めんたいブルース 《Mentai-Blues》

めんたいブルース 《Mentai-Blues》

福岡在住の「コジ」が大好きな音楽・ブルースを中心にお届けするブログです。
気になった記事がありましたら、どうぞ気軽にコメントをお寄せ下さい。Twitterアカウント:https://twitter.com/kojy_blues

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去年の暮れ。かなり久しぶりに新品でCDを買いました。
シーナ&ザ・ロケッツのシーナさんがリリースした唯一のソロ名義アルバム「いつだってビューティフル」。YMO系の`YEN`レーベルというのがあって、そこからのリリースです。
実は1982年の発売当時に初回限定の盤面が黄色のLPを買って、今でも大事に保管しています。
残念なことにレコードプレイヤーがなく、もう10年以上聴けていませんでした。

なので、amazonでポチッと。

内容は、ロックとポップとテクノの融合。僕はこういうの大好きなんだけど、世の中的にはどうなのでしょう。あまり需要はないのかな?

1. ボン・トン・ルーレ(アップテンポで楽しいR&R)
2. ワイ ワイ ワイ (ジャングルビートの楽しいナンバー)
3. コワレモノ(ニューウェーブなシュープリームス?)
4. 浮かびのピーチガール(シナロケナンバーのセルフカバー)
5. ビューティフル(なんか Go Go's 的?)
6. ヨー・ヨー・ユー(アーシーなR&Rナンバーで一番好き)
7. ヘルプ・ミー(木管楽器の入った異色ナンバー)
8. シャネルの5番のオン・ザ・ロック(高橋ユキヒロさんカラー満載)

懐かしい音楽を聞くと、高校時代のバンド活動や、大学時代の思い出があれこれ頭をよぎります。

俺も老けたな、なんて思ってしまいます・・・。

最近ネットが面白くない。
僕だけがそう感じているのかなーって思ってたら、全く同じ感覚の方を発見したので、嬉しくなった。
↓リンク
https://www.taikutsu-breaking.com/entry/internet-is-boring
しかも僕より論理的ですね。感謝。

ネットが面白くないと感じている人は、きっと同世代。
昔々NTTのサービスでテレホーダイというのがあり、23:00以降はどんだけ電話回線を繋げても定額で使うことが出来た。56Kbpsの、今となっては全く使いものにならない転送速度のモデムでネットを探検。
あの頃は、怪しげな情報を探し、楽しんでいた。
宝探し感覚で、本当に寝不足必死だったな。興奮したよ。

面白くなくなってしまった原因。
インターネットが長い時を経て、サブカルチャーからメインカルチャーに成長しちゃったんだね。
メディアとして、社会への影響力を持ち始めたんだ。
そうなると法も整備されるし、マナーも必要となる。

あの頃は無法地帯だったから面白かったんだな。

やっぱそうなると、記録として残らない刹那が生きる道なのかな。

どんどん生きにくくなってる。
遅くなりました。
明けましておめでとうございます。
前回更新が2020年2月だったので、11ヶ月ぶりに書きます。
このブログは自己満足なので、ブランクは気にしない気にしない。気が向いたら書こうと思います。

去年の音楽趣味はジャンルが拡散しすぎてしまい、レゲエやらウイリアム・アッカーマンなどのニューエイジまで手を出してしまいました。

買ったCDはわずか22枚。
コロナ渦でブックオフ巡りも積極的に行なえませんでした。
アマゾンも、買いまくってた2012年頃に比べるとドル高が進んで中古CDの値段が微妙に上がってるし。
黒人系は22枚中、12枚。
「当り」もあったので、そのうちレビューを書こうと思います。

【Blues】
VA /シカゴブルースの黄金時代
Anson Funderburgh & the Rockets / Rack 'em Up
【Soul】
Booker T Jones / The Road From Memphis
Betty Wright / Betty Wright
The Bamboos / Side-Stepper
【Jazz/Fusion】
Marlena Shaw / Who's This Bitch Anyway
Stuff / Stuff
OST / Blow-UP
VA / Mod Jazz
【Reggae】
VA / Music Is My Occupation
VA / From Bam-Bam To Cherry Oh Baby
【HipHop】
OST / Do The Right Thing


ここ数年は映画も沢山見ています。映画館ではなく、レンタル専門ですけれど(笑)
そんな中、黒人さんの活躍する映画も沢山見ています。
しかし、黒人っぽさを感じない物も増えてきて、個人的には少々寂しいです。
社会の影響か、黒人を差別的に描かなくなってきているのでしょう。

先日鑑賞した「ビッグママ・ハウス」は2000年の作品でした。
少し古い作品で、ここにはまだ黒人描写が活きていて、楽しめました。
内容は、黒人のFBI捜査官が潜入捜査をするため、おデブなビッグママに変装するという奇妙なコメディ作品です。
この作品のどんな所に黒人らしさを感じたかというと、

ビッグママの体型がとにかくファット。


ビッグママは子育てには厳しい。


ビッグママは手料理がメチャ美味しくて、子どもたちはその虜。


近所の爺さんがビッグママに惚れていて、年甲斐もなく迫ってくる。


でも爺さんはお金がないので、母親の形見をビッグママにプレゼントしようとしてフラれる。


ビッグママは信仰心が厚く、教会には毎週行く。
教会ではゴスペルが派手に歌われ、みんなで踊り狂う。


いやぁ、良いなぁ。
楽しい映画でした。
続編もあるようなので、そのうち見てみます。

ビッグママ・ハウス〈特別編〉 [DVD]



スクラッパー・ブラックウェルはリロイ・カー(Leroy Carr)の相棒と言うことで知られていますね。
リロイ・カーはピアニストで1940年代のシカゴ・シティ・ブルースを代表するスター。「How Long, How Long Blues」「Blues Before Sunrise」などが代表作です。
リロイ・カーについては随分前に簡単にまとめたのでそちらをご参照ください。
https://ameblo.jp/kojy-hotrod/entry-11096262813.html

コンビ作品では脇役に徹したスクラッパー・ブラックウェルでした。
今回紹介するのはそんな彼のソロ作品です。
引退からしばらく経った1961年、再度表舞台に返り咲いて録音されたものです。

内容は、歌いながらアコースティック・ギターを弾く曲、あるいはアコースティック・ギターのみでのインストゥルメンタルが中心です。
ギターは、余計な伴奏がない為どんなフレーズを弾いているのかがよく分かります。
コンビの時はピアノに埋もれていて聞き取りにくかったですね。
ハマリングやクオーターチョーキングがブルージィで渋いです。
歌はライトニン・ホプキンスあたりをお手本にしたのかな?このモタリ具合も好きです。ブルージィなフィーリングに溢れています。
ところで、④はピアノ弾き語りになっていて、実はピアノも弾けたそうです。ガガーン!!凄いですね!
ここで初めて聴けて、これがまた・・・味があって良い感じです。

アルバム全体をBGMとして聴くのにはやや単調な気もします。
が、アコギでブルースを弾きたいギタリストにとってはお手本になる良い作品と思います。

試聴はAmazonで。画像をクリック。

Mr. Scrapper's Blues