川越style「雅市vol.7」アルカーサル迎賓館川越2016年1月6日 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

人と人を繋ぐ結婚式場という場だからこそ、

新たな出会い、新しい発見、

人と人、人と物を結びつける何かがここにはあるのでしょうね。

今回も多くの縁が結ばれて、また何かが生まれていくような期待に溢れていました。

 

東武東上線鶴ヶ島駅西口、

 

お店が立ち並び車が行き交うロータリーから、ふと見える入口。
誘われるように木立の間を進み、見えてくる白亜の建物。


 

 

ここがまた、雅市の会場として賑やかな一日を迎えていました。

建物に一歩中に入ると、物語の世界に入り込んだような別時間が流れ始める。
柔らかい外光が射し込む会場には、今回も午前中から多くの親子が詰め掛け賑わっていました。



2016年1月6日アルカーサル迎賓館川越で開催されたのが、

「雅市」です。今回で7回目の開催となりました。

雅市のことが浸透し、1月開催に遊びに行くというお客さん、ぜひ出店したいという出店者、

双方の熱気に押され大盛況の会場、双方が幸福に結ばれていました。

 

7回目となる今回は、49ブースと、58人の作家さんが出店し、過去最大規模に。
雑貨、アクセサリー、陶器、似顔絵、布小物、服、布ナプキン、筆文字ことだま、

 

クラフトアート、タロットヒーリング、カードリーディング、遠隔身体調整、

リフレクソロジー、あしもみ、占い、かぎ編み、水晶エステ、鍼灸、パワーストーングッズ、

アロマハンドケア、手染め紅型・藍・草木染め小物雑貨、

石鹸、耳つぼジュエリー、ネイル、オイルヘッドマッサージ、ハーブ多肉植物寄せ植え、

ワークショップには、

フラワーアレンジメント、カチューシャ作り、デコ雑貨、アロマ化粧水作り、

着物体験、アロマ雑貨クラフト作り、メモリアル手形フォト、フェイスペイント。

美味しい物屋さんとして、

和菓子、ピクルス、ジャム、オーガニックスイーツ、パン、ローチョコレート、

スイートポテト、窯焼きピザ、アイシングクッキーがあり充実の顔触れ。

他の川越のイベントでは見られないような出店者が多く、魅力的なブースばかり。

出店はアルカーサル迎賓館内のマール会場とシエロ会場を使い、

会場の一つマール会場は、癒し・スピリチュアル・リフレクソロジーなどのブース。

パルシステムのブースもあり、ヨーグルト試食券も配布していました。

食の出店は、日高市に昨年オープンした和菓子店「四季菓りょう」さんや、

桶川市からジャム屋「おはりや」さん、

ときがわ町から天然酵母パン「キッチン工房 きらり」さん、
マクロビスイーツ「クローバーとうさぎ」さんなど。

癒しの出店は、「若石リフレサロン ぐるり」さんなどたくさんの出店が並んでいました。


 

 

 

 

 

 


 

 


 

そしてお隣のシエロ会場は、雑貨・アパレル・ワークショップなどのブースが並んでいます。

 

 

 





 

 

かぎ針網みを使ったアクセサリー・グッズのpomponnerさん。編み物教室も主宰しているそうです。

坂戸市のcafeMoonForestさんはスイートポテトを出品。

『上富のお芋を使ったスィートポテトをほうじ茶を付けて販売』、
そのブースには、クレイアート講師の吉田さんも出展していました。

今回は初出店の出店者も多く、顔ぶれがまた多彩になっていた。

自然派コーヒー通販ブリスクル」さん、

La fountaineさん、
ネイル*なごみさん、
耳つぼジュエリー&イヤーセラピーサロンMITRAさん、
美ホルモンアカデミーma.belleさん、などなどたくさんいました。

同じく初出店の「子連れdeお出かけメソッド」の及川さんは、この日はアロマハンドマッサージなどで出店。

輝いている女性がどんどん社会で活躍していっているのを感じられるイベントです。

その後、会場で14時から行われた抽選会では、

60個の作家さん達の作品&サービスチケットが用意され、

急きょ及川さんがMCとして登壇するという展開も。

 

入口すぐ横の部屋では、わをん。さんが手形フォトワークを開催しています。

 

 

雅市を主催しているRin-ne(宮沢さん)は、

 

アルカーサル迎賓館川越では、2015年8月にも雅市を開催していました。

(2015年8月12日「雅市」アルカーサル迎賓館川越

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12062741904.html

その後、2015年10月には東松山のカフェレストラン・プランタンで雅市を開催し、

2016年1月にまたこの場所に帰ってきました。

前回のアルカーサル迎賓館川越は夏休み中に合わせて開催していて、

今回は冬休み中に合わせた開催、そして次回アルカーサルでは2016年4月開催を予定していて、

春休みに合わせています。

結婚式場を会場に定期的に大規模なイベントを開催するというのは、川越で他に例がなく、

まさに唯一無二のイベント。

 

なんといっても雅市の雰囲気とアルカーサル迎賓館の雰囲気がぴったり。

 

そのマッチングを見ていると、雅市にとってアルカーサル迎賓館を会場にするとより出店者が引き立ち、

アルカーサル迎賓館にとっても雅市の出店者はこれ以上ないくらフィットしているように感じます。

結婚式場は、どんなものでもいいというより、神聖な場であるからこそ、物を選ぶ部分もあると思う。

しかし、分かりやすい高級路線ではなく、ハンドメイド感を大事にしながら場の雰囲気を壊さない、

そのバランスが絶妙のイベントです。

川越のイベントで、マッサージといった癒しや

占い・タロット・カードリーディングといった出店というのはなかなか見られませんが、

(成立しにくいという面もありますが)雅市ではむしろ輝きを放って、

お客さんが次々に椅子に座り込んでいくのを見かけます。

しかも雅市には一つ二つではなく、多くの癒しや占いの出店があるのです。

なぜ、雅市だとこういう出店が成り立つのでしょう。

その秘密を考えたらやはり、ここが結婚式場だからということに行き着きます。

結婚式場は人生の大きな節目を祝う場所で、最高に輝く晴れ舞台でもあり、

そういう雰囲気の中で、

これからの人生を占う、あるいは綺麗になるためにマッサージを受けるというのは、

合う合わない以前に当然のような自然のこと。

川越のイベントで、最も癒しの出店がフィットするのが雅市だと感じます。

これは今までの川越にないポジションです。


といっても大人向けに限らず、ベーゴマなど子どもが楽しめるものも多数用意していて、

このバランスも絶妙です。

 

雅市は主催者である宮沢さんの意識に、共感する人が回を重ねるごとに増え、巻き込み、

 

いろんな人の協力でうねりが生まれつつあります。

出店者が、どれだけ積極的にかかわってくれるかがイベントの成否に大事だとしたら、

雅市の出店者はみんなこのイベントを大切に思い、

盛り上げようとしているのが伝わってきて、思いに溢れています。

そうさせるのはやはり、宮沢さんが

「出店者同士仲良くなったもらいたい」という思いを持って行動しているから。

出店者を大々的に公募するというより、

出店者の知り合い、その知り合いがまた知り合いに声をかけ、という

顔の見える関係で繋がっているのも大事な一因かもしれません。

だから、前回よりもアットホームな雰囲気になっているし、

次回はさらに深まっていることでしょう。

出店者が一日限り会って別れておしまい、ではなく、

みんなが友達のように親しくなって欲しい、と願う雅市。

だから場に一体感が生まれ、みんなで盛り上げようという温かい雰囲気が流れています。

場の雰囲気でイベント自体のイメージが作られることは、

8月の雅市の記事の中でも触れました。

(栗原造園「森のおうちのマーケット あきからふゆのもり2015」

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12099432692.html

 

 

(「アートクラフト手づくり市in織物市場2015」11月14日15日旧川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12096482650.html

物の見え方は場の雰囲気で変わり、場との組み合わせで魅力を増して、

栗原造園や川越織物市場のアートクラフト手づくり市のように、

雅市×アルカーサル迎賓館川越はこれから広く浸透していくと思います。

それだけのものにしていくだろうという意識の高さが宮沢さんから伝わってくるので、

上記川越の人気イベントと同じくくりとして捉え引用させてもらいました。

 

雅市開催の冒頭、宮沢さんの挨拶です。

 

「『雅』には、『つなぐ』と言う意味合いがあり、

人々を楽しい輪で繋ぎたい、

皆がわくわくする場所を作りたい、そこから暖かい絆を紡いで欲しい、

そんな想いから雅市は生まれました。

今回、ご参加くださった皆様に、とても感謝しております。

皆様の輝く場所のご提供、これが私の天命と思い、日々働きかけております。

これからも、地域の皆様に愛され、多くの方に楽しんで参加出来るイベントを創っていきます」

雅にはまた、『つたえる』という意味もある。

宮沢さんは、雅市のコンセプトや世界観、方向性をきっちり固めて創っています。

だからブレがないんです。

(雅市のコンセプトシート)

 

そして、宮沢さんが「雅」という言葉を使うことになったきっかけの一つに、

 

尊敬し、親しくしている雅子さんの存在がある。

まさにその雅子さんも雅市に来ていて、一緒にパチリ。雅子さんはこの後ちんどんに出演します。

 

雅市で他とは違う個性として特に記したいのが、農を積極的に取り上げようとしていること。

 

例えば雑貨イベントなどで「食」を絡ませるものはありますが、

「農」まで踏み込むのは、それだけ意識がないとできないことです。

アルカーサル迎賓館の入口には利根川農園さんが出店し、川越の採れたて野菜を販売していました。

 

 




 

利根川農園さんは川越Farmer’s Marketに出店していた農家さんですが、

 

この雅市出店に繋がったのも、あのイベントなのだといいます。

(前編「川越Farmer’s Market」12月13日(日)開催 蓮馨寺

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12107286406.html


宮沢さんは自然・環境・健康活動に取り組むみやび会に属していて、

みやび会は実は川越Farmer’s Marketで、

川越の農家永野さんとコラボして「野菜やながのwithみやび会」で出店していたんです。

もちろんその環境の取り組みを知っていたから、Farmer’s Marketに参加してもらった経緯があります。

あの時のスープは、人参、さつまいも、ネギ、トマト、大豆と雑穀、生姜とにんにくも入り、

飲んだら心も体もポカポカ&元気になれますようにと願いを込めたスープで、大好評でした。

(12月13日川越Farmer’s Marketより)

あのイベントをきっかけにして宮沢さんと利根川農園さんは知り合い、

自身主催している雅市出店へ話しが拡がっていった。

川越の農家が、こうして意識的なお客さんが集まる場に出ていく機会が増えるのは喜ばしいことですね。

思えば宮沢さんは、2015年8月、10月に雅市を主催し、12月の川越Farmer’s Marketに出店し、

そして2016年1月に雅市を主催、凄いエネルギーです。。。

同じくみやび会の柏井さんは雅市では他の人たちを一緒に、

子宮と地球に優しいお部屋と題して、

子宮と地球にやさしいお話、ヘナでハンドパックのワークショップ、

布ナプキンの販売&説明を行っていました。

 

農・食というのも宮沢さんが大事にしているところで、

 

他にも室内会場には、SUZUME GARDENさんが、農と共にグリーンのある生活を提案していました。

 

 

自身で育てた大根と自身で制作したアートフラワーのリース、

こういう展示が当たり前のようにイベントに馴染んでいるのが今。

SUZUME GARDENさんは2015年9月の「川越ハンドメイドの雑貨市」にも出店していました。

(「川越ハンドメイドの雑貨市Vol.4」2015年9月19日、20日初の二日間開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12076427529.html

 

雅市で欠かせないのが音楽。

 

二つの会場で、交互に音楽やパフォーマンスが繰り広げられていきます。

特に今回は、お正月ということで獅子舞も出演しました。

○ 10時~ シエロ会場
アフリカンダンス

◯ 10時30分~ マール会場
ベビーダンス

◯ 11時~ シエロ会場
フラダンス

◯ 11時30分~ マール会場
親子オアシスヨガ

◯ 12時~ シエロ会場
ちんどんバンド

◯ 13時~ マール会場
獅子舞

◯ 14時~ シエロ会場
大抽選会








ラストには、急きょ決まったというバイオリンの演奏もあって、

終始音楽やパフォーマンスが場内を満たしていた雅市でした。
結婚式場という場で、

人と人、人と物、今回もたくさんの縁が繋がりました。

全てにおいて祝福感にあふれた雅市、

次回は、アルカーサル迎賓館川越では、2016年4月4日開催予定です♪


 

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