動画の編集ソフトを現在2種類持っているのですが、その特色を考えてみました。
しばらく使用した感想です。
こちらがPremiereElements2020の編集画面です。
動画のカット割りって実はこうやってるんです。これは3動画を合成してますが、上に行くほど映像が優先されるシステムなので上の2つの映像を切り取っていきます。
動画合成はPremiereのほうがPowerDirectorよりやりやすいです。
音声が通常ではあまり細かく設定できないのですが、逆に簡単でかつ良い音を作れます。
通常音の設定はトレブルとバスのレベル設定しかないです。
追加機能はありそうですが、追加ソフト購入が必要な気がします。
イコライザーみたいのはあるんですが、音が何故か分割できないんですよね。
最近気づいたのですが、PowerDirectorでは編集後に書き出しすると少し映像が劣化しているようです。
高速レンダリングを使用した場合に劣化しますね。逆に普通に画質重視で書き出しすると動画観てる最中に重くてたまに止まる印象です。
こちらのPremiereではこの「最大深度に合わせてレンダリング」を使用するとほぼ画質が落ちないように見えます。
ただ4k60pでは20分動画でも9時間くらい書き出し時間がかかります。(メモリ16GのPCで)
長いです
ただ画質は良い・・・。そして書き出しにCPUしか使わないせいか書き出し中でもPCで別の作業はできます。
あと10bitの映像コーデック H.265の編集はPremiereElements2020から出来るようになったんですが、H.265への書き出しはできません。
H.264になります。
どこかでどうせ変換されるのだからまあ編集できればこれは別に良いかなと。
PowerDirector17を購入した理由は当時使用していたPremiereElements2018がH.265が編集できなかったからですね。
PremiereElements2020でH.265も使用できるようになったのでまた買いなおしたのですが・・・
PowerDirector17の特色としては肌の色をあまり変えずに彩度を鮮やかにする「カラーエンハンスメント」という機能があります。
自然な彩度とはまた違いハマると物凄い鮮やかになりますね。これがこちらの利点。
あと文字とか効果とか入れるのが簡単な気がします。Premiereのほうはこの辺の機能が処理落ちしてたりで遅いです。
音はイコライザーで細かく変更できます。
ただこれが難しくてハマると音が良くなりますが、ハマらないと泣きたくなるレベルです
PremiereElementsのほうがここは簡単で良いかな。
あと書き込みがH.265に出来るっていうのも利点です。
ただH.265でYouTubeにアップするとたまに4k60pにならないときあってリスクはあります。(発生条件は不明でランダム)
最大の利点はこちらの左下にチェックしてある高速レンダリング機能でこれを使うと書き出し時間が設定にもよりますが、PremiereElements読み込み(最深)の半分から1/4になります。
上記画面設定のインジケーターを速度モードにすれば1/4になります。
4k60pの20分動画で大体2時間半くらいかと。
但し画質が少し落ちます。そしてGOPを使用するせいか書き出し中はPCが重くて使えないという欠点・・・
ということでPremiereElements2020とPowerDirector17の使い分けまとめですが・・・。
PremiereElements使用時
・30分以下の4k動画作成で画質重視。(書き出し時間12時間以内)
・2カメラ以上の合成動画作成時。
PowerDirector17使用時
・30分以上の4k動画作成で書き出し速度重視。
こんな感じで使用していこうと思います。
長編ワンマンライブとかは泣く泣くPowerDirector17を使用するしかないですね。
と言ってもスマホで観るくらいでは違いはわからないかもしれないですが(;^_^A
(これはメモリ16GのPCでの話です。SPEC高いPCならもっと書き出し早いでしょう。といっても32G以上のPC買える人はほぼいないと思いますが・・・30万以上で高すぎなので)
では
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