佐藤城人先生の
【マインドフルネス&潜在意識へのアクセスセミナー】
を受講しています。
今回のテーマは不安。
不安は、
私たちにとってとても身近なもので、
同時にとても厄介なものでもあります。
不安とは、
正体が何かわからないもの・形がないもの
に対して生じるものです。
それに対して恐怖とは、
正体がわかっているもの・形があるもの
に対して生じます。
遊園地のお化け屋敷を
想像してみてください
お化け屋敷に入る前、
「どんなおばけがいるのかな~!不安だよ!」って言いますよね。
そして出てきたあとは、
「ろくろ首がいたね!こわかったよ!」
って言うと思います。
不安と恐怖は、
正体がわかっているかいないか、ということが
大きな違いであるといえます。
では、不安を感じるのはどんな時でしょうか。
これは、大きく分けて4つ考えられます。
①正体がわからないとき
②出口が見えないとき
③何かを失うとき
④これから先に起こることを予測するとき
不謹慎な例かもしれませんが、
コロナ禍を思い浮かべると、
とても分かりやすいと思います。
私は小さい頃から物語を作るのが好きで、
文章を書く仕事に就くことを夢見ていました。
お友達と遊ぶより、
ひとりで本を読んだり、
文章を書いたりするのが好きな子どもでした。
何かを試行錯誤しながら
自分の納得の行く形に作り込んでいく過程に、
とても面白さを感じます
これは今でもそう。
小学生のときって
夏休みに自由研究の宿題があったかと思うんですが、
小説を書いて提出したりしていました
高校生のときには
全国コンクールで最優秀賞をいただいたこともあります。
とにかく書くことが好きだったし、
自分の伝えたいことにぴったりくる表現を見つけられたときの達成感は
何物にも代えがたいと感じていました。
でも、看護師になりました。
・・なんでだろう?
私が夢を追いかけなかった理由は、
・うまくいくか分からないことに
挑戦するのがこわかった
・親が堅い職業に就いていたので、
収入の安定しない職業は良くないと思い込んでいた
といったところです。
私の夢をジャマしたお化けです。
ガスのように漂っていて、
心の隙間からジワーーっと入り込んでくるお化けを想像しました。
名前は【ジワジワお化け】です。
知らないうちに心にジワッと入り込んでくるから。
ジワジワお化けは、
私が新しいことに挑戦しようとするときに
現れます。
そして、私に無力感や不安、緊張、諦めの気持ちなどを
感じさせようとします。
影響されてしまうと、
他の人よりもできないかもしれない・・
うまくいかないかもしれない・・
という気持ちでいっぱいになります
この他の人よりもできないかもしれない・・という気持ちは、
私の中に頻繁に浮かんできているものです。
今で言うと、カウンセリングの評価や体験談が
他の人よりも少なかったらどうしようとか、
そういうことに気を取られてしまうのです。
ほんとうは、
毎回来て下さった相談者さまにとって
良いセッションをすることに
集中しなければならないのに・・
こんなお化けもいました。
名前は【フワフワお化け】です。
フワフワといつの間にか
背中にくっついてくるお化けです。
見た目かわいいですが、かなりの厄介者で、
「しんどかったら辞めちゃったらいいよ」
「辞めたらラクになるよ」と
ひたすらささやいてくるのです。
私は何度もこのお化けに負けて、
新卒で最初に勤めた病院も
早期離職してしまったし、
その後も、
何かを始めてはしんどかったら投げ出すということを
繰り返していた時期があります。
何事も我慢して取り組めないのに、
「何者にもなれない」と悩んでいた情けない時代があったのです・・。
イメージの中でお化け退治に向かいました。
まず、【ジワジワお化け】は、光に弱い。
という気がしました。
なぜかというと、
他の人よりもできないかもしれない・・
という思いだけがクローズアップされて、
他の面は真っ暗になって
見えなくなっているような感じ。
本当は気にしないといけないのはそこ(人と比べてできるとかできないとか)ではないのに、
そこに囚われてしまう、という感覚です。
私にとってジワジワお化けは、
本来の集中力を奪う厄介な存在。
そして、フワフワお化けは、
途中で挫折させてくる迷惑な存在。
だけど、
お化けがいたからこそ成し遂げられたことや、
お化けが助けてくれていたこともあります。
今カウンセリングのお仕事ができていることや、
精神科の看護師として働けていることも、
お化けのおかげだと思います。
「人よりできなかったらどうしよう」
という思いからではありましたが、
努力をし続けることができました。
私がカウンセリングや精神科の仕事に出会ったのは
30歳を過ぎてからなのですが、
そこからの努力でここまで来れました。
また、どうしても先の見えないことに不安になったり、
人と比べてしまうときには、
淡々と続けていくという対処法を
とっていました。
これも、努力を継続することに
一役買っていたと思います。
また、看護師の仕事を早期離職したり、
その後もいろいろと継続できない時期があったことについても、
その時に休憩を挟んだから、
今全力で走れている
という気がします。
私は、今でこそ支える側にまわっていますが、
幼少期~20代くらいまでは、
本当にメンタルが弱かったです。
少し変わった家庭で育ち、
インナーチャイルドを抱え、
感情のコントロールはきかず、
すべてのことに他人軸。
自分のやりたいこと、望んでいること。
心の声なんて全く聴こえてきませんでした。
そんな状態で看護師を続けたり、
無理に自分を追い込んでいれば、
今の自分はいなかったように思います。
きっともっとこじらせて、
病気にもなっていたかもしれないし、
さらに苦しんだことは間違いないです。
新卒から継続してキャリアを積めることが
一番いいとは思いますが、
私には、この遠回りの道こそが
最善だったのかもしれません。
しんどくて苦しくて、
思い通りにならない時期を過ごしたからこそ、
そういう思いを抱えている方の苦しみが
手に取るように分かります。
そういう意味でも、
遠回りは無駄ではなかったし、
すべてが
今の自分につながっています。
不安を見つめて伝わってきたもの。
自分らしさの種を大切に育てて、
遠回りもすべて強みに変えて、
これからも
たくさんの方のお役に立ちたいです
お化けは、消えてなくなることはないけれど、
これからも一緒にいて
私を応援してくれる気がします。
時々、悪さもしそうですけどね
【マインドフルネス&潜在意識へのアクセスセミナー】
第4回 不安お化けとの対話
そんな私が、
心をこめてカウンセリングを提供しています
そんなに立派な人生を歩んできていませんが
だからこそ寄り添えることもあると思っています。
自分のことを話す時間、
話せる場所はありますか?
心の中に確かにあるのに言葉にならない思い、
うまく言えない気持ち。
誰にも話せないと感じていること。
少しだけ、言葉にしてみませんか。
精神疾患のこと、不登校のこと、
その他人間関係や仕事、子育てのことも。
一人で抱えず会いに来てください
オンラインカウンセリングのお申し込みは
【LINE公式アカウント】または
【お申込フォーム】から
全国どこからでも通話料無料!
匿名電話カウンセリングも提供中