何か問題が起きると「私のせいだ」と思ってしまう。そんな自分を責める癖、ありませんか?
私も以前は同じでした。
実は、私がずっと抱えていた「認められたい」「迷惑をかけたくない」という感情の根っこには、気づかないうちに抱えていた【罪悪感】があったんです。
今日は、その罪悪感の正体に気づき、それを手放していくことで心が軽くなった体験をお話ししたいと思います。
「自分が悪い」と思い込む理由とは?
こんな場面で自分を責めていませんか?
- 仕事でミスが起きると「自分のせいだ」と思う
- 誰かの態度が冷たいと「自分に原因がある?」と不安になる
- 怒っている人を見ると「私が何かした?」と考える
私にはいつもどこかで「自分がいることで誰かに迷惑をかけているのでは」という感覚がありました。
特に仕事中は、「役に立ちたい」「褒められたい」「認められたい」という気持ちがとても強かったと思います。
認めてもらえれば安心できる、この漠然とした罪悪感はなくなる。そう思って、いつも顔色をうかがっていました。
でも今思えば、それこそが「罪悪感に支配されていた」状態だったのだと思います。
誰かの態度ひとつで「自分が悪い」と思っていた
ある時、他の人には低姿勢で接している人が、私には明らかに高圧的な態度を取ってきたことがありました。
その瞬間、「やっぱり私は他の人より下に扱われているんだ」「私なんかが意見を言ってはいけないんだ」と感じてしまい、 「ここには私の居場所はない」と思い詰めてしまいました。
心はざわざわして落ち着かず、手が震えて、体中の血液がトゲトゲして逆流してくるような感覚。 動転しているのに、それを隠そうと無理やり冷静を装っていました。
何時間たっても、落ち込む気持ちはまったく収まりませんでした。
でも、そこから少しずつ自分の内側を見つめ直して気がつきました。
私はもともと、「私は人より劣っていて迷惑をかける存在」「期待に応えられないダメな人間」という罪悪感を持っていました。
だから、誰かに否定されたり責められると、瞬時にそこへ直結してしまう。 責められる前から「ごめんなさい」と思って行動するのは、自分を守るためでした。
でも、それは「相手はこう思っているに違いない」と勝手に憶測して、 自分の行動を制限したり、過剰に動いて、自分で自分を苦しめていただけだったと気づきました。
この罪悪感があると、相手との対等な関係も築きにくい。
だから私は、少しずつ自分の行動を変えていくことにしました。
罪悪感を手放すための2つのアプローチ
私が罪悪感を手放すためにやったのは、次の2つです。
-
相手から責められないため、失望されないために「無意識でやっていたこと」をやめる。
-
「責められてもいい、失望されてもいい」と自分に語りかけながら、これまでと逆の行動をしてみる。
たとえば、高圧的な態度を取ってくる人に対して、私はいつも従順にしていた方が波風が立たないと思っていました。
でも、関係性は何も変わらなかった。
だから、思い切ってその場で、自分の意見を伝えてみました。 心臓はバクバクで、最初は声も震えていたけれど、それでもいいから言ってみました。
攻撃的にならず、前向きな話し合いという姿勢を持ちながら伝えると、 相手の反応はさまざまでしたが、どこかで「私は怖かった人とちゃんと向き合えた」という達成感がありました。
最初は本当に怖かったけれど、「責められてもいい」「期待に応えられなくてもいい」と自分で自分を許したことで、 行動に移せたし、自分を少し信頼できるようになったのです。
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罪悪感を手放すとどう変わる?
不思議なもので、そう思えるようになると、 誰かの顔色を見てビクビクしたり、ミスに過剰に反応したりすることが、いつの間にかなくなっていきました。
実際に起きるトラブルやミスのほとんどは、自分には関係のないことだったし、 仮に自分のミスだったとしても、素直に謝って改善すれば終わることでした。
私は今まで、いったい何をそんなに恐れていたんだろう?と思いました。
今では「罪悪感はゴミ」という言葉が、私を支えるお守りになっています。
自分を責めてしまうあなたにへ伝えたいこと
責められたとき、何がそんなに怖かったのか。 自分がどうなりそうで怖かったのか、一度、書き出してみてください。
責められるような言葉を言われたとき、自分のどんな感情がうずくのか。 その気持ちを自分で観察してみることから、すべては始まります。
私の場合は、
「やっぱり私はダメなんだ、無能なんだ、馬鹿なんだ」
「誰も私を分かってくれない」
「このままでは見捨てられるかもしれない」
そんな思いが心の奥でずっと渦巻いていたことに気づきました。
初めてその気持ちをはっきり見つけたとき、私は愕然としました。子どもの頃から、ずっと心の奥にあった感情と全く同じだったからです。
私はこの気持ちを抱えたまま、ずっと苦しくて、でも一生懸命努力してきたつもりでした。
なのに、何も変わらなかった。
だからもう、手放そうと思いました。
「馬鹿でも、無能でも、ダメでも、誰にも分かってもらえなくても、見捨てられてもいい」そう思って、今までしてきた“頑張り続ける努力”をやめたのです。
すると、初めて自分を見張る厳しい目から解放されて、自分に優しくなれた気がしました。
それまでの努力は、自分のためではなく、人に認められるため、そして罪悪感から逃れるための努力だったと気づいたからです。
罪悪感は、気づいて、手放そうとすることで少しずつ軽くなっていきます。
あなたも「自分を責めない選択」を始めてみませんか? その先には、もっと自由で、もっと心穏やかな自分が待っていますよ。
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