雲母片岩の石舞台風、高山古墳。茨城県坂東市 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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今回の記事関東滞在中に訪れた茨城県の古墳っ!


常総市の一言主神社にある移築石棺


坂東市にある将門山古墳


続いて訪れたのが


近くの国道からも看板が出ている、

有名な古墳なようです!


高山古墳。

古墳の土は無くなっていて、石室のみが残る、

石舞台古墳的な姿の古墳です。


岩井市内(現・坂東市?)の古墳には、成田層切石で構築された横穴式石室は多いが、これは筑波産の雲母片岩を使用した横穴式石室で、石室がきわだって大きいこと、その大半が地下に構築されている点が、大きな特 徴となっている。明治45年4月12日山林開墾中に石室を発見した。玄室(死者埋葬室)の長さ約2.5m、羨道(玄室へ通路)の長さ約1.7m、玄室の高さ約1.6m前後のも ので、石のあわせ目には粘土をつめ 、底部には円礫を敷いていた。

遺物はヒスイ製勾玉、メノウ製勾玉、 水晶製切子玉、ガラス製丸玉、小玉、金環(耳輪)、直刀の鞘尻などが発見され現在は東京国立博物館に保管されている。

築造年代は恐らく西曆7世紀頃、古墳時代の終末期に近い頃と推定される。

とのこと。

翡翠、メノウ、水晶の勾玉持ってるなんて

パーフェクトやん!


雲母片岩の板石〜ラブ

やっぱ片岩は石室に向いてるよね!!!

石室の半分が地下に構築されてるとのことですが、

半地下っぽく土が残ってるわけでもないのかなキョロキョロ

調査報告書読んだら分かるかしら??


隙間から撮影してみるとスマホハッ


シダたちの棲息地になっておりました(笑)


美しい片岩の断面ラブ


後ろ側に回って


正面から


西陽を浴びて輝く雲母のキラキラキラキラキラキラ


極楽浄土かしらお願い


今回訪れた茨城県の3基の古墳、

わりと近い地域にあるのですが

三者三様、全然違って面白かった!

この地域にはまだまたたくさん古墳があるので

また訪れたいと思いますラブ


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