第四回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺及び周辺商店街2017年9月9日 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

本川越駅から北に進むと連雀町交差点に辿り着き、ここからさらに進んで行くと辺りはぐっと昭和の香りが漂い始める。「川越 昭和の街」と呼ばれる地域です。

毎年9月になると、通りの両側には商店街によって「Tシャツ」が掲げられ、風にたなびく様子が見られるのが定番となっています。このTシャツを見て実感する。そう、今年もあの季節がやって来たのだ、と。

Tシャツは実はイベントを告知するポスターの役割を果たしているもので、ポスターをTシャツで表現という選択がなんとも昭和の街らしい。

そして、Tシャツの裏側には、昭和時代の懐かしい流行語が手書きで書き込まれて、「ああ、そう言えば流行ってね」「昭和ってこういうのが流行ってたんだ」と通りの人が格好の話題にしているのでした。ちなみに、昭和の街を南北に貫く川越中央通りは昭和8年に開通しました。昭和8年の流行語も掲げられているところがなんとも心憎い演出。

 

 

 

 

笑う広事苑・昭和の死語(流行語)年表
【年号】 【死語・流行語】
昭和2年 「何が彼女をそうさせたか」 
昭和3年 「昭和維新」        
昭和4年 「電光石火!」「知らない内が花」「大学は出たけど」
昭和5年 「狭いながらも楽しい我が家」「瞼の母」   
昭和6年 「欠食児童」「貧血児童」  
昭和7年 「話せばわかる~」「問答無用」
昭和8年 「この非常時に!」     
昭和11年 「今からでも遅くない」   
昭和12年 「馬鹿は死ななきゃ治らねぇ」
昭和15年 「一億一心」        
昭和18年 「玉砕」          
昭和20年 「堪え難きを堪え忍び難きを忍び」
昭和22年 「冷たい戦争」       
昭和24年 「ギョッ!」        
昭和25年 「つまみ食い」       
昭和31年 「もはや戦後ではない」
昭和32年 「よろめき」
昭和35年 「低姿勢」
昭和41年 「黒い霧」
昭和42年 「昭和元禄」
昭和44年 「オー、モーレツ!」
昭和45年 「落ちこぼれ」
昭和47年 「のんびり行こうよ俺達は」
昭和47年 「あっしには関わり合いのねぇ事でござんす」
昭和49年 「金脈」
昭和50年 「あなた○○する人、僕○○する人」
昭和51年 「記憶にございません」「よぉーく考えてみよう」
昭和51年 「限りなく○○に近い○○」
昭和52年 「ちかれたびぃ~」
昭和53年 「窓際族」
昭和54年 「ウサギ小屋」「天中殺」「熟年」「夕暮れ族」
昭和55年 「ブリッコ」
昭和56年 「ハチは一度刺したら死ぬ」
昭和57年 「○○症候群」「ルンルン」「ほとんどビョーキ」
昭和58年 「いかにも一般大衆の喜びそうな○○」「おしんになる」
Tシャツの効果で開催を伝え、街の期待感が否が応でも高まっていくのだった。

次々に現れるTシャツの流行語をなぞっていると、辿り着くのが蓮馨寺。
2017年9月9日(土)蓮馨寺境内及び周辺商店街で開催されたのが、「昭和の街の感謝祭」。11:00~19:00

主催:中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会

一年に一度、昭和の街の力を結集したお祭りに、人が吸い寄せられるように境内に入っていく。

 

 

 

 


今年でなんと4回目の開催。以下昭和の街の会より、
『毎年コエドビールさんの限定ビールがいち早く登場するこのイベント。コエドの生ビールが全種類飲めるチャンスですよ~
蓮馨寺さんの境内で音楽を楽しみつつ生ビールを飲み、昭和の遊びを楽しみ、街をぶらりとする。昭和の街をゆるっと楽しんでいただく年に一度のお祭りです。大好評企画『コッペパン無料配布&コッペの具販売』も行います♪ちなみにコッぺパン配布は1回目11:30、2回目14:30
各回130個+東洋大ワークショップ参加者配布用40個合計300個の予定です。』。
9月と言えば、という恒例イベントになっている昭和の街の感謝祭。毎年秋晴れに恵まれ、境内は日中から夜まで多くの人で賑わうイベントです。

(第三回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺と周辺商店街 2016年9月10日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12199339321.html


境内に赤提灯が下がり(お寺に赤提灯が下がるという!)、まったりとした空気が流れ、境内の様子は一目見ただけで、あ!いい雰囲気というのが伝わってくる。わいわいがやがや、どこのテーブルにもビールに美味しそうな食べ物が所狭しと並び、昼から宴会が始まっていく。

 

 

 

 


まずは一杯ビールを注文、このCOEDOさんのビールがまたスペシャル。フルーティーな味わいが人気の「毬花-Marihana-」に川越市内でしか呑めない限定ビール「月下-Gekka-」を投入してイベントを盛り上げる。さあ、おつまみは何にしようか。目移りしながら、一つ一つ眺めていく、「これにしよう!」。美味しそうなおつまみを手にして、また、テーブルで盛り上がる。境内がまるで野外巨大ビヤガーデンのような雰囲気は、他では味わえないイベント。あちこちで「乾杯!」と弾む声が飛び交っているのでした。昭和の街の感謝祭は夜の19時までやっているのもポイントで、日中よりも日が暮れ赤提灯の灯が浮かび上がる夕方からが本番かも。

この緩い空気感が感謝祭のいいところ。

境内には飲食出店が並び、COEDOビールに合うつまみがずらり。

並んだ出店を見ると、昭和の街の会が籠めたメッセージが汲み取れると思います。例年と違う今回の感謝祭の特徴としては、境内に出店するお店が「昭和の街のお店」が多くなっていること。昭和の街のお店が出店することで、昭和の街からの普段の愛顧に感謝する「感謝祭」の色がより濃く出ていました。

昭和の街に構えるお店がこの日は境内に特別出店して特別メニューを提供する、昭和の街の感謝祭の趣旨に合っているとも言えました。

トシノコーヒーさん、福々スタンドさん、ワインスタンドポン!さんは初めてのイベント出店、それにスナックれんさんも参戦して、つまみを多数出品していました。れんさんのイベント出店というのも、感謝祭だからこそでしょう。境内には、まことやさん、松山商店さんもお店を構えていて、境内に昭和の街の食が大集結。

La Foireさんは、埼玉女子短期大学と連携したブースを構えていました。

 

 

 

 

 

 


(「La Foire(ラフォアー)」川越昭和の街に出現したシトロエンのホットサンド専門店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12292480828.html

昭和の街のお店が出店する境内を見渡すと、昭和の街の変遷がよく分かるようで、このエリアに新しいお店が続々と増えていることがひしひしと伝わってくる。新しいお店こそ積極的で、境内にも率先して出店していた。

「おもちゃのおびつ」さんの閉店・移転のニュースに昭和の街に悲しみが走りましたが、昭和の街はこれからどんどん活気に溢れていく、そんな未来を感じさせるような境内の出店風景だった。

(「おもちゃのおびつ」昭和7年創業のおもちゃ屋さん 85年の歴史から新しい時代へ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12295734823.html

 

感謝祭では境内だけでなく、昭和の街全体を巻き込んだ催しも用意。昭和の街の感謝祭は境内だけのイベントではなく、昭和の街を見て感じて体験してもらうため企画も大事にしていました。

一つが、「昭和の街フォトラリー『写真でGO!』」。
これは、ミッションに従ってスマホなどで昭和の街の5ヵ所の写真を撮る「フォトラリー」に参加すると、もれなく景品プレゼント。昭和の街のお店の商品やコエドビールの生一杯などの景品が貰えました。
さらに、「昭和の街感謝セール」では、
彩乃菓●彩の水玉(水まんじゅう) 3種類各1個 通常160円→100円(税別価格)、
福々スタンド●かき氷(いちご)100円など今日だけのサービスが充実。
そしてこれを忘れてはならない・・・

昭和の街を挙げた一大企画が今回も満を持して用意されていた。。。

昭和の街の感謝祭の恒例企画と言えば、コッペパン企画。

感謝祭=コッペパンと認識している人も多い、大人気企画です。

これは、メイン会場である蓮馨寺境内にて時間を分けて二回プレーンのコッペパンを無料で配布し、中の具は昭和の街のお店に買い出しに行ってもらおう!という内容。参加店はこの日のためのスペシャル具材を用意し、コッペパンを手にしてやって来る人を待ち構えます。

まず、「コッペパン」というのがなんとも昭和らしい。コッペパンだからこそ成り立つ企画であり、これがバターロールだったらどうなっていたか。。。

それに「個人店しかない」昭和の街のお店手作りの具が中に挟めるというのも胸ときめき、昭和の街の感謝祭を象徴する企画になっています。

コッペパン企画は、2017年7月の川越Farmer'sMarketでも昭和の街とのコラボイベントとして開催しましたが、あの時境内で販売したブーランジェリュネットさんの計500個のコッペパンは、昼過ぎに見事に完売という偉業を成し遂げました。

(後編「川越Farmer’s Market」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12291300979.html

ちなみに今回の昭和の街の感謝祭のコッペパンは、和菓子店「彩乃菓」さんの繋がりから、川越のナンツカにある新進気鋭のパン屋「NANTSUKA BAKERY」さんのコッペパンを使用。NANTSUKA BAKERYさんのパンは今各方面から引っ張りだこで、川越市役所交差点の「glin coffee」さん、NANTSUKA BAKERYと同じく大東地区の「Market Terrace」さんなどでも使われています。NANTSUKA BAKERYと言えば、何と言っても食パンの美味しさに定評があり、オープンから一年以上経ち、地域の生活に欠かせないお店となっています。食パン含めお店の全てのパンに今年の地元産新麦を使い、地元密着も大事にしているお店です。

(「NANTSUKA BAKERYナンツカベーカリー」南大塚駅北口パン屋 サンセリテから受け継いで

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12174096397.html
つまり今回のコッペパン企画は、「昭和の街の感謝祭」×「NANTSUKA BAKERY」というコラボイベントになっていた内実。

境内でコッペパン配布の時間が近づくと、待ち焦がれた人でざわざわし出していくのもお馴染み。やはり、これを楽しみにしている人が多いようで、配布時間になるとあっという間に長蛇の列に。二回の配布とも瞬殺でなくなり、コッペパンを手にした人たちは、いざ昭和の街へ。具を買い出しに出掛けていき、それぞれオリジナルコッペパンを作り上げていたのでした。昭和の街並みを見ながらコッペパンを頬張る、なんという昭和感。

 

 

 

参加店は境内以外の昭和の街のお店だけでなく、境内に出店しているお店でも具を販売していて、ワインスタンドポン!さんブースではチリビーンズを販売していた。

 

食が盛り上がる中、境内には昭和を楽しむエリアも。

いろんな昭和の遊びを用意したブースやレトロバイクを展示した一角も出現し、子どもから大人まで昭和に存分に浸ることができました。昭和の遊びではフラフープが大人気。いつの時代も子どもたちはフラフープは上手いもので、いつまでもクルクル回し続けている。かつて子どもの頃上手かったと豪語する昭和の街の人も当時を再現しようとするもあえなく撃沈。。。フラフープで思いがけず盛り上がりに盛り上がりました。いや、フラフープはいつの時代も盛り上がってしまう最強のアイテムなのかもしれない。

 

 

 

 

 

フラフープがいつまでも回るように、街の時代も常に回り続けている。。。

昭和の街の感謝祭の主催である、『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』が発足したのが2014年のこと。そして、その年の2014年9月に第一回「昭和の街の感謝祭」が行われました。
以来、毎年9月に開催してきた昭和の街の感謝祭。
あれから3年経ち、感謝祭を始めた当時と今では、世間の「昭和」の見られ方が劇的に変わったことを強く実感しています。
川越styleでは昭和の街の会のまちづくり活動を頻繁に発信してきましたが、それは3年前に、これからは川越は昭和の街が広がっていくと鋭く感じ取ったからであり、今、思った通りの展開になったと思います。また、個人的に、昭和の街の会の役員会にも参加するようになって、よりこのエリアの魅力に惹き込まれて、面白い街だと深く感じ入っています。

(『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』会長、大黒屋食堂の岩澤さん)
昭和の街がこれほど街に認知されてきたのは、昭和の街の会が活動を途切れさせず継続してきたからこそであり、それがいよいよ大輪の花を咲かせ始めた。
そして。
時を同じくして、もっと、大きな流れも世に押し寄せているのではないか。
かつては、昭和を振り返る、と言っても、日本人のほとんどが昭和生まれでまだ同時代感があった時は、「振り返る」という言葉に違和感というか拒否感のようなものがあったと思いますが、平成も29年になり、これから元号が変わろうかとしている今、昭和が遠いものになり、いい意味で記憶が発酵してあの頃が輝き出してきた。
64年という長い時代の中には、激動、という言葉では足りないくらいの激動があり、振り返られることは山ほどある。
昭和の街の感謝祭が始まった時は、「昭和の魅力を知ってもらう」という意気込みがありましたが、今や向こうから、「昭和の魅力を味わいたい」と大勢の人がやって来るような時代。たった数年で隔世の感があります。
近年では川越に限らず、あちこちで「昭和」をテーマにしたイベントが行われるようになって、どこも盛況。川越では、毎年川越市立博物館で「むかしの勉強・むかし遊び展」が開催されていて、好評を博しています。昭和と銘打ってはいませんが、展示品はまさに昭和時代であり、昭和を懐かしみ楽しむ企画として定着している。

『今からすこし昔、現在小学生のみなさんのお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんが子どもだったころのくらしはどのようだったでしょうか。学校へ行って、遊んで、お手伝いをしてといった毎日の生活の様子は同じでも、その内容はこの何十年の間にずいぶん変わってきました。特に、昭和30年代になると、家庭のなかに電気製品が取り入れられたことにより、くらしはとても便利になりました。この展示では、おじいさんやおばあさんが子どものころ、お父さんやお母さんが子どものころに、だれもが使っていた生活の道具や楽しく学んだ学校生活、そして遊びの様子を通して、少し昔のくらしを紹介します。』

 

 

 

(「むかしの勉強・むかしの遊び」展 川越市立博物館

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11983860859.html
そして今年、一大ムーブメントと言っていいような大反響を巻き起こしたのが、足を運んだ人も多いでしょう、2017年8月2日(水〜14日(月)まるひろ百貨店川越店5階催場で開催された、なんということでしょう、「昭和レトロ展」です。

 

 

 

 

 

 

 

(2017年8月2日〜14日まるひろ百貨店川越店「昭和レトロ展」)

ついにあの丸広百貨店が昭和というテーマに取り組んだというところに、今の昭和のテーマ性が伝わるよう。昭和レトロ展は連日盛況で、リピートして通う人も続出するという稀有な催事となっていた。一度では全てを消化できない、何度も噛みしめたいような魅力がある昭和の味わい。
さらに、川越昭和の街に追い風が吹き寄せる。2017年9月2日(土)にスタートした山本耕史さんが植木等さんを演じる、NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」(毎週土曜20時15分~20時43分放送(全8回))は、実は川越昭和の街の立門前通り・大正浪漫夢通りでもドラマの撮影が行われました。ドラマを見て、あ!と気付いた人もいたかもしれません。

 

 

(「スーダラ節」に合わせて子どもたちが駆けてくるシーンに使われた)

また、昭和の街の会では、3ヶ月に一度「蓮馨寺落語会」を開催していることもお馴染み。7月の落語会では、講堂前に昭和の街のお店が出張して飲み物やつまみ、軽食などを販売しました。昭和の街も応援している古今亭志ん八さんが真打昇進したことは明るいニュースとして川越を駆け巡りました。次回の蓮馨寺落語会は、10月27日開催。
さらに、2017年9月3日川越市やまぶき会館で行われた「三遊亭鬼丸 芸歴20周年記念ツアー 鬼タビ 1都6県15ヶ所の第一段」では、昭和の街も強力にサポート。
三遊亭鬼丸さんと言えば、あのFM NACK5「GOGOMONZ」のパーソナリティーで有名な人。彩乃菓の小島さんが、まるでマネージャーのような役回りで、川越公演を盛り上げました。

(三遊亭鬼丸さんと彩乃菓の小島さんが20周年記念ツアー鬼タビを猛プッシュ)
「昭和」に人が押し寄せるなんて、「昭和」がフィーチャーされるなんて、3年前は想像もしていませんでした。
いよいよ、昭和の時代がやってきました。

大きな流れはあるとしても、「川越昭和の街」がこれだけ注目されるようになったというのは、間違いなく、『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』が活動を続けてきたからです。大きな渦は、この会の小さな活動から巻き起こったということは断言できる。
昭和初期から商いを営むお店などが軒を連ねているのが、川越昭和の街。昭和の街が一丸となって年に一度のお祭りを主催しているのがこの感謝祭です。今年の開催に向けても、昭和の街の会の会議では、楽しいことをやろう!と白熱の議論を重ねてきて今年も開催に漕ぎつけました。

(2017年9月昭和の街の感謝祭に向けて最終調整を行う会の会議)
 

昭和の街の感謝祭では、ステージも大事な要素で、お馴染み「ABE-KOBA」さんの音楽に、昭和の街にある「レレレノレコード」の小島さんが、DJ play(ダイスケ)として登場。音でも昭和の街の力に頼むことができるという今の時代性。

そして15時はフラフープ大会が行われ、子どもたちがたくさん参加していました。

 

 

 

 

 

感謝祭では、東洋大学との連携も毎回のように見られます。というか、昭和の街と東洋大学はずっと連携を深めていて、その流れに感謝祭もある。
東洋大学地域活性化研究所の研究計画の一環で、「ツアー&ワークショップ」を実施。感謝祭に合わせた開催は今回で3回目です。

 

 


「東洋大学 【地域活性化研究所】ツアー&ワークショップ」
http://www.toyo.ac.jp/site/irvs/332935.html
「お店巡りツアー」は、11時30分出発、13時00分出発、14時30分出発、16時00分出発、所要時間約1時間、1人4回参加可能、各回10名×4回。

「昭和の街」を構成する3つの商店街の店舗を、『昭和の街のスタァ店主図鑑』を携えながら案内して、昭和らしさや魅力をみんなで発見して評価します。
「アンケート」(所要時間約10分、1人1回のみ、100名分)は、2年前のワークショップ参加者によって多く撮影された町並み・建物・店舗について、簡単なアンケートに回答していただきます。
アンケート謝礼として当日、街のお店や会場で使えるチケットを、「ツアー」では800円分(+コッペパン)、「アンケート」では200円分差し上げます。

東洋大学と言えば、昭和の街のお店に置いてある、インスタグラム用のあの写真フレームも、同じく東洋大学で総合情報学部の学生たちが「地域プロジェクト演習」で制作したものです。

(「麺屋MANI」熊本・博多ラーメン、そして川越醤油ラーメン 立門前通り

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12307425342.html
東洋大学小瀬先生の案内による「お店巡りツアー」は、計4回開催。
第1回は蓮馨寺の正面の立門前通りにある「立門前商栄会」の店舗19店舗を紹介。
第2回は「中央通り二丁目商店会」編。
第3回は川越名店街の南側の店舗を巡りました。
最終回は、川越名店街の北半分をぶらり。
ツアーには4回で40名、アンケートには56名の参加がありました。

昭和の街にあるお店をじっくりを巡るツアーに、参加者も新たな発見をしたようでした。

 

 

 

 



小瀬先生曰く、「今回のツアーは、「昭和の街」主役は商店であることから、すべての店舗の利用頻度、昭和らしさ、魅力度を評価してもらうというものでした。私は案内役として全部の回で参加するとともに自分でも評価しましたが、各店舗は短い時間であっても、これだけの時間を使ってお店を巡るというのは初めての経験で、改めて「昭和の街」の昭和たる所以を知る機会になりました。」

そして日が暮れると、これからが本番とばかりに提灯に火が灯り、境内はまさにビアガーデンの様相に。ちなみに9月9日の第二土曜日は「川越藩奉行所 見廻り組」の活動日であり、途中、毎回蓮馨寺に参拝するので感謝祭の真っ最中に見廻り組が境内に参上しました。なんとまあ、カオスで心地良い光景でしょう。。。

 

 

 

 

 

(「川越藩奉行所 見廻り(みまわり)組」夜の川越の魅力をPR 第二・四土曜日夕方見廻り組が街を行く

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12308093528.html

 

昭和の街の感謝祭はまた来年、2018年9月に開催予定。

これからの一年も、昭和の街では様々な動きがあって目が離せません。

昭和の街に触発されるように他のエリアでもいろんな話しが進行中で、川越がより楽しくなっていくことは間違いない。

これからもまちづくり活動に深く密着していきます。

 

2017年9月9日(土)第四回「昭和の街の感謝祭」

蓮馨寺及び周辺商店街 11:00~19:00

主催:中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会