続!発掘された日本列島2021 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします


いろいろある展示の中で無性に気になったのが



茨城県の下河原崎高山古墳群。

つくば市の西谷田川左岸の台地上に立地する11基からなる古墳時代終末期の古墳群。
その中でも最大の前方後円墳である5号墳の調査で2ヶ所の埋葬施設が見つかりました。



古墳時代終末期でも

前方後円墳あるんですねー。。口笛

石棺石材が抜き取られた埋葬施設と

未盗掘の箱式石棺。


箱式石棺ラブラブ

つくばだと石材はやはり雲母片岩製でしょうか。

この箱式石棺からは


21体もの人骨や副葬品が発見されました。

しかも100年かけて埋葬され続けたとか。。びっくりハッ

茨城の箱式石棺、、気になるところありすぎラブラブ


弥生時代に九州で造られ始めてから
古墳時代の終わりになって
ここ茨城で箱式石棺の完成形になった、、
って私的解釈なんだけどまだまだ奥が深いです照れ


おもろいなー爆笑キラキラ!!


というわけで

ちょうどつくばに行く予定があったので

後日この遺跡を観に行ってみました。フフフラブ
下矢印下矢印下矢印 



今回の発掘された日本列島2021展は


特集 記念物100年

という展示コーナーもあります。

記念物が指定されるようになって

2019年で100年目という記念の展示でした。

各地の記念物が


パネルで紹介されています。


最後のコーナーは

群馬県の最新発掘展示。


遠見山古墳出土の高坏。

これは三ツ寺型高坏といって


群馬県の榛名山東南麓を中心に

見つかっているそうです。

古墳だけでなく祭祀施設、居館などからも

出土していて

祭祀に使用されていたのではとされています。
 
同じ三ツ寺型高坏が出土した三ツ寺Ⅰ遺跡は今は新幹線の下に眠ってます下矢印



以上、特に気になった展示をご紹介!

他にも今の山口市の土台を築いた中世の遺跡、

などなど興味深い展示がたくさんでした。


11/21まで開催されていますので

ぜひぜひ訪れてみてくださいね〜。

って、もう今週末かガーン



そしてそして

今回訪れたときにちょっと嬉しかったことがウインク


コロナ禍で入館には事前予約が必要だったりアセアセ

入館の際のチェック項目が厳めなアセアセ

群馬県立歴史博物館。



ここ1年ちょいで2回ほど訪れてるのですが

埼玉経由で大阪から来館なんて

このコロナ禍、、迷惑じゃないかなショボーンタラー

と、もちろん緊急事態宣言中は訪れてないし

訪れるときも人が少ない時間を狙ったり

密にならないように見学などなど、

感染対策に念には念を入れて来館してたのですが
 
自分なりにやや過剰気味に感染対策していった企画展下矢印



今回訪れて入館申込みで名前、住所を書いたとき

受付の方が


わざわざ遠方から
ありがとうございますお母さん


って言葉をかけてくださったんです!

もう、来ても大丈夫なのですね笑い泣きキラキラ

コロナ禍のゴールが見えてきたのかなえーんキラキラ

心の緊張が解れてホッとしたのか

思わずウルッときてしまいましたぐすん


もちろん県外から人が来るのは
ウェルカムではない人もいると思います。
まだしばらくは感染対策万全にして旅したいと思いますグー


同じ茨城の箱式石棺がある古墳。
私的箱式石棺最上級&最終形態です下矢印下矢印下矢印


企画展の詳細はこちら下矢印


これまで訪れた世界&日本各地の博物館下矢印