発達特性があるかどうかは
生まれつきのもの。
現時点では原因も特定されていませんので、
コントロールすることができません。
一定の確率で、
発達障害を抱えるお子さんは存在します。
しかし、
発達障害を抱えるお子さんがどのような人生を歩むのかは、
当事者である親御さんとお子さん
関わる保育者や学校の先生
通院している場合は病院の先生やスタッフ
福祉の支援者
なども含め、
みんなで作り上げる
お子さんの育ち方次第です。
親の「育て方」ではありません。
お子さんのまわりを取り囲む何人もの輪で作る、
育ち方です。
発達特性のある子どもたちは、
得意不得意の差が大きいですよね。
苦手なことは、この先も
誰かに助けてもらう場面が出てきます。
そのため、
困った時や
苦手なことをしなければならない時には、
まわりにいる人を頼って良い
SOSを出して良い
と感じさせてあげることが大切です。
これは一朝一夕で身につきません。
育ちの間、長い時間をかけて、
子ども自身が実感していく必要があります。
親はいつまでもそばで見守れませんから、
子ども時代にまわりにいる大人に始まり、
大人になれば上司、同僚、友人をちゃんと信頼して
SOSを出せることが必要です。
そのためには、幼少の時から、
まわりに助けてもらって
うまく行ったという経験
SOSを出してよかったという経験
を積むことが大切。
まずは、
どんな形でもSOSを出せること。
SOSが出せるようになったら
相手に伝わりやすい、
うまいSOSの出し方も覚える必要があります。
まわりの大人が助け合いの姿をみせることも、
お子さんの勉強になります。
発達特性のあるお子さん自身も
頑張り屋さんが多いのですが、
親御さんもとっても頑張り屋さんが多い
ひとりで抱える必要はありません。
あなたはもうすでに十分頑張っています。
子どもと一緒に、
SOSを出す練習をしてみましょう
人に助けを求めるスキルを
ちゃんと持っている大人は意外と少ないんです。
旦那さんや奥さん
学校の先生
両親
ご近所さんやママ友
つながっている支援者や専門家
もちろん子どもにも
しんどいときだけでなく、
しんどくなる前から
助けてもらいましょう!
次男6か月。
育児は発達障害などの特別な事情がなくとも
とても大変なもの。
子どもに発達特性がある場合、
その苦労や心配ごと、困り事は図り知れません。
勇気をだして、
まわりを頼ってくださいね
このような記事を書いている私も、苦手なんですが…
身近に気持ちを吐き出せる人がいない・・
助けてとなかなか言えない・・
自分の気持ちを言葉にすることに躊躇してしまう・・
そんな方は
カウンセリングやお話し会でお待ちしています
誰かに気持ちをわかってもらうだけで、
不思議と楽になるものですよ
特性に合わせた子育てのコツ
学習のつまずきを補う関わり方など
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