各校が順番に本番さながらの熱気溢れる演奏が続く。
午前中から始まったリハーサルで最終確認を行い、
いつ本番の幕が上がっても大丈夫という確信を深めていきました。
年の瀬が迫った2015年12月23日(水祝)。ウェスタ川越大ホールにて、
川越の大学と高校が手を組んだ音楽祭が今年も開催されました。
2012年から始まり今回で4回目を迎えた
「里山讃歌音楽祭KAWAGOE2015」です。
主催:尚美学園大学、埼玉県立川越総合高等学校
里山賛歌音楽祭 尚美学園大学が序章に寄せて。
『今年もまた里山賛歌音楽祭の季節がやってきました。
4年目を迎えた今年は、川越市の提案型協働事業に認定され、
今まで以上に、ここ川越を中心とした武蔵野里山地域に根差し、
市民に開かれた音楽祭を目指して、本日まで準備を重ねてきました。
その一環として、今年は新たに「第一部」として地元高校生の吹奏楽演奏の場を設け、
川越市立川越高等学校の皆さんが初参加して下さることになりました。
フィナーレの「第九」には、川越在住の合唱愛好家の方々も参加して下さいます。
3年前に埼玉県立川越総合高等学校と尚美学園大学とで始めた小さな音楽祭が、
少しずつ地域に定着しつつあることを嬉しく実感しています。
100粒の大豆が、子供たちの手を通して、生育され実を結び、
その運動が全国へと拡がっていくように、この音楽祭も一人でも多くの方に参加・観賞していただけ、
武蔵野里山地域に根付いていくことを願ってやみません。
さあ、今年も里山賛歌音楽祭の幕が上がります。
年の瀬のひととき、高校生と大学生、そして、市民の皆さんの奏でるハーモニーを
心ゆくまでお楽しみ下さい』
里山賛歌音楽祭は毎年この時季に開催され、川越の年末の風物詩となってきました。
今まで川越市民会館大ホールで開催されていましたが、
2015年からウェスタ川越大ホールに場所を移し、これが初めての開催。
以前から農に強い関心を寄せている尚美学園大学は、
里山賛歌音楽祭を始める発端として2012年、
「人間と自然とが融合し、共生する生活を提案する」
というライフイノベーションを掲げました。
それを具体的に実践する形として選んだのが、尚美学園大学らしい「音楽」という手法。
3つのF、農(Farm)、食(Food)、祭(Festa)をテーマに音楽祭という祭りを作って
農と人の関わりを見つめ直そうというところから始まったものでした。
古代から収穫は祭りで祝っていたものを、
今根源に立ち返り、現代的な意味で解釈・復活させ、
収穫をみんなで祝おうというのが、里山賛歌音楽祭KAWAGOEです。
尚美学園大学の呼びかけで、
旧川越農業高校である川越総合高校との連携から生まれた音楽祭は
川越にある高校と大学が農というキーワードで連携していることが意外な事実で、貴重です。
その繋がりは、この日の音楽祭に留まらず、
尚美の学生が川越総合高校の田植えなど農業体験に行ったりし、
日頃からの高大連係の集大成として里山賛歌音楽祭がありました。
地元川越では徐々に知名度が広がってきて、今回は900席が埋まって過去最大の規模に。
今年からさらに市立川越高校が加わって、音楽祭として広がりを見せています。
当日のプログラムは、恵みの秋らしい「新嘗」やみんなが知っている曲「ふるさと」、
日本の四季を謳った童謡・愛唱歌メドレーに、坂田晃一さん作曲合唱組曲「賢治の風景」、
そして最後はこの時季らしい、
ベートーヴェン作曲『交響曲第9番二短調「合唱付き」』より第4楽章という内容でした。
■プログラム
第1部(高校生による吹奏楽演奏)
埼玉県立川越総合高等学校
・カンタータ「新嘗」
作詞作曲 松山太朗
川越市立川越高等学校
・岡野貞一作曲、真島俊夫編曲「故郷」
高橋ひろみ作曲、真島俊夫編曲「海鳴り」
ジェームス・ピアポント、ゲオルクF.ヘンデル作曲、福田洋介編曲「ジングル・ベルinSwing」
第2部(オーケストラと合唱の饗宴)
・坂田晃一編曲「美しい日本の四季」(日本の四季を謳った童謡・愛唱歌メドレー)
・坂田晃一作曲合唱組曲「賢治の風景」
・ベートーヴェン作曲『交響曲第9番二短調「合唱付き」』より第4楽章
演奏 尚美学園大学管弦楽団
合唱 里山讃歌合唱団(川越総合高校生、尚美学園大生を中心とした市民参加型の合唱団)
14時。里山賛歌音楽祭KAWAGOE2015、開演です。
第1部(高校生による吹奏楽演奏)
・カンタータ「新嘗」
作詞作曲 松山太朗
演奏合唱 埼玉県立川越総合高等学校
新嘗というのは新嘗祭のこと。
新嘗祭の本来的な意味は、毎年11月に天皇が行う神事のことで、
その年の実りに感謝し次の年の豊穣を願うため、
一人窓のない部屋に篭り数日の断食状態で祈り続けるという。
「新嘗」の曲は厳かなトーンで始まり、
そわそわするような、これから何かが始まる期待が高まっていく。
4つの副題から成る曲は、里山賛歌の一大叙事詩のようでした。
Ⅰ、集い。重苦しいモデラートで情景の神秘性を立ち昇らせる。
そして、組曲全体のトーンを提示。
Ⅱ、実り。収穫の喜びと農場の風景が目の前に広がる。
穀物が飛び散る様を打楽器で表現しています。
Ⅲ、祈り。「新嘗祭」の根源的情景を、静かな合唱で表現。
Ⅳ、祭り。種蒔きで始まり、収穫で終わり、その喜びを祭りで!
一年の濃厚の締めくくりの余韻を引くように終わっていく。。。
続いて今回初参加となって川越市立川越高等学校は、
・岡野貞一作曲、真島俊夫編曲「故郷」
高橋ひろみ作曲、真島俊夫編曲「海鳴り」
ジェームス・ピアポント、ゲオルクF.ヘンデル作曲、福田洋介編曲「ジングル・ベルinSwing」
最後のクリスマスメドレーでは、場内一体となって盛り上がりました。
第一部の高校生の演奏が終わると20分間の小休止。
観客はホールからロビーに出て、飲食を楽しみながら寛ぎの時間になりましtが。
この日来場者の手に渡ったパンフレットには、
実は川越Farmer'sMarketのことを寄稿していました。
昨年の秋頃に依頼されて、川越Farmer'sMarketが始まった経緯やイベント当日の様子、
川越の農のことを書いて欲しいとの話しで、
7月12日第一回開催の時のことを写真付きで詳しく書いた原稿を大学側に送りました。
なぜ、川越Farmer'sMarketのことを里山賛歌音楽祭のパンフレットに寄稿することになったのか??
それはまず、7月12日の川越Farmer'sMarketの時に、音楽演奏として
尚美学園大学の学生に出演してもらったという縁があります。
(「川越Farmer'sMarket 」2015年7月12日蓮馨寺
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050657019.html )
以前から里山賛歌音楽祭のことは知っていて、その取り組みに共感していたこともあって、
ぜひ川越Farmer'sMarketに協力して欲しい、とお願いに行ったことから具体的に繋がりました。
なにより地元産の質の高い音楽というのを考えたら、尚美学園大学は外せないという確信もありました。
その実力は、昨年の同じくウェスタ川越大ホールを新たな会場にした
大学ビッグバンド・ジャズフェスティバルでも、
尚美学園大学は都内の有力校に劣らない、いや、圧倒するような演奏を魅せて魅了していました。
(「第5回大学ビッグバンド・ジャズフェスティバル」ウェスタ川越大ホール
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12076798336.html )
まだ昨年の始め頃だったと思いますが学校に赴き、
川越Farmer'sMarketを説明し、出演OKを貰ったその場で里山賛歌音楽祭のことを深く聞くことができ、
川越発で進んでいるお互い、歩を合わせていきましょうと意気投合しました。
川越の人で尚美学園大学という大学名を知らない人はほとんどいないと思いますが、
では、学校がどこにあるか、どういう地域にあるかご存知でしょうか。
尚美学園大学がある川越の大東地区の豊田町というのは、
周囲を広大な田んぼに囲まれている地域です。
今はもうありませんが、以前上福岡キャンパスがあった福原地区下松原も
広大な林が広がる自然溢れる地域でした。
そういう地にあるキャンパスで、学生は日々演奏の腕を磨いてきました。
現在のキャンパスがある大東地区は、もともと田んぼや畑が多い地域で、
なかでも現在の豊田町は田んぼ一色といってもいいところ。
大東地区のことは昨年ディープな切り口で紹介したことがあります。
(大東図鑑2013
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12064666608.html )
上の石仏は、まさに大学の目の前にあります。背後は全て田んぼ。
大東地区には川越の貴重なさつま芋畑に、ブドウ園、梨園があり、
川越産農産物を支えている地域ともいえます。
その地域に学校があることで、大学の意識も影響されていることは少なからずあるはず。
(「ソコノワ」×「川越Farmer'sMarket」川目巨峰園、野々山養蜂園出店
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12064836635.html )
この日のパンフレットを見ると、
尚美学園大学の農の取り組みというものがかなり深く、本気に考え続けていることが伝わってくる。
(もちろん、過去開催のパンフレットを見させてもらって、
この本気度なら喜んで本気で寄稿したい、と感じました)
尚美総合芸術センター副センター長の横山和成さんは、
「ミラノの街からこんにちは」と題して、
日本の豊かな土に世界から熱い視線が注がれているというコラムを寄せていた。
横山さんは、2015年6月の川越Farmer'sMarketの打ち合わせに参加してくれ、
上のこれがなんだか分かるでしょうか・・・??
星々が煌びやかに輝く綺麗な星空、を思い浮かべる方は多いと思います。
地球から見上げた先の宇宙・・・ではなく、実はこの景色は
私たちの足元の世界、地中の微生物の様子を写した写真なんです。
「土の中の『銀河』微生物多様性が支える地球生命圏」と題したお話しを冒頭にして頂きました。
その話しに熱心に聴き入る出店者の皆さん。
終わった後もいろんな方から土や微生物に関する質問が飛び交いました。
横山先生は、土壌の調査、品質向上を通じて、
優れた土壌のブランド化に注力されている先生です。
さらにパンフレットには、NPO大豆100粒運動を支える会代表理事の山下啓義さんの寄稿文、
ローフードマイスターでモデルでもある丹羽はほ子さんが、
「農と共にあるライフスタイル」を寄せていました。
その他にも、川越総合高校の学生が、
「三富の伝統方法を学ぶ」という文章を寄せ、
尚美学園理事長の松田義幸さんが、
「農と祭りの本来的な姿を求めて ~関東の「銀の匙」秩父農工」を書いていました。
意識的に取り組んでいる尚美学園大学とは、これからも良い関係を築いていければと思います。
パンフレットに寄せた文章は、あの日あの会場に行った方に読んでもらえればいい、
ということで終わらせてもよかったのですが・・・
以下、川越Farmer’s Marketの部分、経緯や様子などをと里山賛歌音楽祭に寄せた寄稿文です。。。
『「こんなに人が来てくれるなんて。。。」境内に詰めかけた人の数を見て、思わず感嘆していた農家さんの表情を今でも鮮明に覚えています。1000人以上の来場があった人の数の多さに加え、それまで経験してきた農産物直売会の様子と違っていたのは、お客さんは目的のものを購入して用が済んだらすぐに帰るのではなく、お昼になっても、午後になってもいつまでもそこに滞在するなんていう光景は、「初めて見た」と驚いていました。それが2015年7月12日に蓮馨寺境内で第一回を開催した「川越Farmer’s Market」の様子です。
このイベントは、川越産農産物などの販売をメインとし、それらを使った料理提供、雑貨販売や様々なワークショップ企画、音楽演奏といった内容で、農産物販売だけの会ではなく総合的な楽しみがあるという点で、今までの川越にはない試みでもありました。
出店していたのは、川越市内各地から集まった農家で、若手もたくさん参加していたのが特長的。飲食・雑貨店も意識の高い若手店主たちで、音楽演奏の面では、尚美学園大学の学生によるサクソフォン四重奏の演奏も披露されました。
もともとなぜ、私がこのイベントを立ち上げようとしたのかというと、ある一人の女性農家との出会いが一つのきっかけであったと振り返ります。乳幼児福祉保育施設のフリーマーケットに出店して野菜を販売していたその方は、話しを聞くと福原地区で一人で野菜を作っているのだという。それも、慣行農家ではなく新規就農者のための制度を利用して、これから農家になろうとしていた人でした。川越ではあまり耳にしない話しに興味を持ち、畑に伺うと、そこでは真摯に丁寧に野菜作りに取り組む姿があり、その様子に、川越という街のターニングポイントに立ち会っているような直感、新たな息吹を感じました。まさにその畑で、「川越でFarmer’s Marketができたら」と話し合ったのがここに至る出発点だったと、今振り返ります。
具体的に動き出すと農家さんとのいろんな繋がりに恵まれて、「川越にはこんな凄い農家がいたんだ」という発見の連続がありました。市内各地区に、光が当てられようが当てられまいがこつこつと丁寧に仕事をする人はいて、川越という街の深さ、広さに改めて感じ入ったものでした。川越の福田でお米作りをしている高梨さん、南田島の中村さん、川越の養蜂家野々山さん、イチゴ農家の筋野さん、若手農家の戸田さん、鳴河さん、利根川さん、知れば知るほど川越の農家の仕事と豊かな地域の農を感じることができましたが、同時に、街の人に地域の農家や農産物の魅力が伝わっていない現状に危機感も深くなりました。私たちのすぐ身近に、長年ずっと田んぼや畑に向き合い真摯に仕事をしてきた人がいる。地域の人と地域の農の橋渡しがしたい。
川越Farmer’s Marketがやったことというのは、実は農家さんを一つに繋げただけのことで、特別なことはしていないのです。地域の農を知ろうとすれば、川越にこれだけの農家がいることは本当はすぐにでも分かることで、川越Farmer’s Marketこれを誰にでも分かりやすく可視化したということでした。
また、川越Farmer’s Market発端近くの期に、折りしも、筋野さんが新しくイチゴ栽培を始めたり、野々山さんが養蜂を始めたり、街の農の変化と重なっていたことは、偶然の幸運であり、いや、必然だったのかもしれません。と感じたのは、農家の変化だけでなく、川越の飲食・雑貨の若手店主たちやミュージシャンなどが、次々に地域の食・農の大事さを声に出して発信し始め、川越Farmer’s Marketに次々と集まってくれたからです。今までのような農業祭とは違う何かをここに感じてくれたはずで、発信力のある彼ら彼女らの存在が大きな追い風になったことは間違いありません。
ここまで読んできて、川越の各農家の具体的な取り組みについて詳しく書いていないじゃないかと、お思いになる方もいるかもしれません。今回の川越Farmer’s Marketで私たちが考えたのは、農家の具体的な農法をアピールすることよりも、「人を知る」というところに比重を置いて、だから先ほども農家の名前を挙げさせてもらいました。自分たちが住む街にどんな農家がいるのか、身近にある畑では何が作られているのか、隣近所の付き合いが希薄になっている社会で、生きる基になる食・農を守る地域の農家を知ろうとすることから何かが変わると信じています。おそらく一昔前は、すぐ近所で誰が何の野菜を作っていたのかは当たり前のように共有されていたはずで、中村さんのお米を買いに来た、戸田さんの野菜をなど、古くて新しい、そんな感覚を今の時代らしいやり方で復活させようとしているのが川越Farmer’s Marketだとも言えます。
川越Farmer’s Marketを開催する前から、そして開催して以後、川越の街の意識は明確に変化してきていることを実感しています。川越のお店が地域の農産物を扱いたいと声を上げて扱うようになり、生活者も地域の農産物に対して意識的になってきたことを感じます。それは川越Farmer’s Marketの成果とも言えますが、単に、それまで地域の人が地域の農産物のことをもっと知りたい、もっと大切にしたいと潜在的に抱いていた思いを汲み取って顕在化したに過ぎず、
川越Farmer’s Marketは自分がやらなかったら誰かが始めていたと思いますし、
この街でこのタイミングで生まれるべくして生まれたイベントだったと思います。
この冊子が皆さんのお手元に渡る時には、2015年12月13日の第二回川越Farmer’s Marketも終わっています。おそらく前回以上にたくさんの来場者が詰めかけ、川越産農産物の旬をみんなで祝い、そこで過ごし、もちろん尚美学園大学の学生による素敵な演奏が観客を魅了し、大いに賑わっていることでしょう。これからもこの催しは様々な方向へも広がりながら続いていきます。川越産農産物の魅力はまだまだ広く知られていない。その魅力を知るからこそ、これからも活動は続けていかなければならないと考えています。次回の川越Farmer’s Marketは2016年夏に開催予定です。ぜひお越し下さい。新しい時代の農の空気、豊かな時間を過ごすことができるはずです。』
おや、大ホール内ロビーで軽食やドリンクで寛いでいる人たちの頭上に、
第2部開演を報せるチャイムが響きました。
ウェスタ川越のロビーに売店があり、飲食できるようになったことで、
川越の舞台体験はより深まりましたね。
チャイムを聴き、テーブルの上を片付けてまた自分の席へ戻っていく観客。
ゆっくりと座席に沈むと、音楽の世界に入っていく準備が整う。
第2部はいよいよ、尚美学園大学による演奏です。
第2部(オーケストラと合唱の饗宴)
・坂田晃一編曲「美しい日本の四季」(日本の四季を謳った童謡・愛唱歌メドレー)
・坂田晃一作曲合唱組曲「賢治の風景」
・ベートーヴェン作曲『交響曲第9番二短調「合唱付き」』より第4楽章
演奏 尚美学園大学管弦楽団
合唱 里山讃歌合唱団(川越総合高校生、尚美学園大生を中心とした市民参加型の合唱団)
日本の四季を謳った童謡・愛唱歌メドレーは、
「早春賦」、「おぼろ月夜」、「夏は来ぬ」、「ちいさい秋みつけた」、「冬の夜」。
合唱組曲「賢治の風景」というのは、宮沢賢治の詩作を題材にしたもので、
Ⅰ、向ふも春のお勤めなので
Ⅱ、コバルト山地
Ⅲ、雲の信号
Ⅳ、有明
そして、最後は締めくくりにふさわしい大団円として、・ベートーヴェンの第九で場内最高潮に達しました。
年末らしい大団円で締めくくられました。
尚美学園大学と川越総合高校が考える収穫祭はクオリティーが高く、
川越市民に広く知ってもらいたいお祭りです。
里山賛歌音楽祭KAWAGOEは2016年も開催予定で、
年末の恒例として川越に根付いていった欲しいです。
その季節になれば、
冬の川越Farmer’s Marketでは尚美学園大学の学生の演奏がまた披露されます。
Farmer’s Marketを楽しみ、里山賛歌音楽祭に聴きに行く、
農というところで連係を深め、発展させ、来年はそんな流れが定番になっているといいなと思います。