人の間違いを指摘するのって

結構気を使いますよね。

 

伝えて逆切れされると嫌な気持ちになるし、

知っていて黙っているのなんだか落ち着かない。

 

間違いを指摘されると否定されたと捉えて

反論してくる人もいたりして

避けたくなる気持ちもわかります。

 

 

カウンセリングにいらしたAさん。

仕事でペアを組んでいる先輩へのミスの指摘が、

とても苦手だと悩んでいました。

 

その先輩は、他人の間違いをきつく注意

するのに、自分もかなりミスが多い人。

 

Aさんは自分が間違えた訳じゃないのに

申し訳ない気持ちになりながら

状況説明をすると、

先輩から大きな声で反論されてしまい

 

いつも伝えたい事を最後まで話せず

中途半端に終わってしまうとのこと。

 

こんなことが何度かあって、

ミスを見つけても先輩に説明するのが

怖くなっていました。

 

嫌な思いをしたくなくて、

先輩のミスを見つけても

指摘しないことがありました。

 

すると先輩が自分のミスに気づき、

「ちゃんとチェックしてね。

おかしいと思ったんだったらちゃんと教えて!!」

と、どっちにしても怒られるショボーン

 

もうどうしていいか分からなくなっていました。

 

傍から見たら、きっとAさんがミスをして

怒られているように映っているんだろうな

と思うと、悔しくもありました。

 

なぜ思うように話ができないのか聞いていくと

 

その先輩から最後まで話を聞いてもらえず

論破されてしまので、焦ってしまう。

 

上手く説明できない自分が悪いと

途中で諦めてしまっていたとのこと。

 

どうしたら最後まで自分の言い分を

伝えられるか、

どうしたらひるまずに意見を言えるか

考えて出た答えが

 

・論破されてもいい

・否定されてもいい

・バカにされてもいい

 

と、恐れていた事を受け入れることでした。

 

論破されないように

否定されないように

バカにされないようにと

 

恐れて話しているから

途中で言いくるめられてしまう。

 

だったらそうなってもいいと

覚悟を決めて先輩と話をしました。

 

案の定、先輩から反論されて

身体に緊張が走ったそう。

 

それでも淡々と説明を続けると、

先輩は段々大人しくなり、

最後は自分の間違いに気づき、

ミスを認め、お礼を言われたとのことです。

 

Aさんは、先輩がミスを認めたことより、

お礼を言われたことよりも

 

最後まで伝える事ができたことが

すごく嬉しかったそうです。

 

もう先輩に感情を振り回されなくなったと

嬉しそうに話していました。

 

 

何か嫌だなと思うことがあったら

何が嫌なのか、どうなりそうで怖いのか、

自分の心と向き合ってみてください

 

そして、

恐れていることが起きてもいいと受入れる。

 

今までの価値観の逆の行動をするので、

勇気のいることだと思います。

 

でも、やってみることで自分の

心の自由の領域が広がるような

そんな感覚が得られると思いますニコニコ

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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