长宁区平塘路699号に移転し、新しくなったユナイテッドファミリーホスピタルの見学に行って来ました。

以前の病院よりも広くなってますビックリマーク

日本人が多く住む地域から近いので、こちらで出産したり、小児科、各種ワクチン接種、整形外科、救急外来などを利用している方もいます。
それ以外にも内科、外科、耳鼻科、眼科、皮膚科、リハビリなどの診療科があります。
小児整形外科、肛門科も対応可能とのこと。

2019年10月から徐々に新しい病院に移転しているそうです。
ただし
*皮膚科
*歯科
*心療内科
*リハビリ
(2019年 12月末現在)
はまだ移転しておらず、前の病院で診察しているそうです。上記の科を受診する場合は場所を確認した方が良さそうです。

こちらには日本語通訳が3人勤務しています。
(常勤1人、パートタイマー2人)


病院の入り口を写真に収めるのを忘れてましたあせる
パンフレットの写真を参考にしてください。


正面玄関入って右側奥には、手術室や出産、入院フロアに行くためのエレベーターがあります。(こちらが2号棟)

正面玄関入って左側にも二台エレベーターがあります。こちらのエレベーターは診察フロアに繋がっています。(1号棟)



まずは2号棟 一階の救急外来を紹介します。

24時間対応。
(電話番号 2216-3999)
こちらで対応出来ない高度な処置が必要な時はローカルの大学病院を案内しているそうです。

↑救急外来のナースステーション。



↑救急外来の中に設備が整った、このような処置室(個室)が10室以上あります。

救急外来と検査室(レントゲンやMRIなど)の動線に無駄がなく、よく考えられた構造となっていました。

マンモグラフィー
CT
MRI
もあります。
健康診断も受けられます。


↑救急外来の隣に狂犬病専門の診察室がありました。
中国では狂犬病の治療と狂犬病ワクチン接種は特別なライセンスが必要で、もうすぐ認可される予定だそうです。

傷口を洗うためのお部屋も準備されています。

次は2号棟3階の分娩のフロア。



出産フロアの個室。紫色のベッドカバーが素敵です。


出産フロアの個室。
お部屋の中に洗面所があります。


出産フロアの個室。
ベッドの上の棚の中は酸素や吸引などが準備されています。
LDR室(分娩もできる個室)もあります。


2号棟5階にNICUがあり、4床から6床対応可能。
早産の赤ちゃんなどを診ているそうです。
こちらで対応できない時は儿童医院に転院となります。
ちなみに、NICUの料金 1日4万元プラス処置代びっくり


1号棟2階、診察フロアへ移動します。


受付です。


遊具が準備されています。
扉の向こうは健診と予防接種のフロア。
病気のお子さんと健康なお子さんが接触しないように一階の入り口から分かれています。
小児科の診察時間は9時から19時半まで。
小児の健診は1人30分(予約制)



診察フロアには他に全科、産婦人科など並んでいます。


産婦人科の診察室。
こちらで出産される場合、妊娠30週くらいからはユナイテッドファミリーホスピタルで妊婦健診を始めて欲しいとのことでした。

不妊治療については検査は行えますが、体外受精などの治療は天津にあるユナイテッドファミリーホスピタルで行うそうです。



こちらには月子中心という産後ケアセンターもあります。
月嫂(ユエサオ)という、赤ちゃんとママのお世話をする産後専門のアイさんが1人24時間専属で付き添うそうです。
また、この月子中心では中医学的なケアやレーザー照射して骨盤底筋を元に戻す治療をしているそうです。
気になるお値段ですが、10万8000元〜18万8000元/28日間で、7月まで予約で満室びっくり
産後のママの身体を大事にする習慣は素晴らしい!
でもこの金額には驚きます。
利用者はほとんどが中国人だそうです。

ユナイテッドファミリーホスピタルの紹介でした。