komomo日和

komomo日和

思いつくまま、気の向くまま
アラフィフ独身女の
ネコと旅行とその他もろもろ
孤高で優雅で役に立たない日常の記録

【導入編からの続き】

さて、いよいよ今回の本筋である東京タワーキラキラTOKYO DIAMONDO TOURキラキラの始まりだ。

ここで軽くダイヤモンドツアーについて整理してみよう。

なお、今回は(私的には莫大な)費用を掛けた分気が大きくなっているので所々に鼻につく表現がつい出てしまっているが、一生に一度あるか無いかの体験をしているということで大目に見ていただきたい。

 

① 東京タワーのトップデッキに登るためのツアー。通常よりもお値段2倍のラグジュアリー感がウリ。

② 1日7回、1時間ごとに開催。1回の定員は10名。当日参加も可能だが予約する方がベター。

③ ツアー特典として参加当日はメインデッキとメープルラウンジ(※)は何度でも利用可能。

※ ツアー客だけが利用できるゴージャスなラウンジ。受付にもなっていてソフトドリンクやお菓子が飲み食べ放題となっている。

 

私が参加したのは15時からの回なので、15分前くらいに受付を済ませればよいのだが。

折角なのでラウンジで優雅にティータイムと行きましょうコーヒー!と少し早めの14時過ぎにメープルラウンジに向かった。

チケット売り場で列をなす一般ピーポー(以下「パンピー」)を横目に赤レーンを辿っていった先には・・・

Oh! ゴージャスキラキラキラキラ

これがメープルラウンジの入り口である。

時々間違えてコチラに来てしまうパンピーもいらっしゃるが、これから先は選ばれし者のみの空間、踵を返すがよい。

 

中に入ると直ぐに受付カウンターがあり、晴れ着姿が可愛らしいスタッフさんに事前購入した電子チケットを提示する。

ツアー開始まであと30分余り、正直歩き回って疲れていたので(外階段を往復したし)コーヒーブレイクコーヒーと行きましょう。

と意気込んでみたものの現時点では客は私一人、小市民として50年余りを生きてきたのでこうしたゴージャスな場は落ち着かず、ソワソワしてしまう驚き

深紅で統一されたゴージャスな空間にソワソワする。

 

用意されていたお菓子はクッキークッキーとチョコチョコで、思わず

「コッソリ鷲掴みして、職場のお土産に・・・真顔

と思いかけたが、ダイヤモンドツアー客としての品格に欠けそうなのでギリで思いとどまる。

 

中央テーブルに飾ってあった

やたらピカピカした東京タワーのオブジェ。

 

ソワソワしているうちに参加客が集まって来た。

良かった~~あせる私一人で変なアテンダントとタイマンだったらどうしよう汗とちょっと焦っていたのだ。

後から分かったのだが、この回のツアー参加客はUSAから2組、フィリピンの家族1組、私を含めジャパニーズが2組、計12人程度のメンバーだった。

(なお、私の心配を余所にこの日のダイヤモンドツアーは全回で満席となっていた。)

 

そうこうしているうちにツアー専属のアテンダント(接客係)が登場!

 

・・・なんだか赤ワイン片手に「ルネッサ~~ンス!」か叫び出しそうな貴族感に一抹の不安がよぎる。

幸いなことに(?)髭ヅラでもないし緑色の相方も居ないから大丈夫だとは思うが、彼のことはルイ53世(仮)と呼ぶことにしよう。

 

そのルイ(仮)は登場早々、テノールで声高らかにカンツォーネを歌い出したではないか!

クラッシック音楽に全く造詣が無いので何の曲かも分からずテキトーな単語を言ってみたが、見事な声量で益々「男爵」にしか見えない。

 

このルイ(仮)を先頭に、先ずはツアー専用レーンへ。

 

レーンの先の奥の小部屋で、ルイ(仮)が東京タワーに関する豆知識を披露し始めた。

披露だけなら良いのだが、ルイ(仮)のヤツが時折クイズを挟み込んでくるので油断がならない。

万が一当てられたら・・・と学生時代以来のヒヤヒヤ感あせるを思い出し思わず下を向く。

 

因みに「東京タワーの年齢は?」のクイズに当てられたUSAの男性は一瞬の迷いもなく

「66th」

と見事な発音で回答していた。

日本人のクセに「ン~~70年くらいえー???」などといい加減なことを考えていた私が当てられなくて良かった・・・日本人代表として大恥をかくところであった。

 

続いてエレベーターでメインデッキに向かう。

混雑する時間帯にはパンピーの方々が何十分も並ぶエレベーターだが、金に物を言わせているので待ち時間なく一気に通過する。

 

メインデッキに着くと、そのままトップデッキへのエレベーターに向かうために、ルイ(仮)を先頭に少し離れた場所まで我々はゾロゾロと行列をなしていった。

正月の観光客で結構ごった返しているメインデッキの中、ルイ(仮)は他の観光客に

「ようこそ東京タワーへ~~!!」

などと上機嫌に声を掛けながら悠々自適に歩いていく・・・明らかに悪目立ちだ。

 

突然現れた異装の男性に驚く周囲の観光客が「サササッあせる」と割けていく様は、まるでモーゼの十戒を見ているかのようであった。

時折

「ナニ、あれ・・・」「アレって・・・ダイヤモンドツアーの・・・」

という囁き声が聞こえてくる中、小市民としては堂々と胸を張って歩くことが出来ず少し伏目がちになってしまい、さながら

「遊行する貴族とその臣下たち一行」

という体を醸し出している。

 

と、ルイ(仮)が急に足を止めた先に待ち構えていたのは

 

正に「ルネッサ~~ンス!」

居んのかよ、相方!!

もう完全に「ルネッサンス」じゃん!!

 

メインデッキの一角に突如として現れた彼、ルイ(仮)が名前を呼んでいたような気がするが衝撃のあまり覚えていないのでシチュエーション上ヒグチ君(仮)と呼ぶことにしよう(緑じゃなくて赤白だけど)。

 

ここで暫くルイ(仮)とヒグチ君(仮)の掛け合いが続くのだが、とにかく逆光で眩しすぎる。

他にもっと良いポジショニングは出来なかったのかよ、ヒグチ君(仮)。

まぁ我々が到着するまでの間、彼がこの場所で他の観光客から奇異の目で見られながらスタンバっていたことを考えると同情の余地はある、あまり責めるのはやめよう。

 

このメインデッキではルイ(仮)の大名行列と髭男爵コンビの掛け合い漫才(?)のみで、景色を眺める時間は殆どない。

ここも待ち時間ゼロでトップデッキ行のエレベーターへ乗り込む。

 

エレベーターが着いたのは、トップデッキとの中間地点にある紅葉館と呼ばれるエリア。

現在、東京タワーが建っている場所にはかつて紅葉館と呼ばれる社交場があり、それを模しているんだそうな。

ハッキリ言って、狭い。

ココでツアー客は各組ごとに記念写真を撮ってもらえる。

出来上がった写真はお土産になるのだ。

 

またドリンクサービスもあり、ジュースなどの他お猪口1杯分くらいの赤・白ワインも頂ける。

私はもちろん赤ワイン赤ワインを所望した。

何せ男爵の案内なのだ、気分はルネッサンス!である。

 

この紅葉館から、最終目的地であるトップデッキ行きのエレベーターに乗ることになる。

ルイ(仮)ともここでお別れだ・・・ナンダカンダ言ったけど、楽しかったよルイ(仮)ウインク

 

エレベーターには数名しか乗れないため、赤ワイン赤ワインを片手に順番を待つ。

と、ルイ(仮)が私の前のUSA客に折り紙(3D鶴)をプレゼント。

更には私の後ろのフィリピンの女の子にも3D富士山の折り紙が。

 

「折り紙は海外の人には珍しい」と言うから配っているのか、ルイ(仮)のヤツも粋なことをするぜ・・・と思っていたら、なんと彼は「今年の干支です」と私にも折り紙をくれたのだ。

 

2Dやな~いか~~い!!

鶴とか富士山とか3Dなのに、メッチャ2Dやな~いか~~~いむかっ!!

 

まぁ良く出来ているしさ、海外の人に「日本では今年はスネークヘビイヤーで・・・」とか説明するのもメンド臭い気持ちも分からんでもないしさ、イイんだけど。

 

そうこうしているうちにトップデッキに到着。

ここでツアーは終了となるのだが、トップデッキは自由滞在なので気が済むまで観光できる。

また、トップデッキには何もないので飽きたらメインデッキに降りてそこで買い物や食事をしても良い、という寸法だ(但し一端降りてしまうとトップデッキには戻れないらしい)。

 

取り敢えず景色でも見るか、と歩き出すと目の前にメインデッキにいたヒグチ君(仮)が!

オマエ、先回りして来たのかよ汗・・・と思わんでもなかったが、ヒグチ君(仮)が親切にも写真を撮ってくれるというのでお願いした。

窓ガラスに「TOKYO DIAMOND TOUR」の文字と今日の日付が入っている。

 

写真を撮ってくれたヒグチ君(仮)が「輝いてますよ!」とオセジを言ってくれた。

そりゃそうだろう、メチャ逆光ですから、と可愛いげのない返しをして彼と別れる。

 

トップデッキからの眺め。

 

150mのメインデッキと250mのトップデッキでは余り風景に差はないから、トップデッキは行かなくても良い、という感想をどこかのブログで読んだ気がするが、さすがに100m登ってくると景色の違いは歴然としている。

トップデッキからはかなり遠方まで見渡せるのだ、何よりアリンコの様にセコセコと動き回る人や車を高みから睥睨するのは気分が良いニヤニヤ

 

さて、私が今回のダイヤモンドツアーを15時開始に設定したのにはある理由があった。

トップデッキでサンセット、つまりは日没晴れを見たかったのだ。

この日の日没は16:50頃。

少し早めに到着すれば、明るいうちの景色から夜景夜の街まで拝めるであろう、という目論見があった。

 

ツアーの開始が15:00で、トップデッキ到着が15:30。

日没まで1時間半近くあるが、展望台をゆっくり回って待つとしよう。

各方角ごとに景色の説明が聞けるQRコードが設置してあって、それを読み込み聞いているとまぁまぁ時間がつぶせるのだ。

各所の窓にはこんなサービスも描かれている。

 

やたらピカピカした鏡張りのデッキの通路。

 

トップデッキはパンピーの方々も登ってくるので、同じように日没を狙ってきた観光客で狭いデッキが混雑してきた。

日没の方向を陣取り、立ち尽くして待って見えた景色がコチラ。

 

ちょっと雲が多かったが、東京の町並みがオレンジ色に染まる様はなかなか見応えがあるグッド!

日没後のマジック・アワーも格別ラブ


夜は廊下のライトも色が変わる。

 

さて、さすがに夜景を見るのも飽きてきたし、メインデッキ経由で地上に戻るか・・・と、下りエレベーターはソコソコの列になっている。

でも私は何と言ってもダイヤモンドキラキラだしね、優先してもらえるかもおねがい!と鼻高々にエレベーター担当のお姉さんに声を掛けると。

「列の最後尾に並んでください」

 

・・・私のダイヤモンドの威力は、トップデッキ到着とともに消滅したのである。

でもさぁ、「東京タワーのおもてなしの粋を結集させた」と豪語するダイヤモンドツアーだよ、せめて最後までVIP扱いしてくれてもいいんじゃないのえー

 

この後、メインデッキの下りエレベーターでも長蛇の列に巻き込まれたことは言うまでもない。

なお、タワーを去る前には紅葉館で撮影した記念写真をメープルラウンジで受け取ることを忘れてはいけない。

 

 

以上がダイヤモンドツアーの全貌である。

肝心の「通常のトップデッキツアーの倍額を出すだけの価値があるか?」という点については、人それぞれというところか凝視

個人的には「迷ってるなら一度くらいは経験してみても良いかもよ」といったおススメ度合いである・・・まぁダイヤモンドツアーじゃなくても、折角東京タワーまで行ったのならトップデッキは是非登って欲しい。

強いて言うなら、もう少しゆっくり&量多めでお酒が飲めたら良かったなぁ・・・赤ワイン

 

 

【オマケ】

メインデッキにある「足元が透けて見える床」。

カップルの女子が「きゃ~私、無理かもしれないドキドキ」とかホザいているのを尻目にガンガン上に乗りまくる人生経験豊かな50代女子。

 

ライトアップされた夜の東京タワーも良い。

 

今回のツアーのおさらい(タイムライン)

14:30 メープルラウンジで受付 → ティータイム(ドリンク&お菓子付き)

15:00 ツアー開始

15:30 メインデッキ・紅葉館経由でトップデッキ到着(解散)

16:50 トップデッキでサンセット

17:40 メープルラウンジ帰着

 

 

ツアーのポイント

〇 ツアー前でもメインデッキに登ることは可能だが、基本はメープルラウンジで受付をした後(11時以降)となる。

〇 ツアーが開始するとトップデッキまではノンストップ。トップデッキ到着後からが自由時間。

〇 トップデッキまでの行きはVIP扱いだが帰りはパンピーに格下げとなるので、混雑する時間帯は下りエレベーターの待ち時間を考慮すること。

〇 専用アテンダントは複数名いるようなので、髭男爵コンビが担当するとは限らない。

久方ぶり&2025年初のブログである。

地元の世界遺産三保の松原からみた元旦の富士山鏡餅

 

今回のネタは初詣でも富士山でもなく、あの日本が誇る東京の観光名所・東京タワーにおけるキラキラキラキラキラキラTOKYO DIAMOND TOURキラキラキラキラ(面倒なので以下カタカナ)の参加レビューである。

「そもそもダイヤモンドツアーってナニ?」

という素人の皆様にご説明すると。

 

東京タワーには以前(蝋人形館とかあった頃ね)高さ150mの「大展望台」と250mの「特別展望台」があったのだが、この度改修を行い「メインデッキ」「トップデッキ」と名前を変え、2024年10月に新しい幕開けを迎えた。

※個人的には何でもカンでも英語にするってのはどうかと。「ええっと、高い方はメインだっけ?トップだっけ?」って分かり辛いんだよ「特別展望台」の方が明らかに上位だってわかるじゃん。

 

それに伴い今までは自由に観光できた特別展望台、つまりはトップデッキをツアー制にし、原則予約しないと入れないようにしちゃったのである。

更にこのトップデッキへのツアーを2種類に分別。

フツーにスタッフさんが案内してくれる一般市民参加がトップデッキツアー、そして。

専任アテンダントによるプレミアムラグジュアリーキラキラTOKYO DIAMONDダイヤモンド TOURキラキラである。

なお、余り言うとイヤらしくなるのでお金の話はしたくはないのだが、ダイヤモンドツアーはトップデッキツアーのおよそ2倍¥のお値段設定だ。

 

そもそもこのダイヤモンドツアーはインバウンドを見据えた「お金を掛けてでもちょっと良い観光をしたい」という他国籍の方々向けの企画らしい。

・・・・・・いやいや、東京タワーっていったら当時のモノつくり大国日本を象徴する建造物でしょ!

んな外国人だけ「お・も・て・な・し」とかしちゃってどーすんのよ、コロナ禍の国内観光を支えたのは自国民である日本人でしょうがむかっ物申す!!

 

という反発心というか

「お正月ぐらいちょっと豪華にしても良いよね~~東京タワーなんて小学校の修学旅行以来、もうウン十年登ってないしウインク

という軽いノリで、日本人50代独身女性お独り様代表の私が今回参加を決心した次第である。

実は参加するにあたりこのダイヤモンドツアーの詳細を知りたかったのだが、意外とブログとかにアップしている人がいなくて情報があまり得られなかったので、このレビューがどなたかのお役に立てたら幸いだ。

 

但しコレはあくまでもアメブロであり私の日記でもあるので、本編のレビューに至るまでダラダラと前置きや導入部分が続くことはご容赦いただこう。

ツアー本番部分だけ知りたい方は次の【本編】をお読みください。

 

 

さて、今回の旅行は2025年1月2日~3日の1泊2日。

2日間とも東京タワー周辺をブラブラする予定である。

東京タワーの開店に合わせて、9時過ぎには現地に到着。

タワーの1階コインロッカーに荷物を預けたら捜索開始だ。

※プチ情報だがタワーのコインロッカー(小)は通常400円だが、一番奥には数個ほど100円ロッカーがあるのでロッカー代をケチりたい方は探してみてください。

 

身軽になったら早速大展望台、じゃなかったメインデッキへ登ってみよう走る人

私は15時の回のダイヤモンドツアーを予約しているのだが、ツアー特典として当日中は何度でもメインデッキに登れてしまうのである!

・・・と意気込んでみたものの、そんなに何度も登ったってたいして面白いワケもないので、ちょっと変わったアクセスで攻めてみよう。

 

地上150mのメインデッキへは通常はエレベーターで登るのだが、タワーの足元にあるフットタウンの屋上(R階)に出ると外階段でも登ることができるのだ。

私は煙と一緒で高いところに目が無いのである。

 

階段入場口の女性スタッフさんに

「あのぉ~本日キラキラダイヤモンドキラキラツアーに参加する予定なんですけど、ココから登れます?」

と、心持ち「ダイヤモンド」を強調して声を掛けると、お姉さんは少し困った様子になってしまった。

そりゃそうだろ、ツアーが始まれば待ち時間なしのノンストップでエレベーターを利用できるのだ、朝の9時からワザワザ外階段で登ろうなんて物好きは滅多におるまい。

 

だがそこはプロ、お姉さんはサッと笑顔に切り替わり、快く私を迎え入れてくれた。

本来であればツアーの受付を済ませてからのようなのだが、受付を行うラウンジが11時開店(現在9:15)なので融通をきかせてくれたらしい。

流石はキラキラダイヤモンドキラキラの名を冠するラグジュアリーツアー、多少のワガママなら何とかなるようである(あまり信じないように)。

 

メインデッキまでは600段、成人の足でおよそ12、13分程度。

さて、頑張りますかにやり~と登り始めた私の後ろに、どうやら若い男性(推定30代)が付いたようだ。

なんだか軽く煽られているような気がする・・・「オバサンおせーよ!」とでも思っているのだろうか。

だがこちとら日本アルプスを日帰り登山する50代だ、例え6cmのハイヒールスニーカーを履いてても12,13分程度なんざ一気に登っちゃうよニヤ!?

 

案の定、200段を過ぎた辺りから兄ちゃんの息切れが激しくなってきた。

オイオイしっかりしろよ、まだ1/3じゃないの凝視

 

最初の勢いは何処へやら、私と彼との差は開くばかりで500段を過ぎた頃には既に息切れも聞こえなくなり。

結果、私は前に居たカップルにも追いついて600段をノンストップで登頂したのである。

人を見かけと年齢で判断してはいけない、という教訓が身に染みたであろう。

ゴール付近にはこの表示が。登頂記念のカードも貰える。

 

この日は気持ちが良いくらいの快晴晴れ、メインデッキからも微かに富士山富士山を臨むことが出来た。

メインデッキには売店や神社、食事処なんかもあるのだが、今回は外階段で登ることが目的だったので観光はソコソコにして帰りも外階段で帰還する。

 

この後は増上寺や愛宕神社にお参りをし、芝公園などで時間をつぶしてから再びタワーに戻って来たのは13時過ぎ。

 

いよいよ、ダイヤモンドツアーの開始である!

⇒【本編】に続く。

 

増上寺から見える東京タワー。

 

愛宕神社の有名な「出世の石段」。

私は「楽して出世する」が信条なので一気に登る。

 

メチャクチャ混んでた愛宕神社。


 

余談

東京タワーのフットタウン3階には、私の大好きなマザー牧場牛のカフェがある。

もちろん、(私の大好物の)ソフトクリームも堪能できるので、休憩時間に是非てへぺろ!!

 

今巷で話題(あくまでも主観)牛しっぽアニタッチ牛あたまに行ってきた。

ローカルすぎて、静岡県民でも極々一部のマニアにしか分からないであろう激熱スポットである。

 

まぁいわゆる最近はやりの「都市型動物園(ないしは水族館)」ってヤツが、静岡市のド真ん中にある大型商業誌施設・MARK IS 静岡の中にお目見えしたのである。

 

コンセプトは読んで字のごとく「可愛い動物たち(アニマル)とふれあい(タッチ)しちゃおうピンクハート!」

経営母体は全国的にも有名な「伊豆シャボテン動物公園」だというのだから、日々多忙な業務に追われ世知辛い世の中を渡り歩いている動物大好きっ子の私としては

「アニマルにタッチできるからアニタッチ!安易なネーミングでいーじゃないのグッド!ウインク!!」

と嫌がおうにも期待が高まる、というものである。

 

おとずれたのは、たまたま仕事が休みとなった平日の午後。

受付で入場料の1,200円を支払い、意気揚々と乗り込もうとすると。

 

(受付のお姉さん)「動物たちのエサやりが1回200円でできます。回数券だと1,000円で6回出来るので、お得ですよ笑

 

出たよ出たよ、「伊豆シャボテン動物公園」方式が!

あそこは決して安くはない入場料以外にもこういうやり口で、都会の喧騒に疲れ動物に癒しを求めて集まる純真な県民を誘惑してくるのである。

相変わらずやる事がエゲつないなぁ煽り

 

という訳で、結局1,000円でエサやり回数券を購入し、はやるムネを抑えながら入場する。・・・おおぅぅっっ、案の定貸切状態チョキ

 

まともな社会人なら社畜として束縛されている時間帯、会場の中にいたのは数人で、半数は小さなお子さんと一緒の幸せを絵に書いたような家族連れだが、残りの半数は人間の友達は少なめ、動物好きのお一人様とお見受けする。

もちろん、私のその後者に仲間入りだ爆  笑

 

受付で貰ったパンフレットを確認すると、ここには30種類以上、200匹の小動物たちが常駐しているとのこと。

まずは入口で眠たそうな顔をしているフクロウたちにご挨拶。

 

そのすぐ向こうが騒がしいんだが・・・原因はコイツらか。

そう、ヒヨコヒヨコの集団である。

ちなみに200円のエサやりでヒヨコすくい体験もできる。

 
常時200匹以上、となってるが、うち150匹はコイツらじゃないの?と思わせる集団ぶりである。

 

・・・しかもよく見るとうっすらトサカっぽいものが・・・オイオイこいつら、もう既にヒヨコじゃないんじゃない驚き??

 

なんだかヒヨコ特有のポワポワ感もなく、羽も生えて来ちゃってるんでケージを飛び越えて床を歩き回っているヤツらが足元をフラフラしている。

 

正しい「ヒヨコ」。

いつでも脱走できるんだぜヒヨコ!の気合十分なアニタッチのヒヨコ。

 

近くにいたスタッフさん曰く

「いわゆるヒヨコの時代は3週間ぐらいですね~この子たちはもうすぐ養鶏場に戻りますよ」

 

経営に伴う大人な事情を知ってしまい少し気分が重くなったが、気を取り直して奥に進もう。

この「ギリ」ヒヨコゾーンの向こうはネズミゾーンである。

撫でようとすると一目散に逃げていく愛想のないテンジクネズミハムスター、つまりはモルモットとの触れ合いは諦めよう。

 

テッパンの可愛さ、フェネックエサをもらうためにスタンバる。

 

さらに奥にはこの施設の目玉でもあるビントロングがいるのだ。

動物素人の皆さんにレクチャーすると、ビントロングとはまぁ少し清潔感のあるナマケモノ、とでも思っていただければよろしい(あくまでも主観なので本気にしないように)。

 

なんでもこのビントロング、ポップコーンの匂いがするらしい・・・のだが、私が行った時には昼寝モードに入っていて、その匂いを感じることはできなかった。

下から見上げたビントロング。ヤル気ナッシング。

 

ところで、動物ってこれだけか?

ヒヨコとモルモットで既に200匹中180匹はクリアしてそうだけど、それで1,200円はちと暴利をむさぼり過ぎじゃないの!?・・・と思っていたら、メイン会場は最奥にあった。

 

こちらの部屋はなんと、全ての動物が放し飼いになっている無法地帯なのだ!

私の大好きなWOWキツネザル猿もいるじゃないのラブ

この人たちに会うために、私は本家のシャボテン動物公園で入場料2,700円(平日料金)に加えてボート乗船代1,500円を支払ったというのに、ここでは1,200円で触れあい放題である。

 

油断していると肩に

ドンッッッびっくりマーク

と助走もなしに飛び乗ってくるのもワオキツネザルファンとしては嬉しい限りだ。

実は超フワフワで、無臭な彼ら。

先日生まれたという赤ちゃんザルもお披露目中

 

部屋の一番奥には、マニアに人気のカピバラが猫足のバスタブで優雅に入浴中温泉

コイツも触りたい放題である。

 

さらに足元をチョコマカと走り回っているのが

ミーアキャット

確か、砂漠に生息していて警戒心が強く

こんな感じで常に警戒を怠らないイメージがあるのだが。

 

このミーアキャットは抜群に人懐かった。

一人だけケージから出ていて、スカートの中に潜り込んだかと思うと膝の上に乗ってきて昼寝を始めたではないかびっくり!!

 

か、かわいい・・・ラブニコニコキューン飛び出すハート

おろしたてのスカートの上にウンチうんちまみれの足で乗ってきたのも許せちゃうほどの可愛さMAXっぷりである。

カピバラやウサギにエサをやろうとすると横から強奪、スタッフさんに叱られまくっている傍若無人さも魅力的だ。

 

客よりも飼育スタッフさんの数の方が多い状態なので、スタッフさんが

「この子は〇〇すると喜びますよ」

とか

「この子はまだ人馴れ訓練中です」

など、こまめにプチ情報を教えてくれるのも楽しい。

 

時間帯によっては、店内で様々なイベントをやっている。

エサやり回数券を使用して、写真撮影も可能なのだ。

生まれてから半世紀以上たっているが、初めてルリコンゴウインコとツーショット。

 

滞在時間は2時間程度。

これで1,200円が高いか?安いか?は意見が別れるかと思うが、個人的には大変満足して帰宅した。

 

とにかく、客がいない平日が狙い目である。

「年パス買って、月1で通っちゃおうかなぁ~~照れ

と思うあたり、伊豆シャボテン動物公園の策略にまんまとハマっているのが腹立たしい。

 

 

 

 

先日、高校時代からの腐れ縁である相方Cと飲んでいた時の話生ビール

突然「大河ドラマ(光る君へ)を観ているか?」と聞いてきた。

 

どうやら同ドラマにハマっているらしく、ロケ地である岩手県の『歴史公園えさし藤原の郷』に連れていけ!と言いたいらしい。

私が『家康』観てた時には全然ノッて来なかったクセにむかっ物申す

(余談だが、我々は大和和紀の『あさきゆめみし』で源氏物語を学んだ世代である。分かる人には分かるだろ~な~~(笑))

 

まぁ旅行は嫌いじゃないし、何よりCが勧めてくるドラマは(大変癪だが)基本的に面白い。

試しに母・シズコにも感想を聞いてみるとするか。

 

なにせ365日24時間毎日エブリデイ(サンデイ)の生活を送っているのでドラマにも異様に詳しく、Cも新ドラマが始まると

「アンタの母さんのおススメ、何?」

と探りを入れてくるくらいなのだ。

そのシズコ曰く

「面白いよ真顔

 

・・・外堀を埋められてしまった以上仕方がない。

1年間『家康』を完走して疲れ切っている身にムチ打って、今更ながら視聴を開始するとするか。

静岡市の大河ドラマ館でJとツーショット(相方撮影)。

 

という訳で、先日初めて『光る君へ』第7話(再放送)を観てみたんだが・・・まぁ当然というか、人間関係が全く分からない汗

ナンせ、み~~んな同じような格好をしているのだ。

アカン、先ずは人物相関図を確認するか。

 

とNHKの公式サイトを覗いてみると。

・・・・・・・・・こりゃ前途多難だ絶望

 

今まで見た中でも最高に複雑な相関図である。

こんな難解な人間関係になってるのは、「光る君へ」か「すみだ水族館」のペンギンぐらいだろうペンギン

 

何より出演者の7割5分ぐらいが「藤原」さんなのである。

ええっと、藤原Aさんと源Bさんは夫婦で、その子供のCさんはっていうと・・・(矢印をたどっている)え?Aさんより明らかに年上じゃん!

待てよ、コイツはAの叔父さんかよ、じゃぁ子供のCはどこにいんだよ!!あせるってな感じで、しょっちゅうフェイントを掛けられる最難関のアミダくじのようである。

 

こうなったら出演者で判別するしかあるまい。

ええっと、吉高ちゃんは主人公の「まひろ」=未来の「紫式部」で、パパは岸谷五朗氏か。

相手役は柄本佑くんで「藤原道長」、パパは段田安則さんでもって右大臣かぁ。

んで兄ちゃんが井浦新さん・・・え?もう一人兄ちゃん居んの?更に異母兄!?

おいおい、入内した姉ちゃんも居んのかよむかっ!ってか、オマエあんまり見たことないけど一体何者だよむかっ!!(あまりドラマ観ないのでスイマセン汗

 

更に同じ人物を「ゆきなり」と呼んでみたり「〇〇の中将」と呼んでみたり「一郎(幼少期の名前)」で呼んでみたりでキィィィィィーーーーーー!!!!!むかっむかっムキームキーッムキー

 

とまぁプチパニックになって1話観ただけでヘトヘトになってしまった泣

そもそも人生下り坂のアラフィフ、記憶力は抜群に低下してるんだから視覚的に分かりやすくしてくれって感じである。

 

例えば常時吹き出しで名前や官職を提示(※画像やコメントはテキトーです)。

画面に居ないヤツの話をしている時もポップアップで出しちゃう。

ついでに相関図も表示して、今喋っている人を赤丸とかで囲っちゃおう。

 

・・・・・・もうほぼほぼ画面が見えなくなってしまったが、これくらいじゃないと理解力が追い付かん真顔

 

という訳で、半強制的に鋭意勉強中の『光る君へ』。

果たして私とCは無事にロケ地「藤原の郷」を訪問できるのか!?

それとも私のギブアップの方が速いのか!?

斯う、御期待!!!!

人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、急ぐべからず・・・

 

静岡市民なら一度は耳にしたことのあるこのフレーズは、東照公、すなわち徳川家康公の御遺訓である。

 

という訳で、今年の初詣は昨年と同様久能山東照宮に行って来た。

昨年、大河ドラマで(静岡市と浜松市だけがやたらと)盛り上がった、徳川家康公をお祀りしている静岡県が誇るお宮である。

 

「楽して出世してバンバンお金¥を稼ぎたい・・・真顔

と願う私が、出世大名筆頭の家康公にあやかろうとここ数年お参りしている神社だ。

冒頭の御遺訓が全く生かされていないのは一目瞭然である。

 

これまた昨年同様で能が無く恐縮だが、まずは日本平運動公園で初日の出晴れを拝んでから東照宮に出発だ。

明けましておめでとうございます!!!

そして恒例の富士山富士山ドン!!

今日は空気が澄んで雲も少ないので、とってもキレイに見えていた。

手前に見えているのは清水エスパルスのホームのIAIスタジアム。

・・・J2残留だけどさぁ・・・えー

 

余談だけど。

静岡市清水区にはプロ野球2軍の「ハヤテ223(ふじさん)」の本拠地・清水庵原球場があるのだが。

この球場の命名権を公募したところ、同区内に本社があるあのいなば食品」が権利を獲得した。

結果、球場の愛称は

「ちゅ~るスタジアム清水」

 

いはば食品の超ヒット商品。

どんなネコ三毛猫でもイ・チ・コ・ロドキドキという、伝説のおやつ「CIAOちゅ~る」に由来しているのは言うまでもない。

「ちゅーる」ではない、「ちゅ~る」なのである・・・勝負ごとに付きものの緊張感はZERO~~。

なんか平和でいいよね、静岡って真顔

 

閑話休題。

実はこの日本平運動公園から東照宮の鳥居までは、およそ5km近くある。

更に本宮までは鳥居から20分余り階段を登る走る人ハメになる。

 

参拝経路まで入れれば全行程15km程を歩くことになるのだが、久能山のふもと周辺に無料の駐車場は無く、有料駐車場はお正月価格でボッタくられるのがシャクで仕方が無い。

(日本平には無料駐車場があるが、ロープウェイの利用が前提。)

 

ここは根性で歩くことを決定。

まさに「人生は遠き道をゆくが如し」、金を払いたくなければひたすら足で稼ぐしかないのである。

そうして歩き始めて1時間10分余り。

 

漸く鳥居に到着クラッカー

とホッとしたのもつかの間、その先には延々と続く階段が・・・汗

 

まぁ距離は長いが然程の急登ではないので、私の様に好き好んで山登りをするようなドMの変わり者なら、途中休憩なく一気に登ることも可能だけどチョキ

登った先にはそれなりに苦労した甲斐がある、と思わせてくれる風景が。

駿河湾を臨むこの絶景キラキラ!!!

エッチラオッチラ階段を登って来た人だけが見られるご褒美だ。

 

エッチラオッチラ階段を登る後続者を上から睥睨する。

 

この先に進んでお参りするため、ここで参拝料500円を支払う。

こうしてたどり着くのが、国宝の御社殿だ。

 

達もお参りしてるんだよね~~ニコニコ

「どうする家康」、個人的には面白かったんだけどなぁ・・・どうして視聴率低かったんだろ??(←全話視聴コンプした奴)

 

御社殿の脇を抜けて、更に上に登っていくと見えてくるのが

神廟。家康公の墓所である。

 

その神廟の横にあるのが金の成る木

家康公は3股に分かれたこの木をみて

『よろず程のよ木(万事程のよき)』『志ひふか木(慈悲深き)』『志やうぢ木(正直)』(でありなさい。)

と説いたという。

 

「『金の成る木』っつーぐらいなんだから、お参りすると大金が手に入るに違いない物申す!!」

とそれはもう熱心に金の無心をしまくった自分が恥ずかしい限りである。

 

神廟の高台から御社殿(裏)と駿河湾を臨む。

 

というワケで、煩悩を払うために今年は破魔矢を買ってみた。

2,000円で満願成就無病息災家内安全家業繁盛落書無用と、ありとあらゆるお願いをかなえてもらおうという魂胆である。

破魔矢にぶら下がっている今年の干支・龍龍の張りボテ(?)が可愛いかったのも購入理由だ。

 

「可愛い」と言えば、久能山東照宮の干支の置物(ミニ)もとても可愛いドキドキ(上記写真手前の、三方に乗っている龍)。

去年のウサギうさぎも可愛かったのだが。

龍の方が明らかにうさぎより小さくて、サイズ感が間違いまくってるだろうむかっ!と思わんでもないが、可愛いからまぁ良しとしよう。

 

今日は天気が良いので、少し遠回りして富士山富士山の写真でも集めてみるか・・・と寄り道したのが、これまた昨年も初詣帰りに寄った静岡市が誇る景勝地・日本平

ここにある日本平夢テラスから見る富士山は、控えめに言って絶景である。

 

はい、富士山ドーーーン物申す!!!

こんな絶景が無料の駐車場に車を停められて入場無料で見られるんだから、静岡市も太っ腹だ。

 

地の利を生かしてとにかく富士山まみれでお届けしてみた。

これをご覧の皆様(と私)に、今年も幸有りますようにチュー!!

 

最終目的地・上田

さて、今回の旅の最終目的地は長野県の上田市である。

野沢温泉を後にしてから小布施なんかにも寄ったのだが、ひたすらソフトクリームソフトクリームを食べていたので割愛する。

 

上田は以前、大河ドラマで「真田丸」をやっていた頃に一度行ってみたいなぁ、と思っていたので今回は念願叶い満を持しての訪問となった。

 

ここの観光名所ナンバーワンはもちろん

はい、お馴染み上田城跡です。

特にここ(櫓門)からの景色は結構有名ですね。

 

の前に、柳町に立ち寄ってみた。

ここは北国海道が通っていた場所で、その時の風情が今だなお感じられる場所なのだ。

白壁の町並みに、オシャレキラキラなカフェや酒蔵が並んでいる。

・・・早朝なのでどっこも開いていないけど、そして例によって全然人がいないけど。

道端にある灯篭?の上で動物たちが相撲を取っている

・・・ナゾだ。

柳の木があるから柳町なのか。

今度は是非お店が開いている時間帯に来て、主食のソフトクリームソフトクリームでも食べるとしよう。

 

 

さて、歩いて10分ほどの上田城跡公園に戻ろう。

城跡公園に入るだけなら無料なのだが、どうせなら300円払って櫓門とかに登るのが良い。

 

 

公園内には真田神社もある。

その名の通り、上田城を作った真田昌幸や有名な真田信繁(幸村)などの真田一族が祀られている、比較的新しい神社なのだが。

御朱印の受付がメチャクチャ混んでいて、1時間以上待たされるハメになってしまった汗

 

予定が狂ってしまったが、上田ではもう一か所寄ってみたいところがあるので先を急ごう。

駅前に戻ったら線路沿いに笠原工業という会社を目指す。

 

実はココ、会社の敷地内に常田館製糸場という国指定の重要文化財があるのだ。

しかもそれをタダで見学させてくれるという太っ腹さゲラゲラ!!

 

休日なのに開館しているところもスゴイ。

会社の入り口で受付をして、簡単に案内してもらったら早速中へ。

 

ここはその名の通り、明治に創業された製糸工場。

日本の近代産業を支えた重要な文化遺産なのだ(ちなみに所有主の笠原工業はいまだ現役の会社)。

 

公開されている大正時代末の鉄筋コンクリート5階建倉庫から中へ入り、階段を登っていく。

 

うっひょーー雰囲気満点ラブデレデレドキドキ

繭倉庫なので装飾などはないが、明治大正にこれだけの鉄筋コンクリート製の建物が作られたのはスゴイ。

 

渡り廊下で隣の棟へ。

こちらも当時は繭の保管場所だったらしい。

壁に書かれた当時の文字。

雰囲気だけは横溝正史の「金田一耕助シリーズ」に出て来そうで、眺めているだけでワクワクラブラブしてくる(別に殺○事件は期待していないが)。

階段で登っていく。左は当時のエレベーター。

倉庫の最上階。ほとんど照明が無い薄暗さが良い。

 

これを無料で開放するのは勿体ない!

全然お金札束を取っても良いレベルである、今後も保管と維持を続けて頂きたい。

そして皆さんにも(有料化する前に)是非見学して頂きたい、上田氏の隠れたおススメスポットでした。

 

【番外編】

帰り道、私の行きつけである大好きな萌木の村(山梨県・清里)に立ち寄ってみた。

村内はハロウィンおばけムード一色、という訳でスマホの機能を駆使してフォトジェニックな写真に挑戦してみたのでご覧ください(ホント、今更ながらのハロウィンだけどあせる)。

 

 

 

野沢温泉で癒されまくる

北八ヶ岳の北横岳で氷漬けになりかけた日、命からがら(ウソ)下山した私は、車で2時間かけてその日の宿、野沢温泉にある「桐谷旅館」を目指した。

 

登山後の楽しみは、なんといっても温泉温泉とキンキンに冷えたビールビールである。

それにネコネコが加われば、我が人生悔いなし!!ってなもんなのだ。

 

その3大娯楽が経験できるのが野沢温泉の「桐谷旅館」。

知る人ぞ知る、ネコ宿である。

館内を自由にネコが行き交い、場合によっては部屋まで遊びに来てくれるという・・・まさに極寒地獄からのゴートゥーヘブン!!

この宿に泊まりたくて野沢温泉を選択したといっても過言ではない。

野沢温泉に到着!外湯の象徴にもなっている「大湯」。

 

野沢温泉名物の外湯13箇所もコンプしたい!ということで、少し早めの16時に宿にチェックインする。

玄関にはいきなりネコ脱走防止用の柵が設置されていて、ネコマニア心をワクワクラブラブさせてくれる。

 

女将さんに説明を受けて部屋に入ると

いきなり部屋までネコちゃんがご案内してくれるではないかゲラゲララブキューン

しかも我が物顔に布団でくつろぎ、洗面台に飛び乗り・・・と、やりたい放題!

 

館内も、どこもかしこもネコだらけ!

 

もうどーでもいーやーー外湯なんて~~魂が抜ける

私はここでネコ達と一生のんびり温泉に浸かるんだ~~昇天

と一瞬誘惑にかられそうになったが、一応温泉も目的の一つなので泣く泣く宿を後にして外湯巡りに出掛ける。

 

私がまず最初にしたのは、近所のお店で集印帳を購入することであった。

実は野沢温泉村では各所に集印台が設置されており、そこにある鉄製の「拓版」に集印帳の紙をあて、台に据え付けられている「すりこ木」でこするとカーボン紙の要領で「拓印」出来るのである。

全部で27ヵ所。

集めた個所数によって景品がもらえる、という大人のコレクター心をくすぐる取り組みを行っているのだ。

 

この拓印、すりこ木が雨で濡れていたりすると上手く滑らず紙がクシャクシャになったりして結構苦労したのだが、私は1泊2日でこの27ヵ所をコンプリートし、岡本太郎先生のデザインした「湯」の文字入りのタオルをゲットしたグッド!

 

「そんなに苦労するくらいならタオル買っちゃった方が安いんじゃないの?」

などと思わんでもなかったが、こういうイベントでは完全を目指さなければ気が済まないメンドウくさいA型気質が顕現すると、自分でも止められないのが厄介なのだ(A型あるある)。

 

村の随所にある外湯は、村民の方が日々管理してくれているお陰で小さいながらも清潔。

しかも観光客の入湯料は寸志、という太っ腹なシステムが好ましい。

 

お風呂と脱衣所が一体型となった浴場なので、体を洗う場所は狭い(そしてボディーソープもシャンプー類もない)。

野沢温泉の外湯は、お風呂に浸かることがメインなのである。

 

体や頭は宿で洗うとして、さっきまで北横岳で凍死寸前だったのだ、名湯で体の芯から温まりましょう、と掛湯をすると。

 

熱っつ!!

メチャクチャ熱いじゃないのムキーむかっドクロ!!!

 

聞けば野沢温泉は源泉掛け流しがほとんど。

その源泉も80度とか90度とか、バカみたいな熱さなのにそれをそのままかけ流し!!

 

慣れた地元の方は、湯船に設置されている水道からジャージャー水を流してぬるくしてから入るんだそうな。

・・・源泉掛け流しの意味ないじゃん真顔

 

草津温泉みたいに湯もみするとか、創意工夫するつもりはないのか!

ジャンボリーすぎるだろ、野沢!!

 

と心の中で毒づきつつ、熱湯風呂に耐えながら入る。

もちろん3分も持ちゃしない・・・ウルトラマンでももう少し我慢できるというのに。

結局ゆっくりできたのは宿の大浴場なんだけど、超駆け足の外湯巡りも人生では貴重な体験なのである。

 

夜の野沢温泉。風情がダダ漏れ。

麻釜近くの足湯。

 

 

翌朝晴れ

朝食前に村内を散策&外湯巡りを再開。

宿から程近い野沢温泉のシンボル、麻釜。

朝から地元の方が野菜を茹でたりしていた。

ちなみに観光客は使用禁止である。

 

温泉卵か・・・実は私は温泉卵づくりにチャレンジしてみたくて、自宅からコッソリ卵4個を持参してきていたのだ。

外湯の近くに温泉卵を作る場所があり、近所の商店で卵えば利用できる、と事前にネットで調べていたのだが、現地で買うと絶対に高いので持参しちゃおうウインク、とケチ臭いことをもくろんでいたのだが。

 

「温泉卵作成場」は言うなればでっかくて深い鍋に熱々の源泉が滾々と湧き出ている状態。

直接投下したら素手では二度と取り出すことは出来ない、ということに現地で気が付いたゲッソリ

 

地元の人たちは、網やザルなどに卵を入れて吊るして茹でるのだ。

こうして私の目論見は失敗に終わり、大事に持参した卵を再び気を使いながら持って帰るという無駄な努力をするハメになったのである(そして泣く泣く自宅で茹で卵にして食べた)。

 

早朝の外湯。早いところは6時位から入れる。

朝から熱湯でヤル気バリバリ。

 

宿に戻ってくると、窓からニャンず三毛猫黒猫オッドアイ猫がのぞいていた。

温泉帰りにニャン・・・ここは私の好きな物だけであふれている、まさにパラダイスキラキラである。

 

メスのきなこ。超美人!

でもクールであまり近寄ってこないあせる

まだ子ネコのあんず(かな?)はやんちゃ盛り。

あずきは遊び好きで私の相手を良くしてくれた。

 

朝食後、日当たりのよい部屋でコーヒーコーヒーを飲みながらネコと過ごす時間は最高だったグッド!

名残惜しいが、野沢温泉を後にして次の目的地、上田に向かいます。(To be こんてぃにゅー)

ここに記載されているのは、まだ日本中が残暑に辟易していた頃の出来事である。

まぁ有り体に言えばブログの更新をサボりまくっていたのだが、是非半袖を着ている気分でお読みいただきたい。

その方が私が体験したひっ迫感がお分かりになるだろう。

 

遡ること10月6日

ここにきて残暑もひと段落、最近漸く過ごしやすくなってきた。

今年のマイ登山シーズンももうそろそろ終了か・・・という訳で、今期ラスト※となる登山へ行ってきた。

※  ヘナチョコ登山者の私は、少しでも命の危険がある冬山(雪山)登山には絶対に手を出さないようにしている。

 

問題はどこに行くか、だ。

その日の宿は既に長野県の有名温泉地・野沢温泉で抑えてあるため、そこから余り遠い場所はキツい。

且つ、当日登山向きの天気良好のところは・・・という選択肢の元、1週間前から天気予報とにらめっこし3か所ほどに絞った候補地の中から白羽の矢を当てたのが北八ヶ岳の北横岳である。

 

前日の夜まで、迷いに迷った結果の選択である。

というのも、私が登山時にいつも参考にしている天気予報サイト「てんきとくらす」によれば、当日の北横岳の登山指数はA、B、Cの3段階のうち最悪な「C」判定。

こりゃダメかえーん・・・でも麓の茅野市の天気予報は快晴晴れで「てんきとくらす」がC判定をかます理由が良くわからない。

と、諦めきれずに検索した日本気象協会の「tenki.jp」の予報サイトでは登山指数「90 登山に向いてます」。

 

一体何を信じりゃいいのさっ物申すパンチ!むかっ!!となった時、人は自分に都合の良い方の情報を信じるものである。

ということで、ちょっとビビり気味の自分を叱咤激励しつつ朝の5時半、日の出前には麓の「北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅」に乗り込んだ。

 

ここから標高2,480mの北横岳山頂までは、その名のとおりロープウェイの活用が可能である。

が、ロープウェイの始発時間は8:40。

登山は早朝が基本、そんなに待ってられるかいムキーッ!!と気が短い私は、ロープウェイでの時短を断念しその区間は徒歩で登ることにしたのだ。

 

早朝のロープウェイ乗り場。

ニワトリ鳥すら目覚めていない日の出前、当然のことながら人影は殆どない。

 

そんなことは気にするな、ワカチコワカチコ!とすぐ脇の登山口から登山開始だ。

登り始めは曇っていた空も、ところどころ朝日が指して来た。

よ~~し、いい感じだぞグッド!

登山道もきちんと整備されていて、1本道で迷う心配もないし、登山道両脇の木々も白くてきれいだし・・・ん?白い??なんで??

よくよく目を凝らしてみると・・・これって凍ってんじゃないの雪の結晶ゲッソリ!?

 

「てんきとくらす」のC判定の理由は、天候よりも気温だったのだ!

まぁ寒く(場合によっては氷点下に)なることはあらかじめ想定していたので、自分なりに考えられるフル装備(今季初のババシャツにタートルネック、ジャンパーは2枚重ね)で来たから今のところは寒くないけど。

 

登山道を登り始めて1時間強でロープウェイの終着点・山頂駅に到着した。

なかなか良いペースである。

 

この辺りは「坪庭」と言われる景勝地、ロープウェイで登ってきた観光客の目を楽しませる地なのだが

当然ご覧のとおりの貸し切り状態だ汗

 

ロープウェイが稼働すれば登山者も増えてきて人気の山なら狭い頂上が芋洗い状態となるので、とっとと目的地の北横岳山頂を目指そう。

山頂駅から北横岳山頂2,480mの高低差は250m程度。

登山経験者ならお分かりかと思うが、さほど厳しい山行ではない。

 

途中にある「北横岳ヒュッテ」が見えてきた。

今日は休業中のようだが人の気配がしており、窓から覗いた室内はいかにも温かそうだ。

きっと今頃ベーコンエッグナイフとフォークなんて焼いちゃってんだろうなぁ・・・コッチの朝飯は冷えたおにぎり2つだけど。

ここで少し寄り道しよう。

ヒュッテのすぐ脇に七ツ池に下る道があるのだ。

池の周辺はちょうど紅葉もみじシーズン。

一部の木が凍っているのが若干気になるが、ここまでは思ったよりも好天気、このままなら山頂の展望も期待できそうだニコニコ

 

こうしてロープウェイ乗り場から誰もいない登山道を黙々と登ること2時間半あまり。

最後の急登を登り切ったらぱぁっと視界が開けて・・・

寒い!!

メチャクチャ吹雪いてるやんけ!!!

 

登山道の途中は結構晴れていたのに、頂上(南陵)に着いた途端にものすんごい風が吹きまくっている台風!!

「てんきとくらす」の判定Cはこれだったのだ。

ご覧の通り決して天気は悪くないし、途中までは快適に登山できていたことを思えば気象予報協会の予報も間違いでは無く、結局両社の言っていることはどちらも正しかったという訳である。

真実はいつも一つ物申す!とは限らないのだ。

 

などと名探偵を気取る気分になれないくらいの一面の銀世界。

中央に見えている小高い山が蓼科山

 

そんなおおげさな・・・久しぶりのブログでちょっと盛っちゃってんじゃないのえー

と思っている不埒な輩にご覧いただこう。

 

この何の変哲もない1枚の写真。

これを撮るために、突風に煽られかじかんだ指でスマホのシャッターを押した結果がコチラ。

メチャクチャ連写しまくってるじゃないの!(←しかも下山して気が付いた)

 

今私の脳内ではT.M.Revolutionの往年の名曲「WHITE BREATH」が流れまくっている。

まぁ寒いのは「時代」じゃなくて今!now!そして山頂だけど真顔

 

それでも冷静に辺りを見回してみると

樹氷だ・・・これってスキー場で「ゲレンデがとけるほど恋したい」とか聞きながら眺めるヤツじゃないの??

一生スキーはしないと誓った私には、死ぬまでお目に掛かれないものだと思っていた。

 

北横岳には南嶺と北嶺の2つの山頂がある。

コッチは南嶺。もしかしたら北嶺は少しはマシか?

んなワケねーーよなーーーえーんコッチもバリバリ氷点下だよなぁ。

 

展望も悪く、本来なら見えるらしい日本アルプスの山々も雲の向こうに隠れてしまっている。

ただ風が強い分雲の流れも速く、タイミングが良ければ雲の合間から絶景が拝めそうだ。

南嶺に戻り山頂から数メートル離れた木陰で風が止むのを待ってみた。

 

待っている間もどんどん体温が奪われていく・・・手袋はしているのだが薄く、指の感覚がなくなってきた。

ウール素材の靴下も効果無し、足の指がしもやけになりそうである。

 

ここで遭難したら、私もあの木々のように氷漬けになるんだろうなぁネガティブえーん・・・と遠い目をしながらゲットしたシャッターチャンスがこれだ!!

・・・なんだかコレだけ見ると「天気が良い日にノホホンと登山してきました」的な写真で、

自分で見ていても腹が立ってくるんですけどむかっむかっ

 

実際は突風に吹き飛ばされそうな恐怖の中、岩にへばりついてなんとか撮った命がけの写真なのだ。

私の人生最後の記録になったかもしれないものなので、有難がってご覧いただきたい。

 

 

こうして生命の危機を感じながらも、無事に坪庭まで降りてきた。

まだ少し時間があるので、この先の縞枯山まで足を延ばしてみるか。

途中にある山荘。軽食も取れるらしい。

 

さっきまでの北横岳の荒れっぷりとは全く異なり、雲は多いものの絶好の登山日和を醸し出している。

こちとら命を懸けて登山して来たというのに、全くノンキなものだ。

山荘の前のお地蔵さま。無事の下山に感謝!

 

縞枯山は北横岳ほど悪天候ではなかったものの、なかなかの急登だった。

この山の見どころは、山頂の少し先にある展望台。

大きな岩をよじ登って超えていくと

わっかんねーだろーなーーー・・・超絶断崖絶壁なんっすよ、ココ泣

しかも苦労して登った割には超曇天だし。

 

登山時間はさほどではなかったが色んな意味で疲れたので、帰りは素直にロープウェイを利用する。

山頂駅近くの坪庭では

ロープウェイで楽々登って来た観光客が平和に写真を撮りまくっていた。

 

ここから1時間先の山頂では西川貴教が「WHITE BREATH」を歌いまくっている、とは夢にも思っていないのであろう。

山頂駅テラスからの景色

 

死にそうなほど寒い思いをしたのだが、好物は外せない。

今だ体の芯まで冷え切っているにもかかわらず、名物の「こけももソフトクリーム」をいただいてから北八ヶ岳を後にした。

 

冷えた体を温めるため、これから野沢温泉村に向かうのだ!!!(To be こんてぃにゅー)

 

伊豆高原旅行・2日目

年甲斐もなくハシャギ回った翌日。

特に予定も無かったのだが、相方が「城ケ崎に行きたい」と言い出したので観光名所である伊東城ケ崎海岸に連れていくことにした。

海岸線はジオパークにもなっている伊東を代表する景勝地のここのウリは「断崖絶壁」。

門脇灯台から眺める相模湾。

灯台の下の断崖絶壁。ギリまで攻める。

「断崖絶壁」となると、アラフィフとしては「火サスごっこ」でしょう!!

2時間ドラマの女王・片平な○さと帝王・船越栄二○になりきるオバサンたち。

(いやいや、お前は山村○葉だろう、という意見もあるが。)

 

絶壁を覗き込もうとするが思いっきり腰が引けている。

 

「火サスごっこ」がいつのまにかダチョウ倶楽部になるのもお約束だ。

但し、本当に押したら確実にあの世行きなので、絶対に押さないように!!

「押すなよ、押すなよ!!」のフリをする相方。

何とかと煙は高いところが好き、の典型である。

 

城ケ崎で一番有名な門脇つり橋。

 

 

くだらない「火サスごっこ」で小腹が空いたので、近くにあるオシャレなカフェでブランチなんぞしてしまおう。

ソフトクリーム命、の私がネットで探した「ジャージーの森」にお邪魔する。

 

先ずはパンケーキ。

セットでも良いが、トッピングを自分で好きに選択できるのが楽しい。

そしてメイン(?)のソフトクリームソフトクリーム

ここのソフトは私が大大大っ好きな「いでぼく」の牛乳牛を使っているんだそうな。

左が普通のソフトクリーム。右がヤマモモのサンデー。

休日の昼間、高原リゾートでパンケーキやサンデーなんか撮ってると、オシャレ女子の仲間入りしたみたいでテンション上がるわ~~ニコニコ

 

 

自然も動物もグルメもある伊豆高原は、バブル時代の場末感を残しつつも、子どもから大人まで楽しめる場所満載の観光地である。

以上、アラフィフのオバサンによるやりたい放題旅行でしたパー!!

夏休み休暇を利用して、相方(高校時代の同級生)と県内有数の観光地・伊豆高原に行ってきた。

連日熱中症警報が発令される中、動物園を巡り夜はイルミネーションを見て夕食はコンドミニアムのミニキッチンで料理・・・というカップルでも今どきしないようなベッタベタな夏休み企画にアラフィフのオバサン2人が挑戦した記録である。

 

初日

予定していた伊豆アニマルキングダムが緊急メンテナンスで休園、ということを現地で知らされて呆然驚きとしたのだが、気を取り直して伊豆観光でも人気の伊豆シャボテン動物公園に行き先を変更した。

公園のシンボル、グリフィン像と大室山。

 

到着したのは午前11時。「高原」とは名ばかりで避暑には程遠い体感気温晴れの中散策を開始する。

とにかく暑くて意識がモウロウとする中、暑さでダレまくるカンガルーを激写しつつ

水浴び中のカピバラさんを愛でたら

やはりエサを狙って迫りくる巨大なガチョウに追いかけられる。

写真ではガチョウにエサをあげるオバサン、といたホノボノとした雰囲気が漂っているが、左右前後を囲まれ隙あらば手中のエサを奪い取ろうとするガチョウの気迫に圧倒される。

相方は大笑い笑い泣きしていたが、コッチはマジでヤられるんじゃないか滝汗・・・と思ったよあせる

 

そんな中、私のテンションが上がりアップまくったのが公園の目玉でもある「アニマルボートツアーズ」だ。

平日でも午前中には予約が取れなくなる人気アトラクションである。

 

まずはボートに乗り込んで、園の中央にある池に浮かぶ島を目指す。

少しお疲れ気味のオバサンたち。

 

島には様々な種類のサルが生息しており、コースによっては上陸してサルと触れ合うことも可能なのだ(金¥さえ積めば)。

上陸可能な島にはリスザル又はワオキツネザルの島があり、我々が選択したのはワオキツネザルの島。

リスザルとの触れ合いチャンスって結構ありそうだけど、ワオキツネザルって日常生活でも中々出会わないよね~~、という単純な理由で参加したのだ。

 

スタッフのお姉さんの指示に従って島に上陸すると、ワオキツネザルが早速相方の肩の上に乗ってきた!

動物は好きだが触れ合いには慣れていないビビり気味の相方。

動物なら何でも来い!!で満面の笑みの私。

 

可愛いお願い飛び出すハート!!!

奴らの目的が我々の持っているエサのみだと分かっていても、その人懐っこさが超可愛いドキドキ!!

 

サルなのに被毛がネコ毛で思ったよりも優しくフワフワしている。

動物臭さもほとんどない。

我が家のふてぶてしいネコ猫たちより可愛いかも!?

 

ちなみに「ワオキツネザル」の名前の由来は「WOWグッド!!キツネザル!!」という感嘆詞から来たものではなく、尻尾に白黒の輪っかの模様があるからである(当たり前か)。

 

そんなワオキツネザルに心底癒された後は、食料品とアルコールを買い込んでホテルにチェックイン。

バブル時は別荘だったのか企業の保養所だったのか知らんが、無駄に広いコンドミニアム。

折角ミニキッチンがついているので、今夜は外食せずにここで焼肉パーティーナイフとフォーク焼肉の予定だ。

 

 

その前に、グランパル公園のキラキラグランイルミキラキラを観に行こう!

静岡県が誇るイルミネーションのメッカ・グランイルミでは、広大な敷地に様々なイルミネーションが飾り付けられている。

開催期間も長いので、私は3年連続で訪問しているのだ。

 

ちなみに今年の冬に行った大井競馬場のメガイルミはこんな感じ。

 

敷地面積は広いもののどこにでもありそうなイルミネーションなので、創意工夫という点ではグランイルミの方が一枚上手、と思っている。

 

更にグランイルミはイルミネーション以外のお楽しみも多い。

入場無料のダイナソーエリアでは恐竜たちと記念撮影もできちゃうのだ!

 

相方お得意の忍法・メガネ残し(byずん・飯尾さん)

恐竜に馬車、子供用の電車など、とにかく目についた物に乗りまくる!!

平日で人出が少ないことをいいことに、やりたい放題のアラフィフ2人。

 

こちらもグランイルミではお馴染みの無料のロング滑り台。

確実ににケツが痛くなるのと、斜面の高低差を利用しているため滑り終わった後にエッチラオッチラ登ってこなければならないのが難点だ。

 

そしてグランイルミ最大の見どころがメインエリアの「Granillumi Show Time」

音楽や光、レーザーを駆使したショーを10分間隔で開催している。

 

 

 

遊びまわって十分お腹を空かせてノドを乾かし、ホテルに戻って今度は焼肉焼肉&ビール生ビールのショータイムを満喫しながら伊豆高原の夜は過ぎていくのであった。

⇒パート2へ続く。