人間は人それぞれ。

全て同じ人は存在しない。

小学生の子供達も同じ。

成長の早い遅い、運動伝達神経、筋力、瞬発力、
メンタル、野球に取り組む姿勢

そして
投げ方 打ち方 走り方 取り方

野球をするには先ずこの4つが基本になるが、
うちのチームの3年生以外の練習を見ていると、言葉の理解が難しい低学年に、この4つを教えなければならないコーチは大変だと思う。

私のように、自分で子供の真似をして身体の動かし方を伝えることができない、まだその子の特長がないし、フォームもないから。

子供達を楽しませながら指導している年配のコーチがいるが、凄いなぁとしか思えない、だって私にできない事を何年もやっているのだから。

しかし、私は4年生の子供達を最初に見た時に感じたことは、皆んな投げ方が独特!
良い意味でも、悪い意味でも。

そして、子供達と仲良くなって悪い部分だけ取り除いてあげれば、すぐに上手くなりそうだな^_^
と思っていたが…


実際にやってみると、その日はできるが次の週になると、はい、元通り笑

かなり長いことこの繰り返しで、子供自身が直す気が無いのかと若干子供のせいにした。

反省してます、ごめんね子供達…

理由がしばらくして解ってきた。

もどってしまうのは2パターンあった。

1 やはり平日に何もしなかった為に忘れるパターン

2 今まで使っていなかった筋肉や関節を使うので無意識に身体が拒否して身体が戻す、頭はやっているつもり

1の問題点はこの子のママに協力してもらい、平日家で練習の時に撮った動画を送って動画と同じようにできているか、ママに確認してもらいながら平日シャドウで練習してもらうことにより、無事に解決!


2は相当難しい、なぜなら無意識だから…
意識しても身体が嫌だと反応するのだから私の入り込む余地がない。
これは相当焦った、迷った時は私よりも知識があるであろう人物に聞く、相談にのってもらうのが早い^_^


小学生に身体の使い方を伝えるのは言葉だけでは難しい。
そして、私が大きな勘違いをしていたのは、一部分だけを変えると、違う部分も変わってしまう。

身体は連動しているからこそパワーや速さを生む

そして、左右対象だということをすっかり忘れていた。

スポーツ整体の先輩の所へお邪魔して聞いてみた
野球をやっていた人なので、話はわかりやすい

何人かの子供は身体全部を大きく使う事がなかなかできず、小さなモーションになってしまう。

先輩は
"野球の投げる、打つ、取る、って事に子供が集中しすぎて、ミスしないように頑張っちゃうから動きが大胆にならない、なので頭から野球を外して同じ様な動作をするものを見つける。
今回はバトミントンを勧められた、野球よりも強く大きく腕を振らないと飛ばない、身体から離れた物を捉えようとするので、身体が伸びて大きなモーションになるから、やってみな"

近日、やってみます。

子供達は4年生にもなると、それぞれのフォームに個性が出る、昔は個性的なフォームはなおされたが、今はその子がいま、1番力の入るフォームを基本にしながらなおす所を伝えるようにしている。
子供も人それぞれ
教える人もそれぞれ

やり方はそれぞれ違うのだが、目的や目標は同じだから難しい、指導者も指導方法が違う。

人のやり方は自分と違っても、間違っていなければ終着点は同じ、しかし、正確なのか不正解なのかはわからないので、本当に難しいものに私は今チャレンジしている。

この子ので試してみるか!
はあまりにも無責任。
何年か後に教えたこの中に故障者がでたら、私が原因かもしれない。

しかし、怯んでいたら先に進まない。

責任感の強い指導者の方々はどこで妥協しているのか、ご教示いただける人がいましたらお願いします。