最終目的地・上田
さて、今回の旅の最終目的地は長野県の上田市である。
野沢温泉を後にしてから小布施なんかにも寄ったのだが、ひたすらソフトクリームを食べていたので割愛する。
上田は以前、大河ドラマで「真田丸」をやっていた頃に一度行ってみたいなぁ、と思っていたので今回は念願叶い満を持しての訪問となった。
ここの観光名所ナンバーワンはもちろん
はい、お馴染み上田城跡です。
特にここ(櫓門)からの景色は結構有名ですね。
の前に、柳町に立ち寄ってみた。
ここは北国海道が通っていた場所で、その時の風情が今だなお感じられる場所なのだ。
白壁の町並みに、オシャレなカフェや酒蔵が並んでいる。
・・・早朝なのでどっこも開いていないけど、そして例によって全然人がいないけど。
道端にある灯篭?の上で動物たちが相撲を取っている
・・・ナゾだ。
柳の木があるから柳町なのか。
今度は是非お店が開いている時間帯に来て、主食のソフトクリームでも食べるとしよう。
さて、歩いて10分ほどの上田城跡公園に戻ろう。
城跡公園に入るだけなら無料なのだが、どうせなら300円払って櫓門とかに登るのが良い。
公園内には真田神社もある。
その名の通り、上田城を作った真田昌幸や有名な真田信繁(幸村)などの真田一族が祀られている、比較的新しい神社なのだが。
御朱印の受付がメチャクチャ混んでいて、1時間以上待たされるハメになってしまった
予定が狂ってしまったが、上田ではもう一か所寄ってみたいところがあるので先を急ごう。
駅前に戻ったら線路沿いに笠原工業という会社を目指す。
実はココ、会社の敷地内に常田館製糸場という国指定の重要文化財があるのだ。
しかもそれをタダで見学させてくれるという太っ腹さ!!
休日なのに開館しているところもスゴイ。
会社の入り口で受付をして、簡単に案内してもらったら早速中へ。
ここはその名の通り、明治に創業された製糸工場。
日本の近代産業を支えた重要な文化遺産なのだ(ちなみに所有主の笠原工業はいまだ現役の会社)。
公開されている大正時代末の鉄筋コンクリート5階建倉庫から中へ入り、階段を登っていく。
うっひょーー雰囲気満点!
繭倉庫なので装飾などはないが、明治大正にこれだけの鉄筋コンクリート製の建物が作られたのはスゴイ。
渡り廊下で隣の棟へ。
こちらも当時は繭の保管場所だったらしい。
壁に書かれた当時の文字。
雰囲気だけは横溝正史の「金田一耕助シリーズ」に出て来そうで、眺めているだけでワクワクしてくる(別に殺○事件は期待していないが)。
階段で登っていく。左は当時のエレベーター。
倉庫の最上階。ほとんど照明が無い薄暗さが良い。
これを無料で開放するのは勿体ない!
全然お金を取っても良いレベルである、今後も保管と維持を続けて頂きたい。
そして皆さんにも(有料化する前に)是非見学して頂きたい、上田氏の隠れたおススメスポットでした。
【番外編】
帰り道、私の行きつけである大好きな萌木の村(山梨県・清里)に立ち寄ってみた。
村内はハロウィンムード一色、という訳でスマホの機能を駆使してフォトジェニックな写真に挑戦してみたのでご覧ください(ホント、今更ながらのハロウィンだけど
)。