堺市の宿院頓宮とけし餅。 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

先日、新聞に載っていた吉野弘さんの詩。

 二月の小船

 

冬を運び出すにしては

小さすぎる舟です

 

春を運び込むにしても

小さすぎる舟です

 

ですから、時間がかかるでしょう

冬が春になるまでは

 

川の胸乳がふくらむまでは

まだまだ、時間がかかるでしょう



冬を運び出し、春を運び込む、

1年で1番短い月、2月。1番寒い月、2月。

なんて、けなげなんでしょうえーん

春を待ちわびる人々や草花、自然の期待を一身に

必死に季節を動かしてくれてるのね。

そんな2月のがんばりも虚しく

今週は寒くなる様子。

みんなで手分けして

冬を運び出して、春を運び込みましょかぽってりフラワー


さてさて、

先日ブログに書いた堺市での古墳サミット。
 


その後に訪れたのがこちら

宿院頓宮!

頓宮、、、オリックスの頓宮選手を思い出しますね(笑)

 

宿院頓宮

当宮は、住吉大社御祭神の住吉大神・神功皇后と大鳥大社 御祭神の日本武尊・大鳥連祖神を祀っています。

境内に、飯匙堀という堀があります。この堀は、「潮干珠」を 埋めた所で、どんなに雨が降っても水が溜まらないという伝説 があります。

「堺鑑』に「此の地は住吉明神毎年六月晦日の御祓御旅所也」 とあり、現在では7月31日に大鳥大社から、8月1日には住吉 大社から、神輿を迎えて祭礼が行われます。住吉大社の神輿 が渡る8月1日、飯匙堀では、摂津・河内・和泉三国の大祭として 知られた有名な「荒和大祓神事」が執り行われます。

堺の夏の風物詩「大魚夜市」 は、7月31日に漁師達が神前に 数々の鮮魚を献じて、その年の 大漁や航海の安全等を祈願し、併せて魚を浜辺で販売したのが 始まりとされています。

とのこと。


さすが堺、海の気配がする神社ですねー船波

境内は公園になっていて子供たちが遊んでました。

そしてこんなのも


あら、ウサギさんうさぎラブラブ

住吉大社が御鎮座したのが

神功皇后年紀11辛卯年卯月卯日だそうで

住吉大社ゆかりの動物なんだそう。

この卯たちは、堺市で獣医をしていた、

獣医兼彫刻家の岩田千虎氏が指導のもと作られたそう。


さすが堺、古墳だけでなく

ちょっと街を歩けばいろいろな歴史がありますね爆笑

歴史があるといえばこちらも。



けし餅!

有名なこちらのお店で購入!


↑のサイトによると

いにしえの堺の町は南蛮貿易が栄え、海外からの珍しい産物がここを通って わが国へ紹介された例も多く、ケシの実もそのひとつで室町時代インドから もたらされたと言われ、堺の近郊で盛んに栽培されておりました。

安土桃山 時代に移り、千利休によって広められた茶の湯の習慣は堺の地で多くの和菓子を生み出し、そのひとつにケシの香味を生かして考案されたのが、「けし餅」です。 

当社は、延宝年間の創業で、以来三百数十年、研鑽を積み重ねて けし餅一筋に家伝の製法を守り続けて今日に至っております。


室町時代に日本に伝わったケシ、

そのケシの実を使ったこのけし餅は

千利休が広めた茶の湯文化の和菓子の1つとして

生み出されて三百数十年びっくりキラキラキラキラ

歴史がすごいっ!


ケシの実のプチプチした食感、

優しいアンコの甘みがとても美味しかったです!

皆様もぜひぜひ春の堺市巡りはいかがですかウインク


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