私は日本・台北・北京・北京・香港・上海で三人の子育てをしてきました。
実家が遠いので、子供が体調が悪い時、自分が病気やつわりや出産で辛い時に助けてくれるのは近くに住むママ友でした。
「いいよ〜、お互い様」という軽い感じで助け舟を出してくれていました。
子育てを協力し合えるネットワークがあるのとないのでは気持ちが違います
海外に来たばかり、日本でも引っ越したばかりの時はネットワークがなくて大変でした。
そんなわけで二度目の北京駐在時から、香港、上海でも子育てのネットワーク作りに関わっています。
上海には日本人がたくさん住んでいますが、その日本人が多い環境だからなんとなく声がかけにくい雰囲気もあります。なんなんでしょうかね
(日本の方がさらに声がかけにくい気がします・・・)
2016年秋に当時マタニティクラスを担当していた医師と助産師、看護師で、「プレママとママたちが情報交換できる場があるといいよね」と思い立ち、「上海すくすく広場」というグループチャットを立ち上げました。
マタニティクラスや育児相談会、セミナーなどに参加した方に声をかけ、少しずつ人が集まり始めました。
グルチャで誰かが質問したら、知っている人が答えるという情報交換の場として、また様々なイベントやセミナーを主催して集まる場も企画しています。
参加している人が友達に紹介、その友達が別の友達に紹介・・・としていたら現在「上海すくすく広場」のメンバーは600人を超え、グルチャも①②③と増えています。(人数制限があるためわかれてます)
上海に来る前(日本にいる時)からこのグルチャに参加して、上海生活の情報を集めている方も少なくありません。
上海歴6年目になった私もこちらに流れる情報が役に立つことがよくあります。
スタッフとして関わっていることは、グルチャの参加希望者に案内文を送って内容を了承してもらい、グループに招待。
招待後自己紹介してもらうように声かけたり、グループ内ではフルネームを表示してもらったり。
グルチャが3つあるのでお互いの情報や質問を転送したり。
グルチャの運営で気になることがあったらスタッフで話し合ったり。
上海を離れたらグルチャから退出してもらうようにお願いしたり。
これらをスタッフで協力しながらやっています。
スタッフは子育て中のママの有志の集まりで、上海でも仕事をしていたり、好きなことしていたりと様々な方面の才能を持つメンバーで、一緒に活動していて勉強になりますし、とても楽しいです。
上海を去る時に「すくすく広場で情報を得たり、友達の輪が広がりました」とメッセージをくださるママもいらして、よかったなーと思います。
すくすく広場に興味がある方は、こちらから連絡ください。
テクノロジーが発展した現在だからできている活動ですね。でもいくら便利になっても子育てはママ一人では出来ない。「子育ては社会で」そんな思いが私のベースにあります。
子育てしやすい地域が増えて、子供がすくすく育つ環境が広がってほしい。
子供がすくすく育つ環境は人が住みやすい環境でもあると思います。