Fringer FR-FX10とX-T3の相性テストもいよいよ終盤戦です。
今回はFringerと相性の良いと言われているsigma18-200mmMacroと純正XF18-135mmの動画性能比較をしてみました。
 
まずはsigma18-200から。
今回Canon EF-S18-135mmSTMがFringerと相性の悪いことがテストでわかり、こちらのレンズ(18-200)とチェンジしました(下取りと購入←)

 

こちらが早速撮影した動画です。

正直ここまで相性良いとは思っていませんでしたびっくり

まず画角ですが18-200mm(35mm換算 27-300mm)です。

 

ですが、ズームした際にレンズに表示してある135の位置から上に行くと大きくピンズレします。
F5.0が維持できる18-70mm位の画角ではズームしてもほとんどピンズレがないです。
70-130mm位の間でズームを上げると3回ほど軽くピンズレするポイントがあるようです。
ここはゆっくりズームすることによってピンズレを抑えられそうです。
 
総合するとピンズレを防ぎながらズームできる画角は18-120mmくらいまでの間だと思います。
F5.6に設定しておいてF6.3に切り替わる画角になったらそれ以上に画角を上げないっていうのが良いと思います。
 
18-120mm(35mm換算 27-180mm)の範囲でも純正ではXF18-135mmしかこの画角をカバーできるレンズがないので、十分利用意義や価値があると思います爆  笑
XF18-135のレンズはズーム時にピンズレ発生が酷いレンズなのです・・・えーん
 
画質はXF18-135のほうが良い気がしますが、我慢できるレベルだと思います。
但しこれ以上悪くなると厳しいのでこれ以上の範囲の便利ズームにはしない方が良いと思われます。
 

 

手振れ補正は少し弱いと思います。2段くらいじゃないかと。

手振れ補正は正直固定治具がないと動画は厳しいと判断しました。
テストでベルト一脚を使用したら許せるレベルになったので固定治具必須なレンズと判断してます。
 
この動画も手振れ対策していればもっと良い動画になったのにと悔しい想いですガーン
ここまで手振れ弱いとは予測してなかったので、対してこの中間レンジでの強さも予想を超えていましたが。
なんとか使いこなしたいレンズです。
 
続いて純正のXF18-135mmレンズです。
 
このレンズは画角範囲は素晴らしいのですが、何しろズームするときに1回ピンズレを起こすので困ったものです・・・(;^_^A
詳しく調査してみました。
 
レンズに表示してある23から境目に上下にズームするときピンズレします。
90付近から境目にズームするとき大きくピンズレします。特にテレ端は酷い(ただし背景ボケは大きくなる)
なので23-90mmくらいの間(35mm換算 41-135mm)で撮影する分にはズームしても動画もいけると思います。
基本はズームしないで動画撮るレンズなんでしょうね。
 
手振れ補正は5段とこちらは圧倒的ですね。

 

こちらがXF18-135mmで撮影した動画です。

やはりライブ動画では35mm換算41-135mmなんて範囲に入るわけなく、ピンズレしますよね。

背景ボケと画質は良いレンズだと思うんですけどね。

 

2つのレンズを総合したとき、sigma18-200Macroが優れていると判断しました。

やはり18-70mmの位置で全くピンズレしないのは強いし、少し我慢すれば130mm程度まで伸ばせるし、XF18-135の弱点を見事にカバーしていると思います。

画質も我慢できる範囲で手振れ補正も一応ついてるし。

 
合わせて富士フィルムのレンズはズーム時に露出が何回か強制的に変わってしまうレンズが多いので、フリンガーはその点でも強いと思います。
 
そしてレンズにちょっと見た目は悪いですがマジックテープでズームが130mm以上いかないようにストッパー付けてみました(笑)
これでしばらく撮影してみます。
ちなみに写真なら、なかなかピントは合わないもののテレ端付近までは使えるとは思います。(テレ端だけは異常に合いずらいです)
 
このまま問題なければXF18-135は身売りになってしまうかもしれません。
見事に純正レンズの問題画角範囲をクリアしてくれたのでFringer素晴らしいなと思ったのでした。
 
これでFringer大作戦の章はひとまず終了ですかね。(実際は始まりですけど)
Fringer FR-FX10でライブ動画用で使えそうなレンズは・・・
EF16-35mmF4
sigma18-200mmMacro
でした。
他にも単焦点で手振れ補正付いているタムロン 35mmF1.8とかも店頭テストした感覚では行けそうな気がしました。
 
十分18-200mmレンズだけでもフリンガー購入した意味はあると思ってます。
この画角でピンズレしない純正ズーム出るのにあと何年かかるかわからないですもんね。
 
ちなみにX-T3での動画撮るする際のレンズ性能ですが、
・ズームしてもピンズレしない能力
XF10-24>XF18-55>XF55-200>sigma18-200
XF10-24とXF18-55は高速で動かしてもほとんど全域ピンズレしないです。XF55-200も少し遅いがほぼほぼ追っていきます。
 
・画質
XF10-24>XF55-200>XF18-55>sigma18-200
これは自分で撮って見返してる動画の感覚での評価です。
 
・ライブ撮影でよく使う画角
sigma18-200>XF18-55>XF10-24>XF55-200
反比例してこんな感じですね(;^_^A
 
総合するとXF10-24で撮れば最強なのですが、その撮影距離に配置するのが大変なんです(;^_^A
ちょっと離れると小さくなっちゃうしでかなり至近距離でないと。
では
 

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