枚方の『歴史ウォーク』に参加してみた。 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

9月の終わり、


大阪府立近つ飛鳥博物館主催の歴史ウォーク

『枚方の古墳・史跡をめぐる』


に参加してきました爆笑キラキラ



往復ハガキどーのこーのと書いていたのは

コレの申し込みでした(笑) 



大阪府立の博物館が


世界遺産百舌鳥古市古墳群などあるなかで


枚方の史跡に目を向けてくださるなんて笑い泣き!!

キラキラお祝いキラキラ


感動ですっ!!



枚方は重要な遺跡がありながら


なぜか府内ではあまり目立たない存在。。ショボーン


府立博物館の学芸員さんの手にかかると


枚方の古墳や史跡はどんな風に紹介されるのか?


大阪各地からわざわざ枚方に


40名もの参加者がお越しになる!


どんな風に目に映るのかな?


興味津々で申し込みしたのでした。



が、、


スミマセン、僕、雨男です傘タラー


解説してくださる学芸員さんの開口一番の言葉


その通りの雨っーーガーンガーンガーン!!


配布された冊子も




濡れてシワシワ爆笑アセアセ(笑)



というわけで


京阪の牧野駅に集合してスタートランニングキラキラキラキラ




駅横を流れる穂谷川は


生駒山方面から流れてくる

風化した花崗岩たちがキラキラおねがいキラキラ

淀川に注ぐ枚方の川、好きです。


まず訪れたのは



牧野公園。

ここにはかつて牧野阪瓦窯といって

瓦を焼く窯がありました。

枚方から京都南部の山城地域には
丘陵斜面を利用した窯がけっこうあって
平安京などに運ばれました。


ここ牧野阪瓦窯は平安時代前期の瓦窯跡。

窯跡自体は確認されていないものの、平安京と西寺と同笵の軒先瓦や「西寺」と陽刻された平瓦が出土しており、延暦15(796)年に創建された西寺の所用瓦を焼成した官窯と考えられています。

とのこと。

このあと訪れる九頭神廃寺へも供給されました。


公園の道を挟んだ向こうには



かつて牧野阪古墳があったそうです。


直径15mほどの円墳でしたが、


淀川堤防復旧工事のために採土されて消滅。。


木棺直葬の可能性があったとのこと。


葺石はなし。


出土している埴輪から5世紀初頭築造と考えてられています。



1人でフラフラしてたら、

道を越えて埴輪探しに行きたかったけど

団体行動だとそれができないのよねーチューアセアセ(笑)

また今度来てみよう!



牧野公園といえば




アテルイとモレの首塚と伝えられる塚があります。


桓武天皇によって制圧されたエミシの首長、


なぜ枚方にびっくりハッ!!!


ここは以前にも個人的に訪れてます。


伝首塚を含めた枚方の歴史にはいろいろあって、

また後日書きたいと思います。




というわけで


何回かに分けて歴史ウォークのことを


書きたいと思いますっおねがいラブラブ


日々、関東の遺跡巡り多めなブログですが


たまには地元枚方の歴史についても


書かないとね爆笑


 続きはこちら下矢印 

 

 


近つ飛鳥博物館に展示された枚方の円筒埴輪下矢印


※近つ飛鳥博物館は大阪府の太子町にあって、奈良の飛鳥を「遠つ飛鳥」というのに対して「近つ飛鳥」といいます。聖徳太子や推古天皇の陵墓がある地域です。山を越えたらすぐ奈良県。