公開が始まったばかりの千足古墳(造山古墳陪塚5号墳) | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

先日、似顔絵のイベントで訪れた岡山県!

仕事が終わったあとに車を走らせたのが

こちら


すでに夕暮れがかってます晴れアセアセ(笑)

岡山市北区にある
造山古墳群です!

古墳に興味を持ち始めた10年前くらいに

1度訪れております。

久々にご対面した



吉備大王像っ!

2020年に開館した


ビジターセンター!

仕事終わりに訪れたのが18時過ぎ、、
ビジターセンターは15時までなので閉まってました。



足守川を挟む丘陵地の隙間に

たくさんの古墳があります!

中でも1番大きな


造山古墳!

全長350mの前方後円墳。

立ち入ることができる古墳としては日本最大なんだそうです。
仁徳陵古墳などは天皇陵に指定されているので遠くから眺めることしかできません。


造山古墳は後日書くとしまして

この日訪れたかったメインの古墳を目指します!

ランニングキラキラキラキラ

ビジターセンターから


焼き杉の壁の家並みの小径を進みます。


以前来たときも思いましたが

この界隈の静かな町並みがめっちゃ心地よいのよ。

キラキララブキラキラ

普通に街歩きでもワクワクします♪

集落を抜けて田んぼの小径の先に


おおっ!来た爆笑キラキラ



史跡 千足古墳(造山5号墳)です!

この4/30に復元工事が終わって

公開が始まったところなんですーNEWNEWNEWキラキラ

少し前にネットで記事を見て

タイムリーやーん!絶対に見に行こうラブ

と楽しみにしておりました。

前回訪れたときは、、確か造山古墳のデカさに疲れ果てて、こっちは訪れてなかったのよね。



史跡 造山古墳大五古墳(千足古墳)

古墳時代中期(5世紀前半)の前方後円墳。
前方部が短いので「帆立貝形古墳」とも呼ばれます。造山古墳の陪塚の1つです。
全長81m,後円部の直径63m、高さ7.4m。
周濠からはたくさんの埴輪片が出土。葺石は無し。
後円部に2つの横穴式石室があり、石室の造りは九州地方の影響を強く受けている。
第1石室には熊本から運ばれた天草砂岩に直弧文という文様が彫刻されていて、古墳時代の吉備と九州の交流をしめす重要な古墳です。


この直弧文を持つ石室が


なんとなんと見学できるのですが


こちらもビジターセンターと同じで

15時まで。。月曜日休館。悲しいタラー

日曜日の仕事あとに淡い期待を抱いてきたけど、やはり見学できず。一泊して月曜日に来ようかとも考えたけど月曜日休みですし(泣)




第1石室
明治45年に発見され、道鏡、玉類、刀剣、斧、甲冑などが出土しています。
遺体を安置する玄室は安山岩の板石積みで、その中に石障と呼ばれる板石で四角い空間が作られています。玄室の大きさは長さ2.9m、幅1.8m、高さ2.5m。
羨道部と玄室は玄門で区切られており、大きな一枚石で閉塞されています。
石室全体の作り方は九州北部、石障がある点は九州中部と類似し、安山岩は香川県から運ばれており、造山古墳を頂点とする吉備勢力が西日本全域と関わっていた様子を物語っております。


安山岩の板石は香川県なのねーラブ

この界隈は花崗岩ゴロゴロですが

まだ花崗岩の巨石の石室が造られる前の時代かしら。


墳頂へ。


こちらも復元されて綺麗に円筒埴輪が並んでいます。


石室がある場所は色が変えられています。

墳頂から見た


造山古墳方面目キラキラ

墳頂からの景色の動画!


めっちゃのどかで気持ちいのよ。。照れキラキラ

でも、ただののどかな風景というのでもなく

なんというの?この感じ。

深い呼吸とともに身体が浄化されていくような?

思わず気持ち良すぎて動けなくなります。


近くにある備中国分寺もそうなのですが、日本各地旅をしているけれど、この界隈の心地よさは日本1、2を競うほどかも。


墳頂からみた6号墳方面。


足守川方面。


前方部。


前方部の周濠からは、靫(矢を入れる容器)、盾、甲冑形の埴輪がたくさん出土しました。



反対側からの全景!


お天気がよかったのもありますが

石室は見学できなかったけれど

めちゃめちゃすがすがしい見学となりましたラブ

このあとは陪塚を巡って最後に造山古墳へ。

続く。
 

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メジャーリーグで躍動する川上憲伸!