人のミスを指摘するのって、勇気がいりますよね。
伝えて逆ギレされたらどうしよう…とか、相手との関係が悪くなったらと思うと、つい躊躇してしまうこともあるのではないでしょうか?
人のミスを指摘するのが苦手…その背景とは
カウンセリングにいらしたAさん(ブログへの掲載許可をいただいています)は、まさにそのことで悩んでいました。
仕事でペアを組む先輩のミスを指摘するのが苦手でした。その先輩は、他人の間違いにはきつく注意するのに、自分のミスが多いタイプ。
伝えるのが怖い…Aさんが抱えていた悩みとは
Aさんは申し訳ない気持ちになりながら状況を説明すると、先輩から大きな声で反論され、伝えたいことが最後まで話せず中途半端に終わってしまうことが何度もありました。
ミスを見つけても、もう指摘するのが怖い」とAさん。
でも指摘しないでいると、先輩が自分でミスに気づき、「なんで教えてくれなかったの!」と怒られる…
「反論されたらどうしよう」が怖い心理の正体
結局どちらにしても怒られてしまい、もうどうしていいか分からなくなっていました。「傍から見たら、自分がミスしたみたいに見えるのも悔しい」と話していました。
なぜ思うように話ができないのか聞いていくと、「論破されるのが怖くて焦ってしまう」「上手く説明できない自分が悪いと途中で諦めてしまう」と気づいたAさん。
『どう思われてもいい』覚悟がAさんを変えた方法
そこで彼女が実践したのは、『どう思われてもいい』と覚悟を決めることでした。
反論されないように、否定されないように、バカにされないようにと恐れて話しているから途中で言いくるめられる。
だったら、『論破されてもいい』『否定されてもいい』と覚悟を決めて先輩に話すことにしたのです。
案の定、先輩から反論され、身体に緊張が走ったAさん
それでも淡々と説明を続けると、先輩は次第に大人しくなり、最終的には自分のミスを認めてお礼を言ってくれたそうです。
Aさんにとって、先輩がミスを認めたこと以上に、『自分の言いたいことを最後まで伝えられた』ことが何より嬉しかったそうです。
「もう、先輩に振り回されなくなりました!」と、笑顔で話してくれました。
自分の気持ちに向き合うことが、怖さを超える第一歩
嫌なことに直面したとき、自分の気持ちと向き合って、『何が怖いのか』を考えてみてくださいね。
そして、『恐れていることが起きてもいい』と覚悟を決めることで、今までの価値観の逆を実践する勇気が湧いてきます。
最初は怖くても、実践することで、自分の人生の舵を取れているような、心の自由度が広がるような感覚になります。
また『私はこれでいいんだ』と自分を信頼できるようになるはずです。
もし一人では難しい時は、カウンセリングを使うのも一つの方法です。ぜひ、自分の気持ちに素直に向き合う時間を持ってみてくださいね
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました
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