「なんだか職場の人間関係がうまくいかない…」と感じること、ありませんか?
相手のちょっとした態度や言葉が気になり、不安になることも。
そんなとき、こんなことで悩むことはありませんか?
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上司や同僚の態度が冷たく感じる
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「嫌われたかも…」と不安になる
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人間関係のストレスで仕事に集中できない
すると、相手の態度や言動から「きっとこう思っているはず」と思い込みで決めつけ、先回りして行動した経験がある方も多いのではないでしょうか?
実は、私も過去にこの“思い込み”のせいで職場の人間関係を悪化させてしまったことがあります。
今回はその失敗談をもとに、「思い込みが関係悪化を招く理由」と「人間関係を楽にする方法」についてお話しします。
私の失敗談:先輩の態度が急に冷たくなった…?
ある日、仲の良かった職場の先輩が急に冷たくなったように感じました。
「きっと私が頼ってばかりで、仕事ができないから怒らせたんだ…」
そう思った私は、先輩に頼らないよう努力し、分からないことがあっても自分で調べ、他の人に相談するようにしました。
でも、関係は良くなるどころか、さらに悪化していくように感じました。
先輩に嫌われたと思うと、職場に行くのが辛くなり、仕事にも集中できなくなりました。
「このままの状態がずっと続くなら、もう辞めよう…」そんなふうにまで思い詰めていたのです。
「思い込み」が関係悪化の原因だった
でも本当に先輩は、私から「頼られるのが嫌」だと思って怒っていたのでしょうか?
実は、私自身が普段から心のどこかで、
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仕事ができない
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人に頼ってばかりで能力がない
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周りに迷惑をかける存在
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価値のない人間だとバレたら見捨てられる
と思い込んでいたのです。
だからこそ、先輩の態度が少し冷たくなっただけで「自分が悪いから見捨てられたんだ」と考えてしまいました。
心理学ではこれを 「投影」 と呼びます。私たちは無意識のうちに、自分の思い込みを通して他人の行動を解釈してしまうのです。
関係修復のきっかけ:思い切って話してわかった意外な事実
話しかけて無視されたらどうしよう、冷たくあしらわれたらどうしよう、と悩みに悩んだ末、覚悟を決めて先輩と話をしました。
すると、先輩から思ってみなかった言葉が返ってきました。
「冷たくしたつもりはなかった。むしろ私の方が避けられていると感じていたよ」 と。
よくよく話を聞くと、先輩自身が上司から無理な仕事を押し付けられ、不満を抱えていたとのこと。
でも、私はその態度を「自分が嫌われた」と勝手に解釈してしまっていました。
また、先輩も「私が急に避けるようになった」と感じて、疎外感を覚えていたそうです。
お互いが「相手はこう思っているはず」と思い込んでいたことが、関係悪化の原因だったのです。
誤解が解けた私たちは、無事に関係を修復することができました。
職場の人間関係を楽にするためにできること
この経験から学んだことは、相手の気持ちを決めつけず、素直に聞いてみることが大切ということです。
「なんかいつもと様子が違うな」と感じたら
- あれこれ推測せずに「何かあった?」と聞いてみる
- 対話が難しい場合は、普段通りの接し方を続けてみる
これが、最もシンプルで誤解を生まない方法です。もし「何でもないよ」と言われたらその言葉通りに受け止めてOK。
それでも「自分が何か悪いことをしたのかも」と気になってしまう場合は、自分の中にある 「罪悪感」 が影響している可能性があります。
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職場の人間関係に悩み続けているなら、一度自分の考え方のクセを見直してみるのも一つの方法ですよ。
カウンセリングでは、こうした思い込みのクセに気づき、より楽に働ける方法を一緒に見つけていきます
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