怠けてない！集中力の使い方が違うだけ！の姉妹編となります
ADHDの人は、
集中力を持続させることも苦手な場合が多く、
陸上に例えるならば、
超短距離ランナーです。
ペットボトルに例えても
分かりやすいと思いますが、
中に入っている水を１日分の集中力とします。
私たちは、これからやる作業によって
ペットボトルの口の大きさを調整することができます。
集中力のいる作業では
ドバッと多めに水を出し、
集中しなくてもいい場面では
チョロチョロ出しにしています。
集中力の出し方をコントロールしている
というイメージです。
一方、ADHDの人は、
このペットボトルの口が
広い状態で固定されています。
常に短時間でドバっと水=集中力が出てしまう
ようなイメージですね
そして集中力が枯れてしまいます
常にドバっと集中力を出しますので、
集中力を持続させるのは苦手ですが、
瞬発力は抜群！！
これがADHDの人のすばらしいところです
思い立ったことを
「いつかやってみよう」ではなく
すぐに行動に移すことができます。
ただ、興味をもって、
行動にうつすところまではいいのですが、
同じことをやり続けることは苦手ですので、
超短距離走を
何度も繰り返す形にもっていく
とベストです。
具体的には、短時間の作業で完結するように
作業をスモールステップに分け、
その都度休憩を挟むようにします。
ひとつひとつの小分けした作業に、
目標時間を定めておくのも効果的
「この作業がここまでできたら休憩」
としていても、
日によってはなかなか作業がすすまず
休憩にたどり着かないため、
さらに効率が落ちるということがあります。
作業の内容によって、
１５分、３０分と区切りを設定しておき、
作業の進み具合に関わらず
その時間がきたらいったん休憩して仕切り直す方が、
ADHDの人には向いていたりしますよ！
決して能力が低いわけではなく、
うまく集中力をコントロールすることで
豊かな才能を発揮できます
【ADHDシリーズ】
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