ガラシャ生誕の地、称念寺の芭蕉奥の細道ゆかりの句碑。福井県 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

ゴールデンウィーク旅ブログ、

この旅で訪れた最後の場所です。


富山、石川とひたすら国道8号線を走り

福井県に突入車キラキラ

日も暮れかかってきたし

高速に乗って一気に大阪まで走るか車ダッシュダッシュ

はたまたこのまま下道だけで帰るか車くるくるくるくる

悩みつつ車を走らせ

あ、びっくりハッ
帰る前にコインランドリーで
旅のいろいろを洗濯しよう

福井県のとあるコインランドリーへ。


洗濯している間に

近くで何か見学できるものはないかな〜口笛

と検索してみたらスマホうずまき

なんとなんと近くに!


奥の細道芭蕉句碑があるやんっ!
爆笑ラブラブ

と車を走らせるとこ数分車キラキラ



福井県史跡 新田義貞公墓所
称念寺!

しかも

明智光秀一家が門前に居住!
ガラシャことお玉さんが生まれた場所っ!


大河ドラマ【麒麟がくる】のあの家っびっくりハッ

【麒麟がくる】と芭蕉の縁の地とはっ爆笑ラブラブ


暮れかかる福井のとある街で、

テンション爆上がりアップアップアップアップ


静かなる境内

立派な本堂お願いキラキラ


明智光秀に新田義貞、、

地元の皆様に愛されてるんだろうなぁ。


明智光秀公と黒髪伝説。

美濃国から越前へ逃げてきた明智光秀一家。門前で寺子屋を営むと貧しい暮らしの日々。朝倉家の家臣との歌会を催すため、妻の煕子は自らの自慢の黒髪を売ってその資金を用意。光秀は妻のこの愛に応えるべく、どんな困難があっても天下を取る!と決意したとのこと。

そんな中、誕生した娘のお玉(ガラシャ)も夫婦愛に生きた人生だったと。

本堂には


光秀公とお玉さんの人形がニコニコ


時は下り、、江戸時代。

奥の細道でこの地を訪れ、

光秀夫妻の黒髪の物語を取材した芭蕉。

その後、伊勢の弟子を訪れた際、

月さびよ 明智が妻の 咄(はなし)せむ

貧しい神官であった弟子に、

あなたにも支えてくれる素晴らしい妻がいるではないか、今宵は明智光秀の妻の話をしてあげよう

と詠んだ句だそうです。

境内の芭蕉句碑。





奥の細道で詠んだ句ではないけれど

ゆかりの句を拝めて大満足っ爆笑キラキラ


それにしても、

大河ドラマってちゃんと見てみるもんですね(笑)

いろいろな歴史がつながって面白いわぁ!


そしてそして忘れてはならない


新田義貞公の墓所お願いキラキラ


称念寺のパンフレット


夢を語った
夫婦の大躍進の地



養老5年創建、鎌倉時代に時宗に改宗。
室町時代から江戸時代にかけて北陸随一の念仏道場として公家や武将の厚い帰依を受けました。

門前街の様子


新田義貞公と明智光秀公。


「民を想い、理想を追求する」

という共通点があるとのこと。。

その志は、徳川家康や明治の志士たちにも

受け継がれていきました。


なんていうか、、

たまたまコインランドリーに寄っただけなのに

歴史を貫く深い志を目の当たりにしたおねがいキラキラ

とても興味深いお寺なのでした。

北陸、、やっぱ深いわー!!!


これにてゴールデンウィーク旅ブログ

完!!

ではなく(笑)、、巡った古墳の紹介が少々。

もうしばしお付き合いくださいお願いアセアセ


  称念寺の詳細


  この旅出会った芭蕉句碑 

 



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