こんな形の古墳も( ☆∀☆) | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

先日の岡山出張のあと

帰宅前にちょっと寄り道フフフ照れ

前々から訪れたかった遺跡へウインク


岡山市内から西へ。

吉備津彦神社は昨年の岡山出張の際に訪れたので

心の中で手を合わせ今回はスルーお願い




吉備津彦神社のある丘陵地帯の

なにやらただならぬ歴史臭をビシビシ感じつつ

さらに西へ。


川を挟んだところにある丘陵上の遺跡

はい

楯築遺跡!!
タテツキイセキ




前方後円墳ならぬ

双方中円墳!


両端()が四角()で

まん中()が

で、双方中円墳。


家族に写真を送ったら

前方後円墳以外の形の古墳もあるんやびっくり

と驚かれました(笑)


厳密には

弥生時代のお墓なので

古墳とは呼ばず

双方中円型の墳丘墓

と言います。


古墳時代に造られた双方中円墳は

奈良の櫛山古墳などがあります。


この櫛山古墳は

通信制の大学の卒論でも取り上げた古墳で

自分なりの大発見をした古墳です爆笑

またいつかブログにも書きたいなぁと。


で、

この岡山の楯築墳丘墓。

なぜ前から訪れたかったと言うと


古墳の本を読んでいると

古墳、埴輪の起源

としてよく出てくるのです。


弥生時代の終わりから

塚のように盛り上った造りとなり

巨大化してくる。

その代表的な例として出てくるだけでなく


埴輪の起源

とされる



特殊器台が出土しているのです。


これが古墳時代にかけて変形して

筒状の埴輪になったとされていますウインク


では

遺跡をみてみましょう爆笑!!


楯築遺跡一帯は他の古墳も含めて


王墓の丘史跡公園となっています。

近くに小さな駐車場もありました車


この坂を上っていくと


貯水塔があります。

この貯水塔のところが

大きい方の()の部分です。

その奥に


さらに一段高くなった真ん中のの部分が。


円の部分には、



謎の巨石が不規則に建っていますびっくりびっくりびっくり



かなりでかいびっくり

石材はもちろん


花崗岩ラブ


巨石信仰の名残、、とか?


調査した際に発見された埋葬施設には


大量の朱が。

説明看板にもあるように


他にもいろいろな遺物が発見されています。




小さい方の

こんな感じ。

丘陵のはしっこで足場が危ういです注意


葺石らしきものも左矢印円礫堆?


たくさん残ってます。

白っぽい小石。


巨石の間には


祠もあります。

お賽銭を入れて手を合わせますお願い



特殊器台の欠片でも落ちてないかなキョロキョロ

と探してみたけれど


蚊に刺されまくったので

断念しましたチーンチーンチーン


だから!!

落ち着いて虫除けしてから遺跡巡りすればよいものを。。チーン




せめて

スニーカーソックスじゃなくて

足首長めの靴下を履きましょう注意


(笑)



なぜこの墳丘墓の方の部分は

直線状ではなくて

くの字にちょっと曲がってるのかな?




と以前から思ってたけども

実際に現地で見てみると


丘陵の稜線に沿って造られている!



丘陵の一番高いところに造るということは

平地の集落から見えやすいニコニコ


見せるための墓!

古墳にも通じる要素だなぁと。



やはり

現地にて感じることって大事ですねおねがい!!


ふふふ。


少しでも古墳の魅力が伝わればいいなぁとおねがい