川越style「パティスリー ルアンジュ」小野塚さんの優しいケーキたち | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

人の手が作り出す魔法。

 

静かな時間が室内を支配し、手元に向ける真剣な眼差し。

流れるような動きを見ながら、

こんなにも美しい時間に立ち会った事があっただろうか、ずっと、そう考えていました。

その動きを見ながら、頭の中では綺麗な音楽が響いていました。

一切の無駄のない人の動きは、美しい旋律の音楽のよう。。。

音楽を聞く、というよりその動き自体が音楽。

一つ一つの動作が一つ一つの音で、

目の前で奏でられていく小野塚さんのメロディー。

出来上がったものはもちろんのこと、

作る姿が、出来上がって行く過程が、

「ああ・・・」と、溜め息しか出ないほど美しい。。。

 

さくっと、最後の包丁を入れていく、

 

大団円のエンディングの高揚が高まっていく、

チョコを塗ったスポンジをカットし、上にチョコパウダーを降りかけて終わりの時を迎える・・・

いや、まだ終わっていない、

ハートの真ん中に生チョコを流し込んでいく、

本当の最後に、指揮者がタクトをそっと置くかのように、

クルミの糖衣がけをケーキの上に音も立てずそっと乗せたら、完成。


これが、たくさんの人に笑顔を届ける、パティスリールアンジュ小野塚さんの自信作

「ショコラノワ」。

しつこくないチョコの味わいは、最後まですっと食べられる優しい味。

小野塚さんらしい可愛くて繊細な顔のショコラノワは、お店の人気ケーキです。

完成したばかりのケーキをトレーに綺麗に並べて、

商品名が書かれたカードをちょこんと乗せる。

そこまで観届けた時に、ようやく「ふぅ・・・」と、

全身の力を抜くことができました。

最初から最後まで見守ったショコラノワ作り、

「終わってしまった。。。」完成した安堵と寂しさ。

どちらとも言えない、いや、両方が入り混じった「ふぅ・・・」。

小野塚さんがお客さんが待つショーケースにショコラノワを並べる後姿を見ていました。

ケーキ作りは、完成したものだけが美しいのではない、

完成までの過程が音楽のように美しい。

本当に綺麗なものは、祈りにも近い美しい過程があってこそ生まれるのかもしれない。

普段は誰の目にも触れられないけれど、一つ壁を隔てた向こうには、

今まで観たどんな映画や音楽よりも美しい、小野塚さんのケーキ作りがありました。

「ふぅ・・・」

今思うとあの脱力は、完成まで見届けた達成感よりも、

もっと観ていたい、まだ完成しないで、寂しさの方が強かったかもしれない。。。

均等な時間、均等なリズムで、均等にカットされていくメロディーをもっと観ていたかった。

綺麗にハートを作るメロディーを、

生チョコを流し込むメロディーを、もっと。もっと。観ていたかった。

人の手が作り出す、ケーキという名の魔法。

美しく、愛おしい、知られざる職人の聖域へ。

1時間30分の小野塚さんのショコラノワ作り、開演です。

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

西武新宿線南大塚駅 南口駅前にあるのが、

「Patissrie L'ange(パティスリー ルアンジュ)」さん。










 

(1月に並んでいたケーキたち)

ルアンジュは2013年7月6日にオープン。ケース越しに並んだケーキをひと目見たら、

誰もが「わあ!」と歓声を上げるような、

どれもみんな可愛くて、まるで宝石を見ているかのよう。

色も形も大きさも、そして、新しいお店のアイコンでもあるハートも、

「小野塚さんらしいなあ」と思わせる。

ケーキというのは、やはり作る職人の人柄が出るよう。

出るというか、人柄とイコールと言っていい。

その人の性格とか感性とか嗜好とか、

内面が出て隠しようもなくイコールになってしまうのが、ケーキというものなのかも。
ルアンジュのケーキは、主張し過ぎず控えめで優しい、

可愛いというか可憐と言った方がいいか。。。

小野塚さん自身が、ケーキに限らず、キラキラと綺麗なものが好きで、
そしてケーキは作るのも食べるのも好き。

他のお店行っても、ショーケースに並んだケーキを見る時間が好きだと話す。

そして。

作ったばかりのショコラノワも、早速ショーケースに並んでいます。

 

暖かい季節になればフルーツの顔触れが変わり、

 

7月、桃にブルーベリー、いちじく、サクランボを使ったケーキが並んでいた。

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桃のコンポートジュレは、白ワインのシロップを作って、

桃を皮、種ごと漬け込んで作ったもの。

それにピーチリキュールの泡を乗せている。







 

秋になれば栗、紅玉、洋梨、

 

冬ならイチゴ、チョコムースなどなど。

(9月のケーキ)

そうしてルアンジュの季節は巡っていく。

 

 

「秋冬に、美味しいチョコのケーキが食べたいな」

自身がそう思ったところから、ショコラノワの発想が生まれたのだそう。

そして、「あんまり重い感じではなく、軽く食べられるチョコで、

でもチョコレート感はしっかり楽しめるものにしたい」と始まった。

そこは、静謐な、凛とした空気漂う厨房でした。

静かに始まったプロローグ、小野塚さんの最初の旋律は、

ショコラノワで重要となる生チョコ作りから始まりました。

ベルギーチョコレートの上に、沸騰した生クリームを流し込み、バターを入れる。

ハンドブレンダーで混ぜ合わせ、きちんと乳化させる、艶のある光沢が現れていきました。

これが、生地と生地の間にサンドされる生チョコになる。

言い換えると、このチョコがショコラノワの断面に線として表現され、

口の中でダイレクトなチョコの味を伝えることになる。

「一つ一つ気を遣うんですよ」

ケーキ作りは一つ一つの工程が繊細な仕事の連続。

小野塚さんの動きは、バタバタした所がなく静かに淡々と、どこか悠然として、立ち姿の音も優しい。

出来上がった生チョコを冷蔵庫に入れたら、いよいよ、

ショコラノワの土台となる生地作り。

この物語は、序章からだんだんとメインテーマへ入っていきます。

観客をぐっと惹き付ける局面へ。

生地作りは例えれば、いくつかの伏流が同時にあって、

ある瞬間に全部の流れが合流して大きな本流、チョコの生地が出来上がっていくよう。

 

その一つの流れが、卵の黄身、グラニュー糖を入れ、混ぜる。

 

 

二つ目の流れが、生地に入れるための生チョコ作り。

 

ココアとチョコレート、溶かしたバターを合わせて混ぜる。

「生地自体に生チョコを入れるのって、珍しいんですよ」。

 

そして三つ目の流れが、

 

卵白、グラニュー糖を混ぜてメレンゲを作る。

 

さらに四つ目、クルミを手と包丁で砕き、

 

小麦粉、ベーキングパウダー、ココアを混ぜたものに合わせる。

 

いくつもの器具を使いこなし、前後では別のミキサーが回り、

たくさんの工程が同時進行していく、

それをコントロールし指揮者のように立ち振る舞う小野塚さん。

練られていたミキサーが止められ、

生地作りのための4つの伏流が、ここに一つに合流する時が来ました。

全てを一つに混ぜ合わせるのは・・・機械ではなく、なんと小野塚さんの手作業で。



 

30分少々の時間を掛けて、「これで生地の完成です」。

 

生地を15個の器に注いでいきました。

それをオープンで40分ほど焼いたら、ショコラノワの生地の完成です。




焼き上がった生地を三枚にカットして、

層の間に、全体に、冷やした生チョコをナッペ。

ショコラノワ作りはついに佳境を迎えていく。。。

 

 

15年使ってる包丁。「僕の親友なんです」。

 

パティスリールアンジュは、新しいお店だけれど、

 

もう一つの言い方では新しくないとも言える。

その経緯は、オープン直後の記事でも紹介しましたが、

ここは以前、パティスリー「サンレモ」があった場所だということは、

南大塚の人ならご存知でしょう。

川越の南大塚の地で、北口店を合わせると35年以上も営業していた、

川越スイーツ遺産的なお店だったのがパティスリーサンレモ。

地域に親しまれ続けたお店で、

南大塚の子どもたちはサンレモのケーキで大きくなったと言っても過言ではない。

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サンレモが2013年6月いっぱいで営業を終了し、

2013年7月6日からルアンジュがオープンしました。

この話だけ聞くと、まったく別のパティスリーがオープンしたように聞こえるかもしれませんが、

サンレモとルアンジュ、実はこの二つのお店は根底で繋がっているのです。

サンレモで18年働いていた小野塚さんが、

お店を譲り受け独立という形で、自分のお店を開いたのがルアンジュだった。

 

ルアンジュさんが川越に誕生して3年のお店ですが、でも小野塚さんは、

 

この同じ場所で20年以上前から洋菓子を作り続けている。

「サンレモが閉店」、「お店がなくなっちゃった」、

いろいろな声が聞こえますが、

サンレモ時代からサンレモのケーキを作っていたのは小野塚さんで、

両店のケーキは地続きで繋がっているところは多い。

そういう意味でサンレモはなくなっていない、とも言えるし、

小野塚さん自身も、サンレモの歴史や昔からのお客さんを大切に思っています。

「サンレモは長年地域で愛されたお店だったし、今までのお客さんはもちろん大事。

ルアンジュも同じように地域に愛されるお店になりたい」。

そこはケーキ作りを一から覚えたお店で、18年もいたお店、

そのバックボーンは当然、小野塚さんのパティシエとして血肉になっているもの。

 

そんなルアンジュの小野塚さんは、

 

どういう道のりで今のルアンジュの小野塚さんになったのか。
「これからの新しいこと」も大事ですが「ここまでの今までのこと」も、胸に大切にしたいこと。

サンレモに、今から20年ほど前に入って働き始めたのが、若き日の小野塚さんだった。

「サンレモで働く前、もともとはコックを3年やっていたんです。
ある時、南大塚駅から線路沿いにある北口のサンレモの看板が偶然見えて、

気になって入ってみたんです。お客さんとして最初は行ったんですよ。

その時買ったのは、タルトバナナでした。

そこで職人を募集してるのを知って、面接に行きました。

南口のこのお店で面接受けたんです。それで働き始めたのが、ここ南口のお店でした」

実はこの話しを伺ったのは、サンレモが閉店し、

これから小野塚さんがルアンジュを立ち上げようとするまさに2013年6月のことでした。

サンレモは始め、南大塚駅北口にお店を構えていたんです。

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(南大塚駅北口にあったかつてのサンレモ)

サンレモは小野塚さんの師匠が基礎を築き、発展させ、
途中から小野塚さんが加わり二人の伴走になった。
サンレモの歩みは、師匠と小野塚さん二人の人生の歩みでもあり、

伴走の根底には師弟愛が流れていた。
閉店が決まり、残念そうに小野塚さんはその日々を語っていました。
「師匠といつまでもずっと一緒に仕事がしたいです。そう思わせてくれる方なんです」
キラキラしたイメージのケーキ屋さんの裏側に、
本当にそのまんまピュアな人間関係がある事がほっとするようで嬉しかった。
こんな素敵な関係があるんだ、それを小野塚さんの言葉から感じられた。

 

生地を作る、綺麗に生クリームを塗る、綺麗にカットする、
ケーキ作りのすべてを教えてくれたのが、師匠でした。
「最初の4、5年はずっと悩んでました。スポンジを作るのはある程度できるけど、なんで師匠のようにできないんだろう、と。。。」

 

師匠は優しい人ではなかった、むしろ怖い人。
だけど師匠について行こうと修行に打ち込んでいった。

 

小野塚さんがサンレモに入ってから、
仕事にも慣れ自信を持てるようになった7年くらい経ったある時のことでした。
仕事中に突然師匠が小野塚さんに話しかけたのだという。
「自分で好きなもの作ってみろ」
なんの前振りもなく言われ、小野塚さんは凄くびっくりしたと言います。
でも、
その一言ですべて察したそうです。

そう言われ、自分がいいと思ったケーキを最初から最後まで自分一人で作ってみた。
それが、コーヒームースの中にバニラクリームを入れたケーキ。
出来上がりを見た師匠は頷き、お店に出すと決める。
小野塚さんが自分で作ったケーキが、
初めてサンレモのショーケースに並んだ瞬間です。
サンレモ時代を振り返って、一番嬉しかった事はなんですか?
と聞いた時に、小野塚さんが話してくれた思い出。

長い沈黙の後に、噛みしめるように話してくれた思い出。
並べたケーキを、お客さんの側から眺めて見た。
「それを見た瞬間が一番嬉しかった」

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そこから師匠と小野塚さんは本当のパートナーになり、サンレモを支えてきた。
小野塚さんが加わってから18年。
二人で一緒に考えケーキを作ってきたパティスリーサンレモは2013年6月に区切りを付けました。
2013年7月からルアンジュとなり、小野塚さんは自分で自分のケーキを作るようになった。

繊細で、可愛らしくて、人柄がそのまま形になったようなケーキたち。
そのケーキにはサンレモの18年とルアンジュの3年の20年の情熱が込められていて、
南大塚の子どもたち、いや、今は川越のと言った方がいいと思いますが、

ルアンジュのケーキで大きくなって、このケーキでたくさんの思い出を作っていくことでしょう。
そして今、ルアンジュには若い弟子がいて小野塚さんと伴走している。
地域のケーキの恵みは、そうして受け継がれています。

 

新しくなったお店には、今まで来なかったようなお客さんも多くやって来るそうです。

 

一人で来られるような女性も増えた。

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それはおそらく、通りからショーケースのケーキを見て、思わず惹かれて入って来るのでしょう。

その変化がなにより新しくなったお店の変化を表しているよう。

ルアンジュとなって3年という時間で、

お店は小野塚さん自身の個性で彩られ、小野塚さん独自の発信を始めている。

誕生日ケーキなどのお祝いケーキの楽しさも好評で、

昨年のクリスマスでは、地域の新しい家族の予約が殺到し超多忙を極めていた。

 

店内で販売コーナーを設けている川越の野々山養蜂園は、

小野塚さんがこの蜂蜜に惚れ込んで始めたもの。

(「野々山養蜂園」川越の絶品蜂蜜の現場へ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12065261924.html

「季節によって蜂蜜の味がこんなにも違うなんて・・・

季節ごとの蜂蜜に合わせてケーキを考えるのが楽しいです」と小野塚さんは話します。

また、店内では作家のandA.さんのピアスやイヤリングの販売も行っています。

 

ルアンジュとしてイベントに出店することにも積極的で、

川越織物市場のアートクラフト手作り市、食市ではお馴染みとなっている。

昨年は野々山養蜂園さんと隣同士の出店という形になっていました。

(「アートクラフト手づくり市in織物市場2015」11月14日15日旧川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12096482650.html

川越Farmer'sMarketでも大事な出店者で、毎回協力してくれています。

2016年1月31日ウェスタ川越の小江戸農産物と食のまつりにも、

「ナンツカ」からたくさんの人をウェスタに呼んでくれました。

(②「川越Farmer'sMarket 」2015年7月12日蓮馨寺

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050268991.html

 


(2016年1月小江戸農産物と食のまつりに向けて)

 

お店で使う食材にこだわるルアンジュは、地域の農産物を使うことにも意欲的で、河越抹茶の茶摘み体験に行き、ルアンジュと同じく川越の大東地区にある川目巨峰園の巨峰でケーキを作ったりしていた。



(「河越抹茶の茶摘み体験」河越抹茶の産地を訪ねる

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12036393456.html

 

(「ソコノワ」×「川越Farmer'sMarket」川目巨峰園、野々山養蜂園出店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12064836635.html

 

2015年12月13日の川越Farmer'sMarketでは、お店の方で出店農家のイチゴとさつま芋を使用して、
・川越いちご園すじのさんのイチゴを使った、イチゴのタルト
・川越なるかわ農園さんのさつま芋を使ったスイートポテトのタルト
というスペシャルスイーツを提供しました。
イチゴのタルトは通常よりもさらに大きいサイズで作るという、この日だけの限定品。


(「川越いちご園すじの」×「ルアンジュ」)

 

そしてルアンジュのショコラノワ作り、

ここからの息が詰まるような繊細な時間が美しかった。。。

ルアンジュのルアンジュたるゆえん。

この繊細な仕事があるから今の人気があるのだと実感する。

一切れのケーキのために、

一つ一つの工程に20年の技術と情熱を込める。

一瞬一瞬を留めて置きたい駆られながら、

ショコラノワという名の宝石が、出来上がりました。


















 

小野塚さんのショコラノワ作りの1時間30分、ここに終演しました。

出来上がったショコラノワは、すぐに表のショーケースへ運ばれて行きました。

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

厨房から出て、いつも見る場所から眺めている。

生地に、生地のサンドに、ハートに、ハートの中に、

ふんだんに生チョコを使用したショコラノワ。

ショーケース越しに見るケーキは、いつ見てもやっぱりキラキラしていて、宝石のよう。

こちらに戻ってショコラノワをこうして眺めていたら、

なんだか今見てきた制作過程の光景が、夢の中の出来事のようにも思えてきて。

いや、でも、我に返る。

綺麗なケーキが並ぶお店の裏側にあったのは、

確かに、コツコツと地道な作業が続く光景があって、

ひたすら丁寧な仕事があって、お店の裏側こそ美しかった。

ケーキは美しい、

そしてケーキを作る姿は溜め息が出るほど美しい。

小野塚さんも言います。

「自分も、先輩方の作る様子を見るのが凄く楽しかったんです」と。

「ふぅ・・・」

ショコラノワ作りのエンディングで思わず出た溜め息は、

完成まで見届けた達成感よりも、

もっと観ていたい、まだ完成しないで、寂しさの方が強かった。。。

均等にカットしていくメロディーを、

綺麗にハートを作るメロディーを、

生チョコを流し込むメロディーを、もっと。

しかし。

1時間30分の素敵な音楽だったからこそ名残惜しさがあったけれど、

こうして日常に戻って、ショーケースに並んでいるケーキを見ていると、

「これがいいんだ」。

ケーキはショーケースに並べられてこそ。

並べられることで、

誰かの目にとまり、誰かの口に運ばれ、きっと心を満たしてくれるに違いない。

「これがいいんだ」と。

ようやく最後に、深く安堵をしました。

明日もまた、壁の向こうでは

素敵な音楽が奏でられているでしょう。

宝石は、最初から宝石なのではなく、

人の手が作り上げるもの。

洗練された職人の手があってこそ、ここにあるのだ。

小野塚さんのケーキは手作りで大切に作られている。

 

「Patissrie L'ange(パティスリー ルアンジュ」

 

川越市南台3-13-1

9:45~20:00

049-293-2820

木休


 

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