人送り届けてくれました。２週間自宅隔離がスタートしました。ドアから一歩も出れない生活がスタート。ゴミ出しも外に出ないようにドア前にゴミ箱が準備されていました。毎日検温してマンションと担当医師に連絡。それにプラスして毎日防護服を着た医師が検温に自宅訪問。途中からドアにセンサーが設置され、外出しないように管理されていました。食品や雑貨は宅配し時々ワイマイで飲み物や食べ物を頼めたので本当に助かりました。私は普段忙しくしていたので、自宅隔離中は家の中の片付けや断捨離、今までできていなかったことに手をつけることができました。大変というより、ゆっくり自分を見つめる時間でした。隔離中に自分がこれからやりたいことを考えるきっかけになりました。長くなったので一旦終了して、隔離後の生活については②に続きます。
18Feb
- 上海から日本で不妊治療を受ける　はなおかIVFクリニック品川
  こんにちは『はなおかIVFクリニック品川』を見学してきました。こちらは昨年9月に上海で不妊治療セミナーを開催された花岡正智医師が勤務されています。日本の不妊治療専門クリニック見学は初めて。ちょっとドキドキクリニックはJR大崎駅南口から歩いて2分ほど。入り口が奥まっていて人目につきにくい工夫がされています。↓↓↓ビルの人通りが多い通路から奥に入ると、クリニックの玄関があります。↓玄関開けるとこれが目に飛び込んできます。↓受付です。花岡医師&受付スタッフ❣️クリニック内は白と茶系で統一されていて落ち着いた雰囲気です。ぬいぐるみはシーズンによって交換されていて、私が見学に伺った時は春節バージョンでした。植物のアイビーは邪気を払い、良い気を満たしてくれるそうです。クリニック内には縁起の良いもの、「気」を整えるものが各所にさりげなく置いてあります。取り違え防止のため、はなおかクリニック品川では「RI Witness」（体外受精の現場で人為的ミスの防止や作業管理の効率を目的としたシステム）を導入。患者さんのID、検査、受精卵など全てをこのシステムで管理しています。チップ付きの診察券を使っていて、本人確認のため受診時必ず持参してもらうそうです。また患者さんの名前を呼ぶ時は、①名前②苗字（例えば田中明子さんであれば、「アキコ　タナカさん」）と声をかけて、患者さん自身にも名前を言ってもらうそうです。安全性を高めミスを防ぐ取り組みが随所になされていました。採血室採血室のすぐ隣に血液検査を行う機械が置かれています。40分ほどで検査結果がわかるそうです。内診室内診室前の廊下には大きなぬいぐるみが置いてあって、他の患者さんが立ち止まったり座らないような工夫がされていました。こちらは採卵や体外受精を行う部屋隣にベッド🛌が8台準備されています。採卵や体外受精前後にこちらを利用。シーツや服の色を変えていたり、こちらにも取り違え防止のための工夫がなされています。↓↓↓詳しいことはクリニックのホームページでわかりやすく説明されているのでご参照ください。https://www.ivf-shinagawa.com/index.html?gclid=EAIaIQobChMI2vjD65bY5wIVS6SWCh23zgwYEAAYASAAEgKNQPD_BwE海外から一時帰国して日本の不妊治療クリニックや病院を受診する場合、海外在住者に対してウェルカムではないクリニックもあり、断られたという声を時々聞きます。上海で勤務されている産婦人科医の塩澤医師が、上海からの患者さんを受け入れ可能な日本の不妊治療クリニックを探していて「はなおかIVFクリニック品川」が協力くださることに。受診の流れとしては上海で日本人産婦人科医を受診して妊活について相談。上海で受けられる検査を受けて、その後はなおかIVFクリニック品川を受診。上海と日本と両方でフォローが可能。上海から治療を受ける場合、日本での受診の大体の流れを説明すると＊ステージZERO体外受精準備・準備採血・説明同意書＊ステージ1排卵誘発ー採卵受精卵を作る。受精卵は凍結　帰国＊ステージ2来日　受精卵融解－移植もう少し詳しく受診のタイミングを見ていくと（女性）＊ステージZERO月経前に受診。体外受精説明、体外受精準備採血を行う。＊ステージ1月経開始2日目に採血・エコーなどの結果を参考に誘発を開始。採卵までに3回から5回受診。採卵一旦帰国可能。＊ステージ2月経2〜3日目に受診。採血の結果を参考に治療開始。子宮環境を整えて→移植。（男性）初診時に感染症四種（B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV検査）採血と精子検査を行う。感染症ないことがわかれば精子凍結が可能なので、最短で3日間日本滞在できると精子凍結まで行える。男性不妊の場合は第一、三土曜日に専門外来あり。すでに日本での治療を考えている方や現在新型肺炎の影響で日本で滞在している方などは（ご主人も日本滞在されているのであれば一緒に）直接クリニックに電話し受診予約も可能。受診時間平日は最終19時までと遅めで仕事帰りに受診出来るような時間設定。私が見学に伺ったのは平日夕方でしたが、ご夫婦で受診されてました。「はなおかIVFクリニック品川」はゆったりした環境で、取り違え防止や細やかな配慮がある点が特徴。治療費についてはこちらを参考にしてください。https://www.ivf-shinagawa.com/clinic/price.html?gclid=EAIaIQobChMIm5Gy8pva5wIVRqqWCh2DMQ4YEAAYASACEgIjf_D_BwE（注：こちらのクリニックはお子さん連れての受診はご遠慮いただいているそうです）上海は大きな施設で不妊治療を行なっていること、上海以外の地域から上海に治療に来ていて、患者数が多くどこも混んでいて、残念ながら細かな配慮は期待できません。日本の不妊治療はクリニックで行なっているところが多く、その点が上海との大きな違いです。日本で不妊治療を考えている方の参考になればと思います。
12Feb
- 新型肺炎の影響
  2019年12月に中国湖北省で新型肺炎が発症。その後感染が拡大日本でも感染が広がりはじめました。我が家は春節休みに日本に一時帰国していて、そのまま日本に残っています。上海市内の学校は今のところ2月末まで休校と決まっていて、子供の学校スタートに合わせて上海に戻ろうかと思っています。新型肺炎の影響で日本に一時帰国している方がかなりいます。そしてこれを機に本帰国を決めた方も少なくないようです。日本で何か私が出来ることはないか考えて、上海から一時帰国している方の集まりのお手伝いや、上海で開催していたお茶会の場を日本に移し「こじんまりお茶会」を開催してママやプレママと会う機会を持っています。またチャット通話での「相談会」も開催中。それぞれ「非日常」の中、育児についてや今後どうしようかとか、気持ちの整え方などさまざまな相談、お話を伺っています。答えは各々の中にあるので、話すことで気持ちを整理したり、選択するときの引き出しを増やしたり、視点を広げてもらえたらと思っています。日本にどれくらい滞在するかわかりませんが、どこにいても私は自分が出来ることを淡々とやってます。新型肺炎で治療されている方の回復と、収束を心から願っています中国🇨🇳加油💪日本も感染拡大しないように、努力しましょう❗️
05Jan
- 上海和睦家医院ユナイテッドファミリーホスピタル
  长宁区平塘路699号に移転し、新しくなったユナイテッドファミリーホスピタルの見学に行って来ました。以前の病院よりも広くなってます日本人が多く住む地域から近いので、こちらで出産したり、小児科、各種ワクチン接種、整形外科、救急外来などを利用している方もいます。それ以外にも内科、外科、耳鼻科、眼科、皮膚科、リハビリなどの診療科があります。小児整形外科、肛門科も対応可能とのこと。2019年10月から徐々に新しい病院に移転しているそうです。ただし＊皮膚科＊歯科＊心療内科＊リハビリ（2019年 12月末現在）はまだ移転しておらず、前の病院で診察しているそうです。上記の科を受診する場合は場所を確認した方が良さそうです。こちらには日本語通訳が3人勤務しています。（常勤1人、パートタイマー2人）病院の入り口を写真に収めるのを忘れてましたパンフレットの写真を参考にしてください。↑正面玄関入って右側奥には、手術室や出産、入院フロアに行くためのエレベーターがあります。（こちらが2号棟）正面玄関入って左側にも二台エレベーターがあります。こちらのエレベーターは診察フロアに繋がっています。（1号棟）まずは2号棟　一階の救急外来を紹介します。24時間対応。（電話番号　2216-3999）こちらで対応出来ない高度な処置が必要な時はローカルの大学病院を案内しているそうです。↑救急外来のナースステーション。↑救急外来の中に設備が整った、このような処置室（個室）が10室以上あります。救急外来と検査室（レントゲンやMRIなど）の動線に無駄がなく、よく考えられた構造となっていました。マンモグラフィーCTMRIもあります。健康診断も受けられます。↑救急外来の隣に狂犬病専門の診察室がありました。中国では狂犬病の治療と狂犬病ワクチン接種は特別なライセンスが必要で、もうすぐ認可される予定だそうです。傷口を洗うためのお部屋も準備されています。次は2号棟3階の分娩のフロア。出産フロアの個室。紫色のベッドカバーが素敵です。出産フロアの個室。お部屋の中に洗面所があります。出産フロアの個室。ベッドの上の棚の中は酸素や吸引などが準備されています。LDR室（分娩もできる個室）もあります。2号棟5階にNICUがあり、4床から6床対応可能。早産の赤ちゃんなどを診ているそうです。こちらで対応できない時は儿童医院に転院となります。ちなみに、NICUの料金　1日4万元プラス処置代1号棟2階、診察フロアへ移動します。受付です。遊具が準備されています。扉の向こうは健診と予防接種のフロア。病気のお子さんと健康なお子さんが接触しないように一階の入り口から分かれています。小児科の診察時間は9時から19時半まで。小児の健診は1人30分（予約制）診察フロアには他に全科、産婦人科など並んでいます。産婦人科の診察室。こちらで出産される場合、妊娠30週くらいからはユナイテッドファミリーホスピタルで妊婦健診を始めて欲しいとのことでした。不妊治療については検査は行えますが、体外受精などの治療は天津にあるユナイテッドファミリーホスピタルで行うそうです。こちらには月子中心という産後ケアセンターもあります。月嫂（ユエサオ）という、赤ちゃんとママのお世話をする産後専門のアイさんが1人24時間専属で付き添うそうです。また、この月子中心では中医学的なケアやレーザー照射して骨盤底筋を元に戻す治療をしているそうです。気になるお値段ですが、10万8000元〜18万8000元／28日間で、7月まで予約で満室産後のママの身体を大事にする習慣は素晴らしい！でもこの金額には驚きます。利用者はほとんどが中国人だそうです。ユナイテッドファミリーホスピタルの紹介でした。
03Jan
- 上海での活動　妊活セミナーの定期開催
  今まで不定期に開催していた妊活セミナーを2019年秋から2ヶ月に一度開催しています。ご夫婦、パートナーと一緒に参加いただけたらと土曜日に開催しています。開催している私が言うのもなんですが、内容がとても充実しています。日本人の産婦人科専門医　塩澤医師が西洋医学的な視点で妊活についてや最新の不妊治療について資料を使い説明。日本人の寺崎医師が中医的な視点からの妊活について。難しい中医学をわかりやすく、噛み砕いて伝えてくださいます。看護師の私からは夫婦やパートナーと妊活にどのように向き合うか、心と体の整え方、上海に住んでいる場合どのようなところで検査や治療を受けるのか、体験談や病院情報なども含め話しています。・これから妊娠を考えている・検査を受けたい・治療を開始したい・治療をステップアップしたい・日本であるいは上海での治療に切り替えたい・どこまで治療を頑張るか悩む・2人目をどうするか・中国に住んでいるので中医学にも興味があるなど参加者の悩みはそれぞれ。どの状況の方にも参加いただける内容になっていると思います。興味がある方、セミナーでお会いしましょう。
30Dec
- 上海での活動　子育てのコミュニティ「上海すくすく広場」のスタッフ
  私は日本・台北・北京・北京・香港・上海で三人の子育てをしてきました。実家が遠いので、子供が体調が悪い時、自分が病気やつわりや出産で辛い時に助けてくれるのは近くに住むママ友でした。「いいよ〜、お互い様」という軽い感じで助け舟を出してくれていました。子育てを協力し合えるネットワークがあるのとないのでは気持ちが違います海外に来たばかり、日本でも引っ越したばかりの時はネットワークがなくて大変でした。そんなわけで二度目の北京駐在時から、香港、上海でも子育てのネットワーク作りに関わっています。上海には日本人がたくさん住んでいますが、その日本人が多い環境だからなんとなく声がかけにくい雰囲気もあります。なんなんでしょうかね（日本の方がさらに声がかけにくい気がします・・・）2016年秋に当時マタニティクラスを担当していた医師と助産師、看護師で、「プレママとママたちが情報交換できる場があるといいよね」と思い立ち、「上海すくすく広場」というグループチャットを立ち上げました。マタニティクラスや育児相談会、セミナーなどに参加した方に声をかけ、少しずつ人が集まり始めました。グルチャで誰かが質問したら、知っている人が答えるという情報交換の場として、また様々なイベントやセミナーを主催して集まる場も企画しています。参加している人が友達に紹介、その友達が別の友達に紹介・・・としていたら現在「上海すくすく広場」のメンバーは６００人を超え、グルチャも①②③と増えています。（人数制限があるためわかれてます）上海に来る前（日本にいる時）からこのグルチャに参加して、上海生活の情報を集めている方も少なくありません。上海歴6年目になった私もこちらに流れる情報が役に立つことがよくあります。スタッフとして関わっていることは、グルチャの参加希望者に案内文を送って内容を了承してもらい、グループに招待。招待後自己紹介してもらうように声かけたり、グループ内ではフルネームを表示してもらったり。グルチャが3つあるのでお互いの情報や質問を転送したり。グルチャの運営で気になることがあったらスタッフで話し合ったり。上海を離れたらグルチャから退出してもらうようにお願いしたり。これらをスタッフで協力しながらやっています。スタッフは子育て中のママの有志の集まりで、上海でも仕事をしていたり、好きなことしていたりと様々な方面の才能を持つメンバーで、一緒に活動していて勉強になりますし、とても楽しいです。上海を去る時に「すくすく広場で情報を得たり、友達の輪が広がりました」とメッセージをくださるママもいらして、よかったなーと思います。すくすく広場に興味がある方は、こちらから連絡ください。https://shanghai-sukusuku.theblog.me/参加方法https://amp.amebaownd.com/posts/6720367テクノロジーが発展した現在だからできている活動ですね。でもいくら便利になっても子育てはママ一人では出来ない。「子育ては社会で」そんな思いが私のベースにあります。子育てしやすい地域が増えて、子供がすくすく育つ環境が広がってほしい。子供がすくすく育つ環境は人が住みやすい環境でもあると思います。
- 五感を使った育児&生き方
  皆さん、五感を使ってますか？パソコンや携帯が普及した現在、視覚と聴覚は駆使しています。味覚はどうでしょう、素材の味を感じることがありますか？嗅覚、土の匂い、春の香り、雨の匂いなど感じていますか？触覚、子供が小さい時は抱っこなど触れ合う機会がありますが、成長するとそういう機会はなくなります。パートナーや家族との触れ合い、減ってませんか？母乳育児では母子とも自然に五感を使っています。＊味覚　母乳の味は毎回違うと言われていて、味覚が発達していきます。ママは赤ちゃんのために様々なものを食べます。＊触覚　抱っこしたり（されたり）してお互い体温を感じたり、小さな手を使ってママを触ったりして母乳を飲みます。このようなお互いの触れ合いで気持ちが落ち着きます。＊視覚　赤ちゃんは母乳を飲みながらママを見つめています。ママも赤ちゃんを見つめて授乳してます。ママも赤ちゃんもお互いのちょっとした変化を感じます。＊嗅覚　赤ちゃんは母乳の匂い、ママの匂いを感じ、ママは赤ちゃんの匂いを感じています。＊聴覚　ママは赤ちゃんに「おいしいかな？」「今日はお天気だよ」とか話しかけたり、赤ちゃんがむにゃむにゃ何か喋りながら母乳を飲んだり、ごくごく音がするのをママは聞いてます。授乳していると大変な面もありますが、五感を使い、幸せな気持ちになっていました。母乳育児でなくても（その時期を過ぎても）母子ともに五感を働かせ、お互いが心地よいと感じれたら、気持ちや体が満たされます。育児だけでなく、パートナーとの関係にも大事なことだと思います。今では母親業24年と長くなりましたが、1人目の子育てはいつもわからないことばかりでした。頭で考えてもうまくいかず、そんな時は自分の五感で感じた感覚を大事に子育てしてきました。15年前に北京で母乳ケアで出会ったママ・Nさん。彼女はとても知的な方で、真面目で、一生懸命で、どちらかというと頭で考えて育児する方でした。子育てについて、調べて勉強してうまくいかないと「どうしてでしょうか？」と質問される方でした。そんな彼女に私はよく「五感を使って育児してね」とアドバイスしていたようです。子育てだけでなく人は生きていく上で、体で、心で感じることが大事だと思っていて、頭で考えすぎるとその感覚が鈍ってしまうと私は考えています。彼女から「五感を使って育児してね」のアドバイスが、現在は３人のママとなった彼女にとても役に立っていると聞かされ嬉しくなりました。そして思い出しました。私が子供たちを育てる中で学んだこと、それは「五感を使う」ということ。それを私は伝えたいとずっと思っていたのに、伝える術を持っていなくてできていなかったことに気がつきました。様々な学びと経験を積んだ現在、何か伝えられそうな気がしています。来年から家族やパートナー、そして自分自身を五感を使いながらケアしていく方法をお伝えしていきます。そう、これは私の「魂」が望んでいることです。次々にイメージが湧いてきていてワクワクしています来年も楽しんでいこうと思います。
17Dec
- 上海での活動　育児相談会
  上海で私がやっている活動について、第二弾。育児相談会7、8年前にある助産師さんがスタートされた0歳児育児相談会を継続してほしいとのことで、2017年8月に私が引き継ぎました。1歳児以上の育児相談会の開催希望が多かったので、そちらも開催してます。今日の育児相談会は年齢制限なしにしてみたのですが0歳から3歳までのお子さんが参加くださいました。場所も古北以外に、静安寺や浦東も時々開催。今日回数を数えたら50回超えてました平均して8組ほどの参加があるので、400人ほどのママと400人ほどのお子さんと会ってます身長体重の伸びが気になる方や、夜泣き、しつけ、離乳食、授乳のこと、育児の悩みなどママ自身の相談のこともあり、幅広いご相談を受けています。その場で個別にお話しする事がほとんどですが、わからないことは調べて後からお返事しています。自分自身の育児経験、日本で電話医療相談や#8000の相談などの仕事をしていた経験、海外含め他の地域での生活や活動などが大変役に立っていて、今までやってきた事の小さな点がつながって線になってさらに形になってきました。毎回可愛い子供達とママ達に会うのか楽しみ❣️上海に来たばかりのママの参加も多く、情報交換の場、ママ同士の友達作りの機会と言う意味合いも大きいです。それから、おせっかいな先輩ママとして、ママ達に自分のお子さん以外のお子さんを見てもらい、みな個性豊かで一人一人違うことを知ってもらう場になればと思っています。自分の子育て中にこんな場があったらよかったなー淘宝で購入した身長計たち布タイプは２代目！タオバオ商品は安い分消耗しやすい💦もう1種類は電子身長計。長い付き合いになった体重計。育児相談会の案内はこちら　毎月開催しています。https://shanghai-sukusuku.theblog.me/